- アコムとプロミスの違いが知りたい
- どちらを選ぶと良いのか知りたい
- アコムとプロミスの評判を比較したい
「急にお金が必要になった」「すぐにお金を借りたい」という場合、まず検討されるのが消費者金融のカードローンだ。
消費者金融はさまざまな業者が存在しているため、どの業者を選ぶべきか悩んでいる方も多いだろう。
本記事では、大手消費者金融のアコムとプロミスの特徴を比較しながら、どちらを選ぶべきかという点を解説していく。
実際に利用しているユーザーの評判も紹介するので、ぜひ本記事を参考に最適な借入先を選択しよう。
アコムとプロミスは何が違う?
多くの利用者から愛されるアコムとプロミスには、以下の3点が主な違いとして挙げられる。
- 適用金利
- 借入限度額
- 無利息キャンペーンの起算日
それぞれの違いを比較していくので、両者の特徴に対して理解を深めておこう。
適用金利
まず、借入残高に対する金利の違いが挙げられる。
金利に差があると返済額の負担も差が生じるため、どちらの消費者金融が有利な条件で借りられるのかという点を比較しておこう。
アコムでは、実質年率3.0%〜18.0%の範囲で適用金利が決定される。
一方、プロミスでは実質年率4.5%〜17.8%の範囲で適用金利が決定される仕組みだ。いずれも実際に適用される金利は審査によって決まる。
通常、カードローンは利用実績がない初期の段階では最大の金利が適用されることが多い。
初めて申し込む場合、アコムは18.0%、プロミスは17.8%となる可能性が高く、わずかにプロミスの方が低い金利で借り入れられる。
一方、利用実績を積み重ねていくと利用限度額が引き上げられたり、金利が引き下げられたりする。
最低金利まで引き下げられた場合はアコムが3.0%、プロミスが4.5%となっており、アコムの方が有利な条件で借入可能だ。
初めて申し込む場合はプロミスの方が安い金利で借りやすく、実績を重ねてまとまった金額を借りる場合はアコムの方が金利が低くなりやすいという特徴を頭に入れておこう。
借入限度額
両者は借入限度額にも違いがある。最大で借りられる金額の違いを比較した上で、どちらを利用すべきか検討しよう。
アコムでは、カードローンの借入可能額の上限が800万円となっている。
一方のプロミスは借入可能額の上限が500万円である。より多くの金額を借入できる可能性があるのはアコムの方だ。
しかし、消費者金融のカードローンには「総量規制」と呼ばれるルールがあり、年収3分の1までの金額までしか借り入れることはできない。
プロミスの借入可能額の上限500万円まで借りたい場合、少なくとも年収が1,500万円以上でなければならない。
年収が非常に多く、多額の借入を検討している方を除けばあまり影響はないが、将来的にまとまった金額を借りたい方はアコムを選んだ方が良いだろう。
無利息キャンペーンの起算日
アコムとプロミスでは、初回の契約時に30日間の無利息期間が設けられる。しかし、無利息期間の起算日が両者で異なっているため注意が必要だ。
アコムの場合、無利息期間は「初回契約日の翌日から30日間」となっている。
一方、プロミスの無利息期間は「初回借入日の翌日から30日間」となっている。
30日間という期間は共通しているが、起算日が「初回契約日の翌日」と「初回借入日の翌日」と異なっているのだ。
アコムは契約してからすぐに借入をしないと、無利息期間を無駄に消費してしまう。
無駄なく無利息期間を活用しつつ、じっくりと借入を行いたい場合はプロミスの利用がおすすめだ。
アコム・プロミスの特徴比較表
ここまで紹介した違いも含め、両者の特徴を一覧表で比較していく。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
金利 | 3.0%〜18.0% | 4.5%〜17.8% |
審査スピード | 最短20分 | 最短3分 |
借入限度額の上限 | 800万円 | 500万円 |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 | 初回借入日の翌日から30日間 |
カードレス | ◯ | ◯ |
Web完結申し込み | ◯ | ◯ |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
公式サイトに記載されている審査スピードはアコムが最短20分、プロミスが最短3分となっており、いずれも即日融資が可能である。
両者の特徴を比較しつつ、最適な消費者金融を選択しよう。
アコムとプロミスはどっちがおすすめ?
両者の特徴を比較した上で、アコムとプロミスのどちらで借入を行えば良いのだろうか。
ここでは、それぞれおすすめな人の特徴や消費者金融の選択基準を紹介していく。
アコムはこんな人におすすめ
アコムは以下のような人におすすめだ。
- まとまった金額を借り入れたい人
- 周囲にバレずに借り入れたい人
アコムは借入限度額の上限が800万円となっており、まとまった金額の借入にも対応できることが特徴だ。
多額の借入を行う際に適用されやすい最低金利は3.0%と低く、利息の負担を抑えやすい。まとまった額の借入を検討している方は、アコムを利用すると良いだろう。
また、アコムでは原則として電話での在籍確認を行っておらず、同意なく勤務先に電話がかかってくることはない。
申し込みもWebで完結でき、カードレスで借入を行えるため、周囲にバレにくいことが特徴だ。
「多額の借入を検討している」「家族や職場の人にバレたくない」という方は、アコムの利用がおすすめだ。
プロミスはこんな人におすすめ
プロミスは以下のような人におすすめだ。
- 初めての借入で利息を抑えたい
- 無利息期間を効果的に活用したい
- とにかく早く借り入れたい
プロミスは適用金利の上限が17.8%と他社より低い水準となっており、利用実績が少ない契約初期の段階でも利息の負担を抑えやすい。
無利息期間も借入の翌日から起算されて無駄なく利用できるため、利息の負担を小さく抑えられることが特徴だ。
また、プロミスは公式サイトに審査時間が最短3分と記載されており、スピーディーに審査が完了する。
申し込みから借入までをスムーズに済ませ、すぐに借入を行いたい方はプロミスがおすすめだ。
消費者金融の選択基準
消費者金融を選ぶ際、以下の3点を基準として比較しよう。
- 適用金利
- 審査スピード
- 使いやすさ
各社で金利に大きな差はないが、下限金利・上限金利がわずかに異なっている場合がある。
金利が違えば返済の負担が変わってくるため、できるだけ低金利で借り入れられる消費者金融を選択しよう。
また、公式サイト等に記載される審査時間も確認しておきたい要素のひとつだ。
審査時間が短い方がストレスがなく、スムーズに借入を行える。スピーディーに利用できる消費者金融を選ぼう。
そして、各社で提供されるサービスを比較して使いやすさもチェックしておきたい。
「カードレスでアプリから借入できる」「郵送物のやり取りをせずに手続きを進められる」など、自分にとって使いやすいサービスを提供している消費者金融を選択しよう。
アコムとプロミスのユーザーの評判を比べてみよう
次に、弊社で実施したアンケート調査をもとにアコムとプロミスの評判を見ていく。良い評判・悪い評判をそれぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
アコムの良い評判
アコムの利用者を対象とした弊社調査において「他社と比べて、アコムはどのような場合におすすめだと思いますか?」と質問したところ、以下のような回答結果が得られた。
- 知名度の高いカードローンの中でも、審査のスピードも早めだと感じるし無利息期間もあるのですぐ借りたい時に良いと思う。
- 全国展開しており、すぐに手元に現金が必要である場合はアコムの方がよい仕事ぶりを発揮してくれると思いました。
- 他社と比べても自動契約機を設置されている場所が非常に多いので、誰にもバレずその場で借入しやすいのはおすすめ出来る点です。
審査のスピード感や全国展開していることによる使い勝手の良さが高く評価されている。
アコムの悪い評判
弊社調査で「アコムのキャッシング・カードローンを利用した際、難しいと感じた点はありましたか。」という質問を行った。
その質問に「はい」と回答した方に対して「難しさを感じたのはどのような点ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果が得られた。
- 自動契約機の操作に不慣れなので、オペレーターとやり取りをしても上手くいかないことがあって難しいと感じた。
- 利息に関してですが、ほかの消費者金融と比べると少額でも多いというのが難しいと感じた点です。
- 金利の高さや返済総額が当初の予想を上回ったことです。また、返済計画を立てる際に、毎月の収入と支出を細かく把握する必要があり、これが思っていた以上に大変でした。
借入手続きにハードルを感じた人がいたり、金利・返済額の高さが影響して返済計画を立てることに苦労した人がいたりした。
アコムに限った話ではないが、利用する際には頭に入れておくと良いだろう。
プロミスの良い評判
プロミスの利用者を対象とした弊社調査において「他社と比べて、プロミスはどのような場合におすすめだと思いますか?」と質問したところ、以下のような回答結果が得られた。
- プロミスは他の金融機関と比べて審査が非常に早いところがポイントだとおもっております。在籍確認もありませんでした。
- 初回借入の翌日開始の30日間無利息期間サービスがあり、三井住友銀行ATMの手数料が無料で利用できるところです
- プロミスは至急でお金が必要になった時、スムーズに対応してくれます。審査もありますが、とにかく対応が早いです。
借入までのスピード感や無利息サービスなどに魅力を感じている利用者が多かった。
プロミスの悪い評判
弊社調査で「プロミスのキャッシング・カードローンを利用した際、難しいと感じた点はありましたか。」という質問を行った。
その質問に「はい」と回答した方に対して「難しさを感じたのはどのような点ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果が得られた。
- 申し込み手続きがちょっと複雑で、迷ってしまいました。インターネットで申し込んだのですが、必要な書類が多かったり、本人確認の手続きがわかりにくかったりして、時間がかかりました。
- 用意する書類が多くて大変でした。どのような書類が必要なのか。それをもう少し具体的に記載してくれているのであれば、もっとスムーズに準備ができた。
手続きが煩雑に感じられたという意見や必要書類が分かりにくかったという意見が寄せられていた。
ネガティブな意見も踏まえた上で利用すべきかどうかを検討しよう。
アコムとプロミス以外に検討するべきなのはどこ?
アコムとプロミス以外に借入を検討する場合、以下の業者が挙げられる。
- アイフル
- SMBCモビット
- レイク
それぞれの特徴を簡単に解説していく。
アイフルなら周囲に借入がバレにくい
アイフルは、大手消費者金融では珍しく銀行傘下ではない独立系企業である。
最短18分で審査が完了するスピード感や契約の翌日から30日間の無利息サービスなど、さまざまな魅力で高い人気を誇る消費者金融だ。
アイフルの大きな特徴として「周囲に借入がバレにくい」という点が挙げられる。
Web完結申し込みなら原則郵送物が自宅に届かないため、家族にバレる心配がない。
また、原則として職場への在籍確認の電話も行っていないため、職場の人に借入を知られる可能性も極めて低い。
周囲にバレずにスピーディーに借入を行いたいという方は、アイフルの利用がおすすめだ。
SMBCモビットで返済すればVポイントが貯まる
SMBCモビットは、三井住友カードの子会社としてローン事業を展開している消費者金融だ。
申し込んでから融資が完了するまで最短15分で完了し、スムーズに借入を行えることが人気を集めている理由となっている。
SMBCモビットの魅力として「返済によってVポイントが貯まる」という点が挙げられる。
返済額のうち利息分200円につき1ポイントが付与される。貯まったVポイントは借入の返済にも利用可能だ。
普段からVポイントを貯めたり、ショッピングで利用したりしている方はSMBCモビットの利用をおすすめする。
レイクなら無利息サービスの期間が選べる
レイクは、SBI新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社が提供するカードローンだ。
審査結果は最短15秒で表示され、WEB申し込みなら最短25分で融資を受けられるため、すぐに借入を行えることが魅力となっている。
レイクの最大の魅力として「無利息期間を選べる」という点が挙げられる。
「借入額の全額が60日間無利息(Web申し込み以外は30日間)」「借入額のうち5万円まで180日間無利息」のいずれかから選択できることがメリットだ。
他社の無利息期間は30日間が多いため、60日間または180日間という長期にわたる無利息が適用できる点は大きな強みと言えるだろう。
借入額や利用期間に合わせて無利息期間を選択できる点も魅力だ。
無利息期間を上手く活用し、利息の負担を抑えたい方はレイクの利用をおすすめする。
アコムとプロミスを比較して自分に合った借入先を選ぼう
アコムとプロミスは、適用金利や借入限度額、無利息期間の起算日などが主な違いとして挙げられる。
アコムはまとまった額の借入を検討している人や周囲に借入がバレたくない人、プロミスはスピーディーに借り入れたい人や利息の負担を抑えたい人に向いている。
また、ほかにもアイフルやSMBCモビット、レイクなどの借入先の選択肢があるため、各社の特徴を比較した上で最適な借入先を見極めることが重要だ。
ぜひ本記事の内容を参考に、自分に合った消費者金融を選んで借入を申し込もう。