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アコムのおまとめローンの審査は厳しい?審査基準と審査に落ちるケースを紹介

この記事で解決できるお悩み
  • アコムのおまとめローンの審査基準が知りたい
  • アコムの審査に落ちる理由が知りたい
  • 審査通過のコツが知りたい

アコムのおまとめローンは、複数の借り入れを一本化できる魅力的な商品だが、審査は通常のカードローンよりも厳しいのが現状だ。

本記事では、アコムのおまとめローンの審査基準や落ちる理由、審査通過のコツを詳しく解説する。

属性、収入状況、信用情報など、審査で重視されるポイントを知ることで、審査に通る可能性を高めることができるだろう。

アコムのおまとめローンの審査に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

アコムのおまとめローンの審査基準

アコムのおまとめローンは、複数のローンで借り入れしている場合、ローンを一つにまとめることで、毎月の返済金額や金利負担を軽減できる商品だ。

ローンに悩んでいる人にとって魅力的な商品だが、その分アコムにとってもリスクがあるため、審査は厳しい傾向がある。

そこで、アコムのおまとめローンの審査基準は「何が見られているのか」「どのような状態が審査通過のために好ましいのか」という観点で解説していく。

属性

カードローン審査における「属性」とは、申し込み者の個人情報や経済的な背景を指し、返済能力を評価するために使われる。

主な属性の項目は以下のとおりだ。

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主な属性の項目審査でみられるポイント
年齢アコムの貸付対象者は20歳以上の人に限定されている
職業・勤務先・雇用形態公務員や一流企業の正社員などは安定した収入が期待できるため、高い評価を受ける一方、アルバイトやパート、自営業者は収入の安定性が低いと見なされ、評価が下がることがある
勤続年数勤務先の規模よりも勤続年数が重視される傾向にある
住居形態と居住年数持ち家は賃貸よりも有利とされる
家族構成既婚で配偶者も働いている場合や両親と同居している場合は有利に働くことがある
健康保険証の種類健康保険証から職業や会社の規模をある程度判断できるため、公務員や大手企業の組合健保は高評価につながる

上記の属性をもとに、他の審査基準と合わせて総合的に判断される。

収入状況

アコムのおまとめローンに限らず、ローンの審査は安定した収入があることが求められる。

「安定した収入」とは、単に年収が多いということではない。

カードローン審査では、毎月一定の収入を安定して得ていることが求められる。

正社員などの給与所得者の場合、毎月の給与が該当する。

フリーランスや自営業者、パート、アルバイトの場合は、月ごとに大きな変動がない収入が求められる。

審査では勤続年数もみられているため、短すぎると審査に通りにくくなってしまう。

そのため、転職したばかりの人やパート・アルバイトを始めたばかりの人は、最低でも3か月以上は給料をもらった実績をつけてから申し込むと良いだろう。

信用情報

信用情報は、申し込み者の返済能力や信用度を評価するために金融機関が重視する情報のことだ。

信用情報は、個人識別情報や借入・返済履歴で構成されている。

  • 個人識別情報
    • 氏名、生年月日、住所、電話番号など、個人を特定するための基本的な情報
  • 借入・返済履歴
    • 過去のローンやクレジットカードの契約内容、支払状況、残高など
    • 延滞や債務整理などの履歴は「事故情報」として重要視される

上記の情報をもとに、過去にローンやクレジットカードの返済を遅延なく行っており、収入に見合った借り入れをしていれば、信用情報に問題ないと判断される。

他社からの借り入れ状況

他社からの借り入れ状況とは、申し込み者が他の金融機関からどれくらいの金額を借りているか、またその件数を指す。

他社借り入れの対象になるもの・対象外になるものは次のとおりだ。

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他社借り入れの対象他社借り入れの対象外
消費者金融や信販会社からのカードローン
クレジットカードのキャッシング枠利用
銀行系カードローン
(銀行に申し込む場合)
住宅ローン・自動車ローン・教育ローン・奨学金・クレジットカードのショッピング枠(リボ払いは対象になる)
個人間の借入れ
国や地方自治体からの借入
銀行系カードローン(銀行以外に申し込む場合)

借り入れ状況は信用情報機関で確認されるため、正確に申告しないと虚偽と見なされる可能性があるため、正確な情報を申告しよう。

おまとめローンの審査は厳しいのか

結論として、アコムのおまとめローンの審査は、通常のカードローンよりも厳しいといえる。

審査が厳しい理由は以下のとおりだ。

  • 複数の借り入れを一本化するため、貸付額が大きくなる傾向があるため
  • 審査では信用情報が重視されるが、過去の返済履歴や他社での借り入れ件数が多い場合、審査に通りにくくなるため
  • 年収に対する返済能力は厳しく評価されるため

アコムおまとめローンの基本情報

申込条件20歳以上
資金使途貸金業者債務の借換え
契約限度額1万円~300万円
金利(実質年率)7.7%~18.0%
遅延損害金
(年率)※賠償額の元本に対する割合
20.0%
返済方式元利均等返済方式
担保・連帯保証人不要

アコムのおまとめローンの審査にかかる時間

アコムのおまとめローンは、インターネットや自動契約機などさまざまな方法で申し込みできる。

ここでは、申し込みから審査結果が出るまでの流れと、審査結果の通知が来るまでの時間、また結果通知が遅い場合に考えられる要因について説明する。

申し込みから審査結果が出るまでの一般的な流れ

アコムのおまとめローンに申し込む方法は、次の4つだ。

  • インターネット
  • 自動契約機
  • 郵送
  • 電話

すでにアコムを利用している人は、申し込みの前に「0120-07-1000」に電話をしよう。

アコムを初めて利用する人は、電話以外でも申し込める。

申し込み後は、必要書類を持って店頭窓口か自動契約機に行き、提出する。

その後契約手続きを行い、審査結果を待つことにある。

審査結果の通知までにどれくらいかかるのか

アコムのおまとめローンの審査結果が出るまでの時間は、他のアコムのカードローンより長くかかる。

その後、審査結果の内容に同意すると契約手続きが完了となる。

契約後は、原則としてアコムがあなたの名義で他社に振込することとなる。

結果通知が遅い場合に考えられる要因

アコムのおまとめローンの結果通知が遅い場合に考えられる要因は、以下のとおりだ。

  • 申し込み内容や書類の不備
    • 内容に誤りがあると確認作業が必要になり審査が遅れる
  • 審査時間外の申し込み
    • アコムの審査は9:00〜21:00に行われる
    • 時間外に申し込むと、審査結果の連絡が翌日以降になる
  • 在籍確認
    • 勤務先への在籍確認が取れない場合、審査が進まない
  • 信用情報の問題
    • 他社からの借入状況や信用情報に問題がある場合、詳細な確認が必要となり、審査時間が長引く
  • 審査結果のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性

アコムのおまとめローンの審査に落ちてしまう理由

アコムのおまとめローンの審査に落ちる理由は、大きく分けて次の3つの要因が考えられる。

  • 信用情報に問題があった
  • 収入が不安定だと判断された
  • 借入金額が多すぎた

信用情報に問題があった

審査では信用情報が重視されるため、過去に延滞や債務整理の履歴があると、審査に通りにくくなる。

また、短期間で多くの申し込みを行うと、それだけで審査落ちするリスクもある。

自分の信用情報が気になる人は、信用情報を管理している次の機関で確認してみよう。

開示請求はインターネットや郵送で行うことができ、手数料がかかる。

  • JICC(日本信用情報機構)
  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

信用情報を良好に保つためには、返済期日を守り延滞を避けること、また必要以上の借り入れを避けることが大切だ。

収入が不安定だと判断された

収入が不安定である場合、返済能力に疑問を持たれてしまい、審査に落ちることがある。

転職したばかりの人や、アルバイトやパートを始めたばかりの人は、定期的に収入があるとは言えないため、審査に通りにくくなるだろう。

また、フリーランスや個人事業主で特定の月の収入が高くても、収入が0に近い月があるなどばらつきがあると、収入が不安定だと判断されてしまう。

借り入れ金額が多すぎた

アコムのおまとめローンの契約極度額は、1万円〜300万円である。

また、借り入れ総額が300万円以下であっても、必ず満額の融資を受けられるとは限らないということを覚えておこう。

アコムのおまとめローンの審査に通るためのコツ

アコムのおまとめローンの審査は、通常のローン審査審査よりも厳しい傾向がある。

そのため、審査に通るためのコツを4つ紹介する。

  • 信用情報の確認
  • 正確な情報提供
  • 必要書類の準備
  • 他社からの借り入れ件数の削減

信用情報の確認

審査で最も重要なのは、信用情報といっても過言ではない。過去に延滞や未納がある場合、審査に通ることはないだろう。

そこで、まずは自分の信用情報を確認してみよう。信用情報に問題がある場合は、信用情報が回復するまで時間が過ぎるのを待つしかない。

消費者金融の場合は、61日以上延滞すると1年間、悪い情報が掲載される。3か月以上の延滞や、任意整理、自己破産などの場合は5年〜10年間情報が残る。

そのため、5年〜10年の間はおまとめローンをはじめ、クレジットカードの発行やキャッシングの審査も通ることは難しい。

正確な情報提供

おまとめローンの審査にスムーズに通るためには、正確な情報提供が必要だ。

情報に誤りがあると、確認する作業が必要になるため審査に時間がかかってしまう。

さらに、虚偽の年収や借り入れ状況などを申告すると審査に落ちるだけではなく、信用情報に傷がついてしまう。

嘘をついても必ず審査でバレてしまうので、虚偽申告は避けよう。

必要書類の準備

アコムのおまとめローンの審査に必要な書類は、以下のとおりだ。

本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 保険証

また、場合によっては収入証明書を提出する必要がある。

収入証明書
  • 源泉徴収票
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書・青色申告書・収支内訳表
  • 給与証明書

書類に不備があると再提出を求められたり、審査に落ちる可能性もあるため、条件を確認して申し込み前に準備しておこう。

他社からの借り入れ件数の削減

他社からの借り入れ件数が多いと、返済能力に疑問を持たれて審査に不利になる場合がある。

また、アコムのおまとめローンの契約極度額は300万円以下のため、300万円以上借り入れしている場合は返済して借り入れ額を減らす必要がある。

申し込み前に借り入れ総額を確認し、すぐに返済できそうなものがあれば、事前に返済を済ませておくと良いだろう。

アコムのおまとめローンの審査は厳しいため対策しよう

アコムのおまとめローンは、複数の借り入れを一本化できる便利な商品だが、その分審査基準は厳しい。

審査では属性や収入状況、信用情報などが重視され、とくに安定した収入と良好な信用履歴が求められる。

審査に落ちる主な理由には、信用情報の問題、不安定な収入、過度の借り入れ金額などがある。これらを理解して適切な対策をとり、審査通過の可能性を高めよう。

アコムのおまとめローンを利用すると、毎月の返済額や金利負担の軽減が期待できる。

複数のローンの返済に悩んでいるなら、アコムのおまとめローンの利用を検討してみてほしい。

まずは自分の状況を確認し、おまとめローンが適しているか検討してみよう。

アコムおまとめローンの審査に関するQ&A

アコムおまとめローンの審査に総量規制は関係ある?

アコムのおまとめローンは、総量規制の例外として扱われる。

総量規制は、貸金業者からの借り入れが年収の3分の1を超えてはならないという法律だが、おまとめローンの場合はこの制限を超えて借り入れできる。

理由は、おまとめローンが複数の借り入れを一本化し、返済負担を軽減することを目的としているからだ。

アコムおまとめローンは追加融資はできる?

アコムのおまとめローンは複数の借り入れを一本化し、返済の負担を軽減することを目的としているため、追加融資はできない。

追加で資金が必要な場合は、新たに別のカードローンを契約する必要がある。

他社での借り入れが可能かどうかは、契約しているローンや金融機関によって異なるが、審査が不利になる可能性がある。

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