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三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の借入限度額はいくら?限度額の決まり方を解説!

この記事で解決できるお悩み
  • バンクイックでいくらまで借入できるのか知りたい
  • バンクイックの利用限度額がどのように決まるのか理解したい
  • バンクイックの限度額を他社と比べたい

「バンクイックでどのくらいお金を借りられるか知りたい」「初回だといくら利用できるか気になる」など、バンクイックでの利用限度額に疑問を持っている方は多いのではないだろうか。

三菱UFJ銀行が提供するバンクイックでは、10万円〜500万円までの借入が可能となっている。

ただし、個人の属性や信用情報、他社での借入状況などによって借入限度額は変わるため、希望した金額を必ず借りられるわけではない。

今回の記事では、借入限度額の概要や決まり方などを解説しつつ、他社の利用限度額とも比較していく。

バンクイックでの限度額を増額する方法や、逆に減額されてしまうケースなども紹介しているため、これから利用を検討している方はぜひ参考にしてみてほしい。

目次

バンクイックの借入限度額の基本

バンクイックは、三菱UFJ銀行が提供するカードローンだ。

銀行系のカードローンであるため、消費者金融が提供するカードローンに比べて金利が低く設定されやすいのが特徴だ。

自分がいくらまで借りられるのかを知るために、そもそもの借入限度額や年収別の目安金額などをチェックしていこう。

また、他社のカードローンの限度額も比較しながら、バンクイックの限度額について確認していく。

バンクイックの借入限度額と年収別の目安金額

バンクイックの借入限度額は、10万円〜500万円となっている。

利用限度額別の金利は下記のとおりだ。

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利用限度額金利
100万円以下10万円超年13.6%~年14.6%
200万円以下100万円超年10.6%~年13.6%
300万円以下200万円超年7.6%~年10.6%
400万円以下300万円超年6.1%~年7.6%
500万円以下400万円超年1.8%~年6.1%

ただし、限度額の上限が500万円だからといって、500万円を希望すれば必ずその金額に設定されるわけではない。

カードローンに申し込みをすると審査が行われ、そもそもお金をきちんと返せそうかどうかや、どの程度まで貸付しても問題ないかなどがチェックされる。

利用者のニーズと返済能力が総合的に判断され、利用限度額が決定されるという仕組みだ。

いくらくらいの年収があればどの程度の利用限度額が設定されるかは公表されていないが、目安になるのが「総量規制」だ。

総量規制は、借りすぎ・貸し過ぎを防止することを目的にしたルールで、借入金額の合計が年収の3分の1を超えてはならないとする決まりのことだ。

バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンであり、総量規制が定められている貸金業法の対象外ではあるものの、一つの基準として考えるべきではあるだろう。

銀行のカードローンは消費者金融のカードローンに比べて審査が厳しいことを考えると、借入限度額の希望は年収の1/4〜1/5程度に留めておくのがおすすめだ。

以上を踏まえた上で、年収別の借入限度額の目安は下記の通りとなる。

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年収年収の1/4年収の1/5
300万円75万円60万円
500万円125万円100万円
800万円200万円160万円
1,000万円250万円200万円

バンクイックの初回借入限度額の目安

バンクイックで初めて借り入れを行う場合、借入限度額として上限の500万円が設定されるのは珍しいだろう。

初回の借り入れでは返済の実績がないため、安定した支払い能力があるか見極めるのは難しいためだ。

「これまでカードローンの利用実績がないから信用力は高いだろう」と考えても、返済実績に関する判断材料とはならないため、まずは少額の借入限度額が設定されることが多い。

後ほど詳しく解説するが、銀行カードローンの借入限度額は、年収や勤務情報、信用情報などを総合的に判断して決められる。

そのため「年収いくら以上であればいくら借りられる」といったような明確な基準はないと考えた方が良いだろう。

逆にいうと、十分に高い年収を得ていて、勤続年数や過去の信用情報などに問題がなければ、ある程度借入限度額に対する希望は通りやすくなるだろう。

バンクイックの借入限度額と他社の比較

バンクイックの借入限度額を、他社の借入限度額と比較してみよう。

ここでは「都市銀行系」「ネット銀行系」「消費者金融系」の3つの分類に分けて紹介する。

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分類会社名限度額
都市銀行系バンクイック(三菱UFJ銀行)10万円〜500万円
みずほ銀行10万円〜800万円
三井住友銀行10万円〜800万円
りそな銀行10万円〜800万円
ネット銀行系楽天銀行10万円〜800万円
PayPay銀行10万円〜1,000万円
オリックス銀行10万円〜800万円
消費者金融系アイフル1万円〜800万円
アコム1万円〜800万円
プロミス1万円〜500万円

上記からもわかる通り、バンクイックの限度額は他社に比べるとやや上限が低いと言える。

借入限度額が500万円となっているため、それ以上の資金を必要とする場合は他社での借入も検討した方が良いかもしれない。

バンクイックの借入限度額の決まり方

それでは、具体的にどうやって借入限度額が決まっているのだろうか。

ここでは、審査の際に借入可能金額に影響を与える3つのポイントを紹介する。

属性情報

1つ目のポイントとしては、利用者本人の「属性情報」が挙げられる。

属性情報としてチェックされるのは以下のような点だ。

属性情報の例
  • 家族構成
  • 住まいの状況(持ち家/賃貸)
  • 居住年数
  • 勤務先・勤続年数
  • 雇用形態(正社員/非正規社員/アルバイト・パート/自営業など)
  • 年収

会社によってチェックする項目や重視するポイントは異なるが、さまざまな情報が総合的に判断された上で、借入の可否やどれだけ借りられるかが決められる。

信用情報

2つ目のポイントは「信用情報」だ。

信用情報とは、ローン商品やクレジットカードのキャッシングの利用履歴などを指す。

信用情報の例
  • ローン商品やクレジットカードの申し込み状況や契約内容
  • 他社での借り入れ件数
  • 他社での借り入れ金額
  • 返済状況
  • 返済遅延や滞納、債務整理など過去のトラブル

これらの信用情報は信用情報機関に登録され、審査の際に厳しくチェックされる。

過去に返済遅延や滞納などのトラブルを何度も起こしている人は、しっかりと返済してくれる可能性が低いと判断されやすくなる。

また、同時に何社も新規借り入れを申し込んでいたり、すでに複数社でお金を借りていたりする場合も、すぐにお金が必要=返済能力が高くないと判断される可能性が高いだろう。

逆に、過去に借り入れ履歴があったとしても、しっかりと期日通りに返済を続けていたり、すでに完済したりしている場合、新規申し込みにおいて不利になることはあまりないだろう。

総量規制

総量規制とは、貸金業者が提供するローンにおいて申込者の年収の3分の1を超える貸付を禁止する制度だ。

貸金業者に該当するのは、クレジットカード会社・信販会社・消費者金融などとなり、銀行は対象外となる。

しかし、過度な借り入れによって利用者が返済困難に陥ることのないよう、総量規制に基づいて融資可能額に関する自主規制を設けている銀行も多い。

そのため、すでに他社で年収の1/3程度の借り入れを行っている場合、バンクイックで新規の申し込みをしても断られてしまう可能性もあるだろう。

バンクイックで限度額を増やす方法

今よりも借入限度額を増やしたいという場合、どのようにすればよいのだろうか。

ここでは、限度額増額が認められるケースや増額する手順、増額が認められないときの対処法を紹介する。

バンクイックの限度額増額が認められるケース

借入限度額を増額するためには、初回の申込時と同様に審査を改めて受ける必要がある。

特に、増額の申し込みの際は「これまでの利用状況」が重視される傾向がある。

借り入れと返済の実績をしっかりと積み上げている場合、増額の希望が通りやすくなるだろう。

また、勤続年数が長くなった、年収が上がった、など本人の属性情報が以前よりも良くなった場合も限度額増額が認められやすい。

ただし、限度額の増額を希望しても審査の結果によっては逆に限度額が下げられてしまうケースもあるため注意しよう。

バンクイックの限度額を増額する手順

利用限度額の増額を申し込む際は、第二リテールアカウント支店専用ダイヤル「0120-76-5919」に電話をするか、WEB・専用アプリから申し込み手続きを行う必要がある。

電話の場合、受付時間は平日の9:00〜21:00、土日祝日の9:00〜17:00までとなっているので、あらかじめ確認しておこう。

50万円超の利用限度額を希望する際は、収入証明書として以下のいずれか1点の書類を準備する必要がある。

収入証明書
  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 納税証明書その1・その2
  • 確定申告書第1表・第2表
  • 直近1ヵ月分の給与明細書+賞与明細書

また、自ら増額を希望する以外にも、三菱UFJ銀行から増額の案内がメールや郵送にて届く可能性もある。

その際は、所定の手続きに従って手続きを進め、書類の提出等を行おう。

増額が認められないときの対処法

増額が認められない場合の対処法は「増額できない理由を改善してから再度申し込む」「他社のカードローンを利用する」の2種類だ。

仮に増額審査に落ちてしまっても、落ちた理由は公表されない。

自分で落ちた理由を推測し、その部分を改善して再度審査を受けることで、増額が認められる可能性があるだろう。

明らかに勤続年数が短い、年収に対して希望額が大きい、過去に延滞などのトラブルがあった、など考えられる理由がある場合は、まずはその点の改善に努めよう。

また、増額審査に通過できない際は、他社のカードローンを検討するのも一つの手だ。

審査基準は会社によって異なるため、バンクイックで希望額を借りられなくても、他の会社で借りられる可能性もある。

バンクイックの限度額が減額される理由

増額の申し込みが認められることもあれば、逆に望んでいないにも関わらず減額されてしまうこともある。

ここでは、どのような際に限度額が減額されるのかチェックしていこう。

延滞や返済遅延が続いた場合

「つい返済日を忘れてしまった」「ずるずると返済遅延が続いてしまった」など、返済状況に問題がある場合、借入限度額が減額される可能性がある。

1〜2回の返済遅延ですぐに限度額が減額される可能性位は低いが、軽微な遅延を何度も繰り返したり、数ヶ月に渡って返済が遅延したりした場合、利用限度額が下げられるどころかカードの利用額が「0円」になってしまうケースもある。

バンクイックでの返済状況だけでなく、他社への返済状況の悪化も利用限度額の減額につながるため十分注意しよう。

近年多くみられるのは、スマートフォンの端末代金を毎月の通話料や通信料と合わせて分割で支払っているにも関わらず、返済が遅延して信用情報に傷がついてしまうケースだ。

スマホの購入時に分割払いにしたからといって、ローンを組んでいる感覚を持たない人がほとんどだが、分割代金の支払い状況についても信用情報機関に記録が残る。

カードローンの返済はしっかりと行っているのになぜか減額されてしまったという方は、スマホ端末代金などのその他のローンの返済状況もチェックしてみよう。

属性情報が悪化した場合

自ら増額の申し込みを受けたにも関わらず、属性情報が悪化している場合、審査の結果によっては逆に利用額が減額されることもある。

「サラリーマンを辞めて個人事業主になった」「転職して勤続年数が短くなった」など、特に勤務情報について大きく変化があった場合、バンクイックの増額審査にも大きな影響を与える。

カードローンの審査はさまざまな情報を元に行われるため、「年収が上がっていれば大丈夫」「勤続年数が長くなっていればOK」と安易に考えていると減額の可能性もある点に注意しよう。

他社での借り入れが増えた場合

他社での借り入れが増加して、年収に対する借り入れ金額が所定の基準に達してしまった場合、借入限度額が減額されてしまう可能性がある。

銀行カードローンは総量規制の対象外ではあるが、融資金額についての独自の規制を設けている銀行は多い。

「年収の1/3まで」を目安にしつつ、それよりも少ない金額で制限がかかることも念頭に置いておくのをおすすめする。

他社で多めに借り入れたことによって、バンクイックでの限度額が下げられてしまうという可能性もあるため気をつけよう。

バンクイックの借入限度額の管理法

借入限度額を適切に管理するためには、以下のポイントを心がけておくことが大事だ。

  • 無理のない範囲での利用を心がける
  • あらかじめ返済計画を立てておく
  • 借り入れ状況や返済状況をこまめにチェックする

順番に解説していく。

無理のない範囲での利用を心がける

カードローンを利用する際は、無理なく返済できる範囲での利用を心がけよう。

利用限度額はあくまでも借入できる限度額であって、安定した生活を送れるかどうかは人によって異なる。余裕を持って生活を続けるための限度額は自分で設定すべきだ。

「また利用限度額があるから」と無計画に借入を行なってしまうと、どんどん借入金が膨らんでいき、多額の返済に苦しむことにもなりかねない。

毎月の収入のほとんどを返済に充て、また足りない分を借りる、といった悪循環に陥らないように気をつけよう。

あらかじめ返済計画を立てておく

返済計画を前もって立てておくことも重要だ。

「ボーナスのタイミングで繰り上げ返済を行う」「返済に充てるお金は別の口座に移しておく」など、計画的に返済を行っていくことで、家計を圧迫せずに利用しやすくなるだろう。

着実に返済実績を積み上げていけば、それだけ「しっかりと返済できる人」と判断される可能性が高まり、増額の申し込みにも通りやすくなる。

借入状況や返済状況をこまめにチェックする

借り入れ状況や返済状況を逐一チェックして管理するのもおすすめだ。

バンクイックでは、専用アプリを利用することで現在の利用可能額や次回返済日を確認できる。

利用残高や利息、過去3か月分の取引明細などもチェックできるため、「現在どれだけ借りているのか」を管理しやすい。

アプリやEメールで返済期日を通知する機能も利用できるため、うっかり返済日を忘れてしまうということも防ぎやすいだろう。

振込での借り入れや返済もアプリから行えるため、「今すぐ口座にお金を振り込んでほしい」「期日ギリギリになってしまったのですぐに返済したい」といったときにも便利に利用できておすすめだ。

バンクイックの限度額を知って上手に利用しよう

バンクイックは、大手銀行として知られる三菱UFJ銀行が提供するカードローンだ。

利用限度額は10万円〜500万円となっていて、利用者の希望する金額額や本人の属性情報、信用情報などによって借入限度額が定められる。

銀行カードローンは、アコムやアイフルなどの消費者金融に比べて審査が厳しくなりやすい点や、初回の申し込みは借入限度額が小さく設定されやすい点を踏まえて、余裕を持った計画を立てておくようにしよう。

限度額を増やしたい場合は、増額の申し込みをすることも可能だが、人によっては逆に減額されてしまうこともあるため、他社での借り入れ・返済状況や自分の勤務情報などはあらかじめチェックしておくのをおすすめする。

バンクイックの利用限度額を適切に管理するためには、無理のない範囲でのカードローンの利用や自分に合った返済計画、こまめな限度額のチェックなどが重要だ。

本記事で紹介した内容をもとにバンクイックの借入限度額を知って、自分に合った方法で上手に利用するのをおすすめする。

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