- みずほ銀行カードローンは安全なのか知りたい
- みずほ銀行カードローンでお金を借りるか迷っている
- みずほ銀行カードローンの評判や口コミを知りたい
「すぐに手元にお金を準備したい」という方は、カードローンに頼るケースも多いだろう。
しかし、世の中には数多くのカードローンが存在するだけでなく、信用できるのかといった点も気になる方が少なくないのではないだろうか。
そこで本記事では、銀行系カードローンの一つである「みずほ銀行カードローン」について、その安全性やみずほ銀行カードローンがやばいと言われる理由、みずほ銀行カードローンに対する口コミ・評価を解説していく。
また、みずほ銀行カードローンの申し込みやメリットと活用法にも言及しているため、最後まで読んでみずほ銀行カードローンに対する理解を深めてほしい。
みずほ銀行カードローンでお金を借りるのはやばい?みずほ銀行カードローンの安全性とは
ここでは、以下3点について解説していく。
- みずほ銀行は正式な銀行業者として金融庁から認可を受けている
- みずほ銀行の信用力と安全性
- 保証会社のアイフル、オリコの信用力と安全性
それぞれ見ていこう。
みずほ銀行は正式な銀行業者として金融庁から認可を受けている
銀行業を営むには、金融庁からの認可が必要だ。
認可を受けるための条件としては、主に以下のものが挙げられる。
- 資本金が10億円以上であること
- 経営管理体制が整備されていること
- 顧客保護の観点からリスク管理のための制度が設けられていること
これらはあくまでも一例であり、上記以外にもさまざまな条件を満たさなければならない。
みずほ銀行は、多くの条件を満たし金融庁から銀行業を営む認可を受けている信頼のおける会社なのだ。
みずほ銀行の信用力と安全性
銀行の信用力と安全性を測る指標として、代表的なのは「信用格付け」および「自己資本比率」である。
まず信用格付けとは、格付け会社が財務の安全性などを客観的に判断し、ランク付けを行うものだ。
格付け会社として有名なのは、主に以下の5社である。
- S&P グローバル・レーティング
- ムーディーズ
- フィッチ・レーティングス
- 格付投資情報センター(R&I)
- 日本格付研究所(JCR)
みずほ銀行では、それぞれの格付け会社より以下の評価を得ている。
会社名 | S&P | ムーディーズ | フィッチ | R&I | JCR |
---|---|---|---|---|---|
評価 | A | A1 | A | AA | AA |
内容 | 債務を履行する能力が高い | 信用リスクが低い | 信用リスクが低い | 信用力が極めて高い | 債務を履行する確実性が非常に高い |
全ての格付け会社から高い評価を受けていることからも、みずほ銀行は信用力が高い銀行であることがわかるだろう。
続いて自己資本比率とは、総資産のうち株主からの資本や内部留保である「自己資本」がどれだけの割合を占めているかを表すものだ。
この数字が高ければ高いほど、財務が安定しているということがわかる。
自己資本比率の基準としては、国際的に銀行業務を行う場合は「バーゼルⅢ規制※」によって8%、国内のみで銀行業務を行う場合は4%と定められている。
みずほ銀行は海外にも拠点を持つ銀行であるため、8%以上の自己資本比率を維持しなければならない。
その点、みずほ銀行は総自己資本比率が15.59%※であることから、破綻するリスクは低く安全性が高いといえるのだ。
- 国際的な業務を行う銀行に対して、財務等の健全性を確保するために自己資本比率や流動性カバレッジ比率などを定めたもの
- 2024年6月末時点
保証会社のアイフル、オリコの信用力と安全性
みずほ銀行カードローンを利用するためには、保証会社であるアイフルもしくはオリコの保証を受ける必要がある。
アイフルは、大手消費者金融の一つだ。
信用保証事業の一環として158行※の金融機関と提携しているだけでなく、格付け会社である格付投資情報センター(R&I)からはBBB(信用力が十分)、日本格付研究所(JCR)からはA−(債務履行の確実性が高い)の評価を受けている。
一方のオリコは、個人向けローンやクレジットカードによるサービスを提供している会社だ。
個人融資保証業務として565の金融機関と提携していることに加え、銀行保証残高は1兆2,523億円を誇るなど、非常に事業規模が大きい。
また、格付け会社である格付投資情報センター(R&I)からはA+(信用力が高い)、日本格付研究所(JCR)からはA+(債務履行の確実性が高い)の評価を受けている。
このことから、アイフルとオリコの両社ともに信用力や安全性に問題がないことがわかるはずだ。
なお、これらの保証会社のどちらに保証を受けるかは自分では決められず、みずほ銀行カードローンの審査結果によって、みずほ銀行が保証会社を決定することとなる点は覚えておいてほしい。
- 2024年6月末時点
なぜみずほ銀行カードローンを利用すると「やばい」と言われるのか
みずほ銀行カードローンを利用するとやばいと言われる理由として、主に以下の3つが挙げられる。
- 借入金を返済できないと信用情報に影響を及ぼす可能性があるから
- 返済遅延や延滞を繰り返すと法的手続きが取られるケースがあるから
- 計画的に利用しないと返済負担が大きくなる可能性があるから
それぞれ見ていこう。
借入金を返済できないと信用情報に影響を及ぼす可能性があるから
万が一みずほ銀行カードローンからの借入金を返済できないと、信用情報に影響を及ぼす可能性がある。
信用情報とは、クレジットカードやカードローンへの申し込み、各種ローンの契約などを行った場合に、契約内容や月々の返済状況などが記録される個人の情報のことだ。
借入金が返済できなくなってしまうと、債務整理や自己破産の手続きをとることになる。
債務整理や自己破産の履歴においても信用情報に記録されることとなるため、他社でカードローンを契約したいといった場合に契約を断られてしまう可能性があるのだ。
審査によって、自身の返済能力を超える借入限度額は設定されないようになっているものの、無理のない範囲で借入を行うよう意識することが重要である。
返済遅延や延滞を繰り返すと法的手続きが取られるケースがあるから
一般的に、カードローンにおいて返済に遅れてしまうと「遅延損害金」の支払いを求められることとなる。
遅延損害金は借入の際の金利よりも高く設定されており、みずほ銀行カードローンでは19.9%が元金に対して上乗せされるのだ。
また、返済遅延を繰り返したり長期にわたって延滞をしたりすると、一括返済を求められるケースがあるだけでなく、財産を差し押さえられてしまうケースもある。
法的手続きを取られないようにするためにも、返済期日には遅れないよう心がけてほしい。
- 借入利率は2.0%〜14.0%(住宅ローン契約者は1.5%〜13.5%)の範囲内で設定
計画的に利用しないと返済負担が大きくなる可能性があるから
みずほ銀行カードローンでは、返済方法として「残高スライド方式」を採用しており、返済日時点での借入残高に応じて返済額が変動していく。
例えば、8万円の借入を行ったとしよう。その場合の毎月の返済額は2,000円だ。
しかし、8万円の借入を行った翌月にさらに5万円の借入を行った場合はどうだろうか。借入残高が10万円を超えるため、毎月の返済額は4,000円に増額される。
そのため、自身の借入残高を把握することが重要だ。
また、借入金の返済が長引けばそれだけ支払う利息も大きくなる。手元の資金に余裕があるのであれば、積極的に繰上返済を行い利息の負担を軽減することも検討しよう。
みずほ銀行カードローンの口コミ・評判の調査結果
ここでは、以下3点について解説していく。
- みずほ銀行カードローンの良い評判
- みずほ銀行カードローンの悪い評判
- みずほ銀行カードローンがおすすめな人
それぞれ見ていこう。
みずほ銀行カードローンの良い評判
みずほ銀行カードローンの良い評判として挙げられるのは、主に以下の2つだ。
- 安心感がある
- 銀行系カードローンの中でも比較的金利が低い
メガバンクが提供しているカードローンということもあり、安心感があるといった声が多く寄せられていた。
また、みずほ銀行カードローンは、他の銀行系カードローンと比較しても上限金利が14.0%※と低くなっている。
一般的に、借入限度額が少額になればそれだけ金利も上がっていくため、少額借入を行う人にとっては魅力的なポイントといえるだろう。カードローンのお申込と同時に口座開設ができる
- みずほ銀行での住宅ローン契約者は13.5%
みずほ銀行カードローンの悪い評判
みずほ銀行カードローンの悪い評判としては、以下の2つが挙げられる。
- 必ずみずほ銀行の口座を開設しなければならない
- 審査が厳しい
みずほ銀行の口座を所有していない方は、銀行口座の開設手続きから行わなければならないため、手続きに時間がかかるだけでなく、実際にカードローンにて借入を行うまでにも時間を要してしまう。
また、これは銀行系カードローンに共通する評判であるが、審査が厳しいという声もよく見られた。
みずほ銀行カードローンは、消費者金融と比較して低金利で借入が行えることに加え、借入限度額も高額になるケースが多い。
そのため、確実に返済してもらうためにも審査を厳しくし、返済能力が見極められているのだ。
みずほ銀行カードローンがおすすめな人
みずほ銀行カードローンがおすすめなのは、以下に当てはまる人だ。
- みずほ銀行の口座を開設済み
- みずほ銀行で住宅ローンを契約している
みずほ銀行の口座を所有している人であれば、口座開設にかかる手続きや審査が不要であるため、借入までの時間を短縮できる。
また、すでに持っているキャッシュカードにローン機能が追加されるため、新たにローン専用のカードを受け取る必要がない。
加えて、みずほ銀行にて住宅ローンを契約していると、みずほ銀行カードローンの金利が優遇される。
通常2.0%〜14.0%の範囲内で設定されるところ、住宅ローン契約者は1.5%〜13.5%の範囲内で設定されるのだ。
このことから、みずほ銀行の口座をすでに開設しており、みずほ銀行にて住宅ローンの契約をしている人は、みずほ銀行カードローンをおすすめする。
「みずほ銀行カードローンはやばい」は間違い!みずほ銀行カードローンのメリットと活用法
ここでは、以下の2点について解説していく。
- みずほ銀行カードローンを活用するメリット
- みずほ銀行カードローンの申し込みから返済までの流れ
それぞれ見ていこう。
みずほ銀行カードローンを活用するメリット
みずほ銀行カードローンを活用するメリットとしては、主に以下の2つが挙げられる。
- 金利が低い
- みずほ銀行の口座を所有している方であれば新たにカード発行をしなくて良い
最大のメリットは、金利が低い点だろう。
他の銀行系カードローンでは、上限金利を14.5%以上に設定しているところも多いため、金利を抑えて借入を行いたいのであれば、みずほ銀行カードローンがおすすめだ。
また、みずほ銀行の口座を所有している方であれば、新たにカード発行をしなくて良いのもメリットの一つである。
カードの発行が必要となる場合、自宅へ郵送されるケースも少なくない。
しかし「カードローンを利用していることを家族に知られたくない」という方にとっては、自宅へ郵送物が届くのは避けたいはずだ。
その点、みずほ銀行にすでに口座を所有しているのであれば、自宅にカードが郵送されることもないため、安心できるのは魅力的なポイントである。
みずほ銀行カードローンの申し込みから返済までの流れ
みずほ銀行カードローンにおける申し込みから返済までの簡単な流れは以下のとおりだ。
- オンライン、電話、もしくは店舗にて申し込み
- 仮審査結果の連絡
- 本人確認書類等をアップロード
- 本審査
- カードローン利用開始の連絡
- みずほダイレクトやATMにて借入
- 口座からの自動引き落としやATM、みずほダイレクトにて返済
なお、みずほ銀行に口座を所有していない方は、まず口座開設手続きを行ってからみずほ銀行カードローンに申し込むことになる。
みずほ銀行カードローンがやばいという認識は今すぐ捨てよう
本記事では、みずほ銀行カードローンの安全性やみずほ銀行カードローンがやばいと言われる理由、みずほ銀行カードローンに対する口コミ・評価、メリットおよび活用法について解説した。
みずほ銀行カードローンを提供しているみずほ銀行は、金融庁より正式な銀行業者として認可を受けている。
信用力や安全性について非常に高いレベルにあるだけでなく、保証会社である「アイフル」や「オリコ」においても、信用力・安全性ともに問題がない。
このことから「みずほ銀行カードローンでお金を借りるのはやばい」といった認識は間違っている。
ただ、利用にあたってはあらかじめ返済計画を立て、遅延や延滞を起こさないように意識することが重要だ。
また、みずほ銀行カードローンに対する実際の口コミや評判を参考にしながら、自身に合った利用方法を検討しよう。
みずほ銀行カードローンは、他の銀行系カードローンと比較して上限金利が低く設定されていることに加え、みずほ銀行の口座を所有している方は、申し込みから借入まで手続きがスムーズに進められる。
「なるべく金利を抑えたい」「メガバンクが提供しているという安心感がほしい」という方は、ぜひみずほ銀行カードローンに申し込もう。