インスタグラム、時系列表示の導入来年にも CEOが議会証言

8日 ロイター] – 米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)傘下の写真共有アプリ大手インスタグラムのアダム・モッセリ最高経営責任者(CEO)は8日、プラットフォーム上のフィードについてアルゴリズムを用いた方法ではなく、時系列で表示するオプションを来年導入することを目指すと表明した。 上院委員会の公聴会で証言し、オンラインでの子どもの安全性を巡り議員から厳しい質問を受けた。 議員の間では、テクノロジー企業に対し、プラットフォームのアルゴリズムやユーザーに提供するコンテンツの影響に関する透明性向上を求める圧力が強まっている。 モッセリ氏は、フィードを時系列で表示するオプションについて「数カ月」取り組んでおり、2022年初めに導入する計画だと述べた。ユーザーの好みに応じたフィードの表示にアルゴリズムを採用している同社のサービスにとり大きな変更となる。 議員らはオンラインでの子どもの安全性を巡りどのような立法改革を支持するかについて、モッセリ氏に具体的な回答を求めた。リチャード・ブルメンタール上院議員は公聴会の冒頭、自主規制の時代は終わったと述べた。 モッセリ氏は、オンラインでの若者の安全確保に向けた最善策を決定する業界団体の創設を提案。この団体は、市民社会、保護者、規制当局の意見を取り入れ、年齢確認の方法や年齢に適した体験の設計、保護者による管理の構築などで基準を設定するべきだとした。 テクノロジー企業が ユーザーの投稿内容に関する法的責任を免除する米通信品位法230条の保護を受けるためにはこの団体の基準に従う必要があるとも述べた。 インスタグラムは、子どものメンタルヘルスに与えかねない悪影響を認識していたことを示す内部文書が報じられるなどし、9月以降子ども向けアプリの開発を停止している。 モッセリ氏は公聴会で、報道が内部調査を誤って伝えているという同社のこれまでの見解を繰り返した。子ども向けアプリ開発停止の恒久化を約束するには至らなかった。 同氏はまた、インスタグラムが7日に行った若年層ユーザーの安全性に関する製品発表をアピールしたが、マーシャ・ブラックバーン議員は「極めて乏しくあまりにも遅い」と批判。また、ブルメンタール議員は子ども向けアプリの開発停止などの変更について「広報戦術」だと指摘した。

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