- アイフルの申し込みに必要な書類が知りたい
- 収入証明書や本人確認書類の具体的な種類がわからない
- 書類の提出方法や注意点が知りたい
アイフルの申し込みには、本人確認書類や収入証明書が必要になる。
しかし、必要書類は提出方法や申し込む商品によって異なるため注意が必要だ。
アイフルは即日融資も可能で便利なカードローンだが、必要な書類を決められた方法で提出しなければならない。
本記事では、アイフルの申し込みに必要な本人確認書類を、提出方法別・申し込む商品別に詳しく解説する。
アイフルを検討中の方や、申し込み方法がよくわからないという人は、ぜひ参考にしてほしい。
アイフルの申し込みに必要な本人確認書類
アイフルに申し込む際は、本人確認書類を提出する必要がある。
ここでは、本人確認書類の提出が必要な理由と、本人確認書類として提出できるもの、提出方法を詳しく解説する。
本人確認書類の提出が必要な理由
アイフルのカードローンに申し込む際は、申込者が実際にその本人であることを確認するため、本人確認書類の提出が必要である。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」にもとづき、犯罪行為を防ぐため、金融機関は申込者の本人確認を行う義務があるのだ。
アイフルで本人確認書類として提出できるもの
アイフルの申し込みに必要な本人確認書類は、大きく分けて以下の5種類である。
- 運転免許証
- 個人番号カード(表のみ)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
さらに、以下の【Aの確認書類】と【Bの確認書類】に分けられ、それぞれ組み合わせて提出することもできる。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- (※所持人記入欄があるもの)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード(表のみ)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 各種保険証
- 国民年金手帳
- 母子健康手帳
- 住民票
- 戸籍の附票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 公共料金領収書(電気・ガス・水道・NHK・固定電話)
- 国税・地方税の領収書
- 納税証明書
Webで本人確認書類を確認する場合は、現住所が記載されているものを「A」の中から2点、または「A」から1点と「B」から1点選び、画像で提出する必要がある。
例えば、「A」から2点選ぶ場合は「運転免許証+パスポート」、「A」と「B」から1点ずつ選ぶ場合は「住民基本台帳カード+公共料金領収書」など自分がもっている、用意できるものを選ぼう。
本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は、現住所が記載されている書類が2点必要になるので注意しよう。
- A運転免許証 (旧住所) +B各種保険証(現住所) +A年金手帳 (現住所) + 自宅へ簡易書留送付
- A運転免許証(旧住所) +B電気料金領収書 (現住所) +Bガス料金領収書 (現住所) + 自宅へ簡易書留送付
- 出典:アイフル「必要書類」
本人確認書類の提出方法と注意点
アイフルの必要書類の提出方法は、以下の3つである。
- 写真を撮影してスマホアプリから提出
- マイナンバーカードでセブン銀行ATMから提出
- Web・契約ルームから提出
次に、各提出方法を詳しくみていこう。
写真を撮影してスマホアプリから提出する方法
必要書類の写真を撮影して、スマホアプリから提出する方法を紹介する。
- スマホアプリを開き、右下の書類提出をタップする
- 書類の種類を選択する
- カメラで撮影するか、アルバムから写真を選択して提出する
写真を撮る際は、書類全体が入るように、文字がはっきり写るように注意しよう。
また、以下の項目は塗りつぶすか、隠すなどして確認できない状態にして提出する必要がある。
- 保険証
- 記号・番号・保険者番号・QRコード
- 住民票
- 住民票コード
- 年金手帳等
- 基礎年金番号
マイナンバーカードでセブン銀行ATMから提出する方法
マイナンバーカードを使ってセブン銀行ATMから提出する方法を紹介する。
- 最寄りのセブン銀行ATMに行く
- 「各種お手続き」を選択する
- 「マイナポータルから情報提出」をタップする
- マイナンバーカードを機械に入れる
- 画面に従い手続きを完了させる
マイナンバーカードを使ってセブン銀行ATMから提出する方法は、自営業の人と、2023年(令和5年)1月以降に入社した人は利用できないため、他の方法を選ぼう。
その他の提出方法
その他の提出方法として、Web書類提出サービス・FAX・無人契約ルームからの提出がある。
- Web書類提出サービスにアクセスする
- 画面の手順に沿って、送信手続きをする
- 収入証明書の余白部分に氏名・携帯電話番号を記入する
- 「077-503-1501」にFAXを送信する
- 近くの無人契約ルームに必要書類を持参する
アイフルの申し込みに収入証明書が必要なケース
アイフルの申し込みには、本人確認書類だけではなく、収入証明書が必要なケースもある。
ここでは、収入証明書が必要なケースと、収入証明書として提出できるもの、提出する際の注意点を解説する。
収入証明書が必要なケース
アイフルの申し込みで収入証明書も必要になるのは、以下のケースだ。
- アイフルの利用限度額が50万円を超える場合
- アイフルの利用限度額と他社からの借入総額が100万円を超える場合
- 就業状況の確認等、審査の過程で必要な場合
上記のケースに当てはまる場合は収入証明書が必要になる。次に、収入証明書として提出できるものをみていこう。
アイフルで収入証明書として提出できるもの
アイフルで収入証明書として提出できるものは、以下のとおりである。
- 源泉徴収票(直近/最新分)
- 給与明細書(直近2ヶ月分)
- 確定申告書/青色申告書
- 住民税決定通知書/納税通知書
- 所得(課税)証明書
- 年金通知書
上記のいずれかの最新分の書類を用意しよう。
ただし、個人番号や基礎年金番号などの情報が記載された書類は提出できない。
記載されているものしかない場合は、個人番号や基礎年金番号を黒で塗りつぶして見えないようにしてから提出しよう。
収入証明書を提出する際の注意点
ここでは、収入証明書の不備等で、登録できなかった事例をいくつか紹介する。
勤務先名が異なる場合
収入証明書の勤務先名と、アイフルに登録されている勤務先名が異なる場合は登録できないため、転職や出向先の変更で勤務先の変更がある場合は手続きが必要。
転職や退職をした場合
源泉徴収票の摘要欄に前職分の収入が記載されている場合や、中途入社欄に記載がある場合は登録できない。直近2ヶ月分の給与明細書がそろってから提出しよう。
勤続年数によって書類が異なる
勤続年数が2年以上か、2年未満かによって登録できる書類が異なる。
登録できる書類
- 源泉徴収票
- マイナポータル所得情報(セブン銀行ATMにて提出可、マイナンバーカードが必要)
※自営業、2023年(令和5年)1月以降に入社した人は利用不可
- 直近2ヶ月分の給与明細書
- 所得証明書
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
- 年金証書(本業の収入があり、副業として届出されている場合のみ)
- 年金通知書(本業の収入があり、副業として届出されている場合のみ)
- 直近2ヶ月分の給与明細書
登録できない書類
- 源泉徴収簿
- 年末調整通知書
- 請求書
- 賃金台帳
- 直近の連続2ヶ月ではない給与明細書(例:1月分と3月分)
その他の注意点としては、
- 写真がぼやけている、全体が写っていない
- 書類が最新年のものではない
などがあげられる。また、提出書類について確認事項がある場合は、アイフルからSMSやEメールに連絡が来る場合があるので注意しよう。
ケース別!アイフルの申し込み時に求められる必要書類と提出の流れ
ここでは、以下のケース別に必要な必要書類と提出の流れを解説する。
- キャッシングローン(SuLaLi / ファーストプレミアム・カードローン)に申し込む場合
- おまとめローンに申し込む場合
- 事業サポートプラン(無担保ローン)に申し込む場合
- 事業サポートプラン(不動産担保ローン)に申し込む場合
キャッシングローン(SuLaLi / ファーストプレミアム・カードローン)に申し込む場合
キャッシングローン(SuLaLi / ファーストプレミアム・カードローン)に申し込む場合は、Webか無人店舗で必要書類を提出することになる。
Webで提出する場合
「スマホでかんたん本人確認」を選択した場合は、顔写真と顔写真と顔写真付き本人確認書類のみの提出で良い。
以下の本人確認書類から1点選び、顔写真と動作確認を行い提出完了となる。
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 個人番号カード(表のみ)
「銀行口座で本人確認」を選択した場合は、自分名義の銀行口座があれば、以下の流れで提出できる。
- 希望する金融機関を選択
- 選択した金融機関のサイトへ遷移後、口座情報を入力
- 登録結果が問題なければ本人確認完了
無人店舗で提出する場合
無人店舗では、本人確認と契約手続きができる。以下の本人確認書類をもって来店しよう。
- 例
- 運転免許証 (現住所)
- 例
- 運転免許証(旧住所)+ 各種保険証(現住所)
- 例
- 各種保険証(現住所)+ 住民票(現住所)
- 例
- 各種保険証(旧住所)+ 住民票(現住所)
- 例
- 住民票(現住所)+ 簡易書留送付
おまとめローンに申し込む場合
おまとめMAXや、かりかえMAXなどのおまとめローンに申し込む場合は、本人確認書類と収入証明書、そして他社借入条件等の確認できる書類が必要になる。
まずは本人確認書類からみていこう。
顔写真付きの本人確認書類がある場合
顔写真付きの本人確認書類がある場合は、以下の2パターンから選択しよう。
- 「A」「B」「C」からいずれか2点
- 「A」「B」「C」からいずれか1点と 「補完書類(※1)」から1点の計2点
- パスポート(※所持人記入欄があるもの)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 公的証明書類(氏名・住所・生年月日あり)
- 個人番号カード(表のみ)
- 健康保険証
- 年金手帳
- 母子健康手帳
- 戸籍附票の写し
- 住民票
- 住民票記載事項証明書 など
顔写真付きの本人確認書類がない場合
顔写真付きの本人確認書類がない場合は、以下の3パターンから選択しよう
- 「B」から2点
- 「B」から1点と、「C」または「保管書類」から1点の計2点
- 「C」から1点と、アイフルからの簡易書類送付
書類の住所が現住所と異なる場合
書類の住所が現住所と異なる場合は、以下の「補完書類(※1)」から原本1点が必要になる。
- 現住所が記載されている本人確認書類
- 健康保険証 / パスポート / 年金手帳 / 母子健康手帳 など
- 公共料金領収書(領収日から6ヶ月以内で領収押印があるもの)
- 電気 / ガス / 水道 / 固定電話 / NHK
- 官公庁発行書類で氏名、住居、生年月日の記載がある書類(発行日より6か月以内のもの)
- 住民票、納税証明書、印鑑登録証明書 など
収入証明書は、以下のいずれかの最新発行分のコピー1部を提出しよう。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 給料明細書(直近2ヶ月分)
- 確定申告書
- 所得証明書
最後に、他社からの借り入れ条件などがわかる書類を用意しておこう。
事業サポートプラン(無担保ローン)に申し込む場合
事業サポートプラン(無担保ローン)に申し込む場合は、本人確認書類と収入証明書、そしてその他書類が必要になる。
まずは本人確認書類からみていこう。
顔写真付きの本人確認書類がある場合
顔写真付きの本人確認書類がある場合は、以下から選択して提出しよう。
- パスポート(※所持人記入欄があるもの)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 公的証明書類(氏名・住所・生年月日あり)
- 個人番号カード(表のみ)
顔写真付きの本人確認書類がない場合
顔写真付きの本人確認書類がない場合は、以下の3パターンから選択しよう
- 「A」から2点
- 「A」から1点と、「B」または「補完書類(※1)」から1点の計2点
- 「B」から1点と、アイフルからの簡易書類送付
- 健康保険証
- 年金手帳
- 母子健康手帳
- 戸籍附票の写し
- 住民票
- 住民票記載事項証明書 など
書類の住所が現住所と異なる場合
書類の住所が現住所と異なる場合は、以下の「補完書類(※1)」から原本1点が必要になる。
- 現住所が記載されている本人確認書類
- 健康保険証 / パスポート / 年金手帳 / 母子健康手帳 など
- 公共料金領収書(領収日から6ヶ月以内で領収押印があるもの)
- 電気 / ガス / 水道 / 固定電話 / NHK
- 官公庁発行書類で氏名、住居、生年月日の記載がある書類(発行日より6か月以内のもの)
- 住民票、納税証明書、印鑑登録証明書 など
収入証明書とその他の書類については、個人事業主と法人によって提出するものが異なる。
収入証明書 | その他書類 | |
---|---|---|
個人事業主 | 確定申告書 | 事業内容確認書(アイフル所定) 健康保険証 |
法人 | 決算書2期分 | 商業登記簿謄本(発行日より3ヶ月以内) 健康保険証 |
事業サポートプラン(不動産担保ローン)に申し込む場合
事業サポートプラン(無担保ローン)に申し込む場合は、本人確認書類と収入証明書、そしてその他書類が必要になる。
まずは本人確認書類からみていこう。
顔写真付きの本人確認書類がある場合
顔写真付きの本人確認書類がある場合は、以下から選択して提出しよう。
- パスポート(※所持人記入欄があるもの)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 公的証明書類(氏名・住所・生年月日あり)
- 個人番号カード(表のみ)
顔写真付きの本人確認書類がない場合
顔写真付きの本人確認書類がない場合は、以下の3パターンから選択しよう
- 「A」から2点
- 「A」から1点と、「B」または「補完書類(※1)」から1点の計2点
- 「B」から1点と、アイフルからの簡易書類送付
- 健康保険証
- 年金手帳
- 母子健康手帳
- 戸籍附票の写し
- 住民票
- 住民票記載事項証明書 など
書類の住所が現住所と異なる場合
書類の住所が現住所と異なる場合は、以下の「補完書類(※1)」から原本1点が必要になる。
- 現住所が記載されている本人確認書類
- 健康保険証 / パスポート / 年金手帳 / 母子健康手帳 など
- 公共料金領収書(領収日から6ヶ月以内で領収押印があるもの)
- 電気 / ガス / 水道 / 固定電話 / NHK
- 官公庁発行書類で氏名、住居、生年月日の記載がある書類(発行日より6か月以内のもの)
- 住民票、納税証明書、印鑑登録証明書 など
収入証明書とその他の書類については、個人事業主と法人によって提出するものが異なる。
収入証明書 | その他書類 | |
---|---|---|
個人事業主 | 確定申告書 | 事業内容確認書(アイフル所定) 不動産登記簿謄本 公図 名寄せ台帳または固定資産評価証明書 |
法人 | 決算書2期分 | 商業登記簿謄本(発行日より3ヶ月以内) 不動産登記簿謄本(発行日より3ヶ月以内) 公図 名寄せ台帳または固定資産評価証明書 |
必要書類をきちんと揃えてからアイフルに申し込もう
アイフルへの申し込みには、本人確認書類と収入証明書、場合によってはその他の書類も必要になる。
本人確認書類は、パスポートや住民基本台帳カード、特別永住者証明書、在留カード、公的証明書類、個人番号カードなどがあげられる。
提出方法によって必要な書類が異なるため注意しよう。
また、書類を提出する際は全体がしっかり写るように撮影し、個人番号や基礎年金番号が記載されている場合は、黒く塗りつぶしてから提出する必要がある。
とくに収入証明書などは最新のものかどうか確認しよう。
アイフルへの申し込みを検討している方は、書類不備がないようにこの記事を参考にしてしっかり準備してほしい。