- 三井住友銀行カードローンの借入方法が知りたい
- 三井住友銀行カードローンでのお金の借り方がわからない
- 三井住友銀行カードローンの借入条件を理解したい
三井住友銀行では、満20歳以上満69歳未満の方を対象としたカードローンを提供している。
日本が誇るメガバンクの1つである、三井住友銀行なら安心して借りられると感じる人も多いだろう。
「三井住友銀行のカードローンを利用してみたいが、借り方が分からない」「借入条件や限度額について知りたい」「三井住友銀行カードローンの金利はどのくらい?」「三井住友銀行カードローンは即日融資はできるのか」カードローンをよりスムーズで便利に活用するためにも、これらのお悩みは早めに解決しておくべきである。
当記事では、三井住友銀行カードローンの4つの借入方法について解説していく。
詳しい手順やそれぞれの方法が持つメリットを理解し、自分にあった借り方を見つけることが大切だ。
また、借入条件や利用前に知っておきたい注意点についても紹介しているので、三井住友銀行カードローンの利用を検討している人はぜひ参考にしてほしい。
三井住友銀行カードローンの4つの借入方法
三井住友銀行カードローンの借入方法は4通りで、カードを使ってATMを操作する方法だけでなくインターネットを通した借入にも対応している。
方法 | 概要 |
---|---|
ATM | ATMを利用して直接現金を出金できる 利用手数料、時間外手数料無料のATMも多数 カードがないと利用できない |
SMBCダイレクト (他行指定口座への振込) | 他行をメイン口座として利用している人におすすめ いつもの銀行に”振込”という形で融資 電話or自動契約機での事前手続きが必要 |
SMBCダイレクト (三井住友銀行口座への振替) | 三井住友銀行の口座あてに”振込”という形で融資 三井住友銀行の口座を持っている人におすすめ 別途手続きは不要 |
自動融資(バックアップ) | 銀行口座とリンクさせて、引落不足分を自動で融資 現金を調達できる訳ではないので注意 |
それぞれの手続きの特徴を理解し、ライフスタイルやお急ぎ度合いによって使い分けるのがおすすめだ。
1つずつ詳しく解説する。
ATM
ATMは、カードローンの最もスタンダードな借入方法である。
契約時に発行されたローンカードを使い、ATMを操作して必要な金額を借り入れるというものだ。
利用可能ATMについて
- ATM利用手数料&時間外手数料無料
- 三井住友銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょATM
- 所定の利用手数料・時間外手数料が発生
- その他の提携金融機関ATM(例:VIEW ALTTE、みずほ銀行・りそな銀行・イオン銀行・スルガ銀行 等)
負担金なく利用できるATMは全部で5種類だ。
三井住友銀行のATMはもちろん、各種コンビニに設置してあるATMも無料の対象となっている点は大きなメリットである。
無料となる5種以外にも、提携金融機関ATMとしてローンカードが利用できるATMは多々あるが、各金融機関の定める手数料が発生してくる点には注意が必要だ。
ATMはそれぞれ、利用可能時間が異なる。
手数料無料で使える5種のATMの利用可能時間と主な設置場所を表にまとめた。
利用可能時間
利用可能時間 | 主な設置場所 | |
---|---|---|
三井住友銀行 | 設置場所により異なる | 支店ATMコーナー ショッピングモール 等 |
イーネットATM | 原則24時間利用可 ※毎週日曜21時~翌7時はメンテナンスで利用不可 | ファミリーマート店内 スーパーマーケット 等 |
ローソン銀行ATM | 原則24時間利用可 ※午前3時~4時の間で15分程度メンテナンスで利用不可 | ローソン店内 |
セブン銀行ATM | 原則24時間利用可 | セブンイレブン店内 |
ゆうちょATM | 設置場所により異なる | ファミリーマート店内 ゆうちょ銀行の支店 |
外出先などでも、ATMさえ見つければ気軽に現金が調達できるのは大きなメリットだ。
現金が必要となったタイミングで、サッと使いたい人に向いている。
利用できるATMの種類は豊富で、街中で利用可能なATM探しに困ることはないだろう。
実際に弊社が三井住友銀行カードローンの利用者へ行ったアンケートでも、「三井住友銀行ATM」や「コンビニATM」はおすすめの借入方法として人気が高かった。
注意点は「ローンカードを発行していない人は利用できない」という点だ。
消費者金融など、カードレスでもQRコードを使ってのATM出金に対応しているパターンもあるが、三井住友銀行のカードローンはQR出金には対応していない。
申込時に”カードレス”を選択してしまうと、ATM操作での借入ができないので気を付けてほしい。
尚、三井住友銀行の口座を元々保有している人は、お手持ちのキャッシュカードがローンカードとして利用できるようになるので大変便利である。
詳しくは「カードがない時はどうすればいい?」でも解説しているので参考にしてほしい。
SMBCダイレクト(他行指定口座への振込)
三井住友銀行が提供するWEBサービス「SMBCダイレクト」を使った借入方法だ。
カードローン口座から、登録の本人名義の口座へ”振込み”という形で融資を受けるのである。
振込手数料は一律無料となっており、金銭的な負担なく資金調達ができる。
「三井住友銀行以外の銀行口座をメインで使っている」という人におすすめの方法で、使い慣れた口座に振り込まれたお金を出金することで資金調達が可能となる。
利便性が高く人気のある借入方法ではあるが、注意するべき点も多い。
サービスの利用にあたっては指定口座の登録が必要で、登録できるのはカードローン名義人と同一名義の普通預金口座に限られる。
登録作業には「口座を確認できる書類(通帳のコピー等)」の提出が必要。確認時間等も含め、依頼から登録完了までに時間がかかるのだ。
この登録作業は、電話or三井住友銀行の自動契約機での手続きが必要で、WEB上だけで完結できない。また、登録は1口座のみなので、別の口座に振り込みたいときは再度登録のやり直しとなる。
一度登録が済んでしまえば一律無料で利用できるため、初回の手間には目をつぶる必要があるだろう。
また、振込先銀行によって依頼の受付処理を行う時間が異なるため、着金するタイミングが一律ではない。
五と十のつく日や休日明けは振込依頼が多く、着金までに時間がかかることもあるため気を付けてほしい。
SMBCダイレクト(三井住友銀行口座への振替)
こちらも、「SMBCダイレクト」を使った借入方法だ。
先ほどは他行への振込だったが、こちらは三井住友銀行の口座へと振り替える方法となっている。
書類提出を含む口座の登録が必要ない分、他行への振込よりもスピード感を持って融資実行まで進められる点が特徴。
日頃から三井住友銀行をメインバンクとして活用している人や、生活圏内に三井住友銀行のATMがある人におすすめの方法だ。
手続き自体は、24時間365日で対応可能。振込手数料も無料だ。
三井住友銀行同士ということもあり、原則即時で着金する。日曜21時~月曜7時の振込依頼は、メンテナンスが入るため反映が月曜の9時頃と若干のタイムラグが発生する点には注意したい。
自動融資(バックアップ)
公共料金やクレジットカードの支払いを、銀行口座からの引落しに設定している人も多いだろう。
「銀行口座が残高不足になり、引き落としがかからなかった」「毎月、銀行口座に入金しにいくのが面倒…」そんな人におすすめの借入方法が、自動融資(バックアップ)だ。
銀行口座に三井住友銀行カードローンを設定しておけば、仮に残高不足が発生した場合でも「自動融資」という形でオートで貸付が行われるという仕組みだ。
仮に20万円の引き落としがかかる口座の残金が5万円だったとする。
通常であれば、15万円不足しているため「残高不足」としてエラーが発生し、引き落としはかからない。
しかし、三井住友銀行カードローンの自動融資の登録を済ませていた場合、自動で15万円の融資が行われるため、エラーを起こさず引き落としが遂行されるのだ。
三井住友銀行店舗の窓口orローン契約機での手続きが必要ではあるものの、手数料は無料でサービスの利用が可能。
うっかり残高不足を起こしてしまいがちな人や、毎月の引き落としに追われている人には嬉しいサービスだ。
三井住友銀行カードローンの借入手順
三井住友銀行カードローンの持つ4通りの借入方法の中には、事前の手続きが必要となるものも多い。
いざお金が必要となったタイミングで焦らずスムーズに利用できるよう、あらかじめ融資実行までの手順を把握しておくと良いだろう。
方法ごとに詳しく解説する。
ATM
ATMを使った融資実行までの流れは以下の通りだ。
利用するATMによって、表記が多少異なる場合もあるが、おおよそ同じような手順で進めることができるだろう。
- カードを入れる
- (「カードローン」を選択)
- 「お借入れ」を選択
- 暗証番号を入力
- 利用金額を入力
- 出金
- (②は表示がない場合もある)
ATMを操作しその場で現金を手にできるため、スピードという面でみると4通りの中で最も優れた借入方法である。
ATMによって利用可能時間は異なるが、対応するATMが非常に豊富であり不便することはないだろう。
カードがない時はどうすればいい?
「ATMでの借入を利用したいがローンカードが手元にない」という人は、カードローンプラザ(コールセンター)へ連絡することで、カードの発行を依頼できる。
原則、郵送でのお届けとなるが、急いでいる場合には無人契約機等を活用した発行もできるため、オペレーターに相談してみると良いだろう。
尚、カードローン契約前から三井住友銀行の銀行口座を持っているという人は、カード発行手続きが不要である。
三井住友銀行のキャッシュカードが、ローンカードとしても利用できるからだ。
いずれにしても、ATMでの借入にはカードが必要不可欠である。
ATM利用に興味のある人は「カード発行を依頼」しつつ、手元に届くまではSMBCダイレクトを使った借入にするなど、他借入方法と併用しながらの活用がおすすめだ。
SMBCダイレクト(他行指定口座への振込)
SMBCダイレクトを利用した借入には、主に2つの流れがある。
- スマホやタブレット端末から直接アクセス
- カードローン専用アプリを通してアクセス
いずれの場合も、サービス内容に違いはなく操作方法もほとんど同じである。アプリを使う場合には、事前にダウンロードをしておくと良い。
- SMBCダイレクトのマイページにログイン
- 「振込・振替」をタップ
- 「振込」を選択
- 振込先口座の確認
- 金額の入力
- 振込完了
手続き自体は難しいものではないので、スマホ操作に慣れている人であれば数分程度で完了するだろう。
SMBCダイレクト(三井住友銀行口座への振替)
前項と同じように、WEBもしくはアプリいずれかの方法でSMBCダイレクトへアクセスするところからスタートとなる。
頻度高く利用するのであれば、アプリをダウンロードしておくほうが手間が省けるだろう。
- SMBCダイレクトのマイページにログイン
- 「振込・振替」をタップ
- 「振替」を選択
- 振替先口座の確認
- 金額の入力
- 振替完了
操作手順としては難しいものではないが、「カードローンの口座」から「普通預金の口座」に振り替えるという仕組みに戸惑ってしまう人も多いだろう。
利用者の感覚としては「銀行口座に入金してもらう」と言いたくなるが、あくまでも三井住友銀行間での”振替”という扱いになっているようだ。
自動融資(バックアップ)
自動融資の場合は少し特殊で、登録手続きが終われば後はオートで貸付が行われる。
ここでは、自動契約機を使った登録の流れを解説する。
- ローン契約機に出向く
- 契約機の画面で「三井住友銀行」を選択
- 「カードローン」を選択
- 「自動融資」を選択
- 画面の指示に従って操作
三井住友銀行の自動契約機は、全国各地に設置してある。
場所の詳細や営業時間などは、三井住友銀行の公式サイトから確認できるので予めチェックしてから向かうとよい。
契約機によっては、同じく三井住友銀行系のサービスである「SMBCモビット」や「プロミス」の手続きにも対応しているため、「②契約機の画面で「三井住友銀行」を選択」を忘れないでほしい。
尚、登録依頼は、三井住友銀行の店舗窓口でも受け付けている。
自動契約機は無人なので、操作方法に不安がある人は窓口に出向いて手続きするのがおすすめだ。
自動で引き落としが行われた様子は、SMBCダイレクトの口座取引履歴を使って確認できる。摘要の欄には「ご融資」、名称の欄には「カードローンオカリイレ」、残高の不足分が預かり金額として記載されているはずだ。
こまめに確認していないと、気付かない間に利用残高が一気に膨らんでいたという事態になりかねない点については注意が必要だ。
三井住友銀行カードローンの借入条件
自身がいくら借りられるのかなど、スムーズな利用にあたって理解しておくべき内容は多い。
三井住友銀行カードローンの基本となる内容を、3つのポイントごとにおさらいしておく。
- 属性
- 何歳から利用できるか、学生や主婦・海外在住でも可能か、勤続年数の影響など
- 限度額
- 三井住友銀行カードローンの借入可能額の範囲と、個人の借入額の決まり方
- 貸付利率
- 三井住友銀行カードローンの金利の範囲と個人の適用金利の決まり方
それぞれ詳しく解説する。
属性・申込条件
三井住友銀行カードローンの申込条件は以下の通りだ。
- 本人からの申込であること
- 満20歳以上満69歳以下の方
- 原則安定したご収入のある方(年金収入のみの場合は不可)
- 当行指定の保証会社の保証を受けられる方
- 使いみちが事業性資金以外の方
申込条件は厳しくなく、学生・フリーター・パート・海外在住であっても申込は可能だ。
但し、安定した収入があることがカギとなるため、専業主婦や特定の職に就いていない人は申込むことができない。
審査で確認される属性は他金融機関と遜色はないが、勤務先については念入りなチェックが行われるようだ。
三井住友銀行側の審査基準が分からない以上、属性について具体的な数字で明言することはできないが、電話での確認連絡をはじめ、勤続年数や雇用形態などから「安定した収入」の有無が重要視されていることが推察できる。
借入限度額と決定要因
三井住友銀行カードローンの限度額は「10万円~800万円」の範囲内で決定する。
自分に適用される上限額がいくらになるかは、申込時の審査次第だ。審査に大きな影響を与えるのが「年収額」である。
年収・金利と聞いてイメージされるのは「貸付金額の上限は”年収の3分の1まで”と法律で決められている」といった文言ではないだろうか。
これは総量規制という貸金業法の決まりであり、年収が300万円の人であれば最大でも100万円までの貸付に抑えなければならないというものだ。
実は銀行が発行するカードローンは、この法律の適用範囲外である。
貸金業法とは、消費者金融や信販会社・クレジットカード会社のための法律であり、銀行には「銀行法」という全く別の法律が設けられているのだ。
銀行法では、貸付上限の具体的な定め方については明言されていない。
そのため、各行独自の判断基準に則り、個人の返済能力を超えた貸付とならないよう審査をして上限額を決めているのである。
三井住友銀行では、カードローンの限度額を決める指標を以下のように公表している。
基準・指標となる要素
- 総量規制
- 他社での借入状況
- 信用情報
- 年収(勤務先や勤務年数)
総量規制に従う決まりこそないものの、指標の1つとして「年収の3分の1」というボーダーラインは大きく影響している。
まずは年収額からその人に与えられる上限値を算出し、属性・信用情報などを加味して利用限度額が決定する流れだろう。
申込時に決定した上限金額を変更したい場合には、増額・減額共にSMBCダイレクトのマイページから手続きが可能だ。
貸付利率と適用金利
三井住友銀行カードローンの金利は年1.5%~14.5%の範囲で決定する貸付利率は「年4.5%~年14.5%」の範囲内で決定する。
自分に適用される金利がいくらになるかは、借入限度額によって細かく区切られている。
カードローンの融資利率(一部抜粋)
限度額(契約極度額) | 利率 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~年14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~年12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~年10.0% |
300万円超400万円以下 | 年 7.0%~年 8.0% |
限度額ごとに決められた利率幅の中で、審査によって1人1人への適用金利を設定しているのだ。
あくまでも目安ではあるが、借入可能額が増えるごとに金利は低くなる傾向にある。
注目は、一番高い金利が設定された場合でも「年14.5%」である点だ。
使い道が自由なフリーローンは、金利も高く設定されがちであり、消費者金融などは軒並み18%前後と高めの利率を適用している。
そんな中で、高くても年14.5%である三井住友銀行のカードローンは、はじめての人でも利用に踏み切りやすい良心的な設定だと言えるだろう。
三井住友銀行カードローンで即日借入はできる?
三井住友銀行カードローンを含む銀行系カードローンでは、即日借入はほぼ期待できない。
申込をしたその日に審査結果が出るケースは極めてまれで、「即日融資はできない」と言っても過言ではない。
三井住友銀行のカードローンの審査期間について、詳しく解説する。
借入までにかかる日数の目安は1日~2日
三井住友銀行カードローンの、申込~借入までにかかる日数は「1日~2日程」だ。
公式サイトには「審査結果のご回答は最短当日となります。」や「正式な審査結果のご連絡は、本人確認書類をご提出いただいた後、最短で当日となります。」
と記載があるため、申込当日に回答が貰えてそのままカードレスで借入も可能なケースもあり、即日融資が100%できない訳ではない。
システム上可能ということではあるが、慎重な審査対応が求められる銀行系カードローンで即日融資実行はかなり高いハードルであることを理解してほしい。
審査や手続きに対応する部署の混み具合等にもよるが、審査の回答が得られるのは翌営業日もしくは翌々営業日となるケースが多いため、借入までにかかる日数は1日~2日程度だと想定しておくと良い。
銀行系カードローンの強みは「金利の低さ」と「身近な銀行という安心感」だ。
融資までの時間を1秒でも早めたいというニーズは、消費者金融の専門分野と言える。
借入までの期間を短くするコツ
スピード感を持った借入は消費者金融の専門分野だと解説したものの、「三井住友銀行カードローンでなるべく早く借入したい」という需要も少なくないだろう。
そこで、銀行系カードローンでも通用する”借入までの期間を短くする3つのコツ”を紹介する。
- 申込時、入力内容の確認は念入りに
- 書類不備のないようにする
- WEBでの申込後に三井住友銀行へ電話する
申込時の入力内容不備や提出書類の不備は、スムーズな審査対応の妨げとなる。電話確認や提出のし直しがあっては、融資実行までに時間がかかってしまうだろう。
急いでいる時こそ、焦らず念入りにチェックすることを心がけてほしい。
また、「カードローンプラザ:0120-923-923」に連絡をすることで優先的な審査対応を依頼することが可能だ。
電話口でそのまま審査結果の回答とまではいかないが、優先的に手続きを進めてくれるため、通常よりも借入までの期間が短くなるだろう。
三井住友銀行カードローンの借入に関する注意点
「借入をより手堅いものにしたい人」や「審査をスムーズに通過したいと考える人」が、気を付けておきたいポイントはいくつかある。
三井住友銀行カードローンの利用を検討している人が、あらかじめ知っておくべき注意点を3つ解説する。
契約・借入の対応時間帯
三井住友銀行カードローンの審査対応は、「9:00~20:00」の時間帯で行われている。
申込こそ24時間365日行えるが、対応時間にならないと処理は進まないので注意したい。
借入の対応時間も同様に注意が必要だ。冒頭で解説したように、借り入れ方法によって対応可能時間が異なる。
手続き内容 | 対応時間 |
---|---|
審査・契約手続き | 9:00~20:00(土日祝日を除く) |
融資対応 | 借入方法により異なる(他行が絡む手続きは時間がかかることが多い) |
申し込む曜日や時間帯によっては、対応が翌営業日まで持ち越されることもある。
手続きや借入方法ごとに対応時間が異なるということを覚えておいてほしい。
借入条件や諸費用を把握
借入限度額を超えた利用を防ぐために、自分の限度額を常に確認することが重要だ。
三井住友銀行のカードローンは、スマートフォンアプリやSMBCダイレクト(インターネット)にて借入残高や返済状況の確認ができる。
- 自分の利用限度額はいくらなのか
- 限度額の枠はあといくら残っているのか(あといくら借入ができるのか)
といった事項は、常に正しく把握しておきたい。他にも把握しておきたい事項として「諸費用」があげられる。
三井住友銀行のカードローンの利用で発生する諸費用は主に2つある。
諸費用の概要と目安
概要 | 金額の目安 | |
---|---|---|
振込手数料 | 他行あての振込融資(指定口座以外) 他行からの振込返済 | 110円~550円 |
ATM利用手数料 | 提携金融機関のATMを利用した場合(三菱UFJ銀行支店内ATMを含む) | 220円~550円 |
金額としては数百円と小さいが、積み重なることで大きな出費につながるリスクがある。
借入・返済共に、手数料無料で利用できる方法を積極的に使うことを心がけてほしい。
返済計画をしっかりと立てる
三井住友銀行の公式サイトでは、「月々の返済額」「返済期間」「返済総額」の3つの項目のシミュレーションができる。自分に合った方法で無理のない返済計画を立てるとよいだろう。
返済を進めれば、その分限度額の枠も復活してまた借りられるようになる。経済的に余裕があるタイミングでは、繰り上げ返済を検討するのも良いだろう。
最も重要なのは「遅れることなく毎月コンスタントに返済を続けていくこと」だ。
返済が滞ってしまうと、信用情報に悪影響が出る可能性があり、利用限度額の減額や利用停止といった措置が取られるリスクが生じる。
計画的な借入を心掛け実績を積むことで、三井住友銀行側との信頼関係が築け、利用限度額の増額も期待できるだろう。
三井住友銀行カードローンは4種類の借入方法がの中から選べる
当記事では、三井住友銀行カードローンの借入方法やその手順について詳しく解説した。
4種類の借入方法があり、それぞれ「融資実行までにかかる時間」「手数料」「向いている人」など異なる特徴を持つため、自分にあった借り方を選ぶことが大切だ。
4種の借入方法 | ATM SMBCダイレクト(他行指定口座への振込) SMBCダイレクト(三井住友銀行口座への振替) 自動融資(バックアップ) |
---|---|
ATMの特徴 | ローンカードを使って全国のATMで資金調達可能 手数料無料で使えるATMが充実していて便利 |
SMBCダイレクトの特徴 (他行指定口座への振込) | メインバンクが三井住友銀行以外の人におすすめ 振込先金融機関によって反映までの時間にバラつきあり |
SMBCダイレクトの特徴 (三井住友銀行口座への振替) | メインバンクが三井住友銀行の人におすすめ 原則、即時で着金 スピード感のある借入が可能 |
自動融資の特徴 (バックアップ) | 銀行口座に紐づけて残高不足を防ぐオート貸付 自動で融資が行われるため、使い過ぎに注意 |
注意点 | カードローン申込~借入までの目安は「1日~2日」 返済計画をしっかりと立てる 他行振込ではATMや時間外の手数料に注意 |
三井住友銀行カードローンは、限度額の範囲内で繰り返し借入が可能。アプリやWEBのマイページなどで借入残高や返済状況を確認しながら、計画的に利用することが大切だ。
三井住友銀行は、日本を代表するメガバンクである。口座を保有している、生活圏内に三井住友銀行があるという人も多いだろう。
銀行系ということで、消費者金融と比べ上限金利が低いのが特徴だ。加えて、三井住友銀行であることの圧倒的な安心感は何物にも代えがたい大きなメリットである。
「信頼できる金融機関からお金を借りたい」と考えている人は、是非前向きに検討してみてほしい。