- おまとめローンで金利が低いものはどれか知りたい
- 審査に通りやすいおまとめローンを知りたい
- おまとめローンがどんな人におすすめなのか知りたい
「返済負担を軽減するためにおまとめローンの利用を検討しているけど、おすすめの商品はどれなのかな?」このような疑問をお持ちの方もいるのではないだろうか。
おまとめローンとは、ローンやキャッシングをはじめとした複数の借り入れを一つにまとめる商品だ。
低い利息のローンに借り換えることで、返済負担を軽減し、返済の管理を軽減・簡素化できるメリットがある。
さまざまな消費者金融や金融機関が取り扱っているため、自分に合った商品を選ぶ際に迷ってしまうこともあるだろう。
おまとめローンを利用するメリットを享受するためにも、自分に合った商品を選ぶことが大切だ。
今回は、おすすめのおまとめローンをピックアップし、それぞれの特徴やメリット、選ぶ際のポイントなどを解説する。
自分に合っている商品選びに迷っている方に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
おまとめローンの選び方
多くの金融機関や消費者金融がおまとめローンを提供しているため、巷にはさまざまな種類の商品がある。
自分に合った商品を選択するにあたって、必ず確認すべきポイントを解説する。
金利
おまとめローンを検討するうえで、金利は重要な要素だ。適用される金利に基づいて支払うべき利息が計算されるため、今後の返済額を把握するうえで欠かせない。
金利はローンの総返済額に大きく影響し、わずかな金利の差でも長期間にわたると大きな金額の差になる。
「現在の借り入れからどの程度金利が低くなるのか」「複数の候補がある中で、最も金利が低い商品はどれか」を、きちんと確認しよう。
金利が低いほど、毎月の返済額と総返済額を抑えることができる。おまとめローンの利用を検討している方は「負担を軽減したい」と考えているはずなので、負担を軽くするためにも、金利は必ず確認すべき要素だ。
例えば、300万円を金利15%で借り入れているとき、12%のおまとめローンを利用するとどうなるかシミュレーションする(返済期間は60ヶ月で計算)。
年利12%の場合
毎月の返済額 | 66,734円 |
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返済総額 | 4,003,947円 |
支払う利息の総額 | 1,003,947円 |
年利15%の場合
毎月の返済額 | 71,370円 |
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返済総額 | 4,282,135円 |
支払う利息の総額 | 1,282,135円 |
以上のように、3%の金利差でも5年間で総返済額に約28万円もの差が生じることがわかる。金利を必ず確認したうえで、どの程度の効果が見込めるかシミュレーションしよう。
おまとめの対象
おまとめローンを検討する際、まとめられる債務の対象をきちんと確認しよう。
例えば、銀行カードローンや消費者金融カードローン、クレジットのキャッシングなどをまとめられるかを確認するといった具合だ。
おまとめローンの中には、クレジットカードのリボ払いをまとめられる商品もある。
一般的にリボ払いの年率は高い傾向にあるため、必要に応じてリボ払いもまとめて一本化するとよいだろう。
現在の借り入れを正確に把握することに加えて、それぞれの金利を確認しなければ、利用するメリットがあるかどうかを判断できない。
高金利の債務を優先的にまとめることで、効果的に利息を軽減できる。
また、債務の残高と返済期間を確認することで、新しいおまとめローンを契約する際に返済期間を適切に設定できるだろう。
現在の借り入れをまとめることができるかどうか、ホームページや電話での問い合わせを通じて確認しよう。
毎月の返済額や総返済額
おまとめローンを検討する際に、毎月の返済額と総返済額を確認しよう。
新しくローンを契約することになるため、現在の状況から毎月の返済額や総返済額は変化する点を押さえておこう。
例えば、「毎月の返済額を抑えたい」と考えておまとめローンを利用しても、結果的に毎月の返済額が変わらなければ意味がない。
条件次第では自分の希望を満たせない可能性があるため、毎月の返済額や総返済額は必ずシミュレーションすべきだ。
毎月の返済額を確認し、新しいローンが家計に与える影響を考えよう。無理なく返済を継続できそうか、完済のタイミングはいつになりそうか把握すれば、今後の生活設計ができる。
また、現在と借り入れ後の毎月の返済額や返済総額を比較すれば、おまとめローンを利用するメリットがあるか判断することが可能だ。
あわせて、自身の収入や支出状況と照らし合わせ、確実に返済できるか確認してほしい。
借入限度額
商品ごとに借入限度額が異なるため、現在の借入状況が借入限度額に収まるかを確認しよう。
現在の借り入れが借入限度額を上回る場合、一部の借り入れはまとめることができない。
例えば、利用を検討しているおまとめローンの借入限度額が500万円で、現在A社から200万円・B社から200万円・C社から200万円の合計600万円借入れている場合、すべてをまとめることができない。
ローンを一本化できないため、おまとめローンを利用するメリットが薄れてしまうだろう。
なお、多くのおまとめローンでは、契約後に追加の借り入れができない。追加で借り入れを行いたい場合は、別のローンに申し込む必要がある。
低金利のおまとめローンおすすめ5選
低金利のおまとめローンを利用すれば、利息負担を軽減できる。家計に占める返済負担を軽減できれば、生活に余裕が生まれるだろう。
以下で、具体的に低金利のおまとめローンを紹介する。主に銀行が低金利のサービスを提供しているため、利息負担を軽減したい場合は利用を検討するとよいでしょう。
楽天銀行スーパーローン
金利(年率) | 1.9%~14.5% |
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利用条件 | 満年齢20歳以上62歳以下の方(パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下) 日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) 毎月安定した定期収入のある方、または専業主婦の方 楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 |
利用限度額 | 800万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 楽天会員ランクに応じて審査が優遇される 契約と同時に即時借り入れが可能 |
詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローンは、専業主婦やパート・アルバイト勤務の方でも申し込みができる。
銀行系のカードローンでは珍しく、審査がスムーズに進めば最短で即日に借り入れることが可能だ。
カードローンやクレジットカードのキャッシング、リボ払いなどをまとめることができるため、複数の返済を抱えている方でも利用できる。
楽天銀行スーパーローンは金利が1.9%~14.5%となっているため、現在の借り入れよりも低い金利に一本化できる可能性がある。
なお、セブン銀行やイーネット銀行、ローソン銀行などのATMは無料で利用できる。身近なATMを手数料無料で利用できる点は、大きなメリットといえるだろう。
楽天グループが提供しているサービスということもあり、楽天会員のランクに応じて審査が優遇される点も特徴だ。
日ごろから楽天グループのサービスを利用している方は、申し込みを検討するとよいだろう。
東京スター銀行のおまとめローン
金利(年率) | 9.8%・12.5%・14.6% |
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利用条件 | 申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の方 前年度の税込年収が200万円以上の方 給与所得者の方で、正社員・契約社員・派遣社員の方 現在の勤務先の収入を確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)が提出できる方 過去に債務整理や自己破産をしていない方 現在利用中のローンを延滞していない方 過去(6ヵ月以内)に東京スター銀行のローンの審査で否決されていない方 借入申込の金額が、30万円以上1,000万円以下の方 |
利用限度額 | 1,000万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 手続きはすべてWEBで完結する 融資期間は最長10年でいつでも繰り上げ返済が可能 |
詳しくはこちら |
東京スター銀行のおまとめローンは、来店不要で保証人も不要だ。手続きはインターネットで完結し、都合に合わせて時間や場所に関係なく申し込める。
借り入れ残高を着実に減らしていく意向を持っている方を支援するための返済専用のローンなので、新規の借り入れはできない。
返済に注力したいと考えている方と好相性だろう。リボ払いのおまとめにも対応しているため、クレジットカードのリボ払いの返済を抱えている方でも利用できる。
例えば、金利が年率12.5%で借り入れ額が100万円の場合、毎月の返済額は14,637円となる。借り入れ額が200万円の場合、毎月の返済額は29,275円だ(いずれも返済年数10年)。
現在の返済額と比較検討しながら、東京スター銀行のおまとめローンを利用するメリットがありそうか検討してみてほしい。
横浜銀行カードローン
金利(年率) | 1.5%~14.6% |
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利用条件 | 契約時満20歳以上69歳以下の方 安定した収入のある方、およびその配偶者(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含む) 神奈川県内、東京都内、群馬県内(前橋市、高崎市、桐生市)に居住または勤務している方 保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス(株))の保証が受けられる方 横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意される方 |
利用限度額 | 1,000万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 横浜銀行の口座がなくても24時間申し込める リボ払いもおまとめの対象になっている |
横浜銀行カードローンは、横浜銀行の口座がない方でも24時間申し込める。審査結果は最短で申し込んだその日に知ることができるため、スムーズに手続きを進めてもらえることがわかる。
契約と同時に融資を実行してもらえるため、実際にローンをまとめて一本化するまでの手続きもスムーズだ。
最大で1,000万円まで融資を受けられるため、複数の借金をまとめるにあたって十分な枠といえるだろう。
なお、他のローンはもちろん、クレジットカードのリボ払いもまとめることが可能だ。
担保や保証人は不要で、入会金・年会費などの手数料は一切かからないため、安心して申し込める。
住信SBIネット銀行カードローン
金利(年率) | 1.89%~14.79% |
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利用条件 | 申込時満20歳以上65歳以下の方 安定継続した収入のある方 外国籍の場合、永住者であるこ方・保証会社の保証が受けられる方 住信SBIネット銀行の普通口座を保有している方 |
利用限度額 | 1,000万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 元々低金利でありながらも、提携サービスを利用していると金利の優遇を受けられる 借り入れも返済も、提携ATMを24時間365日利用でき、利便性が高い |
住信SBIネット銀行カードローンは、申し込みがスマホで完結する。
ローンカードが不要でスマホアプリで借り入れができることに加えて、入会金・年会費や借り入れ・返済時の手数料が0円なので手軽に利用できる。
ネット銀行なので元々の適用金利が低いメリットがあるが、さらに以下の要件に該当すると金利の引き下げを受けられる。
- SBI証券口座保有登録済または、住信SBIネット銀行が取り扱っている住宅ローン残高がある
- 年0.5%引下げ
- ミライノ カード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行の口座を引落口座に設定している
- 年0.1%引下げ
借り入れも返済も、提携ATMを24時間365日利用できるため、利便性も優れている。自分の都合に合わせて柔軟に返済できれば、結果的に早期の完済につながるだろう。
利用にあたって住信SBIネット銀行の普通預金口座が必要だが、カードローンと同時に申し込みができる。
仮審査が終了するまで最短60分とスムーズで、仮審査に通過したあとは仮審査承認金額を確認したうえで、本人確認書類や必要書類を送付しよう。
なお、必要書類の提出はスマートフォンやタブレットなどで書類を撮影し、画像をアップロードすればよい。店舗や自動契約機へ足を運ぶ必要がないため、手間がかからない。
イオン銀行フリーローン
金利(年率) | 3.8%~13.5% |
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利用条件 | 日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方 契約時の年齢が満20歳以上、満60歳未満の方 イオン銀行に普通預金口座をお持ちの方 安定かつ継続した収入の見込める方(原則、前年度税込年収が200万円以上の方。年金受給者、学生、無職(専業主婦(夫))の方は利用不可) 保証会社であるオリックス・クレジット(株)の保証を受けられる方 |
利用限度額 | 700万円 |
手数料 | 事務手数料として、契約1件につき2,750円(税込) |
おすすめポイント | 返済期間を最長で8年に設定できる インターネットバンキングなら1万円から1円単位で繰り上げ返済できる |
イオン銀行フリーローンは、10万円単位で最大700万円まで借りられるローンだ。最長で8年の返済期間を設定でき、計画的に借金の完済を目指せる。
手続きはインターネット上で完結し、来店することなく融資まで対応してもらえる。担保や保証人は不要で、都合に合わせていつでも申し込める手軽さも魅力といえるだろう。
毎月の約定返済に加えて、インターネットバンキングまたはイオン銀行店舗では、一部繰り上げ返済や全額繰り上げ返済が可能だ。
6カ月毎の増額返済も併用できるため、経済状況に合わせて柔軟に返済できる。
また、インターネットバンキングなら1万円から1円単位で一部繰り上げ返済が可能だ。
繰り上げ返済手数料は無料なので、手元に資金に余裕があるときは繰り上げ返済の活用を検討しよう。
審査に通りやすいおまとめローンおすすめ5選
続いて、比較的審査に通りやすいおまとめローンを見ていこう。一般的に、消費者金融系のカードローンは、銀行系のカードローンと比較すると相対的に審査に通りやすい。
主に消費者金融系カードローンが選択肢となるため、大手消費者金融のローンを厳選して紹介する。
なお、前提として「審査が緩い」カードローンは存在しない。
あくまでも、消費者金融は銀行カードローンと比較すると審査通過率がよい傾向にある、という点を押さえてほしい。
アイフル「おまとめMAX」
金利(年率) | 3.0%~17.5%(通常のカードローンは3.0%~18.0%) |
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利用条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方でアイフルの基準を満たす方 |
利用限度額 | 800万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 3社以上の借り入れがあっても審査に通過できる可能性がある プライバシーに配慮してくれるので安心 |
詳しくはこちら |
アイフル「おまとめMAX」は、3社以上借り入れがある状態でも、審査に通過できる可能性があるおまとめローンだ。
アイフルは消費者金融だが、銀行カードローンもリボ払いもまとめることができる。
インターネット上では24時間365日手続き可能で、カードなし・郵送物なしで手続きを進められる。
誰にも知られることなく手続きを進められるため、プライバシーを守れるメリットがある。
審査に通過できる自信がなくても、定期的な収入がある20歳以上69歳までの方であればすべてが審査の対象となるため、気軽に申し込める。
最長10年の返済期間、120回の返済回数を設定できるため、無理のない範囲で計画的に完済を目指せるだろう。
プロミス「おまとめローン」
金利(年率) | 6.3%~17.8%(通常のカードローンは4.5%~18.0%) |
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利用条件 | 年齢20歳以上、65歳以下で安定した収入のある方 (主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合は申込可能) |
利用限度額 | 300万円 |
手数料 | なし |
おすすめポイント | 返済期日は自分の都合に合わせて柔軟に選べる 返済期間は最長10年で、無理のない返済が可能 |
詳しくはこちら |
プロミスの「おまとめローン」は、消費者金融やクレジットカードなどの借り入れ(無担保ローン)がおまとめの対象だ。
銀行のカードローンやクレジットカードのショッピングは対象外なので、注意しよう。
返済期日は、毎月「5日」「15日」「25日」「末日」のいずれかから都合に合わせて選択できる(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行、口座振替による返済の場合は毎月5日)。
給料日に合わせて返済期日を設定できるため、計画的に返済できるだろう。
返済期間は最長で借入後10年、返済回数は1回~120回となっている。毎月の返済額をシミュレーションしながら、無理のない範囲で返済回数を設定しよう。
なお、プロミスの「おまとめローン」へ申し込む際には、自動契約機かプロミスコール(電話)で行う必要がある。
通常のカードローンであれば24時間365日インターネットで申し込めるが、おまとめローンの場合は申込方法に制限がある点に注意しよう。
SMBCモビット「おまとめローン」
金利(年率) | 3.00%~18.00%(通常のカードローンも同様) |
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利用条件 | 満年齢20才~65才の安定した収入のある方 (アルバイト、パート、自営業の方も利用可能) |
利用限度額 | 800万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | Vポイントを返済に充てられる アプリの利便性が高い |
詳しくはこちら |
SMBCモビット「おまとめローン」は、消費者金融やクレジットカードでのキャッシングに限り借り入れをまとめることができる(銀行のカードローン、クレジットカードのショッピング利用などは対象外)。
以下のように、豊富な返済方法が用意されている点が強みだ。
- 提携ATM
- 口座振替
- 銀行振込
- インターネット
- ポイント
- スマホATM取引
会員専用サービス「Myモビ」内のVポイントサービスを利用すれば、貯めているVポイントを返済に充てることが可能だ。
普段の生活の中でVポイントを貯めている方は、ポイントを有効活用しよう。
毎月の返済日は「5日」「15日」「25日」「末日」のいずれかから都合に合わせて選択できる。
返済回数および返済期間は最長で160回(13年4ヵ月)と長いため、無理なく完済を目指せるだろう。
アプリを活用すれば、利用状況の照会や支払予定日の変更を簡単に行える。
こまめに残債を確認して完済に近づいていることをリアルな数字で確認できれば、モチベーションも維持できるだろう。
アコム「借換え専用ローン」
金利(年率) | 7.7%~18.0%(通常のカードローンは3.0%~18.0%) |
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利用条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 |
利用限度額 | 300万円(通常のカードローンは800万円) |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 各回の返済金額にあわせて返済期間と返済回数を柔軟に決められる 最短即日でおまとめが完了する |
詳しくはこちら |
アコムの「借換え専用ローン」は、消費者金融からの借り入れやクレジットカードでのキャッシングをおまとめの対象としている(銀行のカードローン、クレジットカードのショッピング利用は対象外)。
担保や保証人は不要で、手続きの負担が軽い。申し込み方法は、電話での申し込みか自動契約機となる。
アコムへおまとめローンの利用を希望している旨を伝え、店頭か自動契約機へ足を運べば手続きを進められる。最短即日でおまとめが完了するスピード感も大きな魅力だ。
返済期間と返済回数は、以下のように決まっている。
- 各回の返済金額が貸付金額の2.0%以上の場合
- 借入日から最長8年0ヵ月・1~95回
- 各回の返済金額が貸付金額の1.5%以上の場合
- 借入日から最長12年3ヵ月・1~146回
経済状況に合わせて、無理なく完済を目指せるだろう。
レイク「レイク de おまとめ」
金利(年率) | 6.0%~17.5%※100万円以上の場合は6.0%~15.0%(通常のカードローンは3.0%~18.0%) |
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利用条件 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
利用限度額 | 500万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 他の消費者金融系のおまとめローンよりも上限金利が低い 既にレイクで借り入れ上がっても申し込める |
レイクの「レイク de おまとめ」は、他の消費者金融系のおまとめローンよりも上限金利が低いメリットがある。
申し込める年齢も幅広いため、多くの方にとって利用しやすい商品といえるだろう。
返済期間・返済回数は最長10年(最大120回)となっている。現在の借り入れが高金利で、返済計画を見直したい場合に、有用な商品となり得る。
「レイク de おまとめ」専用フリーダイヤル(0120-176-500)に電話したうえで、申し込みに必要な書類を用意し、SBI新生銀行カードローン自動契約機で契約を進めよう。
なお、既にレイクのカードローンを利用中の方でも「レイク de おまとめ」へ申し込み可能だ。
既存の契約から「レイク de おまとめ」に切り替えることで、返済負担を軽減できる可能性がある。
その他におすすめのおまとめローン3選
金融機関や消費者金融のほかにも、信販会社や信用金庫などもおまとめローンを用意している。
独自のサービスを提供しており、自分と相性がよい可能性も十分に考えられる。
以下で、これまでに紹介してきたおまとめローン以外で、おすすめの商品を紹介する。
ろうきん「フリーローン」
金利(年率) | 【団体会員の構成員の方】5.825%7.0% 【生協会員の組合員および同一生計家族の方】6.105%~年7.28% 【一般勤労者の方】年6.325%~7.5% |
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利用条件 | 中央労働金庫に出資のある団体会員の構成員の方 同一勤務先に1年以上勤務してる方(自営業者等の給与所得以外の方は3年以上) 安定継続した年収(前年税込み年収)が 150万円以上である方 申し込み時の年齢が満18歳以上で、最終返済時の年齢が満81歳未満である方 中央労働金庫指定の保証機関の保証を受けられる方 |
利用限度額 | 500万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 他社よりも低金利でおまとめが可能 要件に該当する方はさらに金利が引き下げられる |
中央労働金庫のフリーローンは、中央労働金庫に出資のある団体会員の構成員の方が利用できる。
利用対象者は限られるが、他の商品よりも低金利で借り換えができるため、利息負担を抑えられるだろう。
労働金庫は全国に支店があるため、住所や勤務先を管轄する労働金庫ごとに取り扱っているローンは異なる。
低金利のローンを用意しているため、利用できる可能性がある方は申し込みを検討するとよいだろう。
なお、以下の要件に該当する方は、年0.2%の金利引き下げが適用される。
- 財形貯蓄またはエース預金に契約する
- 有担保ローンまたは無担保ローン(マイプランを含む)を契約する
- 申し込み時の年齢が満20歳未満
融資期間は最長10年で、計画的な無理のない返済計画を立てられる。
JCB CARD LOAN FAITH
金利(年率) | キャッシングリボ払い:1.30~12.50% キャッシング1回払い:5.00% |
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利用条件 | 20歳以上69歳以下で、ご本人に毎月安定した収入のある方。 |
利用限度額 | 900万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 低金利でおまとめが可能 全国15万台以上のCD・ATMを利用でき月3回まで手数料が無料 |
JCB CARD LOAN FAITHはカードローン専用カードで、大手信販会社のJCBが提供している。
最大900万円まで借り入れ(おまとめ)が可能で、返済方法は「キャッシングリボ払い」と「キャッシング1回払い」から選択可能だ。
申し込みはインターネットで24時間行うことができ、最短当日にカードローン審査が完了する。スムーズに手続きが進めば、申し込み後3営業日でカードが届く。
また、電話での在籍確認は原則行っておらず、「カードご利用代金明細」と「融資ご利用内容のお知らせ」を会員専用WEBサービスの「MyJCB」で確認できる。
誰にも知られずに利用することも可能なので、プライバシーの面でも安心だ。
ORIX MONEY「おまとめローン」
金利(年率) | 3.0%~17.8% |
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利用条件 | 日本国内に居住している方 年齢満20歳以上64歳までの方 毎月定期収入がある方 |
利用限度額 | 800万円 |
手数料 | 不要 |
おすすめポイント | 24時間365日申し込みが可能で一連の手続きがインターネットで完結する アプリの利便性が高く状況確認をする際に便利 |
「ORIX MONEYおまとめローン」は、返済専用の貸金業法に基づく商品で、幅広い金融サービスを取り扱っているオリックスグループが提供している。
24時間365日申し込みが可能で、申し込みから契約までインターネット上で完結する。
審査結果は最短翌営業日に知ることができ、スムーズに手続きが進む点がメリットだ。銀行カードローンや消費者金融カードローン、ショッピングリボもおまとめの対象となっている。
公式アプリ「ORIX MONEY」を利用すれば、利用残高や次回返済額を一目で確認できるため便利だ。
スマホATMやインターネット返済を行いたい際も、アプリから手続きが可能なので、有効活用するとよいだろう。
おまとめローンがおすすめなのはどんな人?
おまとめローンは複数の借り入れを一つにまとめられる商品なので、前提として複数の借り入れを抱えている方におすすめできる。
以下で、特に効果的におまとめローンが活用できる可能性が高い人の特徴を解説する。
複数の借り入れがあり毎月の返済が苦しい人
複数の借り入れがあり、毎月の返済が苦しいと感じている人はおまとめローンの利用が向いている。
低金利の商品に複数の借り入れを一本化できれば、返済負担を軽くできるからだ。
例えば、現在の借り入れが以下のような状況を考えてみよう。
- クレジットカードのキャッシングの金利
- 年18%
- 消費者金融のカードローンの金利
- 年18%
金利が15%のおまとめローンに一本化できれば、残債は変わらずに適用される金利のみ低くなる。
返済期間も変わらなかった場合、月々の返済額と総返済額を減少させる効果を期待できるだろう。
一般的に、ローン商品は借入額が大きいほど適用金利が低くなる。おまとめローンでは借入額を一つにまとめるため、借入額が大きくなりやすい。
つまり、低い金利が適用される可能性が高いといえるだろう。
また、複数の借入先があると、それぞれに対して返済日や金額を管理する必要がある。返済日に合わせて口座を管理する必要があるため、面倒といわざるを得ない。
うっかり返済を忘れてしまうと、延滞した旨が信用情報機関に登録されてしまい、信用情報に傷がついてしまうリスクもある。
おまとめローンを利用し、一本化すれば返済管理が格段に楽になるだろう。
また、返済期間を調整して毎月の返済額を現在より低く抑えることができれば、生活にも余裕が生まれる。
借入金額が高額で金利負担も大きい人
現在の借入金額が高額で、金利負担が大きいと感じている人も、おまとめローンの利用が向いている。
多くのおまとめローンでは、現在の借り入れよりも低い金利が適用され、金利負担を軽減できるためだ。
例えば、現在の借り入れ状況とおまとめローン利用後の状況が以下のような条件が以下のような場合、どのような効果があるか見てみよう。
現在の借入状況
残高 | 金利 | 毎月の返済額 | |
---|---|---|---|
クレジットカードA | 100万円 | 年利15% | 約25,000円 |
クレジットカードB | 80万円 | 年利18% | 約24,000円 |
消費者金融カードローン | 残高150万円 | 年利18% | 約45,000円 |
銀行カードローン | 残高70万円 | 年利14% | 約16,000円 |
合計 | 400万円 | – | 約110,000円 |
おまとめローン利用後
残高 | 金利 | 毎月の返済額(返済期間72カ月) | |
---|---|---|---|
おまとめローン | 400万円 | 年利12% | 約72,000円 |
上記のように、低金利の商品に借り換えることにより、金利負担を軽減できることがわかる。
毎月の返済額が約38,000円軽減でき、総返済額に関しても100万円以上の軽減を見込める。
さらに、返済先を一つに絞り込むことで、返済計画の明確化も図れる。複数の借り入れを一本化し、返済に関する管理が容易になれば、心理的負担も軽減できるだろう。
追加融資を受けることなく完済したい人
多くのおまとめローンは、返済専用で追加融資に対応していない(追加融資が可能な商品もある)。
そのため、追加融資を受けることなく、着実に完済を目指したい人に向いているローン商品といえる。
仕組み上、追加の借り入れができなければ、自然と収支の管理に意識が向くだろう。
その結果、月々の約定返済に加えて繰り上げ返済も有効活用し、当初の予定よりも早く完成できる可能性も生まれる。
複数のローンや借金を一つにまとめることで、返済計画が立てやすくなるため、心理的にも返済に集中できるだろう。
複数の借入先がある場合よりも管理が容易になるため、返済を忘れてしまうアクシデントも防げるはずだ。
現在の借り入れに関して「返済額が多くて生活が苦しい」と感じても、新しくおまとめローンを利用すれば、返済期間や返済額を調整できる。
長期的に返済可能な計画を立て直すことで、生活設計を見直せるだろう。
なお、おまとめローンを検討する際は、金利や返済期間だけでなく、手数料をはじめとした諸費用も考慮しよう。
金利が抑えられても、諸費用が重なればトータルで損をする事態になりかねないため、総合的に判断することが重要だ。
おすすめのおまとめローンを活用して利息負担を軽減しよう
おまとめローンを選ぶ際には、適用される金利や返済期間、借入限度額などを確認しよう。
さまざまな条件を勘案したうえで、本当に利用するメリットがあるのか、自分は申し込めるのか判断する必要がある。
現在の借り入れよりも低金利のおまとめローンに一本化すれば、返済の管理を軽減できるだけでなく、総返済額を減らせるメリットがある。
特に、銀行系のカードローンは一般的に金利が低い。
一方で、消費者金融のおまとめローンは、比較的審査に通りやすいメリットがある。
最短即日で借り入れをまとめることができるため、スムーズに手続きを進めたい方におすすめだ。
複数の借り入れがある方や、借入金額が高額で金利負担が重いと感じている方は、おまとめローンを効果的に活用できる可能性が高い。
自分に合った最適なおまとめローンを見つければ、返済負担を軽減し生活を楽にできるだろう。
さまざまな商品があるが、ぜひ自分に合った商品を見つけて、申し込みを検討してみてほしい。