- プロミスの申し込みに必要な書類が知りたい
- 収入証明書や本人確認書類の具体的な種類がわからない
- 書類の提出方法や注意点が知りたい
大手消費者金融のプロミスに申し込む場合、本人確認書類や収入証明書といった書類の提出が必要となる。
スムーズに手続きを進めるためにも、事前に必要書類を理解した上で準備しておくことが大切だ。
本記事では、プロミスの申し込みに必要な本人確認書類の内容や収入証明書の提出が求められるケース、実際の借入時に提出する流れについて解説していく。
これからプロミスに申し込みを行おうと検討中の方は、ぜひ本記事を参考に必要書類を準備してスムーズに手続きを進めよう。
プロミスの申し込みに必要な本人確認書類
プロミスの契約申し込みを行う際には、本人確認書類の提出が必要となる。
スムーズに手続きを行うためにも、提出しなければならない書類を把握しておこう。
ここでは、プロミスの申し込みに本人確認書類の提出が必要な理由や提出できる書類、提出方法などを解説していく。
プロミスの申し込みに本人確認書類の提出が必要な理由
プロミスに申し込む際に本人確認書類の提出が求められる理由として、主に以下の2点が挙げられる。
- 申込者が信頼できるかどうかを確認するため
- 犯罪を防ぐため
まず、本人確認書類をチェックすることで申込者が信頼できるかどうかを確かめるという目的がある。
申込者が他人になりすましをして契約を申し込んでいた場合、貸出を行ったときに返済されないというリスクがある。
申込者の信頼度を見極めつつ、万が一返済されないときにも連絡が取れるように本人確認書類でチェックを行っているのだ。
また、本人確認書類の提出は「犯罪収益移転防止法」という法律で義務付けられている。
反社会的勢力やテロ組織に資金が流れたり、マネーロンダリングに使われたりといった犯罪のリスクを回避するために、本人確認書類の提出を求めているのだ。
裏を返せば、本人確認書類の提出を求めずに貸出を行う業者は法律に違反していることになるため、絶対に利用してはいけない。
正規の手続きで貸出を行うプロミスなどの業者を利用して借入を行おう。
本人確認書類として提出できる書類
プロミスで本人確認書類として利用できるのは以下の書類だ。
- 運転免許証(経歴証明書も可)
- パスポート(2020年2月3日以前に申請し、発行されたもので、住所欄に現在の自宅住所が記載されているもの)
- 健康保険証(現在の自宅住所が記載されているもの)
- マイナンバーカード(現在の自宅住所が記載されているもの、通知カードは不可)
- 在留カード/特別永住者証明書
上記の書類に記載された自宅住所と現在居住している自宅住所が異なる場合(マイナンバーカード以外)、現在の自宅住所が記載されている以下のいずれかの書類(発行日から6ヶ月以内のもの)を併せて用意する必要がある。
- 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
マイナンバーが記載されている書類を提出する場合は、マイナンバーが見えないようにマスキングして提出する必要がある。
また、健康保険証を本人確認書類として提出する場合は、記号・番号・保険者番号・QRコードをマスキングして提出するように注意しておこう。
本人確認書類の提出方法
本人確認書類の提出方法は申し込み方法によって異なる。プロミスの申し込み方法は主に以下の3つだ。
- Web・スマホアプリ
- 自動契約機
- 電話(プロミスコール)
それぞれの提出方法を確認しておこう。
Web・スマホアプリ
スマートフォンやパソコンで申し込み手続きを行う場合、以下の手順で本人確認書類を提出する。
- 必要書類を撮影またはプリンター等でスキャンする
- 画像データをスマートフォンやパソコンに保存する
- 申し込みフォームに必要事項を入力し、画像データを添付して送信を行う
スマホアプリから申し込みを行う場合も同様で、アプリをインストールしてアプリ内に画像データのアップロードを行う。スピーディーに手続きを行えるため、おすすめの提出方法だ。
自動契約機
自動契約機を利用して申し込み手続きを行う場合、自動契約機内にあるスキャナーで書類を読み取って提出を行う。
自動契約機の営業時間は9:00〜21:00(一部営業時間が異なる場合あり)となっているため、営業時間内に必要書類を持参して手続きを進めよう。
電話(プロミスコール)
電話をかけて申し込み手続きを行う場合、本人確認書類の提出方法は以下の2種類から選択できる。
- 来店して自動契約機でスキャンを行う
- 必要書類の郵送を行う
プロミスコールの受付時間は9:00〜21:00となっているため、時間内に電話をかけて手続きを行おう。
プロミスの申し込みに収入証明書が必要なケース
プロミスの契約を申し込む際、本人確認書類以外に収入証明書の提出が求められるケースもある。
どういった場合に収入証明書が必要となり、どういった書類が収入証明書として提出できるのだろうか。
ここでは、プロミスの申し込み時に収入証明書の提出が必要となるケースや提出できる書類、提出時の注意点について解説していく。
収入証明書の提出が必要なケース
収入証明書の提出が必要となるのは以下のようなケースだ。
- 希望の借入額が50万円を超える場合
- 希望の借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合
- 申し込み時の年齢が19歳以下の場合
プロミスで借り入れたい金額が50万円以上の場合、申し込みの際に収入証明書の提出が必要となる。
また、プロミスの借入希望額が50万円以下であっても、他社ですでに借入があって合計100万円以上になる場合は収入証明書を提出しなければならない。
この2つのケースは「貸金業法」によって確認が定められており、収入証明書を確認しなければならない。
また、プロミスは年齢18〜74歳が条件となっているが、19歳以下の方には収入証明書の提出を求めている。
18歳・19歳でプロミスへの申し込みを検討している方は、収入証明書を準備しておこう。
収入証明書は、申込者の返済能力を確認するために提出が求められている。客観的に返済を行える能力を示す判断材料として収入証明書がチェックされているのだ。
上記のいずれかのケースに該当する場合は、忘れずに収入証明書を準備しておこう。
収入証明書として提出できる書類
プロミスで収入証明書として提出できるのは以下の書類だ。
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 税額通知書(最新のもの)
- 所得(課税)証明書(最新のもの/「収入額」と「所得額」の記載があるもの)
- 給与証明書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分)
必ず最新のものを準備し、収入証明書として提出しよう。
収入証明書の提出時の注意点
収入証明書を提出する際、以下の2点に注意が必要だ。
- 早めに準備しておく
- 申し込み方法によって提出方法が異なる
収入証明書として提出できる「源泉徴収票」や「確定申告書」などは、本人確認書類に比べると準備に時間がかかる場合がある。
申し込み時に手元にないと手続きが進まないため、できるだけ早く書類を準備しておくことが大切だ。
また、収入証明書についても本人確認書類の提出と同様、申し込み方法によって提出方法が異なる。
スムーズに書類を提出して手続きを進めたいのであれば、Web・スマホアプリから申し込むと良いだろう。
ケース別!プロミスの申し込み時に求められる必要書類と提出の流れ
プロミスでは大きく分けて以下の4種類のローン商品を提供している。
- フリーキャッシング
- おまとめローン
- レディースキャッシング
- 自営者カードローン
それぞれの商品の簡単な特徴と提出する必要書類、申し込みの流れを解説していく。
フリーキャッシングに申し込む場合
プロミスのフリーキャッシングは、担保や保証人不要で借入を行えるローン商品だ。
融資額は500万円まで、借入利率は4.5%〜17.8%(実質年率)となっている。資金の使途は生計費に限られるが、個人事業主は生計費および事業費に利用できる。
フリーキャッシングでは先ほど解説した本人確認書類の提出が必要であり、借入希望額が50万円以上の場合や他社の借入残高と借入希望額の合計額が100万円以上の場合など、一定の条件に該当する場合は収入証明書の提出が必要だ。
フリーキャッシングに申し込む手順
フリーキャッシングに申し込む場合、以下のいずれかの方法で手続きを行う。
- Web・アプリから申し込む
- 自動契約機に来店して申し込む
- 電話をかけて申し込む
Web・アプリから申し込みを行う場合、必要書類をアップロードした後に審査が行われ、契約可能額などがメールまたは電話で通知される。
その後、Webまたは来店によって契約手続きを行い、借入が可能となる。
自動契約機に来店して申し込む場合、必要書類をスキャンして審査結果を待ち、その場でカードが発行されるという流れだ。カードを受け取ったら借入が可能となる。
電話をかけて申し込む場合、名前や生年月日などの審査に必要な項目に答え、審査結果の連絡を待つ。
審査に通過したら来店または郵送で契約手続きを進め、借入が可能となる。
おまとめローンに申し込む場合
おまとめローンとは、他社での借入をひとつにまとめられるローン商品のことだ。
現在借入しているローンよりも低い金利で借り換えることで返済や利息の負担を軽減でき、返済管理もしやすくなることが特徴だ。
融資額は300万円まで、借入利率は6.3%〜17.8%(実質年率)となっており、資金使途はほかの貸金業者からの借入金返済に限られる。
おまとめローンもフリーキャッシングと同様、先ほど解説した本人確認書類の提出が必要だ。一定の条件に該当する場合、収入証明書も提出しなければならない。
おまとめローンに申し込む手順
おまとめローンに申し込む流れは以下の通りだ。
- 自動契約機・プロミスコール(電話)から申し込みを行う
- 申し込み情報をもとに審査が行われる
- 自動契約機または郵送で手続きを進め、契約が完了する
上記の流れで資金を借り入れ、他社での返済を済ませるという流れだ。
レディースキャッシングに申し込む場合
レディースキャッシングは女性向けに提供されるカードローンである。
女性専用ダイヤル「レディースコール」では女性オペレーターが対応してくれるため、安心して相談を行えることが特徴だ。
融資額は500万円、借入利率は4.5%〜17.8%(実質年率)となっている。資金使途は生計費に限られるが、個人事業主の場合は生計費および事業費に限られる。
レディースキャッシングでも先ほど紹介した本人確認書類と収入証明書の提出が必要だ。スムーズに手続きを行うためにも書類を準備しておこう。
レディースキャッシングに申し込む手順
レディースキャッシングはフリーキャッシングと同様、以下のいずれかの方法で申し込みを行う。
- Web・アプリから申し込む
- 自動契約機に来店して申し込む
- 電話をかけて申し込む
基本的な手続きの流れはフリーキャッシングと共通しているが、電話で申し込む場合は女性オペレーターが対応してくれるという点が異なる。
安心して利用したい女性の方は、レディースキャッシングに申し込むと良いだろう。
自営者カードローンに申し込む場合
プロミスの自営者カードローンは、自営業者を対象としたローン商品だ。
事業資金としても利用できるため、自営業者・フリーランスで借入を検討している方におすすめの商品である。
融資額は300万円まで、借入利率は6.3%〜17.8%(実質年率)となっており、資金使途は生計費および事業費に限られる。
本人確認書類の提出についてはほかの商品と同様だが、収入証明書として利用できるのは「確定申告書」「青色申告決算書または収支内訳書」となる。
また、事業実態を証明するための書類として以下の書類の提出も必要だ。
- 営業許可証または入管証明書に類する書類
- 受注書・発注書・納品書・請求書・領収書・報酬明細に類する書類
自営業者向けの商品であるため、事業の実態があることと収益を得ていることを示さなければならない。
自営者カードローンに申し込む手順
自営者カードローンに申し込む流れは以下の通りだ。
- 自動契約機・プロミスコール(電話)から申し込みを行う
- 申し込み情報をもとに審査が行われる
- 自動契約機で契約手続きを行う
自営者カードローンは原則として自動契約機や電話から申し込むこととなる。契約手続きも自動契約機で行うため、近くで利用できる自動契約機を調べておこう。
必要書類を準備してプロミスに申し込もう
プロミスで契約の申し込みを行う際には本人確認書類の提出が必要であり、一定の条件に該当する場合は収入証明書の提出も必要となる。
Web・スマホアプリや自動契約機、郵送などで書類を提出することになるため、早めに準備を進めておこう。
また、プロミスで提供される商品によって必要書類が異なる場合があるため、事前にチェックしておくことが大切だ。
借入目的に合った商品を選び、適切な書類を準備しておくことをおすすめする。
本記事で紹介した内容を踏まえ、必要書類を準備してプロミスに申し込み手続きを行おう。