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オリックス銀行カードローンの借入限度額はいくら?限度額の決まり方を解説!

この記事で解決できるお悩み
  • オリックス銀行カードローンで、いくらまで借り入れできるのか知りたい
  • オリックス銀行カードローンの借入限度額がどのように決まるのか理解したい
  • オリックス銀行カードローンの限度額を他社と比べたい

この記事では、オリックス銀行カードローンの借入限度額について解説する。

30日間無利息サービスなど多彩な特典が備わっているオリックス銀行カードローンは、利用者の多いカードローンだ。

記事内では、オリックス銀行カードローンの金利や借入限度額の内容だけではなく、他社との比較も行う。

オリックス銀行カードローンは即日融資できるのか、また限度額がどのようにして決まるのかという点、限度額を増やす方法も紹介する。

一方で、借入限度額が減る場合もあるため、その理由や管理方法についても説明するので、このサービスの利用を検討している人は参考にしてほしい。

目次

オリックス銀行カードローンの借入限度額の基本

すべてのカードローンには借入限度額が設定されており、この金額を超える借り入れはできない。

ここでは、借入限度額の概要を紹介するとともに、オリックス銀行カードローンの限度額を説明する。

他社比較も行うので、ここでは借入限度額の基本を把握しよう。

借入限度額とは

借入限度額は利用可能額とも呼ばれ、申し込みの際に設定されるが、後から申請することで増額もできる。

いずれの場合でも、ユーザーからの希望額をカードローン会社側が審査し、その結果で限度額が決定される。

オリックス銀行カードローンでは、借入限度額は800万円までだが、他社には限度額をそれ以上とするサービスもある。

しかし利用開始時点では、カードローン会社側からの信用を十分に得られていないため、限度額も10〜50万円程度に抑えられる場合も多い。

ただし銀行系カードローンの場合では、定期預金の預け入れや住宅ローンなどが契約中ならば、銀行側は限度額を高めに設定することもある。

オリックス銀行カードローンでの借入限度額と金利の関係

カードローンの借入限度額が高額になれば金利も下がることが多く、オリックス銀行カードローンも、以下のように限度額に応じて金利も変わる。

借入限度額金利
700万円超~800万円以下年1.7%~4.8%
500万円超~700万円以下年3.5%~5.8%
300万円超~500万円以下年4.5%~8.8%
150万円超~300万円以下年5.0%~12.8%
100万円以上~150万円以下年6.0%~14.8%
100万円未満年12.0%~14.8%

金利が低くなれば、利息額も抑えられるため、結果的には返済総額も減る。

このため、少額での利用が多いユーザーでも、限度額の増額は考えた方がよい。

限度額を増額するためには、ルールに従って返済した実績を積み上げることが、最も重要になる。

着実な返済実績を積み上げなければ、カードローン会社側からの信用は増やせないため、増額の申請をしても審査に通過しない。

オリックス銀行カードローンと他社との比較

オリックス銀行以外にも、さまざまな企業がカードローンを提供しているが、その借入限度額は以下のように各社で異なる。

下記の表のように、オリックス銀行と同業種(ネット銀行)である住信SBIネット銀行でも、限度額は同じではない。

スクロールできます
カードローン名借入限度額(上限)運営企業の業種
オリックス銀行カードローン800万円までネット銀行
セブン銀行カードローン300万円までコンビニ銀行
アイフル800万円まで消費者金融詳しくはこちら
三井住友カードローン「モビット」800万円までクレジットカード会社詳しくはこちら
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」800万円までメガバンク
東京スター銀行「スターカードローンα」1,000万円まで地方銀行詳しくはこちら
住信SBIネット銀行カードローン1,000万円までネット銀行

オリックス銀行カードローンの借入限度額の決まり方

借入限度額は、オリックス銀行などのカードローン会社側の審査によって、金額が決定される。

しかし各社の審査基準は異なり、その内容も明らかにされていない。

ただし審査の際に重視されるポイントは各社で共通している部分も多いため、そのポイントをここでは解説する。

さらに借入限度額には、法的な規制もあるので、その内容についても紹介する。

借入限度額の基本的な判断材料

借入限度額が審査されるうえでは、ユーザーの「返済能力」と「信用力」が重視される。

返済能力の低いユーザーに高額な限度額を設定した結果、多額の借り入れをしてユーザーが返済できなくなれば、カードローン会社は貸し倒れになってしまう。

また返済能力が高くとも着実な返済をしないユーザー、つまり信用力の低いユーザーにも限度額は高く設定されない。

この返済能力と信用力は、どのようにして審査されるのかを、みていこう。

返済能力とは

ユーザーの返済能力は、申し込みの際の申告内容、なかでもユーザーの属性情報によって判断される。

具体的には勤務先や年収といった収入面、住宅ローンや家賃などの定常的な支出の有無で、カードローン会社側は審査する。

また申し込みの際にユーザーが希望する限度額が、一定額以上になる場合には、収入証明書類の提出も求められる。

オリックス銀行カードローンでは限度額が50万円を超える場合には、下記の書類のなかから、いずれか一点の写しを提出しなければならない。

収入証明書類
  • 源泉徴収票※1
  • 住民税決定通知書
  • 課税証明書
  • 納税証明書(その2)
  • 確定申告書(付表含む)※2
  • 1:会社員や公務員の場合
  • 2:税務署の受領印のあるもの。e-Tax利用の場合は申告書の写しと受信通知が必要

さらに申告通りの勤務先に勤めていることを確認するために、勤務先へ電話連絡による在籍確認が行われることもある。

在籍確認の電話連絡ではオリックス銀行を名乗らず、個人名で電話がかかってくるので、気をつけよう。

信用力とは

ユーザーの信用力は、信用情報機関で管理されているユーザー個人の信用情報を、カード会社側が照会することで確認する。

この信用情報とは、各金融機関でのユーザーの借入情報が、金融機関と契約している信用情報機関に集約されて一定期間残されるデータだ。

信用情報のなかに、自己破産などの債務整理や支払い遅延の記録があれば「信用力が低い」と評価される。

また申込記録も残されているため、直近で複数の会社に申し込んでいると「お金に困っている人」と判断され、信用力は高く評価されない。

一方でカードローンやクレジットカードの利用経験がまったくない人は、信用力を判断する材料(信用情報)がないため、高い借入限度額は設定されにくい傾向がある。

借入限度額への法的規制

ユーザーに設定される借入限度額は、先に述べた返済能力と信頼力のうち返済能力、そのなかでもユーザーの年収が重視される。

これはカードローン会社側が、総量規制を踏まえて、ユーザーへの限度額を設定するからだ。

総量規制とは
  • 目的
    • ユーザーの返済能力を超えた貸付けを禁止し、多重債務者を減らすこと
  • 規制内容
    • 借入限度額は、ユーザーの年収の1/3以内としなければならない
    • 複数の貸金業者から借り入れがあった場合には、すべての会社からの借入残高の総額も、ユーザーの年収の1/3以内としなければならない
  • 具体例
    • 年収600万円の場合
      • 他社からの借り入れがない場合:借入限度額は200万円まで
      • A社で30万円、B社で50万円の借り入れがある場合:借入限度額は120万円まで

これは貸金業法での規制であり、貸金業者(消費者金融やクレジットカード会社)が適用対象になる。

オリックス銀行などの銀行は、貸金業者ではないため、貸金業法での規制の適用対象にはならない。

しかし実際に多くの銀行では、自主規制として、総量規制の内容を審査基準に取り入れている。

これは「銀行を例外にすれば、総量規制の意味がなくなる」という日弁連からの意見に対し、各銀行が対応したためだ。

以上のことから、限度額を設定するうえで、ユーザーの年収が最も重要視されている。

オリックス銀行カードローンの借入限度額を増やす方法

このカードローンでは、下記のカードデスクに連絡すれば、借入限度額の増額が申し込める。

カードデスクの連絡先
  • TEL
    • 0120-890-699
  • 受付時間
    • 9:00~18:00(土日・祝日、および12/31~1/3の間は休み)

ただし限度額を増額する場合には審査が行われるため、この審査に通過しなければ、増額できない。

ここでは、借入限度額を増やしたい場合に、増額が認められる前提条件を紹介する。

借入限度額の増額が認められる共通前提

先に述べた返済能力が上昇すれば、一般的にカードローンの限度額の増額申請も認められる可能性が高くなる。

具体的には年収などの収入が増加した場合、あるいは住宅ローンを完済することで定常的な支出がなくなることなどで、返済能力は高まる。

返済能力が上昇したうえで、増額申請をすれば、審査に通過する可能性も高くなるはずだ。

このことは、どのカードローンにおいても共通する前提だ。

取引実績によってオリックス銀行からの信用が高まった場合

オリックス銀行カードローンでの借り入れへの返済実績を着実に積み上げれば、信用力も高まり、増額できる可能性も上昇する。

またオリックス銀行での定期預金や金銭信託などに預け入れがあれば、さらに増額審査に通過しやすくなるだろう。

オリックス銀行への預け入れが多ければ多いほどユーザーの信用力が増すうえ、預入内容からユーザーの資産(返済能力)も、銀行側は把握できるようになるからだ。

以上のことを通じて、優良顧客と認められれば、オリックス銀行側から増額の案内がくる場合もある。

オリックス・クレジットや新生フィナンシャルからの借り入れを返済していた場合

これらの会社は、オリックス銀行カードローンの保証会社だ。

保証会社は、ユーザーが返済できなくなった場合に、ユーザーに代わって返済しなければならない。

このためオリックス銀行で審査を行う場合には保証会社でも審査を行い、保証会社の審査に通過しなければ、申込審査も増額審査も通過しない場合がある。

オリックス・クレジットはオリックスマネー、新生フィナンシャルではレイクといったカードローンを運営している。

もし以前これらのサービスを利用したことがあり、ルール通りに完済していれば、オリックス銀行カードローンの保障会社からも信用が増していることになる。

もしこのとき、オリックス銀行から保証会社に増額審査の依頼があれば、その審査は通過しやすくなるだろう。

またオリックス・クレジットでの住宅ローンなどの長期ローンを契約している場合は、完済まで至らずとも遅延なく返済していれば、同社からの信用が得られているはずだ。

リックス銀行カードローンの借入限度額が減額される理由

これまで借入限度額を増やす方法について述べてきたが、その一方で、この限度額が減らされることもある。

これは増額されるときと反対に、ユーザーの返済能力や信用力が低下したと評価された場合だ。

具体的には返済への延滞や滞納が続くと、信用力が下がるため、減額されてしまうことがある。

これ以外にどのようなときに減額されるのだろうか?

ここでは、限度額が減額される原因について解説するので、そのようなことにならないように気をつけよう。

途上審査が行われた場合

途上審査とは、カードローンの利用中に、その時点のユーザーの信用情報をもとに審査されることだ。

オリックス銀行では、途上審査が行われるタイミングや頻度は明らかにされておらず、ユーザーへの事前連絡もない。

途上審査の結果、他社からの借り入れが増加している場合、もしくは他社の返済に遅延や滞納が続く場合には減額されることもある。

減額だけにとどまらず、最悪の場合には利用停止になることもある。

このため契約中のすべての借入先への返済は着実に行い、1社でも過度な借り入れは行わないように注意しよう。

増額申請をした場合

増額を申請する場合には、カードローン会社側からユーザーに最新状況の申告を求められることがある。

このとき前回審査時の申告内容と比べて、返済能力が低下したと判断される場合には、減額されることもある。。

具体的には年収が下がる、あるいは正社員から非正規社員など不安定な雇用形態になれば、返済能力は低下したものと判断されてしまう。

カードローンの利用実績が少ない状態が続く場合

先に述べたように、借入限度額が増えれば金利も下がる。

しかし高額な限度額が設定されていながら、利用実績が少なければ、限度額や金利を適正化するために限度額が下げられる場合もある。

例えば、400万円の借入限度額で金利が8.8%に設定されていたとする。

この限度額や金利が設定された後に、カードローンの利用が年間20万円ほどの状態が数年間続けば、金利面で不公平感が生じる。

この場合には、適正な金利とするために、限度額が下がることがある。

※参考例:オリックス銀行カードローンでの借入限度額と金利
・借入限度額400万円の金利:年4.5%~8.8%
・借入限度額20万円の金利:年12.0%~14.8%

「オリックスマネー」や「レイク」からの借り入れがある場合

これは借入限度額が減らされる場合ではなく、利用制限がかかるケースとして紹介する。

先述したようにオリックスマネーやレイクは、オリックス銀行カードローンの保証会社であるオリックス・クレジットや新生フィナンシャルが行っているカードローンだ。

これらの利用が多くなると、オリックス銀行カードローンの利用可能額にも制限がかかる場合がある。

万一ユーザーが債務整理を行った場合には、これらの会社がユーザーに代わってオリックス銀行へ返済するため、自社の融資額と合わせて債務が拡大することになってしまう。

この危険性を回避するため、保証会社(オリックス・クレジットや新生フィナンシャル)は、オリックス銀行を通じて、ユーザーに利用制限をかける場合がある。

ただし借入が完済されれば、オリックス銀行の利用制限も解除される。

オリックス銀行カードローンでの借入限度額にもとづく管理方法

設定されている限度額を超えた金額が必要な場合に、増額ができなければ、他社からの借り入れも検討しなければならなくなる。

だが借入先や借入額が増えれば信用情報に記録が残るため、オリックス銀行が途上審査を行えば、信用情報から自社の限度額を減らす判断をするかもしれない。

このため、利用額が限度額の範囲内に収まるように、自己管理に努める必要がある。

ここでは、限度額の範囲内でオリックス銀行カードローンを利用するための管理方法を解説する。

WEBサイトやLINEで定期的に確認する

オリックス銀行カードローンの専用サイト「メンバーズナビ」では、下記の情報が24時間確認できる。

  • 借入限度額
  • 借入残高
  • 次回返済日と返済額、など

この情報は、オリックス銀行のLINE公式アカウントへ友だち追加をすれば、LINEのトーク画面でも通知してくれる。

このカードローンでは、限度額の範囲内であれば、何度でも借り入れはできる。

しかしこれらの情報を確認しながら、必要以上の借り入れは控え、借入残高を下げていくように努めよう。

繰上返済を活用し借入残高を減らしていく

余裕を持って返済できるように、返済計画を考えたうえで必要な金額だけを借り入れるようにしよう。

だが急にお金が必要になり、返済が計画通りにいかなくなることもあるだろう。

そのために、少額でも繰上返済を行い、少しでも借入残高が減るように心掛けるべきだ。

借入限度額を意識して、オリックス銀行カードローンをより良く使おう

この記事では、オリックス銀行カードローンの借入限度額について解説してきた。

カードローンの限度額は、ユーザーの返済能力や信用力によって決定される。

しかし利用開始時点では返済実績がまだないため、オリックス銀行からの信用も十分に得られておらず、限度額は10〜50万円程度に設定されることもあるだろう。

しかし自分の限度額を把握し、計画的な利用を心がけ着実な返済を続ければ、信用も高まるはずだ。

オリックス銀行からの信用が高まれば高まるほど、使いやすくなるオリックス銀行カードローンを申し込もう。

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