- カードローンの審査時間がどのくらいか知りたい
- 審査が長引く理由と対策を知りたい
- 審査時間を短くして、早く借りる方法を知りたい
カードローンの審査に要する時間は、最短数十分程度から数日程度までさまざまだ。
そこでこの記事ではできるだけ早くお金を借りる方法を知りたい方に向けて、カードローンの審査時間の目安や審査が長引く理由、そしてできるだけ早くお金を借りるための対策について解説する。
急な出費で、すぐにお金が必要な場合に役立つ情報満載だ。一刻も早くお金を借りたい方は是非参考にしていただきたい。
カードローンの審査時間はどのくらいかかる?
カードローンの審査にかかる時間は、数分で終わるケースもあれば、数日かかるケースもある。
短時間で審査が完了する旨をうたうカードローン会社であっても、翌営業日までかかるケースもあれば、どのカードローン会社を選ぶかによって変動することもある。
しかしなぜこのように、カードローンの審査の時間には振り幅があるのだろうか。
ここでは、カードローンの一般的な審査時間を紹介するとともに、審査時間に大きな差が生じる理由について説明する。
カードローンの一般的な審査時間
消費者金融では最短当日、数十分程度内に審査完了する。
一方の銀行カードローンの場合は、最短であれば当日で審査完了する。しかし銀行によってはもっとも審査がスムーズに進んだ場合でも、翌日以降になるケースがある。
消費者金融カードローンの審査時間
消費者金融名 | 審査時間 | 審査可能時間帯 | 即日融資 | 即日融資の条件 |
---|---|---|---|---|
プロミス | 最短3分 | 平日8:00~21:00 | 対応可能 | 審査申し込みのタイミングと審査状況による WEB申し込みの後フリーコールまで営業時間内に電話 |
SMBCモビット | 最短15分 | 9:00~21:00 | 対応可能 | 振込先金融機関の営業時間内に審査終了する場合 申し込みの曜日や時間帯によって翌日以降となる場合もあり |
アイフル | 最短18分 | 毎日9:00~21:00 | 対応可能 | 営業時間内かつシステムメンテナンス時間外で審査終了した場合 振込融資の場合は、振込先金融機関の営業時間内に審査終了する |
アコム | 最短20分 | コールセンター:平日9:00~18:00 自動契約機(むじんくん):9:00~21:00(年中無休、ただし年末年始は除く) | 対応可能 | 審査申し込みのタイミングと審査状況による 夜間の申し込みでは審査回答が翌日となる場合がある |
レイク | 最短25分 | カードローン自動契約機:9時~21時(日曜日は19時) | 対応可能 | 21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了 |
銀行カードローンの審査時間
銀行名 | 審査時間 | 審査可能時間帯 | 即日融資 | 即日融資の条件 |
---|---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 最短で申し込み即日に結果を連絡 連絡時間は平日9~21時、土・日・祝日は9~17時 | 平日9時~21時(土・日・祝日は9時~17時) | 対応可能 | 平日9時~21時(土・日・祝日は9時~17時)内に審査結果の回答を受け取り、テレビ窓口でカードを受け取った場合 |
三井住友銀行 | 最短で当日 申し込みや審査が土日の場合は3日~5日後の連絡 | 毎日9:00~21:00 | 公式サイトには記載なし | ー |
みずほ銀行 | インターネット申し込みの場合:最短で当日 電話申し込みの場合:翌々営業日以降 | 平日9時00分~18時00分 (12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用不可) | 公式サイトには記載なし | ー |
楽天銀行 | 最短当日~2営業日 土、日、祝日が間に入る場合やお申し込みの状況等により、審査時間を数日間を要する場合もあり | 平日0:02~23:56 土曜日:0:01~23:40 日曜日:4:00~23:40 祝日・年末年始の月曜日4:00~23:59 | 対応可能 | 振込融資ご希望金額欄に希望の金額を入力 金融機関の営業時間内に審査完了する必要有り 楽天銀行のメンテナンス時間帯および23:50~0:10の間は振込不可 |
セブン銀行 | 最短翌日~3営業日程度 | 審査受付は24時間365日 | ー | ー |
消費者金融カードローンの場合、審査対応可能な営業時間内、かつ融資額の振込先金融機関の営業時間内に審査が完了することが、即日融資の条件であるケースが多い。
銀行カードローンの場合は、審査が当日に完了しても、振り込みの場合は振込先金融機関の営業時間内である必要があったり、ローンカードを引き取りに出向かなければならなかったり、と条件が付される。
カードローンの審査時間に差が出る理由
ここまで見てきたように、カードローン会社によって審査に要する時間は大きく異なる。
カードローン会社にも営業時間があるため、営業時間外の審査申し込みについては翌営業日付けになる点については、止むを得ないといえるだろう。
しかし特に銀行カードローンの場合は、営業時間内に審査申し込みしても最短で翌日に審査結果が分かるケースもある。
なぜにこれほどまでに、カードローンの審査時間には差が生じるのだろうか。主な理由は次のとおりだ。
- 貸付において適用される法律の違い
- 審査プロセスの違い
- 保証会社の審査の意味
- 警察庁データベース照会の有無
- 信用情報の内容
まず消費者金融と銀行カードローンでは、貸付において適用される法律が違う。
消費者金融は、貸金業法に基づいて運営されている。総量規制をはじめとする規制があるものの、審査は比較的柔軟だ。
これに対して銀行カードローンは、銀行法に基づいて運営されており、審査基準が厳格だ。
適用される法律が異なるため、審査のプロセスも異なる。たとえば消費者金融の場合は、ほとんどが自社内で有するデータの照会で完了する。
また保証会社をつける必要がないため、保証会社の審査も不要となる。このため、消費者金融の方が審査スピードが迅速に終わる傾向にある。
消費者金融の審査の多くが数十分程度で完了するのもこのためだ。
一方の銀行カードローンの審査では、銀行自身の審査システムに加えて、保証会社の審査も必要である。自社内外での審査が必要なため、審査に時間を要する。
また銀行カードローンの場合、最終段階で、警察庁データベースに照会をかけなければならない。
これは、警察庁の暴力団情報データベースを利用した反社チェックである。
銀行の他信用金庫のフリーローンや教育ローン、自動車ローン、住宅ローンといったは借入の審査では、警察庁データベースの照会が義務付けられている。
審査スピードという点では、消費者金融の方が圧倒的に速い傾向が顕著だ。
しかし銀行カードローンの場合保証会社がつくことにより、万が一にも利用者が銀行に返済できなくなった場合にも、利用者に代わって保証会社が返済する、代位弁済を受けられる。
もちろん最終的には保証会社が代位弁済した分を支払わなければならない。銀行は保証会社を通すことでリスク管理をしており、貸し倒れのリスクを減らしている。
その分審査にも時間がかかることになるのだ。
これらの理由に加えて、これまでの借入実績や返済の状況、収入などの審査に時間を要するケースがある。
審査の際に申告した内容と信用情報の内容に差異がある場合や、記入漏れ、記入ミスがある場合は、内容確認のためにさらに時間を要する。
消費者金融と銀行カードローンいずれの場合であっても、速やかにお金を借りるには、正確に審査申込書を記入し提出することが欠かせない。
- 出典:e-Gov法令検索「貸金業法」・金融庁「貸金業法のキホン」・e-Gov法令検索「銀行法」
- 出典:LINEポケットマネー「銀行カードローンは審査が厳しい?消費者金融との違いを解説」・三井住友銀行「カードローンの保証会社についてわかりやすく解説!審査における役割も紹介」
- 出典:全銀協「反社会的勢力との関係遮断に向けた対応について」
カードローンの審査が長引く理由とは?
消費者金融の場合は最短で数十分程度、銀行カードローンでも数日程度で審査は完了するのが一般的だ。
しかし審査の結果が出るまでに長い時間を要するケースが多々ある。カードローンを利用したいと思うタイミングの多くが、急な支出のためにお金を捻出したい場合であろう。
審査が長引けば、必要なタイミングまでにお金を用意できない懸念が生じる。また、審査自体にとおらないことへの不安も増大するだろう。
そこで、カードローンの審査が長引くケースについて説明する。審査結果が分かるまでに時間がかかる条件を把握すれば、不要な不安にとらわれることもない。
カードローンの審査の結果がなかなか届かない理由には、次のようなものがある。
- 受付時間外や混雑している時間帯に申し込みした場合
- 申請内容に不備がある場合や本人確認書類が不十分な場合
- 在籍確認などカードローン会社からの連絡に気づいていない場合
- 銀行カードローンに申し込む場合
受付時間外や混雑している時間帯に申し込みした場合
カードローン会社の多くが、24時間365日審査受付に対応している。しかし審査に際しては、カードローン会社の従業員による手続きが欠かせない。
各社の営業時間外に審査申し込みした場合、審査受付はできても、具体的な審査が進まないため、審査に時間を要する。
また審査申し込みが立て込んだ場合も、審査に時間がかかる。前述のとおり、カードローンの貸付審査は、すべて自動でおこなえるわけではない。
カードローン会社の従業員による作業が必須であるため、審査手続きのスピードにはばらつきが生じる事態は避けられない。
どのタイミングで審査申し込みが殺到するかは、予測不可能だ。ただし営業開始直後や昼休みの時間帯、営業時間終了の間際には、審査申し込みが立て込む傾向がある。
営業休止時間中にあった申し込みの処理に追われること、多くの人が休憩時間になり審査申し込みすること、また営業終了間際の滑り込みの審査申し込みに対応しなければならないためだ。
申請内容に不備がある場合や本人確認書類が不十分な場合
審査申し込みに際して記入した情報に不備や誤りがある場合、内容確認や修正のために審査に時間を要する。
また本人確認の書類が不十分な場合は、再度書類の提出を求めるために申込者に連絡を取らねばならない。
スムーズに連絡がつけば迅速に審査を進められることもあるが、連絡がつくまでに時間を要したり、再提出までに時間がかかったりすれば、さらに審査スピードは遅くなる。
在籍確認などカードローン会社からの連絡に気づいていない場合
審査の過程で在籍確認を実施しているカードローン会社の場合、在籍確認ができなければ審査は進まない。
たとえば、勤務先として審査申込書に記載した連絡先に誤りがあり、在籍確認できない場合は、申込者に連絡を取り、正確な勤務先の連絡先を確認し、そちらにかけ直さなければならない。
他の審査の申し込み状況によっては、正しい連絡先を確認した直後に、在籍確認を実施できないこともあるだろう。
また、申告内容を確認するためにカードローン会社から電話がかかってくるケースがある。
そのとき、着信に気づかない、もしくは知らない番号からの電話だからといって電話対応しなかった場合は、審査が一時中断することによって審査スピードが遅くなる。
銀行カードローンに申し込む場合
消費者金融に比べて銀行カードローンの場合は全般に、審査に時間がかかる傾向がある。その理由は先に述べたとおり、消費者金融と審査の過程が違うためだ。
しかし銀行カードローンの方が、借り入れの際の金利が低いことが多々ある。
まとまったお金を借りたい場合は、多少審査に時間は用意しても、銀行カードローンに申し込みするという選択肢もあるだろう。
カードローンの審査時間を短くするためのポイント
カードローンの審査に要する時間を少しでも短くするためには、申し込みに際して次のポイントを押さえることが大切だ。
- 正確な情報を入力する
- 事前に必要書類を準備する
- 申し込む時間帯に注意する
- カードローン会社からの連絡に速やかに対応する
- 消費者金融のカードローンを選ぶ
正確な情報を入力する
カードローンの審査申し込みの際は、正確な情報を入力することが必須だ。
これは審査時間を短くするためにも必要な条件であると同時に、自分自身の信用度を証明するためにも欠かせない。
審査申込時に提出した内容に誤りがあれば、社会的な信用度や返済能力を疑われかねない。
スムーズにカードローンの審査を終えるためにも、正しい情報の提出を徹底したい。
事前に必要書類を準備する
カードローンの審査申し込みに対しては、いくつかの提出書類がある。代表的なものは次のとおりだ。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民票の写し
- 健康保険証ほか
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税証明書
- 納税通知書
- 給料明細書(直近2ヶ月分程度)ほか
詳細はカードローン会社や申込者の属性、申し込み金額などの条件によって異なるため、自分の場合にはどのような提出書類があるのか、あらかじめ確認してから審査申し込みすると良いだろう。
申し込む時間帯に注意する
カードローンの審査結果を速やかに受け取りたい場合は、申し込みをする時間帯に配慮したい。
まず、カードローン会社の営業時間内に申し込みすることが必須条件だ。これに加えて、申し込みが殺到しやすい時間帯を避けることも、迅速な審査のために欠かせない。
ただし銀行振込で融資が実施されるカードローン会社の場合、振り込みを希望する金融機関の営業時間も意識する必要がある。
また審査申し込みしても、書類不備があったり審査確認に時間を要する場合は、想定外の時間を要することもあるだろう。
すぐに貸付を受けたい場合は、早いタイミングで審査申し込みすることが大切だ。
カードローン会社からの連絡に速やかに対応する
迅速に審査を進めたい場合は、カードローン会社からの連絡には速やかに対応しなければならない。
たとえば審査項目について誤りなく記入していた場合でも、カードローン会社側が内容確認が必要だと判断すれば、審査の過程で電話などの方法で連絡がかかってくることがある。
その連絡に応答しなければ、審査は進まない。長期間にわたって連絡がつかない場合は、審査する可能性もある。
カードローン会社からの電話は、非通知や、代表番号とは異なる電話番号からかかってくることも珍しくない。
カードローンの審査申し込みをしてから審査結果が分かるまでは、知らない電話番号や非通知からの着信にも応答するように心がけることで、速やかに審査を進められるだろう。
消費者金融のカードローンを選ぶ
銀行カードローンの場合、審査結果がわかるまで最短でも1日程度の時間を要するケースがほとんどだ。
すぐにお金を借りたい場合は、消費者金融のカードローンを選ぶことが推奨される。
消費者金融のカードローンであれば、最短数十分内に審査結果が判明し、その後速やかにお金を借りることも可能だ。
消費者金融と銀行カードローンでは、それぞれにメリットのデメリットもある。
しかし審査スピードを重視する場合は、消費者金融の方が圧倒的にメリットがあるといえるだろう。それぞれの強みを活用しながら、上手にお金を借りたい。
できるだけ早くお金を借りるためのカードローン選びとは
できるだけ早くお金を借りるなら、先に紹介した5つのポイントを押さえるとともに、審査結果が早くわかるカードローンを選ぶことが大切だ。
審査結果の早く出るカードローンを選ぶなら次の点をチェックしたい。
- 即日融資の可否
- WEB完結の可否
- 審査スピード
即日融資に対応したカードローンを選べば、最短で審査申し込みしたその日のうちにお金を借りられる。
またWEB完結のカードローンなら、店頭まで出向く必要がない。パソコンやスマートフォンといったデバイスから、審査申し込みから借り入れまで、すべての手順が完了する。
消費者金融はいずれも、最短数十分程度で審査完了する。すぐにお金を借りたい場合は、銀行カードローンではなく消費者金融各社の中から選択することが必須だ。
審査スピードが早い消費者金融カードローンで素早くお金を借りよう
カードローンの審査時間は、金融機関や申請内容によって異なる。
その中でも、消費者金融系カードローンであれば最短20分程度で審査が完了するため、銀行系より早い傾向が顕著だ。
しかし、申請内容や書類の不備があると審査が長引くことがあるため、正確な情報を入力し、事前に書類を準備しておくことが重要である。
また即日融資を希望する場合は、消費者金融系のカードローンを選ぶことや、WEB申し込みで手続きを進めるのが効果的だ。
カードローンは、急な出費ですぐにお金を借りたい場合に便利だ。特に消費者金融系のカードローンなら、最短でお金が必要になったその日のうちに、資金調達できる。
審査申し込みの情報を正しく入力すること、必要書類をあらかじめ用意することを徹底して、消費者金融系カードローンで速やかにお金を借りて急に発生するお金のピンチを乗り切ろう。