- バンクイックで即日融資を受けられるのか知りたい
- バンクイックは最短いつ借入できるのか知りたい
- バンクイックでできるだけ早く借入したい
本記事では、バンクイックでの即日融資について解説する。申込当日の融資は可能か、どのくらいの時間で融資が受けられるかを確認し、審査をスムーズに進めるコツなどの実践情報を整理していく。
バンクイックでの借入を検討中の方、より有利な条件での借入を探している方に役立つ情報を整理した。
良い条件の資金を素早く確保したいなら、本記事を活用し、効率良く手続きを進めて欲しい。
バンクイックで即日融資は可能?
バンクイックでの即日融資は「条件が整えば、理論的には可能」だ。ただし、借りる側の努力だけではどうにもならない要素は多く、実現は難しい。
バンクイックで即日融資を受ける条件
審査が当日中に完了し、「テレビ窓口」でカードを受け取ることができれば、バンクイックでの即日借入は可能だ。
この場合、以下の条件が満たされていることが前提となる。
- 申込時間が早いこと(午前中のできるだけ早い時間)
- 審査がスムーズに進むこと
- 近隣にテレビ窓口があり、営業時間内に訪問できること
これらの条件が整わない場合、翌営業日以降に融資が持ち越される可能性が高くなる。
バンクイックでの即日融資が難しい理由
カードローンで初めて借入をするためには、以下のステップを踏む必要がある。
- 申し込み(インターネット、電話の2方法)
- 書類提出(Webアップロード、郵送、FAX、テレビ窓口)
- (バンクイック側での審査)
- 契約手続き
- カード受け取り(テレビ窓口または郵送)
- 借り入れ(ATMまたは振込)
「Web完結」「スマホで本人確認」などを選択することで、時間を短縮できる。
しかし、審査にかかる時間については、利用者の努力だけでは短縮は難しい。
まず、銀行系カードローンの審査は、消費者金融系に比べて長くかかる傾向がある。これは、銀行自身の審査に加えて、保証会社による審査も行われることが一般的なためだ。
さらに、銀行系ローンでは審査の一環として、警察庁の暴力団情報データベースへの照会が行われる。
この照会は、融資を受ける個人が反社会的勢力と関わりがないかを確認するためのもので、2018年1月4日から実施されている。
加えて、連絡可能な時間帯が限られていることも、即日融資の難しさに拍車をかける。
たとえばバンクイックの連絡時間は「平日は9時から21時まで、土日祝日は9時から17時まで」に設定されている。
この時間内に審査が完了しなければ、審査結果や融資は翌営業日以降に持ち越されることになる。
他の銀行系カードローンにおける即日融資の可否
バンクイック以外の銀行カードローンでも、即日融資は難しい。前述のとおり、銀行では審査手続きが多いため、長めの時間を要する点に変わりはないからだ。
よって、銀行系の場合は「理論的には即日融資が可能」であっても、それを期待して申し込むのはリスクが高い。借入できるのは「早くても翌営業日」という期待値で利用するのが賢明だ。
とはいえ、審査が「比較的早い」銀行系カードローンも存在する。以下は、審査時間が比較的短く、早めの融資が可能な銀行カードローンである。
銀行名 | 審査時間 | 金利(実質年率) | 無利息期間 |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行「バンクイック」 | 最短即日〜翌日以降 | 1.8%〜14.6% | なし |
楽天銀行「スーパーローン」 | 最短当日〜2営業日 | 1.9%〜14.5% | 30日間利息0円※1 |
三井住友銀行カードローン | 最短当日(土日の場合は3日~5日後) | 1.5%〜14.5% | なし |
みずほ銀行カードローン | Webは最短当日、店舗・電話は翌々営業日以降 | 2.0%〜14.0% | なし |
オリックス銀行カードローン | 速やかな審査に努めている | 1.7%〜14.8% | 30日間利息0円※2 |
※2 オリックス銀行カードローンにはじめて契約する人が対象
バンクイックの借入は最短いつ?できるだけ早く借入するコツ
バンクイックでは、即日借入ができる場合もあるが、実際には翌営業日以降になることがほとんどである。
しかし、申し込み方法とカードの受け取り方法を工夫すれば、融資までの時間を短縮することは可能だ。
以下に、借入をできるだけ早く行うためのコツを紹介する。
インターネットで申し込む
できるだけ早く借入するためには、24時間365日いつでも受け付けしてくれる「インターネット申し込み」がもっとも効果的だ。
電話申し込みが「平日9:00〜21:00、土・日・祝日9:00〜17:00」に限定されているのに対し、Webでの申し込みは深夜や早朝でも申し込みできる。
Webサイトに加え、スマートフォンアプリからも申し込みができるから、場所を選ぶ必要もない。
必要事項の入力から書類提出まですべてオンラインで完結するため、郵送やFAXのやり取りに要する時間を短縮できる。
また、Webでの申し込みでは、ミスを防ぐためのガイダンスが充実しており、スムーズに正確な情報を入力できる。
これも審査をスピーディーに進めるための重要なポイントとなる。
テレビ窓口でカードを受け取る
バンクイックでは、カードを使わない借入も選択できるが、契約時のカードの発行と受け取りは不可欠となっている。
カードの受け取り方法には「テレビ窓口」と「郵送」の2つがある。できるだけ早く借入を行いたい場合は、テレビ窓口での受け取りを選択する方が良い。
郵送でカードを受け取る場合は、自宅に届くまでの所要時間は「審査・ご契約後、約1週間」と長い。
一方、テレビ窓口を利用すれば、審査・契約の日に受け取りができる。
そして、受け取ったカードを使えば、その日のうちにATMでの借入も可能だ。
なお、テレビ窓口での受け取りには、「運転免許証(有効期限内・現住所記載の原本)」の持参が必要である。
できるだけ早く借入したい方必見!バンクイックの審査をスムーズに進めるコツ
迅速に融資を受けるためのもう一つのコツは、カードローンの審査プロセスを正しく理解し、事前に適切な準備をすることだ。
ここでは、バンクイックの審査をスムーズに進めるためにできる具体的な対策を紹介していく。
バンクイックの審査とは
バンクイックの審査では、申込者の返済能力や信用度が総合的に判断される。審査される要素は、主に以下の3つである。
1. バンクイックに申し込み可能な人か
バンクイックを利用できるのは、以下の条件を満たす人である。
- 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
- 原則として安定した収入がある人
- 保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる人
- 外国人の場合は永住許可を受けている人
- 参考:三菱UFJ銀行 バンクイック商品説明書
2. アコムの審査を通過し、保証が受けられるか
バンクイックと契約するには、銀行審査に加えて、保証会社であるアコムの審査に通過しなければならない。
アコムの審査基準は公開されていないため、実際どのような内容が重視されるのかは不明だ。一般的には、以下のような点が確認されていると考えられる。
- 年収や職業などの安定性
- 他社借入状況
- 過去の返済履歴
- 勤務先や勤続年数
なお、バンクイックでは、在籍確認として勤務先への電話確認が実施される。連絡元は「バンクイック」ではなく「三菱UFJ銀行」となるため、カードローン申し込みが職場に伝わるリスクは低い。
3. 信用情報や警察庁データベースで問題が確認されないか
信用情報機関に登録された過去の借入情報を基に、返済能力が判断される。
また、預金保険機構を介して警察庁の暴力団情報データベースに照会し、申し込み者が反社会的勢力と関係がないかを確認する。
バンクイックの審査をスムーズに進める5つのコツ
審査の仕組みを理解したところで、次に審査をスムーズに進めるためのコツをいくつか紹介しよう。
1. 正確な情報を入力する
提供する情報の漏れやミスは、審査遅れの最大の原因だ。申し込み時には、正確な情報を入力するよう心がけよう。
- 誤字・脱字がないこと
- 現住所と本人確認書類の住所が同一であること
- 年収は直近の源泉徴収票や確定申告書と相違ないこと
- 他社借入がある場合は、借入先と金額を正確に申告すること
2. 必要書類は多めに準備する
提出書類は不測の事態に備え、複数準備しておくと安心だ。
- 本人確認書類は、以下のいずれか「2点」が必要(有効期限内で、現住所の記載があるもの)
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書のうち
- (利用限度額50万円を超える場合)収入証明書として以下のいずれか「1点」
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書
- 確定申告書
- 直近1ヵ月分の給与明細書(+賞与明細書)
以上が基本の書類だが、このほかの書類でも受付られる場合がある。詳細は、バンクイックの公式Webを確認して欲しい。
3. 借入希望額を適切に設定する
借入希望額が個人の返済能力に見合っていない場合、審査に時間がかかるだけでなく、審査通過が難しくなることもある。
銀行系カードローンは準拠法が銀行法であり、総量規制(貸金業法)の対象ではない。そのため「年収の3分の1まで」には縛られないが、これに準じた独自の規制を設けていることが多い。
そのため、借入希望額を設定する際は、以下のポイントを押さえておくと良い。
- 年収の3分の1を超えない範囲にする
- 他社借入がある場合は、それも考慮して総借入額を抑える
- 必要最小限の金額を設定する
4. 申し込み後の連絡に迅速に対応する
審査中に追加の確認や書類の提出を求められる場合がある。これに備えて、以下の点に注意しておくと良い。
- 申し込み時に登録した電話番号やメールアドレスをこまめにチェックする
- 三菱UFJ銀行やアコムからの連絡には速やかに対応する
- 追加書類の提出を求められた場合は、すぐに提出する
5. 平日の早い時間に申し込む
バンクイックで最短での借入を目指すなら、平日の早い時間に申し込むのがおすすめだ。
これには、以下のような理由がある。
- 審査担当者に早めに処理してもらえるかもしれない
- 在籍確認の順番が早くまわっってくるかもしれない
- 審査後の結果の回答時間(平日: 9時~21時、土日祝: 9時~17時)に間に合うかもしれない
バンクイックの審査に落ちた場合の対処法
バンクイックの審査に落ちた場合でも、資金調達を諦める必要はない。以下の対処法を検討して欲しい。
理由を確認し、再申請の準備を整える
審査に落ちた理由は公開されないが、一般的に以下の理由が考えられる。
- 返済能力不足(年収と借入金が合っていない)
- 他社の借入が多い
- 信用情報の問題
これらが改善され、審査結果の通知から一定期間(通常3〜6ヶ月)を置いて、再申込をしてみよう。
その際、必要書類を再確認し、申し込み内容を正確に記入することを心がけて欲しい。
信用情報を維持・改善する
信用情報に問題ない人は、その情報を維持するよう努めよう。何らかの問題がある場合は、改善に努めると良い。
短期的な対策ではないが、将来の審査をスムーズに進めるうえでは重要になってくる。
クレジットカードの支払いを遅延なく行い、未払いの債務を減らすことで、良好な信用履歴を積み重ねることができる。
これにより、審査通過の可能性が高まるだけでなく、審査時間の短縮にもつながる。
他の銀行系カードローンを検討する
バンクイック以外にも、多くの銀行がカードローンを提供している。
審査基準は銀行によって異なるため、他の銀行カードローンでは問題なく審査に通過することもある。
また、審査が比較的緩やかな消費者金融のカードローンを検討するのも一案だ。
ただし、短期間に複数のカードローンに申し込むと、信用情報に多重申し込みとして記録が残る。審査に不利になることもあるため、タイミングは慎重に決めて欲しい。
即日融資がかなうバンクイック以外の借入先
ここでは、即日融資が可能なバンクイック以外の借入先を紹介する。
消費者金融系カードローンなら即日融資OK
消費者金融系のカードローンは、多くの場合、最短即日での融資に対応している。銀行系と同様に審査はあるが、比較的迅速に行われる傾向にある。
以下に、大手消費者金融系のカードローン各社の情報を整理した。
銀行名 | 系列等 | 公式Webに記載の融資までの時間 | 金利 (実質年率) | 無利息期間 |
---|---|---|---|---|
アコム | 三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社 | 最短20分融資 | 3.0%〜18.0% | 契約の翌日から30日間金利0円 |
プロミス | SMBCグループの子会社「SMBCコンシューマーファイナンス」の商品名 | 最短3分で融資可能 | 4.5%〜17.8% | 初回借入の翌日から30日間利息0円 |
レイク | SBI新生銀行グループの子会社「新生フィナンシャル株式会社」の商品名 | 最短25分融資 | 4.5%~18.0% | 「60日間無利息」と「180日間無利息」がある |
SMBCモビット | SMBCグループの子会社「三井住友カード」のブランド | 最短15分で融資完了 | 3.0%〜18.0% | なし |
いずれも、即日融資が可能であると明言しており、Webでは「申し込み当日に融資を受けられた」などの口コミも確認できる。
上記は、大手金融グループの系列であるため、安定性や信頼性には問題ない。
また、はじめて契約する人に対して無利息期間を設けていることが多い点も注目だ。この期間に返済できれば、金利なしでの借入も可能となる。
消費者金融系カードローンを利用する際の注意点
ただし、消費者金融系を利用する際は、以下のような点に注意が必要だ。
- 消費者金融系カードローンの金利は、銀行系と比べて高くなる傾向がある。長期の借り入れでは、利息の負担が大きくなる
- 即日融資の手軽さから、複数の消費者金融から同時に借入を行う「多重債務」のリスクが高まる傾向にある
- 返済が遅延すると、その情報が信用情報機関に登録され、将来のローン審査やクレジットカードの発行に悪影響を及ぼすおそれがある
- 無利息サービスを過ぎると、通常の金利が適用されるため、想定以上の利息負担が発生するおそれがある
即日融資の便利さに惑わされず、返済能力を冷静に判断し、計画的な借り入れを心がけて欲しい。
バンクイックで借入するメリット
ここで改めて、バンクイックでの借入メリットを確認していこう。以下の要素を総合的に勘案し、借入先として適切かを判断して欲しい。
低金利で利用できる
消費者金融系カードローンに比べて、バンクイックは金利が低く設定されており、長期的な返済を考える場合に総支払額を抑えることができる。
特に、まとまった金額を借り入れ、計画的に返済する計画なら、この低金利が大きなメリットとなる。
三菱UFJ銀行ならはの安心感がある
バンクイックは、三菱UFJ銀行が提供するカードローンとして、とくに初めてのカードローンを利用する人や、銀行の安定したサービスを求める人に適している。
また、三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っている場合、手続きがスムーズに進むことも期待できる。
無理のない返済計画を立てやすい
バンクイックでは、毎月の最低返済額が低く設定されており、無理のない返済計画を立てることができる。
これにより、余裕を持って返済を続けることが可能となる。
バンクイックでの即日融資は難しい…しかし低金利での借り入れの魅力は大きい!
バンクイックでの即日融資は、不可能ではないが実現は難しい。消費者金融系に比べて審査に時間がかかるうえ、カードの受け取りが必要になる点もハードルとなる。
「申し込み当日の融資が絶対必要」という場合は、銀行系カードローンは最適な選択肢ではない。融資までの時間が短い消費者金融系を選んだ方が安全だ。
一方で、「いますぐの資金調達」が優先事項でないならば、バンクイックは賢明な選択となるだろう。
金利が低めに設定されているため、無理なく返済できるのが魅力だ。
まずは「10秒借入診断」で、借り入れ可能かをすぐに確認し、バンクイックでの借り入れを前向きに検討してみてはいかがだろうか。