- アメリカのトランプ前大統領は、「TRUTH Social」という新しいソーシャルメディアを2022年に立ち上げると発表。
- 理由は、大手テック企業に「反撃する」ためにSNSを立ち上げるのだとコメントした。
- トランプ前大統領は、タリバンがツイッター上に存在ことを指摘した上で、自身は永久追放されていることに不満を示した。
アメリカのトランプ前大統領は、自らを「人気のある大統領」とし、「TRUTH Social」という新しいソーシャルメディアを立ち上げると発表した。
トランプ前大統領は、「大手テック企業」に対する自身の積年の敵意やツイッターから永久追放されていることを再確認しつつ、独自のSNSについて発表。
「人気のあるアメリカの大統領が黙らされてるのに、タリバンがツイッター上で大きな存在感を放ち生きている。これは受け入れ堅いことだ。」とトランプ前大統領は不満を述べた。
ツイッターを相手にした訴訟でもトランプ前大統領の弁護士は、前大統領をソーシャルメディアに復帰させるべき理由として、これと同様の主張をしている。
タリバン政権の関係者は確かにツイッターのアカウントを持っているが、タリバンが8月にアフガニスタンで権力を握って以来、フェイスブックやYouTube共に、ツイッターはその特定のコンテンツに対して、規制をかけてきた。
ただ、過激派組織が国を支配し、自らを正統な政府であると世界に示そうとする中、誰のどのようなコンテンツが規制されるべきか、そのルールは明確ではない。
タリバンは、アメリカへに対して攻撃的な投稿していたため、8月より前に大半のソーシャルメディアから追放されていた。
ただ、アメリカとの戦いが終わった現在は、タリバンはSNSの使い方を調整し、主に報道発表や市民への情報提供に使っている。
一方の、トランプ前大統領は1月6日の連邦議会議事堂乱入事件以降、自身のツイッターアカウントを永久停止されている。ツイッター社は、トランプ前大統領のアカウントの継続を許せば「さらに暴力をあおるリスク」があると指摘。
ツイッター、フェイスブック、YouTubeという大きな情報発信メディアから追放されたトランプ前大統領については、以前から独自のメディアを作るのではないかとの推測も広がっていた。
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