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セブン銀行カードローンの金利はどのくらい?利息は高い?利息の計算方法と抑え方も解説

この記事で解決できるお悩み
  • セブン銀行カードローンの金利の相場が知りたい
  • セブン銀行カードローンでお金を借りた場合の具体的な利息額が知りたい
  • セブン銀行カードローンの利息を抑える方法がわからない

この記事では、セブン銀行カードローンの金利について解説する。

このローンサービスは、国内最大手のコンビニエンストアを運営しているセブン-イレブンのグループ企業が運営している。

このサービスでは、セブン-イレブンをはじめ全国に27,000台設置されているセブン銀行ATMにて、24時間365日いつでも手数料が無料で借入や返済ができる。

だがカードローンを選ぶときには、返済時の利息が気になる人は多いだろう。

このため、このローンサービスの金利、そしてその金利が決まる仕組みを説明する。

また他社のローンサービスとの比較、さらにはセブン銀行カードローンで利息を抑える方法も紹介する。

利息を抑えて、計画的にローンサービスを利用しようと考えている人は、参考にしよう。

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目次

セブン銀行カードローンの金利の相場と金利の決まり方

カードローンを利用する際には、どうしても金利が気になってしまう人も多いだろう。

このローンサービスには、どのくらいの金利がかかるのだろうか?

ユーザーごとに適用される金利は、どのようにして決定するのだろうか?

ここでは、これらの疑問に対する回答と解説を行う。

セブン銀行カードローンの金利

最初に、このローンサービスの金利を見ていこう。

スクロールできます
借入限度額年間の金利
10万円、30万円、50万円15.00%
70万円、100万円14.00%
150万円、200万円13.00%
250万円、300万円12.00%

このサービスでは、限度額が10万円から300万円までの9段階に設定されており、各限度額に応じて金利が決まる。

このため借入限度額が300万円に設定されれば、5万円を借り入れても、金利は12.00%となる。

セブン銀行でカードローン金利が決定する要因

上記のようなことを述べると、「借入限度額を300万円に設定すれば、誰もが低金利で利用できる」と考えてしまうだろう。

しかし限度額は、申込者からの希望額をもとに審査を行い、セブン銀行側が決定する。

セブン銀行の審査では、申込者の年収などの返済能力をもとに判断される。

ユーザーの返済能力を超えた借り入れができないように、多くの銀行では限度額の目安として、申込者の年収の1/3までとしている。

なかでもセブン銀行では、新規利用者への限度額は50万円までとしており、だれもが金利は年15.00%になる。

それ以上の限度額、つまり低金利を得るためには、着実な返済実績を積み上げてセブン銀行からの信用を高めなければならない。

【借入金額別】セブン銀行カードローンの利息額の計算例

ここでは、このローンサービスの利息、そしてその計算方法を解説する。

利息とは、借入金(元本)に追加して支払うべきお金であり、借入金に金利をかけて算出する。

利息額の算出例も紹介するので、みていこう。

利息額の計算方法

セブン銀行でのカードローンの利息額は、以下の計算式を用いて、日割り計算で算出される。

利息額= [借入金額] × [金利] × [借入日数] ÷ [365日]

例えば年間の金利が15.00%、5万円を30日間借りた場合には、下記の利息額になる。

=[借入金額] × [金利] × [借入日数] ÷ [365日]
=5万円 ×15.00% × 30日 ÷ 365日
=600円

借入金額別の利息額

上記の計算式を使って算出した結果例を紹介する。

ここでは借入金額を三つのケース(30万円・50万円・100万円)で、30日間借りた場合の利息額を、それぞれ算出する。

また算出の際に適用する金利は、下記の三つのパターンとする。

  • 年15.00%
    • 限度額が50万円の場合の金利
  • 年14.00%
    • 限度額が100万円の場合の金利
  • 年12.00%
    • 限度額が300万円の場合の金利 
スクロールできます
借入金額年間の金利
15.00%14.00%12.00%
30万円の場合3,698円3,452円2,958円
50万円の場合6,164円5,753円4,931円
100万円の場合ー 11,506円9,863円
※1円未満は切り捨てとする

このように金利が下がれば、利息額も減るため、返済総額も抑えられる。

このため限度額を、可能な限り高額に設定することができれば、返済総額も少なくなる。

ただし限度額が大きくなったからといって、必要以上の借り入れは控えるようにしよう。

セブン銀行カードローン利息を抑えるための方法

ここでは、セブン銀行のローンサービスを利用して、借り入れ全体の利息を下げる方法を解説する。

まず他社の借り入れがある人に向けて、セブン銀行で借り入れをまとめる方法を説明する。

次にセブン銀行での借入金を減らす方法も紹介する。

他社での借り入れがある人のみならず、初めてカードローンの利用を検討している人も、参考にしてほしい。

他社の借入をセブン銀行にまとめる

先述したようにセブン銀行カードローンは、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングと比べて、金利が低い。

このため消費者金融やクレジットカードなどからの借入金の総額を、セブン銀行で借り入れて、その借入金を使って各社へ返済することを考えよう。

低金利のセブン銀行で借り換えることで、以前と比べて減った利息分だけ、支払いの負担は軽減するはずだ。

ただし現在の借り入れている会社に対して、返済の遅延などがあれば、セブン銀行からの借り入れが断られることがある。

セブン銀行では、新規利用や限度額増額の申し込みがあれば、全国銀行個人信用情報センター(KSC)にて個人の信用情報を調査する。

自分自身の信用情報は確認できるので、気になる人は調べてみるとよいだろう。

セブン銀行での借入金の利息額を低減させる

前述した結果、セブン銀行で他社の借り入れをまとめることができたならば、セブン銀行の返済額を減らすことを考えよう。

借入元本を減らすことはできないが、セブン銀行の利息額を低減させることはできる。

ここではいくつかの方法を紹介するので、自分にあった減額方法を検討しよう。

借入金額の一部を繰上返済する

金銭的に少しでも余裕があるときには、毎月支払う通常の返済とは別に、少額でも追加で支払うようにしよう。

通常返済では借入残高と利息の返済にあてられるが、追加での支払い(繰上返済)では、利息を除いた借入残高の返済にあてられる。

利息は借入残高から算出されるため、繰上返済によって借入残高を減らすことは、利息を抑える効果がある。

利息額が抑えられれば、返済総額も減らせるため、返済期間も短縮できる。

セブン銀行への返済には、時間帯・曜日にかかわらず手数料はかからないため、自分の都合にあわせて繰り上げ返済することが可能だ。

ATMやWEBのいずれからでも返済できるが、WEBでは1円から返済できるので、少しでも余裕があるときには繰上返済を心がけよう。

全額返済する

予定外の収入があった場合には、全額返済も検討しよう。

利息は日割り計算されるため、利息額も返済する時点での金額に抑えられる。

全額返済の方法は、繰上返済と同じく、ATMでの入金もしくはWEBでの振込返済のいずれかで行う。

全額返済の場合も、手数料は24時間365日かからない。

1,000円単位での入金になるATMでの返済は、返済総額の超過分(お釣り)は、セブン銀行の預金口座に振り込まれるため小銭を用意する必要もない。

借入限度額を増やす

先述したように、借入限度額を高額にすれば金利も下がるため、限度額の増額も考えよう。

新規利用の場合は、セブン銀行から設定される限度額は50万円までだが、6ヶ月以上経過すれば、増額の申し込みができるようになる。

増額の申し込みは、WEBのトップメニューにあるカードローンの「申込(増額)」から手続きができる。

なお限度額を100万円以上にする際には、増額を申し込むときに、下記の収入証明書類の画像を1点提出しなければならない。

収入証明書類
  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 市区町村が発行する課税(所得)証明書
  • 確定申告書(第一表)

限度額を年収1/3を超えた金額を希望すると、増額審査に通過しない場合が多くなるので気をつけよう。

また増額審査を確実に通過させるため、ローンサービスの利用中には着実な返済を行い、セブン銀行からの信用を高めるように心がけよう。

セブン銀行カードローンの金利・利息は高い?他社と比較

このカードローンの金利を、他社のサービスと対比して解説する。

さまざまな企業が提供するカードローンの金利は各社で異なるうえ、それぞれのサービスには特徴がある。

このためカードローンを選ぶときには、この金利面とサービス面をあわせて考え、自分のライフスタイルにあうものを選ぶべきだ。

ここでは、他社ローンサービスとの金利を比べるとともに、利用シーンもそれぞれ説明する。

他の銀行カードローンとの対比

セブン銀行と同じく、銀行が行っているローンサービスとして、楽天銀行スーパーローンとの金利を比べてみよう

楽天銀行では、現在「金利半額キャンペーン」を行っているので、その金利とあわせて比較する。
※キャンペーンのWEB申込期限:2024年11月5日(火)16:59まで

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借入限度額楽天銀行スーパーローン年間金利セブン銀行カードローン
年間金利(借入限度額)
通常キャンペーン
10万円以上
100万円未満
14.5%年7.25%15.00%(10万円~50万円)
14.00%(70万円)
100万円以上
200万円未満
6.6%~14.5%3.3%~7.25%14.00%(100万円)
13.00%(150万円)
200万円以上
300万円未満
3.9%~14.5%1.95%~7.25%13.00%(200万円)
12.00%(250万円)
300万円以上
350万円未満
2.9%~12.5%1.45%~6.25%12.00%(300万円)
350万円以上
500万円未満
2.9%~8.9%1.45%~4.45%
500万円以上
600万円未満
2.5%~7.8%1.25%~3.9%
600万円以上
800万円未満
2.0%~7.8%1.0%~3.9%
800万円1.9%~4.5%0.95%~2.25%
詳しくはこちら

楽天銀行スーパーローンの通常金利では合は、セブン銀行のローンサービスとほぼ同レベルの金利といえるだろう。

しかし楽天銀行のキャンペーン金利と比べると、楽天銀行スーパーローンの方が低金利だ。

金利面だけをみれば、楽天銀行がよりよいといえるが、それだけで判断してはならない。

セブン銀行カードローンではスマホATMの機能により、ローン用のカードがなくとも、ATMにて無料で借入や返済ができる。

カードを持ち歩きたくない人、スマホ決済が多くスマートフォンだけを持って外出することが多い人には、このローンサービスの方が使いやすいだろう。

消費者金融との対比

次に消費者金融であるプロミスの金利と比較する。

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借入金額プロミス年間金利セブン銀行カードローン
年間金利(借入限度額)
100万円未満17.80%15.00%(10万円~50万円)
14.00%(70万円)
100万円以上
500万円まで
15.00%14.00%(100万円)
13.00%(150万円・200万円)
12.00%(250万円・300万円)
詳しくはこちら

セブン銀行の金利は「借入限度額」に対して設定されるが、プロミスなどの消費者金融は「借入金額」に応じて金利が設定される点で異なる。

つまりセブン銀行では、利用限度額が300万円で設定されれば、10万円を借り入れても、その限度額で設定された金利(年15.00%)が適用される。

一方プロミスは、10万円を借り入れたら17.8%、100万円の場合は 15.0%の金利が適用される。

だがどのような場合でも、上記の表をみれば、セブン銀行の方が低金利であることがわかるだろう。

一方で申し込みから最短3分で借入金が得られるプロミスは、借入金の受け取りを最短翌日としているセブン銀行と比べて、早く現金が受け取れる場合が多い。

財布を紛失するなどで現金が急いで必要な場合には、プロミスなどの消費者金融から借り入れた方がよいケースもある。

クレジットカードのキャッシングとの対比

多くの人が持っているクレジットカードには、キャッシングができるものも多く、ほとんどの人はカード入会時にキャッシングの設定をしているだろう。

このキャッシングサービスが備わっている、三井住友カードのクレジットカード・キャッシングの金利と比べてみる。

このクレジットカード会社の一般カードでは、キャッシングの金利を年15.00〜18.00%としており、セブン銀行の金利と比べて割高だ。

ただし三井住友カードをはじめとする多くのクレジットカードでは、海外に行った際には、現地通貨でキャッシングができる。

このため海外への旅行や出張の際に、急に現金が必要になった場合には、クレジットカードのキャッシングで借り入れるとよいだろう。

金利を抑えてセブン銀行カードローンを活用しよう

この記事ではセブン銀行カードローンの金利、その金利が決定する仕組み、そして利息額の算出方法を解説してきた。

本書で述べた利息額を低減させる方法も参考にして、返済額を抑えるように心がけよう。

他社のローンサービスやキャッシングとの比較も行ったが、金利面だけではなく、自分のライフスタイルにあったサービスを選ぶようにしよう。

セブン銀行カードローンでは、全国27,000台のセブン銀行ATMで、いつでも手数料がかからずに借入金が受け取れる。

だがこのローンサービスで新規に借り入れを行う場合には、借入金を受け取れるまで、最短でも申し込みの翌日までの時間がかかる。

急に現金が必要になったときに備えて、セブン銀行カードローンを申し込んでおこう。

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