- アコムの借入方法が知りたい
- アコムでのお金の借り方がわからない
- アコムの借入条件を理解したい
「友人の結婚式に招待されたけどお金が足りない」「急遽旅行に行くことになってお金が必要」などの理由でお金を借り入れようと考えている方も多いだろう。
借入先の選択肢として消費者金融が挙げられるが、実際にお金を借りる際はどのような方法で手続きを行えば良いのだろうか。
本記事では、大手消費者金融のアコムを利用する際の借入方法を解説していく。
また、アコムで適用される金利やアコムで即日借入をする方法についてもまとめてあるのでぜひ見てほしい。
借入の手順や条件、即日借入を行う方法を紹介し、アコムの借入に関する注意点も解説するので、ぜひ本記事を参考にアコムでの借入を検討しよう。
アコムの4つの借入方法
アコムの借入方法は、大きく分けて「振込で借りる方法」と「ATMで借りる方法」の2種類がある。
さらに振込で借りる場合も「インターネット」「スマホアプリ」「電話」という3種類の借入方法が提供されている。
まずはそれぞれの借入方法の基本的な特徴を解説していく。
振込(インターネット)による借入
1つ目は、インターネットから手続きを行い、自分名義の金融機関口座に直接振り込む仕組みの方法だ。
手数料無料で借入でき、原則として24時間365日いつでも借り入れられることが特徴となっている。
インターネットから振込を申し込む場合はマイページから手続きを行うため、いつでもどこでも借入を行える。24時間最短10秒で振込が実施され、スピーディーにお金を得られることが魅力だ。
インターネットの利用に抵抗がない人やスピーディーに借り入れたい人には、インターネットからの振込手続きをおすすめする。
振込(スマホアプリ)による借入
2つ目は、スマホアプリから手続きをして金融機関口座にお金を振り込むという方法だ。
インターネットから手続きする場合と同じく、手数料無料で24時間365日いつでも借り入れられる方法となっている。
スマホアプリの場合もスムーズに手続きが進むため、すぐにお金が必要なときに対応しやすいことが特徴だ。
事前にアプリをインストールしておけば、いつでもどこでも最短10秒で振込が完了する。
また、スマホアプリではホーム画面から利用可能額や返済日を確認したり、返済・増額といった各種手続きも行える。返済期日の通知機能も搭載されているため、返済を忘れる心配もない。
アプリひとつで取引を完結させたい人やすぐに振り込んでもらいたい人は、スマホアプリを利用した借入方法を選ぶと良いだろう。
振込(電話)による借入
3つ目は、自動音声または担当者受付に電話をかけて手続きを行い、金融機関口座にお金を振り込むという方法だ。
手数料無料で利用できる点はインターネット・スマホアプリと共通しているが、利用可能時間が限られる点に注意しておこう。
自動音声の場合は平日9:00〜17:00、担当者受付の場合は平日9:00〜18:00が利用可能時間となっている。
利用可能時間以外に電話をかけても借入はできないため、インターネット等を利用した手続きに比べると利便性は低い。
しかし、案内に沿って手続きを進めることで振り込まれるため、インターネットやスマホアプリの利用に不安がある方には利用しやすいだろう。
「平日の日中しか使わない」「案内を受けながら手続きを進めたい」という人は、電話をかけて振り込んでもらう借入方法がおすすめだ。
ATMによる借入
4つ目は、全国のアコムATMやコンビニ・金融機関にあるATMで手続きを行い、現金を直接受け取るという方法だ。
全国各地にあるアコムATMやコンビニ・金融機関を利用し、すぐに手元に現金を確保できる点が魅力の方法である。
アコムを利用できる提携先ATMは以下の通りだ。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イーネット
- ローソン銀行
- イオン銀行
- 北海道銀行
- 北陸銀行
- 八十二銀行
- 三十三銀行
- 広島銀行
- 西日本シティ銀行
- 福岡銀行
- 十八親和銀行
- 熊本銀行
全国各地のコンビニ・金融機関を利用して借入を行えるため、急ぎで現金が欲しい方におすすめの借入方法である。
なお、アコムATMを利用する場合は手数料無料となるが、提携ATMの場合は10,000円以下の取引で110円、10,001円以上の取引で220円の手数料がかかる点に注意が必要だ。
アコムの借入手順
アコムを利用する場合の申し込みから契約、借入までの手順は以下の通りだ。
- インターネットや自動契約機、電話・郵送などの方法で申し込みを行う
- 本人確認書類と収入証明書類(該当者のみ)を提出する
- アコム側で審査が行われる
- 審査結果に同意すると契約手続きが完了する
- 振込やATMで借入を行う
インターネットや自動契約機(むじんくん)を利用して申し込む場合、最短20分で審査が完了して融資を受けられる。スピーディーに借入に進める点がアコムの大きなメリットだ。
上記の全体的な流れを理解した上で、振込・ATMでの借入手順を紹介していく。実際にお金を借りる流れを確認していこう。
振込(インターネット)の借入手順
インターネットから自分の金融機関口座に振込を行う場合、以下のステップで手続きを進めることになる。
- マイページにログインする
- 「振込で借りる」をクリックする
- 振込希望額や明細書受取方法などの必要情報を入力し、確認画面で「申し込む」ボタンをクリックする
- 登録されている金融機関口座にアコムから振込が行われる
利用する金融機関ごとに振込が実施される時間は異なるが、最短10秒ですぐに振込が実行される。
手続きを済ませたら、登録している金融機関の口座をチェックして振り込まれていることを確認しておこう。
振込(スマホアプリ)の借入手順
スマホアプリから自分の金融機関口座に振込を行う場合、以下のステップで手続きを進めることになる。
- スマホアプリにログインする
- メニューの「お金を借りる」から「口座振込で借りる」をクリックする
- 振込希望額などの必要情報を入力し、確認画面で「お申し込み」ボタンをクリックする
- 登録されている金融機関口座にアコムから振込が行われる
基本的な振込手順はインターネットからの手続きとほとんど変わりはなく、スムーズに手続きを行えることが特徴だ。
指紋認証や顔認証などの生体認証で簡単にログインでき、パスワードを忘れる心配もない。
利便性の高さや借入のスピード感を重視したい方は、スマホアプリを利用した振込手続きがおすすめだ。
振込(電話)の借入手順
電話で手続きをして自分の金融機関口座に振込を行う場合、以下のいずれかの番号に電話をかけることになる。
- アコムプッシュホンサービス(自動音声)
- 0120-134-567
- アコム総合カードローンデスク(担当者受付)
- 0120-629-215
自動音声または担当者による案内に従って手続きを進めることで、借入手続きは完了となる。
自動音声の場合は平日9:00〜17:00、担当者受付の場合は平日9:00〜18:00と対応している時間帯が限定されている点に注意が必要だ。
土日や祝日、平日の夜間などに借入を行いたい場合はインターネットやスマホアプリ、ATMによる借入を行おう。
ATMの借入手順
全国にあるアコムATMで借入を行う場合、以下の手順で手続きを進める。
- カードをATMに挿入する
- 4桁の暗証番号を入力する
- ボタンの中から「ご融資」を選択する
- 利用可能額の範囲内で利用金額を入力する
- 明細書とカードを受け取った後に現金を受け取る
また、提携ATMなどで取引を行う場合はわずかに手続きの手順が異なるため注意が必要だ。例えばセブン銀行ATMで借入を行う場合、以下の手順で手続きを進める。
- カードをATMに挿入する
- 「ご出金(借入)」を選択する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 利用可能額の範囲内で利用金額を入力する
- 取引内容に問題がなければ「確認」を選択する
- 明細書とカードを受け取った後に現金を受け取る
上記の手順を見て分かる通り、ATMで借り入れる際には明細書が発行される。周囲に借入がバレたくないという人は、明細書の管理に注意が必要だ。
なお、スマホアプリをインストールしている場合、セブン銀行ATMでQRコードを読み取って借入を行うこともできる。
カードがなくてもスマートにATMから現金の借入を行える。
金融機関ごとの振込実施時間
口座に振り込む形で借入を行う場合、金融機関によって振込実施時間が異なる。
利用している金融機関における振込までの時間を把握しておくと「いつ振り込まれるのだろうか」と悩まずに済む。
金融機関ごとの振込実施時間を見ていこう。
楽天銀行
楽天銀行を利用している場合、手続きを終えてから振り込まれるまでの時間の目安は以下の通りだ。
日時 | 受付時間 | 振込実施の目安 |
---|---|---|
毎日 | 0:10〜23:49 | 受付完了から10秒程度 |
楽天銀行の場合はメンテナンスによるサービス停止時間を除き、基本的に受付完了から10秒程度で振り込まれる。
すぐにお金を借り入れたいのであれば楽天銀行の利用がおすすめだ。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行
ゆうちょ銀行やメガバンクの三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行を利用する場合、手続きを終えてから振り込まれるまでの時間の目安は以下の表の通りだ。
日時 | 受付時間 | 振込実施の目安 |
---|---|---|
月曜 | 0:10〜8:59 | 当日9:30頃 |
9:00〜23:49 | 受付完了から1分程度 | |
火曜〜金曜 | 0:10〜23:49 | 受付完了から1分程度 |
土日祝日 | 0:10〜8:59 | 当日9:30頃 |
9:00〜19:59 | 受付完了から1分程度 | |
20:00〜23:49 | 翌日9:30頃 |
基本的には受付から1分程度で振り込まれるが、月曜の深夜から早朝にかけての時間帯や土日祝日の深夜帯になると振込までに時間がかかる。目安となる時間を把握した上で借入を行おう。
その他金融機関
その他金融機関のなかでも「振込実施時間拡大(モアタイム)金融機関」と「それ以外の金融機関」で振込実施時間に違いがある。
振込実施時間拡大(モアタイム)金融機関の振込実施の目安時間は以下の表の通りだ。
日時 | 受付時間 | 振込実施の目安 |
---|---|---|
月曜〜金曜 | 0:10〜8:59 | 当日9:30頃 |
9:00〜17:29 | 受付完了から1分程度 | |
17:30〜23:49 | 翌営業日9:30頃 | |
土日祝日 | 0:10〜23:49 | 翌営業日9:30頃 |
それ以外の金融機関の場合の振込実施の目安時間は以下の表の通りだ。
日時 | 受付時間 | 振込実施の目安 |
---|---|---|
月曜〜金曜 | 0:10〜8:59 | 当日9:30頃 |
9:00〜14:29 | 受付完了から1分程度 | |
14:30〜23:49 | 翌営業日9:30頃 | |
土日祝日 | 0:10〜23:49 | 翌営業日9:30頃 |
振込先の金融機関の振込実施目安時間を理解した上で、借入手続きを進めよう。
アコムの借入条件
ここまでアコムの借入方法や実際に借入を行う手順を紹介してきたが、そもそもアコムではどういった借入条件が設定されるのだろうか。
また、借入限度額や適用金利などの条件面はどういった要因で決定されるのだろうか。
ここでは、アコムのカードローンにおける借入条件や借入を行える個人の属性を紹介する。また、借入限度額・適用金利の決定要因について解説していく。
借入条件
アコムの借入条件は以下の通りだ。
申し込み条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
---|---|
契約極度額 | 1万円〜800万円 |
貸付利率 (実質年率) | 3.0%〜18.0% |
遅延損害金 (年率)※賠償額の元本に対する割合 | 20.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
各回の返済期日 | 1回の支払いにつき35日以内または毎月払い |
担保・連帯保証人 | 不要 |
詳しくはこちら |
基本的な借入条件を理解した上でアコムのカードローンを活用しよう。
借入できる属性
上記の通り、アコムでは「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方」であれば申し込みが可能である。
学生であっても年齢条件を満たしていれば申し込みは可能であり、アルバイトでも安定した収入があれば審査に通過できる可能性がある。
ただし、専業主婦(主夫)や無職の方は申し込んでも審査に通過できない可能性が極めて高い。
アコムの審査基準は公表されていないため、具体的にどういった属性が審査に通過できるかを解説することはできない。
しかし、一般的なカードローンの審査では以下のような項目を基準として申込者の属性をチェックしている。
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 雇用形態
申込者の返済能力を判断する基準として年収や勤務先は重要な項目となる。
年収の安定性が高い大企業の会社員や公務員などは比較的審査に通過しやすく、収入が不安定になりやすい個人事業主やフリーランスは審査の通過が難しくなる。
また、勤続年数が長い方が収入の安定性が高いと判断され、審査でプラスに働く。雇用形態についても正社員の方が審査では有利になりやすい。
もちろん「大企業の会社員や公務員が必ず審査に通過できる」「自営業者や正社員以外の雇用形態だと審査に通過できない」というわけではないが、上記の項目が審査に影響することは頭に入れておくと良いだろう。
借入限度額の決定要因
先ほど紹介した借入条件の表には「契約極度額:1万円〜800万円」と記載されているが、アコムの利用者がすべて800万円まで借りられるわけではない。
アコム側で行われる審査によって1万円〜800万円までの範囲内で借入の限度額が決定されるという仕組みであることに注意が必要だ。
審査によって借入限度額が50万円となった場合、50万円までしか借りられない。
借入限度額を決定する要因は主に以下の2つだ。
- 総量規制
- 他社での借入状況・信用情報
総量規制とは、借入の上限を年収の3分の1までに制限するというルールのことだ。消費者の過剰な借入を防ぐため、貸金業法で借入の上限を定めている。総量規制がある以上、年収の3分の1以上の借入限度額が設定されることはない。
また、他社での借入状況や信用情報機関に登録される情報も借入限度額を決定する要因のひとつだ。
現時点で他社のカードローンを利用している場合、総量規制を超えないためにも借入限度額は低く設定されてしまう。
また、過去に返済遅延・滞納といったトラブルを起こしている場合、審査ではマイナスの評価をされて借入限度額が低くなりやすい。
他社で借入がなく、信用情報にも問題がないような場合、基本的に借入限度額は総量規制による「年収の3分の1」がベースとなる。
しかし利用実績がない状態でいきなり年収の3分の1まで借りられることは少なく、最初の申し込みでは50万円前後の借入可能額に設定されるケースが多い。
適用金利の決定要因
アコムのカードローンで適用される金利は「3.0%〜18.0%(実質年率)」の範囲内で審査によって決定される。
個人の適用金利が決まる要因は以下の通りだ。
- 借入限度額
- 利用実績
カードローンの上限金利は「利息制限法」という法律によって決められており、定められた金利を超える金利で貸付が行われても超過金利による利息は無効となる。
利息制限法で定められる上限金利は以下の表の通りだ。
貸付額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
上記の表を見て分かる通り、借入額が100万円を超えると上限金利は15.0%となる。借入限度額が増えると、その分金利は引き下げられていく仕組みとなっている。
また、ローンの利用実績なども適用金利を決定する要因のひとつだ。過去のローンの利用実績から信用力が判断され、適用される金利が決まる。
初めてのカードローン利用であれば実績がないため、最も高い金利が適用される可能性が高い。
実績を積んでいき、借入限度額が増えていくと金利が引き下げられていく可能性がある。
アコムで即日借入をする方法
アコムでは最短20分で審査が完了し、最短即日融資に対応している。実際に即日借入をするためにはどういった手続きを行えば良いのだろうか。
ここでは、アコムで即日借入を行う方法や注意点を解説していく。
アコムの即日融資のやり方
アコムで即日融資を受けるための最短ルートは以下の通りだ。
- インターネットで申し込み
- インターネットまたは来店で契約
- 契約完了後にインターネットまたはスマホアプリで振込を行う
インターネット申し込みであれば、自動契約機(むじんくん)への来店が不要となるため、契約までの手続きをスムーズに進められる。
その後最短20分で審査が完了すると、インターネットまたは自動契約機(むじんくん)への来店で契約が完了する。
その後、インターネット・スマホアプリから振込手続きを行えば、最短10秒程度で指定の口座に現金が振り込まれる。
スピーディーに融資を受けたい方は、上記のステップで手続きを進めよう。
即日融資の注意点
アコムの即日融資を利用する際、以下の3点に注意が必要だ。
- 審査に時間がかかる場合がある
- 審査に通過できない可能性を考慮する
- 契約後すぐに借りられないリスクがある
アコムの公式サイトには「審査最短20分」と記載されているが、あくまでもスムーズに審査が進んだときに20分で完了するというだけで、必ず20分で審査が終わるわけではない。
20分で審査が完了するという前提で計画を立てていると、審査に遅れが生じたときにプランが狂う可能性があるため注意が必要だ。
審査に時間がかかる理由として「申し込み内容に不備がある」「申し込みが集中して混雑している」「安定した収入があることを確認しづらい属性である」という理由がある。
すぐに審査結果が得られない可能性を考慮した上で借入計画を立てよう。
また、即日融資を受けられる前提で予定を立てていると、審査に落ちたときに計画が崩れてしまう可能性がある。
審査に落ちてその日に融資を受けられない可能性があることも考慮しておこう。
アコム株式会社が提供している「マンスリーレポート」によると、2024年3月期の新規貸付率は42.0%となっている。
つまり、新規申込者の半数以上は審査に通過できていないことになる。即日融資を受けられない可能性があることを頭に入れた上で計画を立てていこう。
そして、申し込んだ日に審査に通過して契約完了しても、振込先に指定した金融機関が営業時間外の場合は振込が翌日以降となる可能性がある。
契約が完了してもすぐに借りられないリスクがあることも理解しておこう。
楽天銀行以外の金融機関に振込を行う場合、時間帯によっては翌日以降になってしまう場合がある。
土日や祝日、夜間などに借入を行う場合は注意しておこう。
アコムの借入に関する注意点
ここまでアコムの借入方法や手順、条件などを紹介してきたが、実際に借入を行う際には以下の3つの点に注意が必要だ。
- 借入後の返済計画をしっかり立てておく
- 計画的な借入を心掛ける
- 借入金利や手数料を事前に確認しておく
それぞれのポイントを解説していく。
借入後の返済計画をしっかり立てておく
アコムのカードローンを利用して借入を行う際、先に返済計画の見通しを立てた上で借り入れることが大切だ。
返済できる見通しが立たないまま借入を行ってしまうと、毎月の家計のやりくりが苦しくなってしまう。
まず、重要となるのが「家計の収支を把握する」という点だ。
毎月どれくらいの収入があり、支出がどの程度あるのかを把握し、返済に回せる余剰資金がどの程度になるのか確認しておく必要がある。
毎月の返済額が余剰資金を上回ってしまうと、家計が回らなくなってしまうためだ。
そして、返済期間・返済回数を計画的に決めていく必要がある。
返済期間が長くなると1回あたりの返済額は減少するものの、その分だけ利息が増えてトータルの返済額は多くなる。
一方、利息の負担を抑えようとして返済期間を短く設定すると、1回あたりの返済額が増えて家計が苦しくなってしまう。
月々の返済額が毎月の余剰資金の範囲内に収まるように設定し、無理なく返済していける金額の借入を行うようにしよう。
計画的な借入を心掛ける
返済計画を立てることとも共通する部分だが、計画的な借入を心掛けることもアコムを利用する際に注意したいポイントのひとつである。
借入額が膨らんで返済が苦しくなり、返済遅延や滞納などをしてしまうと信用情報にも悪影響が出てしまう可能性があるため注意が必要だ。
本記事でも紹介してきた通り、アコムはスピーディーかつ簡単に借入を行えることが特徴の消費者金融である。
利便性が高いというメリットの反面、お金を借り入れているという感覚が薄れて無計画に借入を重ねてしまう危険性も伴う。
一時的な借入のつもりがどんどん借入額が膨らんでいき、返済しきれない金額になってしまう可能性があるのだ。
また、アコムを含めた消費者金融は融資のスピード感や利便性と引き換えに金利が高めに設定されている。
利息額も大きくなりやすく、返済の負担は重くなってしまう。
返済額の負担が大きくなって返済に滞りが生じてしまうと、その記録が信用情報機関に登録されてしまう。
アコムでの借入を停止されるリスクがあるだけでなく、今後他社で借入を申し込んでも審査に落ちてしまう可能性が高まる。
「借入を行う際には返済計画を立てる」「現在の借入を完済してから追加の融資を受ける」など、計画的に借入を行うように心掛けよう。
借入金利や手数料を事前に確認しておく
アコムを利用する際、借入金利や手数料を事前にしっかりと確認した上で借入を行おう。
「〇〇万円借りたときにどの程度の利息が発生するのか」「どういった場面で手数料が発生するのか」という点に対する理解を深めておくと良いだろう。
前述の通り、アコムでは実質年率3.0%〜18.0%の範囲内で金利が決定される仕組みだ。
初めて利用する場合は18.0%の金利が適用される可能性が高い。18.0%の金利を前提にシミュレーションを行い、利息を計算してみよう。
アコムの公式サイトでは、借入希望額や利率、返済回数を入力することで毎月の返済額や利息を計算できるシミュレーションを提供している。
事前にどの程度利息を支払うことになるのかを把握しておこう。
また、アコムでは銀行振込やアコムATMを利用した場合の手数料はかからないものの、コンビニなどの提携ATMを利用した場合は借入・返済ともに手数料が発生する。
1回あたりの手数料は少額だが、積み重なっていくと負担となるため、手数料のことも考慮して借入・返済を行おう。
計画的にアコムで借入を行おう
アコムの借入方法は大きく分けて「振込で借りる方法」と「ATM」で借りる方法の2種類となっている。
振込で借りる場合はインターネットやスマホアプリ、電話から手続きを行うことができる。本記事で紹介した借入の手順を参考に、自分に合った方法で借入を実践しよう。
また、アコムを利用する際には返済計画を立て、借入金利や手数料を事前に確認した上で借入を行うことが重要だ。
公式サイトなどで提供されている返済シミュレーションを活用し、毎月の返済額や利息額を確認しておこう。
アコムは融資のスピード感や利便性の高さが魅力の消費者金融となっており、計画的に利用する分には非常に便利なカードローンだ。
本記事で解説してきた注意点などを踏まえ、アコムに申し込んでみてはいかがだろうか。