- セブン銀行カードローンで50万円借りたい
- セブン銀行カードローンで50万円を借りると利息がいくらになるのか知りたい
- セブン銀行カードローンで50万円を借りる方法や注意点を理解したい
近年、消費者金融をはじめさまざまな銀行でもカードローンが提供されている。
利用するカードローンを選ぶ際には「利便性の高さ」を重視する方も多いのではないだろうか。
本記事では、全国各地に設置されているセブン銀行ATMから借入が行える「セブン銀行カードローン」に焦点を当てて、セブン銀行カードローンで50万円を借りる方法から50万円の借入を行った際の利息額、セブン銀行カードローンを利用するメリットまで解説していく。
また、セブン銀行カードローンにて50万円の借入を行う際に気をつけるべきポイントについても言及しているため、最後まで読んでセブン銀行カードローンに対する理解を深めてほしい。
セブン銀行カードローンで50万円を借りる方法
セブン銀行カードローンにて50万円の借入を行うためには、まず申し込みを行う必要がある。
セブン銀行カードローンは、以下2つの方法で申し込みが可能だ。
- アプリ「Myセブン銀行」での申し込み
- ダイレクトバンキングサービスでの申し込み
いずれの方法も全てオンライン上で完結するだけでなく、24時間365日申し込みが可能だ。それぞれの方法での申し込みから借入までの手順について見ていきたい。
アプリ「Myセブン銀行」での申し込み
Myセブン銀行アプリにおける申し込みから借入までの手順は以下のとおりだ。
- Myセブン銀行アプリをダウンロード
- ローンお申し込みボタンをタップし、必要事項を入力
- 本人確認書類の画像をアップロード
- メールにて審査結果の通知
- 契約手続きを行い借入
Myセブン銀行アプリで申し込みを行う場合は、以下いずれかの本人確認書類を提出しなければならない。
- 運転免許証(運転経歴証明書も可)
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 在留カードもしくは特別永住者証明書
また、審査の結果がわかるのは最短で翌日となる。申し込み当日に借入ができない点には注意しよう。
なお、セブン銀行カードローンを利用するためには、セブン銀行の口座を開設する必要がある。
Myセブン銀行アプリで銀行口座の開設手続きも行えるが「運転免許証」もしくは「マイナンバーカード」にて本人確認が行われる。
これらを所有していない方は、郵送にて申込書および2種類の本人確認書類を提出しよう。
そして、口座開設が完了したのちMyセブン銀行アプリもしくは後述するダイレクトバンキングサービスにてセブン銀行カードローンへ申し込みを行ってほしい。
ダイレクトバンキングサービスでの申し込み
ダイレクトバンキングサービスを利用した場合の申し込みから借入までの手順は以下のとおりだ。
- ダイレクトバンキングサービスにアクセスしログオン
- 「カードローン」を選択し、必要事項を入力
- 本人確認書類の画像をアップロード
- メールにて審査結果の通知
- 契約手続きを行い借入
Myセブン銀行アプリと同様、本人確認にあたっては「運転免許証(運転経歴証明書)」「マイナンバーカード」「健康保険証」「在留カード(特別永住者証明書)」のいずれか一つを提出しなければならない。
なお、Myセブン銀行アプリからの申し込みとも共通するが、本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は、不備となり申し込みができないため注意しよう。
セブン銀行カードローンで50万円借りると利息はいくらになる?
ここでは、以下2点について解説していく。
- セブン銀行カードローンの金利と利息
- セブン銀行カードローンで50万円の借入を行った場合のシミュレーション
それぞれ見ていこう。
セブン銀行カードローンの金利と利息
セブン銀行カードローンの借入利率(金利)は、借入限度額に応じて以下のとおり設定されている。
借入限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円・30万円・50万円 | 15.0% |
70万円・100万円 | 14.0% |
150万円・200万円 | 13.0% |
250万円・300万円 | 12.0% |
なお、借入限度額は審査によって決定されるものの、はじめてセブン銀行カードローンを利用する方は、最初の借入限度額は50万円までで設定される点は覚えておこう。
また、借入を行うと利息を上乗せして返済することとなるが、上乗せされる利息額は以下の計算式によって算出される。
例えば、借入利率15.0%の方が30万円を30日間利用したとしよう。その場合にかかる利息を上記の計算式に当てはめて算出すると3,698円※となる。
利息は利用日数(返済までの期間)が長くなればそれだけ膨らんでいくため、できる限り早めに完済するように心がけることが重要だ。
※小数点以下は切り捨て
セブン銀行カードローンで50万円の借入を行った場合のシミュレーション
セブン銀行カードローンでは、毎月の返済額が前月の返済日時点での借入残高に応じて変動する。
例えば、10万円の借入を行った場合の返済額は2,000円※であるが、翌月に追加で借入を行い借入残高が15万円となった場合は、毎月の返済額が4,000円※となるのだ。※出典:セブン銀行「カードローンのご返済」
では、具体的にセブン銀行カードローンにて以下の前提条件に基づいた借入を行った場合のシミュレーションをしてみよう。
前提条件
- 借入金額
- 50万円
- 借入限度額
- 50万円
- 借入利率
- 15.0%
50万円の借入を行うと、毎月の返済額は8,000円だ。
8,000円を返済し続けると63ヶ月後に完済できることとなるが、実際には利息の支払いも含まれているため、63ヶ月では完済できない。
なお、セブン銀行カードローンでは元加方式をとっていることから、返済日までに発生した利息が借入残高に組み込まれる。
そのため、初回の返済時には借入残高が506,369円※となり、返済後の借入残高は498,369円になるのだ。
※利息は50万円×15%÷365日×31日で算出。月によって日数が異なる
また、先述したとおり毎月の返済額は前月の返済日時点の借入残高に応じて変動する。今回のケースにおいては、以下のように変動していく。
前月の返済日時点の借入残高 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超40万円以下 | 6,000円 |
40万円超60万円以下 | 8,000円 |
借入残高が減るとそれに伴って毎月の返済額も減っていくが、上記の返済額のとおりに返済していくと完済までに20年以上の歳月を必要とする。
それだけでなく、利息額が借入額を上回り返済総額が130万円近くまで増えてしまうのだ。
このことから、毎月の返済のみならず手元の資金に余裕があるときは任意返済※を活用して利息を抑えることが重要である。
※セブン銀行ATMやMyセブン銀行アプリ、ダイレクトバンキングサービスなどから任意の金額を返済すること。全額返済も可能
セブン銀行カードローンで50万円を借りるメリット
セブン銀行カードローンを利用するメリットとしては、主に以下の3つが挙げられる。
- 利便性が高い
- 手数料が無料
- 収入証明書の提出が不要
それぞれ解説していく。
利便性が高い
セブン銀行カードローンでは、セブン銀行ATMから借入および返済が可能だ。
セブン銀行ATMは、2024年4月現在全国に27,000台以上※も設置されており、セブン-イレブンのみならずショッピングモールや駅などでも利用できる。
自身の生活圏に設置されている可能性が高いため、いつでも借入や返済ができ、利便性が高いカードローンなのだ。
※出典:Digital PR Platform「セブン銀行新型ATMが全国20,000台に到達」
手数料が無料
借入や返済にかかる手数料が無料な点も、セブン銀行カードローンで50万円の借入を行う大きなメリットだといえる。
カードローンを利用する場合、一度に大きな金額を借り入れるというよりも、こまめに借入を行うというケースが多くなるだろう。
しかし、その度に手数料がかかってしまうと無駄な出費がかさんでしまうこととなる。
その点、セブン銀行カードローンは借入・返済時に手数料が一切かからないため、コストを最小限に抑えて利用できるのだ。
収入証明書の提出が不要
多くのカードローンでは「借入希望額が50万円を超える場合」もしくは「他社からの借入金額とあわせて100万円を超える場合」などに収入証明書の提出が求められるケースがある。
しかし、先述したとおりセブン銀行カードローンでは、初回の借入限度額が50万円までに設定されることから、申し込み時に収入証明書の提出が不要なのだ。
そのため、申し込みに際して準備すべき必要書類が少なくて済み、気軽に申し込めるのがメリットである。
セブン銀行カードローンで50万円を借りる時に気をつけたいポイント
セブン銀行にて50万円の借入を行う際に注意すべきポイントは以下の3点だ。
- 必要書類を準備しておく
- 他の消費者金融などでの借入額を確認する
- 借りる目的を明確にし計画的に返済する
それぞれ解説していく。
必要書類を準備しておく
借入までの手続きをスムーズに進めるためにも、申し込みに際して必要な書類を準備しておくことが重要となる。
セブン銀行カードローンにおいては、以下4つの書類を本人確認書類として認めている。
- 運転免許証(運転経歴証明書も可)
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 在留カードもしくは特別永住者証明書
なお、先述したとおり収入証明書の提出は不要であるが、本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は「不備」となり申し込みができない。
そのため、申し込みを行う前に住所変更を済ませておく必要がある点は覚えておこう。
他の消費者金融などでの借入額を確認しておく
カードローンの借入限度額を決定づける要因として「総量規制」が挙げられる。
総量規制とは、消費者金融などの貸金業者から顧客が過剰に借入を行い、自己破産等に陥るリスクを抑制するための制度をいう。
この規制により、顧客の借入可能額は「年収の3分の1以内」に制限されている。
例えば、年収が450万円の方は最大で150万円まで借入が行えるということだ。
ただ、総量規制が適用されるのは「貸金業を営む会社のみ」であり、銀行業者であるセブン銀行が提供するカードローンは対象外となる。
しかし、銀行も日本貸金業協会の自主規制基本規則に則って融資を行う必要がある。この自主規制は年収の3分の1以内を目安に融資を行い、貸しすぎや借りすぎを防止する目的がある。
そのため、セブン銀行カードローンでも総量規制に準拠しているといえる。
また、セブン銀行としても返済が見込めない顧客に対して貸付を行うことは敬遠すると考えられることから、すでに他社から総量規制に近い金額を借り入れている場合は審査に落ちてしまうと考えられる。
このことから、セブン銀行カードローンに申し込む前にはあらかじめ他の消費者金融などでの借入額を確認しておくことが重要だ。
借りる目的を明確にし計画的に返済する
カードローンで借入を行った場合、返済時には借りた金額だけではなく利息の支払いも上乗せされる。
そのため「何を目的として50万円の借入を行うのか」といった点を明確にし、必要以上に借入を行おうとしていないか今一度振り返ってみてほしい。
また、カードローンを利用する際は、返済計画を立ててから借入を行うことが重要だ。
セブン銀行カードローンでは借入残高に応じて毎月の返済額が変動していくが、決められた返済額のみを支払い続けていた場合、50万円の返済に20年以上もかかってしまう。
完済までの期間が長くなればなるほど利息の負担額も大きくなっていくため「任意返済」も活用しながら計画的に返済するようにしてほしい。
セブン銀行カードローンで計画的に50万円の借入を行おう
本記事では、セブン銀行カードローンで50万円を借りる方法や50万円の借入を行った際の利息額、セブン銀行カードローンを利用するメリット、借入を行う際に気をつけるべきポイントについて解説した。
セブン銀行カードローンは、スマホアプリである「Myセブン銀行」もしくは「ダイレクトバンキングサービス」にて申し込みや借入を行うことが可能だ。
なお、セブン銀行カードローンを利用するにあたっては、必ずセブン銀行の口座を開設しなければならない点は覚えておこう。
また、セブン銀行カードローンで50万円を借りるメリットとしては、全国に27,000台以上設置されているセブン銀行ATMより手数料無料で借入・返済ができるだけでなく、申し込みにあたって収入証明書の提出が不要という点が挙げられる。
ただ、実際に50万円の借入を行う際には「必要書類を準備しておくこと」「他の消費者金融などでの借入額を確認すること」「借りる目的を明確にし計画的に返済すること」を心掛けてほしい。
特に、本人確認書類に記載されている住所が現住所と一致しているかは必ず確認しよう。
セブン銀行カードローンは、24時間365日申し込みが可能な上、手続きはオンライン上で完結する。
手数料を抑えて借入や返済を行いたい、身近な商業施設などでもすぐに借入を行いたいという方は、セブン銀行カードローンに申し込むことがおすすめだ。