- 学生がバンクイックでいくら借りられるか知りたい
- 親にバレずにバンクイックでお金を借りられるか知りたい
- 学生がお金を借りる条件や方法が知りたい
「同期と旅行の計画を立てているけれど、バイト代だけだと足りない」「親にはお金を借りられないから、どこから借りればいいのかわからない」
このような悩みを抱えている学生の方にとって、カードローンはお金を借りるのに非常に便利な方法だ。
しかし、親にカードローンを利用していることを知られてしまうのではないかと不安に感じている方も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、学生であっても借入が可能なカードローンである「バンクイック」について、その借入条件から学生がバンクイックで借入を行える金額、そして学生が親にバレずに借入を行うための方法まで解説していく。
学生がバンクイックを安心して利用するためのポイントについても触れているため、ぜひ最後まで読んで参考にしてほしい。
学生がバンクイックで借りられる条件とは?
バンクイックに申し込みが可能なのは、満20歳〜64歳で日本に在住している方だ。そのため、学生でも利用できる。
ただ、実際に借入を行うには主に以下の3つの条件を満たす必要がある。
- 安定した収入がある
- 返済能力がある
- 他社からの借入状況と信用情報に問題がない
それぞれ解説していく。
安定した収入がある
カードローンは、基本的に安定した収入がなければ借入が行えない。
ただし、必ずしも正社員などである必要はなく、アルバイトによって安定した収入があれば良いのだ。
なお、同じアルバイト先にて半年以上勤務していたり、アルバイト先がサービス業や飲食業などの比較的安定した業種である場合は、審査において有利に働く可能性があるだろう。
返済能力がある
三菱UFJ銀行は、バンクイックの利用者に貸し付けた金額を回収する必要がある。
そのため、返済能力を十分に有している方にしか融資を行わないのだ。
返済能力はさまざまな情報を加味して判断されることとなるが、学生が借入を行う際に特に着目されるのは「収入」だろう。
収入が高ければ、それだけ返済能力があると判断されやすくなる。
ただ、審査に通りたいがために収入を多めに申告するなど、正確な情報を提供しなかった場合は、審査に落ちてしまう可能性があるため注意してほしい。
他社からの借入状況と信用情報に問題がない
他社からの借入状況は、返済能力の有無を確認するために重要な情報だ。
複数のカードローンから借入を行っていたり、借入残高が多かったりすると、返済能力が低いとみなされてしまう可能性が高い。
また、信用情報にキズがないことも借入を行うための条件の一つである。
信用情報とは、クレジットカードの申し込みや各種ローンの契約を行ったときに、その契約内容や月々の返済状況などを記録した個人の情報のことをいう。
そして、この情報は日本信用情報機構(JICC)などの「指定信用情報機関」によって、取引が行われるたびにアップデートされていく。
審査では、必ず信用情報を確認されることとなるが、その際に「過去に返済遅延を繰り返した」「短期間に何枚ものカードローンに申し込みを行っている」といった事故情報(キズ)が判明すると、審査に悪影響を与えてしまい審査に通過できないリスクもある。
このことから、学生がバンクイックにて借入を行いたいのであれば、他社からの借入がなく、今までに返済遅延などを起こしたことがないといった状態で申し込みを行うことが望ましい。
学生がバンクイックで借りられる金額
学生はいったいどれほどの金額が借りられるのか気になる方もいるだろう。
ここでは、以下3点について解説していく。
- 借入限度額は審査結果によって決まる
- 初回利用時における一般的な借入限度額
- 借入限度額の決定要因と年収ごとの目安
それぞれ見ていこう。
借入限度額は審査結果によって決まる
クレジットカードの利用限度額と同様に、カードローンにおいても借入可能額は審査によって決定される。
審査の際に重要視されるのが、信用情報と属性情報だ。
先述したとおり、信用情報は返済能力や信用性を確かめるものであるが、属性情報も返済能力や信用性の判断材料となる。
属性情報とは、申込者本人に関する情報のことを指し、具体的には以下のものが当てはまる。
- 年齢
- 家族構成
- 収入
- 勤務先
- 勤続年数
- 居住形態(家賃の支払い有無など)
信用情報に加えて、属性情報も確認することで、収入に対してどれくらい返済に充てられるのかといった点が判断され、借入可能額が決定されることとなるのだ。
初回利用時における一般的な借入限度額
学生がカードローンを利用する場合、初回借入額は10万円程度で設定されるケースが多い。
なぜなら、学生は社会人と比較すると収入が低くなる傾向にあるため、返済能力がそこまで高くないと判断されやすいからだ。
初回の借入限度額が低く設定されてしまったとしても、返済遅延や延滞を起こさずにコツコツと返済して良好な利用実績を積むことで、借入限度額を増額できる可能性もある。
借入限度額を増額するためには改めて審査が必要となるが、バンクイックでは、利用実績が良好であれば増額の案内が届く。
その場合は、増額の審査に通過しやすくなるだろう。
借入限度額の決定要因と年収ごとの目安
借入限度額は信用情報や属性情報をもとにした審査によって決定されると述べた。
ただ、それらに加えて「総量規制」も借入限度額を決定づけるポイントの一つとなる。
総量規制とは、消費者金融などの貸金業者から顧客が過剰に借入を行い、自己破産等に陥るリスクを抑制するための制度をいう。
この規制により、顧客が借入を行えるのは「年収の3分の1以内」に制限されている。
しかし、総量規制の対象となるのはあくまでも「貸金業者が提供するカードローン」であり、貸金業者に含まれない銀行が提供するカードローンは対象外なのだ。
そのため、三菱UFJ銀行が提供するバンクイックは、総量規制を超えて借入を行える可能性もある。
一方で、三菱UFJ銀行としても返済が受けられないリスクがある方への貸付は敬遠すると考えられることから、年収別の借入限度額の目安は総量規制に反しない以下のようになると認識しておいてほしい。
年収 | 60万円 | 90万円 | 120万円 |
---|---|---|---|
借入限度額 | 20万円 | 30万円 | 40万円 |
もちろん、信用情報や属性情報をもとにした審査結果によって上記金額よりも借入限度額が増減したり、審査に通過できなかったりする点には注意が必要だ。
学生が親にバレずにバンクイックでお金を借りるには
学生の場合、親に知られずにバンクイックでお金を借りたいと考える方も多いだろう。
バンクイックでは、借入および返済の際に紙の明細書の発行を行っていないため、利用によって親にバレてしまうリスクは少ない。
しかし、以下の3点を心がけることで、より親にバレてしまうリスクを抑えられる。
- オンラインで申し込み手続きを行う
- 電話連絡の際はプライバシーに配慮してもらうよう依頼する
- アプリを利用して借入や返済を行う
それぞれ解説していく。
オンラインで申し込み手続きを行う
バンクイックでは、申し込み方法として「オンライン」と「電話」の2種類を用意している。
電話にて申し込みを行うと、電話の内容を親に聞かれてしまうリスクもあるだろう。
それだけでなく、受付時間も限られているため、自身の予定と親の不在時が噛み合うタイミングでは受付時間外というケースも考えられる。
その点、オンラインで手続きを行うことで24時間365日いつでも申し込みが可能なだけでなく、本人確認書類のアップロードまでオンライン上で完結できる。
このことから、オンラインで申し込み手続きを行うことがおすすめだ。
また、バンクイックはカードの発行が必須となり「テレビ窓口」もしくは「郵送」にて受け取らなければならない。
テレビ窓口が設置されている店舗に来店して発行手続きを行えば、自宅に郵送物が届くことはないが、契約後10日以内に来店しなかった場合は自宅にカードが郵送されることとなるため注意が必要だ。
電話連絡の際はプライバシーに配慮してもらうよう依頼する
「アップロードされた本人確認書類が不鮮明で必要な情報が読み取れない」といった場合には、申し込み内容の確認や本人確認のために自宅に電話連絡が行われるケースもある。
その際には、あらかじめ自分が在宅している時間帯に電話をかけてもらうよう依頼したり、電話以外にも書類提出などで代用できないかを確認したりしよう。
「お金を借りていることを親に知られたくない」という事情を伝えておくことで、プライバシーに配慮してもらえるはずだ。
アプリを利用して借入や返済を行う
バンクイックでは「バンクイックアプリ」を提供しており、ホーム画面にて現在の借入可能額や次回の返済期日などを確認できるだけでなく、銀行振込みによる借入や返済ができるというメリットがある。
アプリを活用することで全ての取引をアプリ上で完結でき、より親にバレずにバンクイックを利用できるはずだ。
学生が安心してバンクイックを利用するためのポイント
学生が安心してバンクイックを利用するためには、以下3つのポイントを意識してほしい。
- 計画的な借入と返済を心がける
- 返済時には利息の支払いが必要となることを理解する
- 延滞や返済遅延を避けるよう注意する
それぞれ解説していく。
計画的な借入と返済を心がける
借入を行う際には、何を目的として借入を行うのかを明確にしよう。借入残高が増えれば増えるほど、月々の返済額も大きくなってしまうからだ。
例えば、バンクイックでは10万円以下の借入においては月々の最低返済額は2,000円※、追加の借入によって借入残高が10万円を超えると月々の最低返済額は4,000円※となる。
そのため、無駄な借入を行わないようにするだけでなく、自身の借入残高に応じた毎回の返済額をしっかりと把握してほしい。
加えて、三菱UFJ銀行では「返済シミュレーション」を提供している。
借入前にこのツールを活用することで、月々の返済額や完済までの返済期間をシミュレーションしておくことがおすすめだ。
※借入利率(実質年率)が8.1%超の場合
返済時には利息の支払いが必要となることを理解する
カードローンにて借入を行うと、借入を行った金額だけ返済すれば良いのではなく「利息」の支払いも必要になる。
利息は以下の計算式によって算出が可能だ。
バンクイックの場合、借入限度額によって借入利率が異なる。例えば、借入限度額が30万円の場合は、借入利率は年13.6%〜14.6%だ。
また、上記の計算式からもわかるように、利用日数(返済までの日数)が長くなることによって、利息額は膨らんでいく。
実際に、借入利率14%の方が30万円を借りた場合に利用日数によってどれほど利息額が変わるのか比較してみよう。
14日 | 30日 | 90日 | |
---|---|---|---|
利息額 | 1,610円 | 3,452円 | 10,356円 |
このことから、借入を行った場合はなるべく早く返済するよう意識することが大切だ。
延滞や返済遅延を避けるよう注意する
万が一返済に遅れてしまった場合「遅延損害金」の支払いが求められることとなる。
一般的に、遅延損害金は借入利率よりも高く設定されているため、通常よりも返済額が増えてしまう点には注意が必要だ。
また、延滞や返済遅延を繰り返してしまった場合、一括返済を求められるリスクがある。
それだけでなく、バンクイックは利用期間を1年としており、審査によって自動更新されていく仕組みであるが、その審査に通らず利用が停止されてしまうおそれもある。
延滞や返済遅延の履歴も全て「信用情報」に記録されてしまうことから、バンクイックでの利用状況が悪いと信用情報にキズが付き、新たな借入などが行えなくなる可能性もあるという点は忘れないでほしい。
学生がバンクイックで借入を行う時はあらかじめ返済計画を立てよう
本記事では、バンクイックにおける借入条件や学生がバンクイックで借入を行える金額、親にバレずに借入を行うための方法、学生がバンクイックを安心して利用するためのポイントについて解説した。
バンクイックは、満20歳〜64歳の方であれば学生であっても申し込みが可能だ。
ただ、実際に借入を行うためには「安定した収入を得ていること」「返済能力を有していること」「他社からの借入状況や信用情報に問題がないこと」といった条件を満たす必要がある。
また、借入限度額は信用情報や属性情報をもとに審査によって決定されることとなるが、学生の場合は10万円程度で設定されるケースが多い。
借入限度額は審査によって増額が可能となるため、良好な利用実績を積むことを意識しよう。
加えて、学生がバンクイックを利用する際には「計画的な借入と返済を心がけること」「返済時には利息の支払いが必要となることを理解すること」「延滞や返済遅延を避けること」を忘れないようにしてほしい。
消費者金融が提供しているカードローンと比較すると、三菱UFJ銀行が提供するバンクイックは借入利率が抑えられている。
そのため、なるべく利息を抑えて借入を行いたいという方は、バンクイックを活用することがおすすめだ。