- アコムの申し込みに必要な書類が知りたい
- 収入証明書や本人確認書類の具体的な種類がわからない
- 書類の提出方法や注意点が知りたい
アコムで借入をする際は、書類提出が必要だ。しかし、申し込みに必要な書類が分からなければ、借入までに時間がかかってしまうだろう。また、必要書類は申し込みをする商品によって異なるため、事前に把握しておくことをおすすめする。
本記事では、アコムに申し込みをする際に必要な書類と提出方法について解説する。
アコムの申し込みに必要な書類を知りたい人や、提出方法について把握しておきたい人は、ぜひ参考にしてほしい。
アコムの申し込みに必要な本人確認書類
どのような条件で借入をするとしても、本人確認書類の提出は必須だ。ただ、提出方法によって必要な本人確認書類の種類が異なるため、申込内容に合わせて準備しておくことが重要だ。
なぜアコムの申込時に本人確認書類を提出するのか
アコムを利用する際は、在籍確認が必要だ。本人確認はマネー・ローンダリング(資金洗浄)やテロ組織への資金流入を防ぐ目的で実施している。
また、なりすましや詐欺などの不正利用を防止し、顧客を保護することも重要な目的である。
つまり、取引を行う人が本当に本人であるかを確認することで、犯罪やトラブルを未然に防ぐことにつながる。その上で、本人の属性を証明することにもなるのだ。
アコムの申し込み時に提出する本人確認書類
アコムの申込時に提出する本人確認書類には、下記の4種類がある。
- 運転免許証(表面と裏面)
- マイナンバーカード(表面のみ)
- パスポート(写真・住所記載部分が確認できること)
- 保険証(表面と裏面)
スマホアプリもしくはWEBで提出する場合は、上記のいずれか1点で済む。
自動契約機(むじんくん)で保険証を提出するのであれば、下記のいずれかの補足書類(発行日から6か月以内)が必要となる。
- 住民票の写し
- 電気やガスなどの公共料金の領収書
補足書類が用意できなければ、アコムから郵便物を受け取る方法もある。書類を揃える手間と時間を節約したい人には、保険証以外の本人確認書類を選択するとよいだろう。
アコムの必要書類の提出方法と注意点
必要書類を提出するには、スマホアプリやWEBサイトからのアップロードなどを利用しよう。
詳しくは下記の表にまとめているので、利用したい方法の欄を参考にしてほしい。
提出方法 | 提出手順 |
---|---|
スマホアプリを利用する | 1.iPhoneもしくはandroidのスマートフォンで、アコムのアプリ「アコムナビ」をダウンロードする 2.スマートフォンのカメラを使い、必要書類を撮影して送信する |
WEBサイトからアップロードする | 1.アコムの公式サイトにアクセスする 2.「ログイン」ボタンをタップしてログインする 3.メニューの「アップロードで提出」から必要書類をアップロードする |
自動契約機(むじんくん)に持ち込む | 1.必要書類を揃えて自動契約機(むじんくん)に向かう 2.営業時間の9時~21時(営業時間が異なる店舗あり・年末年始を除く)の間に、画面の指示に従って手続きをする |
FAXで送信する | ・新規申込もしくは審査中の人:余白部分にお客様番号を記入した収入証明書(写し)を、0120-91-7246にFAXをする ・新規申込もしくは審査中以外の人:余白部分に会員番号を記入した収入証明書(写し)を、0120-32-2345にFAXをする |
専用封筒にて郵送する | 1.アコムの店舗に来店し、専用封筒を入手する2.本人確認書類の写しと、余白に8桁の会員番号を記入した収入証明書の写しを、下記の住所に送る 〒240-0005神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134横浜ビジネスパークウエストタワー9F |
本人確認書類は、有効期限内のものが認められる。また、マイナンバーや本籍地などが記載されている場合は、ふせんやマスキングなどを利用して隠してから提出すること。
保険証を提出する際は、記号と番号・保険者番号・QRコードを隠すようにしよう。
本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なるときは、住民票の写しもしくは電気やガスなどの公共料金の領収書も提出する。
アコムの申し込みに収入証明書が必要なケース
本人確認書類のほかに、収入証明書の提出を求められることがある。本人確認書類は誰もが提出する書類だが、収入証明書は一部の申込者のみだ。
収入証明書を提出し忘れてしまうと、審査に時間がかかってしまう。下記で解説するケースの理解を深めておくとよいだろう。
アコムの申込時に収入証明書の提出が必要なケース
収入証明書の提出を求められるのは下記のケースだ。
- 借入希望額が50万円よりも多いケース
- 他社を含めた借入額の合計が100万円よりも多いケース
- 最後に収入証明書を提出してから3年以上経っているケース
- 借入上限額が契約極度額未満のケース(延滞で借入が制限されている人は除外)
- 契約極度額の増額審査を希望するケース
では、具体例を見てみよう。
他社での借入がなく、アコムでの借入希望額が60万円だとしよう。この場合は、借入額が50万円よりも多いため、収入証明書の提出が必要なケースに該当する。
また、他社での借入が70万円あり、アコムでの借入希望額が32万円だと仮定しよう。
この場合、アコムでの借入額は50万円よりも多くはないが、借入額の合計は102万円となる。上記で説明した条件に該当するため、収入証明書の提出が必要となる。
アコムで借入ができるのは、安定した収入と返済能力がある20歳以上の人物だ。アコムは申込者の返済能力の有無を確認するために、収入証明書をチェックする。
また、借入額を決定する判断材料の一つとして、収入証明書を確認している。
アコムの収入証明書として認められる書類
収入証明書として提出できる書類はこちらだ。有効期限と取得方法についてもまとめているので、確認してほしい。
書類の種類 | 有効期限 | 取得方法 |
---|---|---|
源泉徴収票 | 最新年度のもの (もし最新年度の源泉徴収票が交付されていなければ、前年度のものでも可) | 勤務先から交付される |
給与明細書 | 直近2か月分(賞与が支給されている場合、直近1年分の賞与明細書も必要) | 勤務先から交付される |
市民税・県民税額決定通知書 | 最新年度のもの (もし最新年度の市民税・県民税額決定通知書が交付されていなければ、前年度のものでも可) | 勤務先もしくは市町村役場から交付される |
所得証明書 | 最新年度のもの (もし最新年度の所得証明書が交付されていなければ、前年度のものでも可) | 市町村役場で取得できる |
確定申告書・青色申告書・収支内訳書 | 最新年度のもの | 申告時期に税務署に提出した書類 |
アコムで収入証明書を提出する際の注意点
用意した収入証明書は、そのまま提出すればよいわけではない。下記のポイントに注意して提出をしなければ、再提出となるおそれがある。
- 写真を撮る際、ブレや反射に注意する
- マイナンバーや本籍地は消してから提出する
- 確定申告書や青色申告書などを提出する際は、税務署の押印があることを確認する
- 税務署の押印がなければ、余白に提出した日時と提出した税務署名を記載する
収入証明書の記載内容が確認できなければ、再提出の依頼や確認の連絡が入るケースがある。
写真を撮る際は、ブレや反射に注意することが重要だ。撮影後は、写真を拡大して文字が判別できることを確認しておくと確実だ。
個人情報が記載されている場合は、塗りつぶしてから提出すること。
確定申告書や青色申告書などを提出するのであれば、税務署の受付印がある書類がベターだ。電子申告した書類の場合、認められない可能性がある。
電子申告を利用した際は、申告書等送信票もしくは受信通知も併せて提出すること。
ケース別!アコムの申し込み時に求められる必要書類と注意点
アコムでは申し込みをする商品によって、提出する必要書類が異なる。
自分が利用したい商品の必要書類を準備しておくと、スムーズに手続きが進められるだろう。また、ケース別の注意点も解説するので、参考にしてほしい。
キャッシングローンに申し込みをする場合の必要書類と注意点
キャッシングローンを利用する際に提出する必要書類は、下記の2点だ。
- 本人確認書類
- 収入証明書(条件に該当する人のみ)
本人確認書類として提出できる書類は、下記の4種類ある。スマホアプリもしくはWEBで申し込みをすれば、いずれか1点のみの提出でよい。
- 運転免許証(表面と裏面が必要)
- マイナンバーカード(表面のみ必要)
- パスポート(写真・住所記載部分が確認できること)
- 保険証(表面と裏面が必要)
アコムのキャッシングでは、カード発行の有無を選択できる。カード受取方法で「カード不要」を選択しない場合、自宅にカードが郵送される点に注意が必要だ。
家族にバレずに利用したければ「カード不要」を選択することが重要だ。
借換え専用ローン(おまとめローン)に申し込みをする場合の必要書類と注意点
借換え専用ローン(おまとめローン)を利用する際に提出する必要書類は、下記の2点だ。
- 本人確認書類
- 収入証明書(条件に該当する人のみ)
キャッシングローンと同様に、下記の書類から選ぼう。
- 運転免許証(表面と裏面が必要)
- マイナンバーカード(表面のみ必要)
- パスポート(写真・住所記載部分が確認できること)
- 保険証(表面と裏面が必要)
すでにアコムを利用している人は、借換え専用ローン(おまとめローン)に申し込みをする前に、0120-07-1000に電話すること。
また、本商品は返済のみとなる。追加の借入はできない点に注意してほしい。
ビジネスサポートカードローン(無担保ローン)に申し込みをする場合の必要書類と注意点
ビジネスサポートカードローン(無担保ローン)を利用する際に提出する必要書類は、下記の2点だ。
また、青色申告と白色申告で、提出する書類が異なる。
- 確定申告書(第一表)の写し(直近1期分・収受日付印が押されているもの)
- 青色申告の場合
- 青色申告決算書の写し(直近1期分)
- 白色申告の場合
- 収支内訳書の写し(直近1期分)
ビジネスサポートカードローン(無担保ローン)を利用できるのは、開業してから1年以上経過した個人事業主だ。
会社員や法人は利用できない。
またアコムを利用している人や、希望借入額と他社借入額の合計が年収の3分の1を超えているおそれがある人は、申し込みをする前に0120-07-1000に電話すること。
アコムの必要書類は本人確認書類と収入証明書の2種類がある
アコムで借入の申し込みをするときは、本人確認書類が必要だ。
また、アコムでの借入希望額が50万円を超える人や、契約極度額の増額審査を希望する人などは、収入証明書の提出を求められる。
本人確認書類は、下記の4種類だ。スマホアプリもしくはWEBで申し込みをする人は、いずれか1点のみの提出でよい。
- 運転免許証(表面と裏面が必要)
- マイナンバーカード(表面のみ必要)
- パスポート(写真・住所記載部分が確認できること)
- 保険証(表面と裏面が必要)
アコムで提出できる収入証明書はこちらだ。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
必要書類の提出方法は、スマホアプリやWEBサイトからのアップロードなどの方法がある。
必要書類は有効期限内であるか、個人情報は隠れているか、などの注意点を確認してから提出することが重要だ。
また、必要書類の種類は利用する商品によって異なる。商品に応じた必要書類を用意しておけば、スムーズな借入ができるだろう。
アコムは少ない書類で本人確認ができる、優れた消費者金融業者だ。必要書類が少ない消費者金融を利用したい人は、アコムでの借入を検討してみるとよいだろう。