- いますぐ10万円を借りられるカードローンが知りたい
- 審査なしでカードローンが借りられるのか知りたい
- 10万円を借りるのにおすすめのカードローンが知りたい
この記事では、10万円を借りる場合に、最適なカードローンを取り上げていく。だが、はじめてカードローンを利用する際には、申込者に対して審査が行われる。
このため、審査内容やその必要性についても述べていく。また審査に通過しやすくするためのポイントや注意点も解説する。
返済額をシミュレーションした結果も紹介するので、急に現金が必要になった場合には、参考にしてほしい。
10万円を借りるときに選ぶべきカードローン5選
10万円を借り入れる際には、借り入れる理由に応じて、さまざまな希望や条件があるのではないだろうか?
周囲に知られることなく借りたい、現金が急いで必要、返済時の利息を抑えたいなど。
ここでは、それぞれの希望や条件にあわせて最適なカードローンを紹介するので、自分にあったものを選ぼう。
周囲に気づかれにくく借り入れできる「アイフル」
カードローン会社のなかには、勤務先に電話連絡を行い、申し込みの際に申告した企業に勤めているかを確認することもある。
そのような電話が職場にかかってくれば、周囲の目が気になってしまうこともあるだろう。
しかしアイフルでは、申込者の自宅や勤務先への連絡は行わない。
さまざまな手続きはWEBで完結できるため、郵便物が自宅に送られることも、以下の場合に限られている。
- 返済の件で、ユーザーとの連絡が取れない場合
- ユーザーが書類送付を希望した場合
- アイフル側が書類の郵送が必要と判断した場合、など
さらに送られてくる郵便物も、「アイフル」の社名の入っていない封筒で送付される。
以上のことから、職場や家族に知られずに、借り入れをしたい人にはアイフルがおすすめだ。
急いでいるときに便利な「プロミス」
カードローンのなかには、審査が完了するまでの時間がかかるため、申し込んだ日に借入金が受け取れないものもある。
しかしプロミスでは、WEBでの申し込みから最短3分で融資が可能になる。
さらに土日の申し込みにも審査を行ってくれるため、休日でも借入金が受け取れることもある。
このため急に現金が必要になった場合には、プロミスに申し込むとよいだろう。
低金利が魅力な「ソニー銀行カードローン」
返済の際には、借り入れた元本に、利息を加えて返済しなければならない。
この利息は元本に金利をかけた金額となるが、初回利用では、カードローンの金利が年18.0%のものも多い。
しかしソニー銀行カードローンの金利は、年2.5%〜13.8%と低金利だ。
さらに2024年12月31日まで開催しているキャンペーンに申し込めば、1,500円キャッシュバックしてくれる。
キャッシュバックされる1,500円は、10万円に対して1.5%にあたるため、その分の金利がキャンペーンを利用することで抑えられる。
このように低金利のローンサービスを利用して、返済額を抑えたい人には、ソニー銀行カードローンが向いている。
60日以内で返済できるならば「レイク」
レイクをはじめて利用するときには、借り入れから60日間は利息がかからない。この期間内に返済できる予定ならば、借入元本だけの返済ですんでしまう。
もし借り入れが5万円で収まるようであれば、無利息の期間は180日まで延びる。このように短期間で返済できるのであれば、レイクが最適だ。
手数料無料で利用できる提携ATMが多い「三井住友銀行カードローン」
カードローンに契約しておけば、外出先で急に現金が必要になったときでも、ATMで借入金が受け取れる。
しかし借入金が受け取れるATMは、カードローン会社と提携しているものに限られている。
また利用可能なATMで借入や返済を行う際には、ATM手数料がかかる場合も多い。
しかし三井住友銀行カードローンでは、以下のATMを利用する際に、手数料はかからない。
- 三井住友銀行ATM
- 三菱UFJ銀行ATM※
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E-net(イーネット)ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- 三菱UFJ銀行ATMでは借入や残高確認はできるが、ATMでの返済はできない。また三菱UFJ銀行の支店内に設置されているATMの利用には、ATM手数料がかかる
外出先で現金が必要になったときには、街中ではセブン銀行やローソン銀行などのコンビニATM、地方では郵便局に設置されているゆうちょ銀行ATMを使えば手数料はかからない。
いますぐ借り入れが必要ではないが、出張や旅行、外出先に備えてカードローンを契約しておきたい人には三井住友銀行カードローンが適している。
今すぐカードローンで10万円を借りるには?審査なしは可能?
ここではカードローンでの審査内容を解説する。
カードローンを申し込む際には、必ず申込者に対して審査が行われる。
その審査に通過しなければ、借り入れはできない。
つまりカードローンの申し込みを行った後には審査が行われ、その審査に通過した後の契約手続きを完了して、借り入れができるようになる。
さらに審査をスムーズに通過させるために、申し込む際に気をつけるべきことも紹介する。
カードローンの審査内容
カードローン会社は、貸し付けた元本に利息を加えた金額を、事前に合意したタイミングに返済してくれる人にしか融資をしない。
申込者のなかには、経済的に返済が不可能な人、あるいは返済が可能ではあるが実行をしない人もいる。
このためカードローンの審査では、「経済的に返済が可能であり、確実に返済してくれる人」を、申込者のなかから見極めることを目的としている。
具体的には「経済的に返済が可能な人」を申込者の返済能力で、「返済を確実に実行してくれる人」をその人の信用力で判断する。
つまりカードローン会社の審査では、申込者の「返済能力」と「信用力」を評価したうえで、貸付の可否を判断している。
審査で重視される返済能力と信用力を、それぞれみていこう。
審査で重視される「返済能力」
返済能力は、申し込みの際に申告した、定常的な収入と支出の情報で判断される。
具体的に収入は年収や勤務先、支出は毎月支払う家賃や住宅ローンなどをさす。
大企業に勤めて高収入を得ているうえ、家賃や住宅ローンなどがない人は、経済的に余力があり「返済能力が高い人」と評価される。
また審査では安定的な収入が求められるため、パートやアルバイトであっても、継続的な勤務であれば「返済能力がある人」と判断される。
しかし仕事が単発バイトばかりであれば、「安定して返済能力がある人」とはみなされず、審査に通過しないケースもある。
審査で重視される「信用力」
カードローン会社は、信用情報機関にある申込者本人の信用情報を調査し、その内容から信用力を評価する。
もしその情報のなかに債務整理などを行った記録、あるいは借り入れへの長期滞納の記載が頻繁にあれば、申込者は「信用力がない人」と評価されてしまう。
この情報には、ローンサービスだけではなく、クレジットカードの利用情報も記録されている。
これらの利用記録を調査した結果、申込者の信用力が評価されない限り、カードローンの利用もできない。
申し込む際の注意点
カードローンは、平日の午前中に申し込んだ方が、借入金を早く受け取れる可能性が高くなる。
午後の遅い時間に申し込むと、申し込みが多いときには当日中に審査が完了せず、申し込んだ日に借入金が受け取れないこともある。
またプロミスのように、土日でも審査を行っている会社であっても、なるべく平日に申し込んだ方がよい。
土日は、平日と比べて勤務している社員が多くないため、審査に時間がかかる恐れがあるからだ。
カードローンで10万円を借りるときのポイントと注意点
10万円ほどの借入金であっても、カードローンの審査に通過しないことは少なくない。
ここでは審査に通過しやすくするためのポイントを解説する。
また借り入れを行ううえでは、気をつけておくべきこともあるので、借り入れする際の注意点についても説明する。
審査に通過しやすくするためのポイント
カードローンの審査では、返済能力と信用力が評価されると先述した。
しかし返済能力、なかでも収入は急に昇給が決まる場合、もしくは転職をしなければ急激に上昇することは少ない。
逆に不景気になれば、収入が下がることもあるだろう。
以上のことから、返済能力を高めることと比べて、比較的容易に行える「信用力を高める方法」を解説する。
日頃から借り入れを控えておく
カードローンやキャッシングの日常的な利用は控えておこう。
カードローン会社が申込者の信用情報を確認する際に、すでに多くの借り入れをしている記録があれば、会社側は申込者の返済能力を不安視してしまう。
その結果、貸し倒れのリスクを考慮し、審査に通過しないこともある。
審査をスムーズに通過させるために、必要なときにだけ借り入れをするようにして、日常的な利用は控えるようにしよう。
返済に遅延しない
カードローンの利用を控えるようにしても、急に現金が必要になり、借り入れを行うこともあるだろう。
そのときは、返済日には必ず返済して、遅延しないように努めよう。
返済が61日以上遅れれば、返済遅延の記録として、信用情報に5年間残ってしまう。
一時的に返済が厳しいときには、カードローンのコールセンターに相談しよう。
コールセンターのオペレーターは、返済額や返済期間などを一時的に調整してくれることもある。
遅延が発生する前であれば、カードローン会社側も、さまざまな対処をしてくれる可能性も高い。
同時に複数のカードローンに申し込まない
審査結果に不安を感じたからといって、複数のローンサービスを同時に申し込むことは避けよう。
信用情報には、ローンサービスへの申込記録も6ヶ月間残される。
このため申し込みを受けた他社も、信用情報を確認する際に、申込者が複数の申し込みを同時に行っていることを知ってしまう。
その結果、申込者を「経済的に困窮して、貸し倒れのリスクがある人」と判断してしまい、審査に通過しないこともある。
審査結果が届かず、心配になったときには、カードローン会社のコールセンターに審査状況を問い合わせるようにしよう。
10万円を借りる際の注意点
住宅ローンや自動車ローンと比べて、借入額が少ないからといって、軽視してはいけない。
少額の借り入れから、気づかぬうちに、多額の借金を背負い込んでしまうこともある。
ここでは、そのようなことにならないように注意すべき点を解説する。
計画的な借り入れを心がける
借り入れる前には、無理のない返済計画を立てたうえで、利用するように心がけよう。
カードローンは審査を通過し契約が完了すれば、WEBやATMを使って、簡単に借入金が受け取れる。
このため返済のことも考えず、無計画に借り入れを続けると、返済のために借り入れをするようになる危険性がある。
そのような自転車操業の状態になると、気づかないうちに、返済能力以上の借金を背負い込んでいる状態になっていることもある。
違法業者には関わらない
「審査なし!即融資が可能!!」と書かれているダイレクトメールやチラシ広告などは注意しよう。
名前や評判を聞いたことがない会社ならば、違法業者の可能性もある。
違法業者に関わると、法外な利息や過度な取り立てを受けるだけではなく、返済を受け取らず違法返済期間を延ばそうとする業者もいる。
金融庁では「登録貸金業者検索サービス」を提供しているので、心配なときは、業者を調べてみるとよいだろう。
このサービスで検索されない貸金業者は、貸金業法に従って事業者登録をしていない無登録業者(違法業者)の可能性がある。
なお、このサービスを利用する際には、下記の情報は含まれていないので注意しよう。
- 各財務局や都道府県でデータ更新処理を行った後に、新規登録を行った事業者
- 東京都知事登録の貸金業者の広告などに使用されている電話番号
カードローンで10万円を借りたときの返済額は?
最後に、10万円を借りた場合の返済金額を説明する。
返済金額については、いくつかのパターンに分けてシミュレーションした結果を紹介する。
さらに、そこから返済の際に注意すべき点が見えてくるので、その注意点についても解説する。
返済額の考え方
カードローンでは毎月決まった金額を返済するが、月々の返済額は返済回数(返済期間)に応じて変わる。
月々の返済額は、その時点までの借入残高、そして借入残高(元本)に金利をかけた利息を合算した金額になる。
返済開始当初は、あまり借入残高が減っていないため、その借入残高に金利をかけた利息も大きい。
毎月10,000円を返済する場合、返済開始当初では、ひと月の返済額のなかで利息の割合は多くなる。
その影響で10,000円のうち、借入残高が占める割合は少ない。
一方で返済期間の終盤では、それまでの返済によって借入残高が減っているため、その借入残高に金利をかけた利息も少なくなる。
つまりその頃に返済する10,000円の中身は、返済当初と比べて借入残高の割合が多く、利息の割合は少なくなっている。
10万円を借りたときの返済額のシミュレーション
ここでは、金利を年15.0%と18.0%の二つのパターンで、返済額を算出する。
さらに各金利で返済額を算出する際に、返済回数4回と24回(2年)の二つのケースに分けて、それぞれ金額を算出する。
金利 | 年18.0% | 年15.0% | |||
---|---|---|---|---|---|
返済回数 | 24回 | 4回 | 24回 | 4回 | |
返済額 | 毎月 | 5,000円 | 26,000円 | 5,000円 | 26,000円 |
最終回 | 4,752円 | 25,798円 | 769円 | 25,148円 | |
返済総額 | 119,752円 | 103,798円 | 115,769円 | 103,148円 | |
返済総額の差額 | 15,954円 | 12,621円 |
※参考:株式会社アイフル「ご返済シミュレーション」
上記のシミュレーション結果では、返済回数が同じであれば、金利が低い方が返済総額は抑えられる。
- 返済回数24回での返済総額の差額
- 3,983円
- (金利が年18.0%の場合:119,752円、金利が年15.0%の場合:115,769円)
- 返済回数4回での返済総額の差額
- 650円
- (金利が年18.0%の場合:103,798円、金利が年15.0%の場合:103,148円)
しかし上記の表の「返済総額の差額」から、返済回数を少なくすれば、それ以上に返済総額を減らせることがわかるだろう。
カードローンの返済における注意点
借り入れをする際には、できる限り返済回数(返済期間)を短くするように考えよう。
返済回数が多ければ毎月の返済にともなう負担は小さくなるが、長期間にわたって返済するため、支払うべき金額も多くなってしまう。
しかしながら、毎月の返済への負担を大きくできないこともあるだろう。
そのような場合には、経済的に余裕のあるとき、あるいは予想外の収入があったときには繰上返済を検討しよう。
繰上返済は、すべて借入残高の返済にあてられるため、借入残高が減った分だけ利息も抑えられる。
つまり繰上返済を行うことで、返済総額も少なくなる。
カードローンで10万円を上手に借りよう
この記事では、急に10万円ほどの現金が必要になった場合に、最適なカードローンとその使い方を解説してきた。
はじめてカードローンを利用するには、審査を通過しなければならない。
だが安定した収入を得て、借り入れに対しても着実な返済をこれまでしていれば、審査には通過するはずだ。
審査を通過すれば、カードローンを使って簡単に借り入れができるようになるため、無計画に利用すれば多額の借金を抱え込むことになりかねない。
しかし計画的に利用し、余裕があるときに繰上返済を行えば、返済額も抑えられる。
本書で述べてきたメリットや注意点を踏まえて、カードローンを上手に利用しよう。