- 横浜銀行カードローンの審査時間がどのくらいかかるのか知りたい
- 審査結果が遅い場合の理由が知りたい
- 審査結果が遅い場合の対処法がわからない
横浜銀行カードローンの審査時間について、「思ったより遅い」という声を耳にすることがある。
では、実際のところ審査時間はどの程度かかり、遅延が生じた場合にはどのように対処すべきなのだろうか?
本記事では横浜銀行カードローンの審査プロセスを詳しく解説し、標準的な審査時間、遅延が発生する主な要因、さらに審査が遅れた場合に取るべき具体的な対処法を紹介する。
また、審査を円滑に進めるために申込者ができる事前準備のポイントもあわせて紹介する。
この記事を活用し、迅速かつ安心して審査を進めるための知識を得ていただきたい。
横浜銀行カードローンの審査時間の目安
横浜銀行カードローンは、口座がなくても申し込みができる便利なサービスだ。
金利は年1.5%〜14.6%と、カードローン全体でみると低めに設定されており、最大1,000万円までの融資に応じてくれる。
横浜銀行カードローンの審査時間
公式ページには、「審査結果のご連絡は最短即日」とある。
ただし以下の場合には、審査時間が延びることもあるとしている。
- 営業時間外や土日祝日に申し込んだ場合
- 申し込みが集中する時期や時間帯に申し込んだ場合
- 必要な書類が不足している場合や、提出された書類に不備がある場合
- 勤務先への在籍確認が難しい場合
- 銀行のシステムに問題が発生した場合
審査結果は、申込時に指定した電話番号(携帯、自宅、勤務先)
に連絡される。また、審査状況は、「横浜銀行カードローン受付センター」に電話すれば確認できる。
審査時間に関する口コミを検証!
利用者の口コミを確認したところ、「最短当日」とあるものの、やはり即日の融資までは難しいという印象を受けた。
たとえば、以下のようなコメントがあった。
申し込みから借入までは2日くらいかかった。その日に借りたいなら他を選んだ方が良いかもと思う。
審査結果⾃体はすぐ届いたけど、そこから⼿続きやカードの郵送などがあるので、手続き全体では1週間くらいかかった。
私の場合は、審査結果が届くまで2日くらいかかったと思う。
本審査の結果は、翌⽇に届きました。
審査する時間は本当に短い。40分で届いた。
申し込みの日に担当者から連絡があり、「結果は後日」と言われて不安になったが、次の⽇にはOKの連絡がきました。
審査時間にはバラつきがあり、個人の状況や申し込み時の条件によって異なることがわかる。次のセクションでこうしたバラつきが出てしまう理由をみていこう。
横浜銀行カードローンの審査に時間がかかる理由とは
横浜銀行カードローンでは、以下の理由で審査に時間がかかることがある。
必要書類が揃っていない
必要書類に不備がある場合や、申込内容に疑問点がある場合は、追加の確認作業が必要となる。
書類の再提出や申込者への問い合わせなどが発生すると、その分審査時間が延びてしまうのだ。
提出書類が不明瞭な場合も、審査遅れの原因になる。とくに本人確認書類や収入証明書類の画像が不鮮明だった場合、再提出を求められることがある。
在籍確認ができない
在籍確認ができない場合も、審査時間や結果に影響する。
在籍確認とは、カードローン申込者が申告した勤務先に実際に在籍しているかを確認する審査プロセスである。
通常は、申込者の収入や雇用の安定性、申告内容の真偽を確認する目的で行われ、返済能力を判断する材料としても利用される。
一般的に在籍確認は以下のような方法で行われる。
- 勤務先に電話をかけ、申込者の在籍を確認する
- 書類提出を求める(在籍証明書、給与明細、健康保険証の写しなど)
横浜銀行カードローンの場合、主に電話による在籍確認が行われる。
保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスの担当者が、申込者の勤務先に電話をかけ、簡単な在籍確認を行っている。
在籍確認ができない場合は、勤務実態が確認できず、追加の確認作業が必要となる。
審査完了までに時間がかかるだけでなく、最悪の場合、虚偽申告と判断され審査に落ちるおそれもある。
申し込み内容に不備があった
申込フォームに必要事項の記入漏れや誤記入がある場合、審査担当者が確認作業を行う必要が生じる。
具体的には、記入漏れ、記入ミス、申告内容と実態の不一致だ。不一致には、たとえば以下のようなものがある。
- 本人確認書類に記載されている名前や生年月日が、申告内容と異なっていた(住所が異なる場合や、婚姻による改姓も含む)
- 申告した年収と提出された収入証明書の金額が大きく異なる
- 申告した住所に居住実態がない
- 申告した他社からの借入額や借入件数が、実際の信用情報と異なっていた
このようなミスや不一致が見つかった場合、横浜銀行は詳細な確認作業を行う必要があり、その分審査に時間がかかることになる。
混雑している時期や時間帯に申し込んだ
横浜銀行カードローンの審査は、申し込みのタイミングによっても時間がかかることがある。
申し込みが集中する繁忙期や、特定の時間帯に申し込んだ場合は、審査に時間がかかる傾向にある。
たとえば給与前、ボーナス支給前、月末や年度末などの資金需要が高まる時期には、多くの人がローンの申し込みを行う。このため、審査が順番待ちになることがあるのだ。
また、平日の終業時間後や土日祝日に申し込んだ場合、審査が翌営業日に持ち越されることが多い。急ぎの場合は申し込み時間を考慮することが重要だ。
借入希望額と収入が見合っていない
借入希望額と申込者の収入が見合っていないことも、審査時間が延びる原因になりうる。
銀行系カードローンは、貸金業法の総量規制(個人に対する貸付は年収の3分の1までとする規制)の対象外だ。
しかし、これに準ずる内容で、個人への貸し出しに関する自主規制が設けられている。
また、審査時には住宅ローンなどで採用される「返済比率」も考慮されると考えられる。
返済比率とは、年間の返済額が年収に対してどれだけの割合を占めるかを示す指標だ。
一般的には30〜35%が審査通過の目安とされており、高すぎると銀行側に「リスクが高い」と判断されてしまう。
よって、希望額が年収の3分の1程度になる場合は、より詳細な審査や追加の確認が行われるかもしれない。
審査は慎重にならざるを得ず、結果として審査が長引くこともありうるのである。
信用情報に何かしらの問題がある
信用情報に問題がある場合、銀行側で詳細な確認が行われるため、審査が遅延する原因となることがある。
信用情報機関には、過去のクレジットカードやローンの利用履歴、返済状況などが記録されており、これに基づいて信用力が評価される。
もし過去に延滞や債務整理などの金融トラブルがあった場合、信用情報に傷がついているとみなされ、審査が厳しくなる。
とくに、5年以内の長期延滞や自己破産の履歴がある場合は、審査通過が困難となる可能性が高い。
また、他社での借入件数が多い場合も、返済能力に疑問が生じるため、追加調査が必要となって審査が延びることもある。
横浜銀行カードローンの審査結果が遅い場合の対処法
ここでは、横浜銀行カードローンの審査結果が予想以上に遅い場合にやるべき対処法とやってはいけないことを紹介する。
審査結果が届かないときにやるべきこと
審査結果が届かないときにやるべきことは、以下の3つだ。
1. カスタマーサービスへの問い合わせ
まず行うべきは、横浜銀行カードローン受付センター(銀行窓口営業日の9時〜19時)への問い合わせだ。
時間がかかってしまう理由や、審査結果の要因などは、回答してもらえないが、「審査中」「審査通知をした」などの事実は、教えてもらえるだろう。
すでに審査が終わっているのに結果の連絡がない(見つからない)場合は、対応を相談してみると良い。
2. 連絡を見落としていないかを確認する
次に、横浜銀行カードローンからの連絡を見落としていないか確認することが重要である。
以下の点をチェックするとよい。
- メールボックスの確認: 迷惑メールフォルダも含めて、横浜銀行からのメールがないか確認する。
- 着信履歴の確認: 知らない番号からの着信がないかチェックする
- 郵便物の確認: 重要な書類が郵送されている可能性もあるため、届いた郵便物を再確認する
- SMSメッセージを確認する
3. 入力内容にミスがないかを再確認する
審査遅れの原因として、申込内容に不備がある場合もある。提出した書類や入力内容を再確認し、特に必要書類がすべて揃っているか、正確に記入されているかを確認しよう。
万が一、不備や誤記があった場合は、横浜銀行に電話で連絡し、正しい情報を提供すると良い。
やってはいけないこと〜他社への申し込み
確認をしても問題が見つからない場合は、他社への申し込みは控え、横浜銀行カードローンの審査結果を待った方が良い。
その理由は以下の通りである。
- 多重申し込みのリスク: 短期間に複数の金融機関に申し込むと、信用情報に悪い影響を及ぼすおそれがある
- 審査の複雑化: 他社への申し込みをしてしまうと、現在進行している横浜銀行の審査が複雑になり、さらに時間がかかってしまうかもしれない
- 信用スコアの低下: 多重申し込みにより信用スコアが低下し、審査に不利に働く可能性がある
審査結果を待つ間は、急な借入が必要になった場合の代替案を考えておくとよい。たとえば、親族や友人からの一時的な借入や、クレジットカードの活用などだ。
横浜銀行カードローンの審査時間を短縮するためのポイント
横浜銀行カードローンの審査時間をできる限り短縮するためには、事前の準備と適切な申し込み手順が重要だ。
審査が円滑に進行するかどうかは、申込者の対応次第で左右される部分も多い。以下のポイントを押さえておこう。
申し込み前: 準備を整える
審査をスムーズに進めるためには、事前の準備が鍵となる。申し込みに関わる書類や情報不足をなくし、遅れを回避しよう。
必要書類は最新のものを多めに揃えておく
本人確認書類や収入証明書など、必要な書類を事前に揃えておくことが重要である。
本人確認書類として認められるのは、次の書類のいずれかだ。
- 運転免許証(両面)
- マイナンバーカード(個人番号カード、表面のみ)
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- パスポート(顔写真および住所記載のページ)
- 健康保険証(名前・住所記載および被保険者・被扶養者のページ、カード型は両面)
書類を集めたら、以下の項目を確認して欲しい。
- 有効期限内、または現在も有効な書類か
- 氏名、住所は最新のもので、生年月日に誤りはないか
- 記載された住所は、現住所と同じか
- 在留カードには、永住権の記載はあるか
- 住所記入欄のないパスポート、および健康保険証を使う場合は、住民票または公共料金等の領収書の写しを準備したか
収入証明書の提出が必要となるのは、希望する借入限度額が「60万円以上」の場合だ。収入を証明する書類として、以下のいずれかの提出が必要である。
- 源泉徴収票
- 納税証明書(税務署の発行印があるもの)
- 確定申告書(税務署の受付印があるもの)
- 住民税決定通知書(市区町村長の発行印があるもの)
なお、書類提出での在籍確認を希望する場合は、健康保険書や確定申告書などが必要になる。
信用情報に不安な人は事前確認もできる
信用情報に不安がある場合は、CIC、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)といった信用情報機関で、自分の信用情報を事前に確認できる。
これにより、過去の借入や返済履歴、延滞情報などを把握し、必要があれば対策を講じることが可能となる。
たとえば、現在の借入を完済して一定期間が経過してから再度申し込みをするなど、審査に有利なタイミングを見計らうなどができる。
申し込み: 良いタイミングで丁寧に手続きする
申し込みに際しては、正確な情報を提供することと、適切なタイミングで申し込むことが重要だ。
申し込みフォームには正確な情報を入力する
申込時に入力する内容に誤りがあると、審査が遅れる原因となる。
- 記載ミスやスペルミスはないか
- 連絡先情報に誤りはないか(自身および勤務先)
- 年収は、収入証明書類と一致しているか。概算で提出する場合も、現実と乖離しないよう気を付ける
- 他社借入状況は、確認して正確な数字を入力したか
平日の日中に申し込む
横浜銀行カードローンは、Webから24時間申し込みが可能だ。ただし、審査・および結果通知は営業時間である「平日9時〜17時」に行われる。
また、公式ページによれば、土日や祝日の申し込みでは「審査が翌営業日まで持ち越される可能性がある」。
よって、在籍確認を含めた審査過程のすべてを1営業日中に終えるには、平日の早い時間に申し込みをするのが賢明であろう。
繁忙期や休み前を避ける
年末年始の休み前やゴールデンウィーク、ボーナスシーズンなど、申し込みが集中しやすい時期は、審査に時間がかかる傾向がある。
こうした繁忙期を避けることで、審査が迅速に進行する可能性を高められる。
在籍確認の準備をしておく
たとえば、「在籍確認の電話には自分で応答したい」「オフィスに人のいない時間がある。
その時間は避けて電話して欲しい」などの場合は、その旨を横浜銀行側に伝えておくと安全だ。Webで申し込みをしたあとに、コールセンターに電話して相談すると良い。
なお、事情によっては書類での在籍確認も受け付けられることもあるので、希望する人は相談してみて欲しい
申し込み後: 連絡には素早く対応する
申し込み後も、電話やメールで連絡が来ることがある。こうした連絡には、素早く応答し対応しよう。
申し込み内容にミスがあった場合や、追加の書類提出が求められる場合でも、早く対応すれば審査も早く進む。
銀行からの電話やメールの通知をこまめに確認し、できるだけ早く返答するように心がけることが重要だ。メールの受信設定や迷惑メールフォルダを事前に確認しておくと良い。
横浜銀行カードローンの審査時間は遅くない!契約後はすぐに融資が受けられる
横浜銀行のカードローン審査時間は、他の銀行系カードローンと同等であり、特別に遅いことはない。
平日の早い時間に申し込み、適切な借入額を希望すれば、多くは問題なく審査に通過できるだろう。
この場合、申し込みに必要な情報をミスなく伝え、必要書類を提出することが前提となる。
契約締結後は、カード到着を待たずして振込による即時借入が可能である。最大1,000万円という高額な借入枠も大きな利点だ。
将来の資金需要に備え、事前に普通預金口座をつくっておくのは賢い戦略だと言える。
まずは公式Webサイトで詳細を把握し、このカードローンが自身のニーズに合致するかを検討してみてはいかがだろう。