- 住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えのメリットとデメリットが知りたい
- 借り換えの具体的な手続きについて知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンに借り換えした人の口コミが知りたい
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えを検討している人に向けて、借り換えのメリットとデメリットや具体的な手続き、そして実際の利用者の声をまとめた。
多くの人が高金利のカードローンに悩まされているが、借り換えによって金利を下げられる可能性がある。
住信SBIネット銀行カードローンは、低金利や幅広い借入限度額、手数料の無料化など、さまざまなメリットがある。
しかし、口座開設が必要なことや無利息期間がないなど、注意すべき点もあるのが事実だ。
本記事では、これらのメリットとデメリットを詳しく解説するとともに、借り換えの具体的な手続きや審査のポイントについても説明する。
さらに、実際に借り換えを行った利用者の生の声も紹介し、より具体的なイメージを持ってもらえるようにした。
カードローンの借り換えは大きな決断なので、住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えが自分に適しているかどうか、判断の材料の1つとしてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えのメリット
住信SBIネット銀行カードローンへ借り換えることで、メリットを得られる可能性がある。
本章では、金利の優遇制度や借入限度額の幅広さなど、具体的な特徴を踏まえながら、どのような点で他のカードローンと差別化されているのかを明らかにしていく。
金利が低め
住信SBIネット銀行カードローンのメリットは、その金利設定にある。
以下の表のとおり、他のカードローンに比べ住信SBIネット銀行の金利は低い場合もあり、金利が高いカードローンから乗り換えれば、以下のようなメリットが得られる。
- 高金利のカードローンからの借り換えにより、月々の返済額と総返済額を抑えられる
- 利息負担の軽減により、同じ返済額でもより早く借入金を返済できる可能性が高まる
- 条件によっては最大年0.6%の金利優遇を受けられ、さらなる金利低下が期待できる
このように、住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えは、金利が安くなる可能性がある。
金融機関 | 金利範囲 | |
---|---|---|
イオン銀行 | 3.8%~13.8% | |
みずほ銀行 | 2.0%~14.0% | 詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 詳しくはこちら |
三井住友銀行 | 1.5%~14.5% | |
東京スター銀行 | 1.5%~14.6% | 詳しくはこちら |
三菱UFJ銀行 | 1.8%~14.6% | |
住信SBIネット銀行 | 2.49%~14.79% | |
プロミス | 4.5%~17.8% | 詳しくはこちら |
アイフル | 3.0%~18.0% | 詳しくはこちら |
アコム | 3.0%~18.0% | 詳しくはこちら |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 詳しくはこちら |
PayPay銀行 | 1.59%~18.0% |
金利が優遇される場合がある
住信SBIネット銀行カードローンは、特定の条件を満たすことで金利が優遇される可能性がある。この金利優遇システムは、借り換えを検討する上で重要なポイントとなる。
基準金利は年2.49%〜14.79%の範囲で設定されているが、以下の条件を満たすことで最大年0.6%の金利引き下げが可能だ。
- SBI証券口座保有登録済または住信SBIネット銀行取扱いの住宅ローン残高がある場合
- 年0.5%引き下げ
- ミライノカード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引き落とし口座に設定している場合
- 年0.1%引き下げ
- どちらも満たしている場合
- 年0.6%引き下げ
これらの条件を満たしている場合は、借入コストを削減できる可能性がある。
とくに高額な借入や長期的な借入を検討している場合、この金利優遇は大きなメリットとなるだろう。
借入限度額 | 金利(実質年率) | 0.5%引下げ | 0.1%引下げ | 0.6%引下げ |
---|---|---|---|---|
910万円~1,000万円 | 2.49% | 1.99% | 2.39% | 1.89% |
710万円~900万円 | 2.99% | 2.49% | 2.89% | 2.39% |
610万円~700万円 | 4.49% | 3.99% | 4.39% | 3.89% |
510万円~600万円 | 5.49% | 4.99% | 5.39% | 4.89% |
410万円~500万円 | 6.49% | 5.99% | 6.39% | 5.89% |
310万円~400万円 | 7.49% | 6.99% | 7.39% | 6.89% |
210万円~300万円 | 8.99% | 8.49% | 8.89% | 8.39% |
110万円~200万円 | 11.99% | 11.49% | 11.89% | 11.39% |
10万円~100万円 | 14.79% | 14.29% | 14.69% | 14.19% |
借入限度額が幅広い
住信SBIネット銀行カードローンの特徴の一つに、借入限度額の幅広さがある。以下の表のとおり、他のカードローンと比べても借入限度額が高いことがわかる。
借入限度額が高いため、乗り換えにより以下のようなメリットが得られる可能性がある。
- 高額な資金需要に対応できる
- 分散していた借入先をまとめることで返済管理がしやすくなる
- 高額融資により、月々の返済額を抑えつつ長期的な返済計画を立てられる
このように住信SBIネット銀行カードローンは、大口の資金需要や借入れの整理を考えている人にとってメリットがある。
金融機関 | 借入限度額 | |
---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 最大1,000万円 | |
三井住友銀行カードローン | 最大800万円 | |
みずほ銀行カードローン | 最大800万円 | 詳しくはこちら |
楽天銀行カードローン | 最大800万円 | 詳しくはこちら |
アコム | 最大800万円 | 詳しくはこちら |
SMBCモビット | 最大800万円 | 詳しくはこちら |
プロミス | 最大500万円 | 詳しくはこちら |
セブン銀行カードローン | 最大300万円 |
手数料が無料
住信SBIネット銀行カードローンは、以下のような手数料が無料となっている。
- 借入や返済時のATM利用に関する手数料が何回でも無料
- 入会金、年会費が無料
ATM手数料がかかるカードローンが多い中、住信SBIネット銀行カードローンは何回利用しても無料のため、余計なコストを気にせずに利用できる。
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えのデメリット
住信SBIネット銀行カードローンへの乗り換えは、低金利や幅広い借入限度額など多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在する。
ここでは、口座開設の必要性や無利息期間がないことなど、他のカードローンと比較して不利な点を中心に説明する。
これらの情報を踏まえ、自身の状況に照らし合わせて借り換えの判断をすることが重要だ。
口座開設が必要
住信SBIネット銀行カードローンを利用する際の主なデメリットの一つは、同銀行の口座開設が必要となる点だ。
カードローンの申し込みと同時に口座開設の手続きも必要なため、手続きが煩わしく感じるかもしれない。また、既存の銀行口座に加えて新たな口座を管理する必要がある。
ただし、申し込みから借入までオンラインでの手続きが可能なため、一度口座を開設してしまえば利便性は高いと言えるだろう。
無利息期間がない
もう1つのデメリットは、無利息期間が設定されていない点だ。
借入れ直後から利息が発生するため、短期間での返済を予定している場合でも金利負担が生じる。
これは、多くの消費者金融が提供する30日間の無利息期間サービスと比較すると不利に感じられるかもしれない。
ただし、長期的な利用を考えている場合は、低金利設定のメリットが大きくなる可能性もあるため、利用目的や期間に応じて総合的に判断する必要がある。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換えした利用者の口コミを紹介!
カードローンの借り換えを検討する際、実際に利用した人はどうだったのか知りたいという人も多いだろう。
本章では、さまざまな年代や目的で借り換えを行った利用者の口コミを紹介する。実際の利用者の体験を参考に、自身の状況に照らし合わせて検討してみよう。
利用者の口コミ
まず1つ目の口コミは、金利が低い住信SBIネット銀行カードローンに乗りかえたことで、「毎月の返済額が減少した」という体験談だ。
またネット完結の手続きについても評価している。
以前利用していたカードローンの金利が高く、毎月の返済額に悩んでいたため、借り換えを検討しました。複数のカードローンを比較した結果、住信SBIネット銀行カードローンは金利が低く、ネット完結で手続きがスムーズな点に魅力を感じ、借り換えを決意しました。
実際に借り換えてみると、毎月の返済額が減少し、経済的な負担が軽減されたことを実感しています。
続いて、2つ目の口コミでは、「借り換えのしやすさ」と「融資のスピード」の2点を評価していた。
住信SBIネット銀行口座を作ったばかりの頃に借り換えをしました。前もってこちらの銀行口座を作っておいた方が信用度が上がるしより審査も優しく借入スピード速い印象でした。
さらに3つ目の口コミでは、事前に口座を作っていたためさらに手続きがスムーズに進んだ点を評価していた。
急な資金需要があり借り入れが必要となった。 投資の為に、住信SBIネット銀行の口座を持っていた為、カードローンにて借入をした。
良かった点、住信SBIネット銀行の口座を持っていた為、手続きがスムーズだった。悪かった点、借入残高が減ると返済額が差がつ為、元本の返済額も下がってしまう事。
こんな人には住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えがおすすめ
上記の口コミを踏まえると、以下のような人には住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えがおすすめだと言える。
- 高金利のカードローンに悩んでいる人
- オンラインで手続きしたい人
- すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている人
30代男性の口コミにあるように、現在高金利のカードローンを利用していて毎月の返済に悩んでいる人には、低金利の住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えがおすすめだ。
また、ネット完結で手続きができるという点は、時間や手間をかけたくない人にとって大きなメリットとなるだろう。
さらに、すでに口座を持っている人は手続きもスムーズに進むため、急な資金需要にも対応しやすい。
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換え手続きと審査のポイント
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンへの申し込みから借り換えまでの手続きや審査のポイント、そして注意点について詳しく解説する。
住信SBIネット銀行カードローンへの申し込みから借り換えまでの流れ
申し込みをする際は、事前に本人確認書類や収入証明書などの必要書類を準備しておこう。
以下のいずれか1点のコピーを提出
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 住民基本台帳カード(写真つき)
- 在留カード、特別永住者証明書
希望借入可能上限額が50万円を超える場合、以下のいずれか1点のコピーを提出
- 給与所得者の場合
- 源泉徴収票
- 市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)
- 確定申告書
- 給与明細直近1ヵ月分(勤続年数が1年未満で1~3が取得できないとき)
- 個人事業主や法人代表者の場合
- 市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)
- 確定申告書
申し込みから借り換えまでの流れは、以下のとおりだ。
- 住信SBIネット銀行のWEBサイトにアクセス
- 口座所有者はログイン、未所有者は新規口座開設を同時申請
- 必要事項(個人情報、職業情報、年収、希望借入額など)を入力
- 入力内容にもとづき、銀行と保証会社が審査
- 結果はメールとメッセージボックスで通知
- 通過者には「審査用書類ご提出のご案内」が送付される
- 審査結果:最短当日~数日
(新規口座開設者のみ)
オンラインで口座開設手続きを完了
認証番号カードが本人限定受取郵便で送付される
(受取りまで約1週間)
本人確認書類のコピー
収入確認書類(希望借入額が50万円超の場合)
WEBアップロードまたはFAXで提出
提出期限は仮審査結果通知に記載
提出書類にもとづく詳細な審査
必要に応じて在籍確認の電話あり
追加書類や確認事項がある場合は連絡がある
審査結果:数日~1週間程度
「カードローン口座開設のお知らせ」をメールとメッセージボックスで受領
契約完了後、すぐに借入可能
WEB、アプリ、ATMなどで借入手続き
借入金を既存ローンの返済にあてる
既存ローンの解約手続きを行う
住信SBIネット銀行カードローンの審査のポイント
住信SBIネット銀行カードローンの審査において重視されるポイントは、以下のとおりだ。
- 収入の安定性
- 信用情報
収入が安定していることは、審査において非常に重要なポイントである。
正社員でなくても、パートやアルバイトでも継続して安定した収入があれば審査対象となるが、収入が不安定な場合は審査に通過しにくくなる。
また、過去の借入状況や返済実績が信用情報として評価される。
とくに、延滞や未払いがないことが審査の合否に大きく影響するため、申し込み前に自身の信用情報を確認し、問題があれば対処しておこう。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換える場合の注意点
住信SBIネット銀行カードローンに借り換える際には、いくつかの注意点がある。
まず、借り換えの目的を明確にすることが大切だ。主な目的は金利を下げて総返済額を減らすことだが、借入期間が延びると結果的に総返済額が増える可能性もある。
そのため、借り換えによる効果を事前にシミュレーションして確認しておくといいだろう。
また、審査基準の違いにも注意が必要だ。住信SBIネット銀行の審査基準が現在利用中のカードローンよりも厳しい場合、借り換えできない可能性もある。
事前に審査基準を確認し、自身の状況が条件を満たしているかを見極めることが重要だ。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換えるメリット・デメリットを把握しよう
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えは、低金利や幅広い借入限度額、手数料の無料化など多くのメリットがある。
とくに金利優遇制度により、最大0.6%の金利引き下げが可能だ。一方で、口座開設が必要なことや無利息期間がないなどのデメリットもある。
利用者の口コミでは、金利の低さや手続きのスムーズさが評価されていた。
借り換えの手続きはオンラインで完結可能で、審査では収入の安定性と信用情報が重視される。
申し込みから借入開始まで最短で約1週間程度だが、新規口座開設者はさらに時間がかかる。
高金利のカードローンに悩む人や、オンラインで手続きを完結させたい人におすすめだ。
ただし、借り換えの効果を事前にシミュレーションし、審査基準も確認しておこう。
低金利と便利さを求める人は、ぜひ住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えを検討してみてはいかがだろうか。