専業主婦でもSMBCモビットで借入はできる？SMBCモビットの借入条件と主婦がお金を借りる方法とは

「専業主婦でもSMBCモビットでお金を借りられるのか」「限度額はいくらなのか」と疑問に思っている人は少なくないだろう。

SMBCモビットは最短15分で借り入れができるので、急な出費や資金が必要になった場合に利用できる便利なカードローンだ。

この記事ではSMBCモビットの借入条件や方法、注意点などを詳しく解説する。ぜひ最後まで読んでほしい。

専業主婦でもSMBCモビットで借入は可能？

専業主婦でもSMBCモビットで借入は可能なのか、以下の2つの項目にわけて詳しく解説する。

収入があれば主婦でもSMBCモビットで借入できる

SMBCモビットの借入条件は、年齢20歳〜74歳で安定した定期収入がある人に限られる。

そのため、定期的な収入がない専業主婦が、SMBCモビットから借り入れすることは困難だ。

SMBCモビットの審査は、定期的な収入源が返済能力の証明となる。

したがって、アルバイトやパートタイムの仕事をしている主婦は、SMBCモビットの基準を満たすため、定期的な収入源があれば借り入れできる可能性がある。

一方収入があったとしても、日払いのアルバイトや自営業で収入が安定していない人は、借り入れが難しい場合があるといえるだろう。

最終的な判断は、SMBCモビットが行う個別の審査結果に委ねられる。

まずは申込前に詳細な条件を確認し、必要書類を準備することから始めよう。

専業主婦がSMBCモビット以外でお金を借りる方法

専業主婦がSMBCモビット以外でもお金を借り入れる方法は、以下のとおりだ。

カードローンの配偶者貸付制度では、専業主婦でも借り入れが可能だ。

配偶者の返済能力が認められれば利用でき、借入限度額は夫婦の年収合計の3分の1までとなる。

ただし、SMBCモビットではこの制度を提供していないため、他社での検討が必要となる。

次に、クレジットカードのキャッシング機能も有効な選択肢だ。すでにクレジットカードを所持している場合、現金調達が即時可能となる。

ただし、利率が高めなので利用前に必ず確認しておこう。さらに、生命保険の契約者貸付制度も活用できる。

加入している保険に解約返戻金があれば、保険会社が定める範囲内で借り入れができる。利率も比較的低く、返済期限も柔軟なのが特徴だ。

このような方法には、それぞれメリットとデメリットがある。

そのため専業主婦が借り入れを検討する際は、特徴を理解し、借入目的や返済計画も明確にしておくことが重要だ。

主婦がSMBCモビットで借入する時の条件

主婦がSMBCモビットで借入する時の条件を、以下の2つの項目にわけて詳しくみていこう。

このような条件やポイントを押さえておくことで、主婦でもスムーズに借り入れができる可能性が高まる。ぜひ参考にしてほしい。

主婦がSMBCモビットで借りられる金額

SMBCモビットで主婦が借りられる金額は、年収をもとに審査されるが、総量規制の上限を超えないよう決められている。

総量規制とは、借入総額を年収の3分の1までに制限する制度だ。例えば、厚生労働省によると、パート従業員の平均年収は約122万円だ。

この場合、総量規制に基づく借入上限額は約40万円となる。一方、正社員の場合、平均年収は約270万円だ。

この収入なら、借入可能額の上限は90万円程度まで上がる。

ただしこれらの金額はあくまで目安であり、実際の借入可能額は、個人の経済状況や信用度によって変動する。

また、SMBCモビットの独自の審査基準も適用されるため、必ずしも総量規制の上限まで借りられるわけではない。

年収だけでなく、勤続年数、他社へのローン申し込み状況、過去の返済履歴、滞納歴などの信用情報も考慮される。

このような要素が総合的に評価され、最終的な借入可能額が決まるのだ。

• 出典：厚生労働省の「毎月勤労統計調査　令和5年9月分結果確報」
• 出典：厚生労働省「雇用形態別にみた賃金」

主婦がSMBCモビットの審査で気をつけたいポイント5つ

主婦がSMBCモビットの審査で気をつけたいポイントは、以下の5つだ。

それぞれ詳しくみていこう。

必要書類を揃えておく

SMBCモビットへの申込前に、必要書類を揃えておくと審査をスムーズに進められる。

本人確認書類は全ての申し込みに必要だが、一定額以上の借入希望者には収入証明書類も求められる。

本人確認書類は、以下のいずれか2点が必要だ。

※いずれも有効期限内、もしくは現在有効な本人確認書類

収入証明書類が必要なケースは、希望借入額が50万円を超える場合、または他社借り入れを含む総借入額が100万円を超える場合だ。

上記に該当する人は以下の収入証明書類のうち、いずれか1点提出する必要があるため、あらかじめ準備しておこう。

必要書類を事前に準備しておくことで、審査の遅延や二度手間を避けられる。

特に収入証明書類は入手に時間がかかる場合があるため、早めの準備が重要だ。

10秒簡易審査に落ちたら再申し込みは6ヶ月後にする

SMBCモビットの10秒簡易審査は、あくまで簡易的なものであり、結果を保証するものではない。

実際の申込についてはより詳細な情報に基づき審査するので、希望に添えない場合もあることを承知しておこう。

利用者からの本申込後、SMBCモビットは信用情報機関に問い合わせをする。

信用情報機関とは個人の借入状況や返済履歴を管理する機関で、カードローン会社はこの情報を審査時に確認するのだ。

この本審査に通過できなかった場合、その審査記録が残ると今後の借入審査に影響を与える可能性があるのだ。

特に返済能力が改善されていない状態での再申し込みは審査通過の可能性が低いため、前回の申し込みから最低6ヶ月空けることをおすすめする。

この期間を利用して、まずは自身の経済状況を整理し改善に努めるとよいだろう。

複数の会社に同時申し込みをしない

SMBCモビットでの審査に不安を感じ、他社にも並行して申し込むケースがあるかもしれない。

しかしカードローンの申し込みは、申込履歴として信用情報機関に6ヶ月間記録が残るため、複数社への同時申し込みは避けるべきである。

特に1ヶ月に3社以上の金融機関へ申し込むと「申し込みブラック」として登録される危険性がある。

その結果、6ヵ月間にわたり新規のローン契約が組めなくなる可能性があるのだ。

カードローンを申し込む際は1社に絞ることで審査通過の可能性を高められるだけでなく、不要なリスクを回避し、より良い審査結果が期待できるだろう。

早い時間に申し込みを済ませておく

SMBCモビットの審査回答時間は、9時〜21時と定められている。

また、土日は混雑しやすいため、申し込みは平日の早い時間帯に行うのがおすすめだ。

例えばSMBCモビットのWeb申し込みは24時間受付可能だが、21時以降の申し込みは翌日9時まで審査が開始されない。

急ぎの場合は、19時前までに申し込みを完了させるのが望ましいといえるだろう。

申込方法別の受付時間と審査回答時間は、以下のとおりだ。

申込方法	申込受付時間	審査回答時間
Web	24時間	9時〜21時
電話	9時〜21時（年末年始休業の場合あり）
ローン契約機

SMBCモビットは最短15分で融資可能だが、申込手続きに時間がかかる場合もあるため、余裕を持って手続きを進めることが重要だ。

申し込みには嘘偽りのない正確な情報を記入する

SMBCモビットへの申込時には、正確な情報提供が不可欠だ。虚偽の情報は審査通過の妨げとなり、信用を大きく損なう。

また、単純な書き間違えでも審査の遅延につながる可能性がある。

審査過程では申込者の属性情報や信用情報が詳細にチェックされるため、申告内容と実際の状況の不一致は発覚する可能性が高いのだ。

よくある虚偽申告の例は、以下のとおりだ。

このような虚偽申告は絶対に避けよう。

たとえ緊急に資金が必要な場合でも、正確な情報提供が審査のスピードを上げるだけでなく、適切な借入限度額の設定や、将来的な信用力の維持にもつながる。

長期的な視点で見れば、正確な情報提供が最も有利に働くのだ。

主婦がSMBCモビットを利用する際の注意点

主婦がSMBCモビットを利用する際の注意点は、以下のとおりだ。

それぞれ詳しく解説する。

カードレスを申し込まないと家族にバレる可能性がある

SMBCモビットの利用を家族に知られたくない場合、カードレス契約で申し込もう。

カード有りの契約では、カードや各種通知が自宅に郵送され、家族に借り入れしたことが発覚する可能性が高い。

カードレス契約を選択すれば、物理的なカードは発行されず、郵送物も最小限に抑えられる。

また、家族に知られたくない場合には、オンラインでの明細確認やATM利用時の取引明細にも注意しておこう。

金利の仕組みを理解しておく

SMBCモビットで借り入れする場合、金利の仕組みを理解しておくことが重要だ。

SMBCモビットの金利は借り手の信用状況などによって決定され、借入金利は年3.0％～18.0％の範囲で設定される。

また、SMBCモビットには無利息期間が設定されていないため、借入翌日から日割計算で利息がつく。

金利の算出方法は、以下のとおりだ。

借入残高×実質年率÷365日×返済期日までの利用日数

例えば、以下の条件で借り入れした場合のシミュレーションをみてみよう。

借入額	借入利率	返済期間	毎月の返済額	総返済額
10万円	18.0％	6ヶ月	1万7,552円	10万5,312円
10万円	18.0％	31ヶ月	4,057円	12万5,767円

このように長期間の借り入れでは、月々の返済額は少なくなるが、支払う利息の総額は増える。

反対に、短期間の借り入れでは、月々の返済額は多くなるものの、支払う利息の総額は少なくなるのだ。

借入前に希望額で返済シミュレーションを行い、月々の返済額や総返済額を具体的に把握しておくことで、計画的な借り入れができる。

返済計画を立ててから借り入れをする

SMBCモビットからの借り入れを検討する際、無理のない返済計画を立てることで、延滞のリスクを大幅に低減できる。

借り入れを検討する際は、自身の月々の収支を洗い出し、返済に充てられる金額を正確に把握した上で、借入額や返済期間を決定しよう。

特に子育て世帯の場合、将来の教育費や直近で使う予定のある大きな出費も考慮する必要がある。

臨時返済の可能性も視野に入れつつ、貯蓄に回すことも検討しながら、長期的な家計の安定を優先した計画を立てることが大切だ。

返済シミュレーションツールを活用し、複数の返済パターンを比較検討することで、最適な返済計画を立てることができるだろう。

返済に遅れないようにする

SMBCモビットに限らず、カードローンを利用する際は、返済に遅れないことが重要だ。

SMBCモビットの場合、1日でも返済が遅れると、実質年率20.00％の延滞損害金が発生する。

この延滞損害金は返済が遅れるほど増加し、費用負担が急速に膨らむ。

また、返済が遅れると電話や督促状の郵送により、家族に借り入れしたことが発覚する可能性も高まるのだ。

さらに延滞情報は信用情報に約5年間記録され、将来のローンや借り入れに大きな支障をきたす可能性がある。

このようなリスクを回避するためには、確実に返済可能な金額設定と、返済日の厳守が不可欠だ。

自動引き落としの設定や、返済日前の十分な資金確保など、具体的な対策を講じることが重要である。

専業主婦がSMBCモビットで借り入れするには収入を得ることが先決

SMBCモビットは、安定した収入を条件とするため、専業主婦は借り入れができない。

一方、アルバイトやパート収入のある主婦は借り入れできる可能性がある。

利用時は総量規制による借入限度額や金利の計算方法、慎重な返済計画が重要だ。

延滞は損害金と信用情報への影響があるため絶対に避けるべきである。

SMBCモビットは主婦にとって柔軟な資金調達の手段となる。

借り入れの際は、経済状況と返済能力を十分に考慮し、内容を確認した上でSMBCモビットの利用を検討してみてはどうだろうか。

金利（実質年率）	年3.0%～年18.0%
審査時間	最短15分※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
融資速度	最短即日※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
無利息期間	なし
借入限度額	1万円～800万円
収入証明書	提出の場合あり
WEB完結	可能
申込条件	・20歳～74歳 ・安定した収入がある方
担保・保証人	不要