- バンクイックでカードなしでも借入できるのか知りたい
- カードなしで借入する方法が知りたい
- バンクイックでカードレスにできるのか知りたい
近年、カードローンではカードなしでも融資を受けられる「カードレス」に対応した商品が増えてきている。
三菱UFJ銀行が提供する「バンクイック」では、カードレスの取引を行えるのだろうか。
本記事では、バンクイックでのカードレス対応可否や借入方法、カードなしで借り入れるメリット、注意点などを解説していく。
カードなしでの返済方法も紹介するので、ぜひ本記事を参考にバンクイックの利用を検討しよう。
バンクイックはカードレスでも借入できる
結論から言うと、バンクイックではカードレスでの取引に対応している。カードを持ち歩かなくても借入を行うことができ、スムーズに融資を受けられることが特徴だ。
ここでは、バンクイックの借入方法やカードが発行されない方法を紹介していく。
バンクイックの借入方法
バンクイックの借入方法は大きく分けて以下の2種類である。
- ATMでの借入
- 振込による借入
それぞれの借入方法について簡単に解説していく。
ATMでの借入
ATMでの借入は、三菱UFJ銀行のATMやコンビニATMを利用して借り入れる方法だ。
カードを利用してATMの操作を行い、その場で現金を借り入れるという流れになる。
コンビニATMは「セブン銀行」「ローソン銀行」「イーネット」が対応しており、全国各地のコンビニで借入を行えることが特徴だ。
三菱UFJ銀行ATM・コンビニATMともに利用手数料がかからない点も魅力として挙げられる。
また、ATMでの借入可能時間は以下の表の通りである。
利用するATM | 借入可能時間 |
---|---|
三菱UFJ銀行ATM | 6:00〜23:50 |
コンビニATM | 0:10〜23:50 |
ただし、毎週月曜日の1:00〜5:00、毎月第2土曜日の21:00〜翌朝7:00は利用できないため注意が必要だ。
また、ATMを利用した借入はカードがないと行えない。カードレスでATMから借り入れることはできないため注意しておこう。
振込による借入
振込による借入は、本人名義の普通預金口座に借入金の振込を行う方法だ。
アプリや会員ページ、電話などで振込指示を行うため、カードレスで借入を行うことができる。カードを使わずに借入をしたい場合は振込による借入を活用しよう。
アプリ・会員ページから三菱UFJ銀行の口座に振込指示を行う場合、振込が実施されるまでの時間の目安は以下の表の通りだ。
申込時間 | 振込実施の目安 | |
---|---|---|
初回の利用 (口座変更時含む) | 平日0:00〜14:00 | 当日中 |
平日14:00〜24:00 | 当日ー翌営業日 | |
土日・祝日 | 当日ー翌営業日 | |
2回目以降の利用 | 24時間 | 申込後即時 |
2回目以降の振込であれば、24時間いつでも申し込んだ直後に振込が行われる。
ただし、三菱UFJ銀行以外の口座の場合は金融機関によって振込実施までの時間が異なるため注意が必要だ。
なお、振込による借入において振込手数料は無料となっている。
普通預金口座があればカードが発行されない
バンクイックでは、三菱UFJ銀行の普通預金口座を保有している場合に申込時にカードレスを選択できる。
自宅に郵送物が届く心配がなく、持ち歩いて紛失してしまうリスクも回避可能だ。
カード自体を発行したくないという方は、三菱UFJ銀行の口座を開設してから申し込むと良いだろう。
ただし先ほど解説した通り、ATMでの取引はカードレスではできないため、カード自体を発行しない場合は振込による借入しか行えない。
三菱UFJ銀行ATMやコンビニATMですぐに現金を引き出すという取引は行えないため注意が必要だ。
借入方法の選択肢を増やしておきたい方はカードを発行し、振込のみで問題ないという方はカードレスでの申し込みを行うと良いだろう。
バンクイックでカードなしで借り入れる方法
カードレスでバンクイックの借入を行いたい場合、以下の手順で手続きを進めよう。
- 申し込み
- 書類提出・審査
- 契約
- 振込での借入
それぞれのステップについて解説していく。
申し込み
まず、インターネットまたは電話からバンクイックに申し込みを行う。このときに「カードレス」で申し込みを行うことを忘れないようにしておこう。
インターネットからの申し込みであれば、24時間365日いつでも受付可能だ。
公式サイトの申し込みページから手続きを進めるか、スマートフォンの専用アプリから手続きを行おう。
電話から申し込みを行う場合、平日は9:00〜21:00、土日・祝日は9:00〜17:00の時間帯で受付を行っている。
ただし12/31〜1/3は休業日となっており、申し込みを行えないため注意しておこう。
書類提出・審査
次に、借入の可否や契約条件などを決定するための審査が行われる。審査にあたって必要な書類があるため提出を行おう。
郵送やFAXなどでも書類提出はできるが、カードレスで申し込む場合はオンライン本人確認が必須だ。
オンライン本人確認を行う場合、運転免許証または個人番号カード(マイナンバーカード)のいずれか1点が必要となる。
そしてスマートフォンで読み取りを行い、手続きを進めよう。
また、利用限度額50万円以上を希望する場合、収入証明書の提出も必要だ。収入証明書として活用できるのは以下のような書類である。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書その1・その2
- 確定申告書第1表・第2表
- 直近1ヶ月分の給与明細書+(持っている場合)賞与明細書
収入証明書は準備に時間がかかるものもあるため、早めに用意しておこう。
契約
審査の結果、借入を行えることになった場合、契約内容がメールまたは電話で通知される。
連絡は9:00〜21:00(土日・祝日は9:00〜17:00)の間に行われ、最短即日回答となっている。
ただし、申し込みの受付時間や審査状況によっては契約が翌日以降となる場合もあるため注意が必要だ。
振込での借入
契約が完了次第、振込での借入を行えるようになる。振込で借り入れる方法は主に以下の3つだ。
- アプリから申し込み
- 会員ページから申し込み
- 電話から申し込み
アプリ・会員ページの場合、ログインをして振込専用画面から利用金額を入力すると、振込指示が完了する。
電話から申し込みを行う場合は専用ダイヤルに電話をかけ、オペレーターの指示に従って手続きを進めよう。
以上の流れでカードレスでの借入は完了する。各ステップの内容をしっかりと押さえた上でスムーズに手続きを進めよう。
バンクイックでカードなしで借り入れるメリットと注意点
バンクイックでカードレスでの借入を行えることを紹介してきたが、カードレスの取引にはどういった利点があり、どういった点に注意すべきなのだろうか。
ここでは、カードレスで借り入れるメリットと注意点をそれぞれ紹介していく。
カードなしで借り入れることのメリット
ATMでの借入と比較したカードレス取引のメリットは主に以下の3点だ。
- 周囲の人に借入がバレにくい
- カードを管理・持参する手間がかからない
- どこからでも手続きを行える
カードレスで申し込みを行うと自宅に郵送物が届かず、カード自体を見られる心配もない。
実際にATMで借入を行っている現場を見られるリスクもない。家族や友人に借入がバレにくい点が大きなメリットと言えるだろう。
また、借入のたびにカードを持ち歩く場合、財布の中が嵩張ってしまったり、紛失しないように管理する必要があったりといったデメリットがある。
しかしカードレスであれば財布の中をすっきりとした状態に保つことができ、紛失や盗難を心配する必要もない。
そして、専用アプリでどこからでも借入手続きを行える点も大きなメリットだ。
自宅で夜中に手続きをしたり、移動中にサクッと借入を行ったりと、いつでもどこでも手続きを行える点は大きな魅力と言えるだろう。
カードなしで借り入れることのデメリット・注意点
カードレスで借り入れることのデメリットや注意点として以下の3点が挙げられる。
- 借り過ぎてしまう恐れがある
- 他社口座の場合は振込に時間がかかる場合がある
- 他社口座の場合は初回利用時に電話で申し込む必要がある
カードレスはいつでもどこでも便利に借入を行える点がメリットだが、利便性の高さが裏目に出て借り過ぎてしまうという危険性も孕んでいる。
借入を行っているという感覚が薄れ、気が付くと借入残高や利息が膨らんでしまっているという可能性があるため注意しておこう。
また、三菱UFJ銀行以外の口座に振込を行う場合、振込実施までの時間は金融機関によって異なる。
三菱UFJ銀行であれば2回目以降の振込は即時反映されるが、場合によってはすぐにお金が振り込まれないリスクがあるため注意しておこう。
そして、他社の口座に振込を行う場合、初回は電話での申し込みが必要となる。
2回目以降はアプリや会員ページから申し込めるが、初回のみ電話を利用しなければならない点に注意が必要だ。
バンクイックのカードなしでの返済方法
バンクイックで借り入れたお金を返済する場合は「インターネットバンキングからの振込」「自動支払いによる返済」「ATMからの返済」の3つの方法がある。
このうち、カードレスで返済できるのはインターネットバンキングと自動支払いである。
ここでは、カードレスで返済を行う2つの方法について手順を解説していく。
インターネットバンキングからの返済方法
インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)を利用して返済を行う場合、以下の手順で手続きを進める。
- アプリの「ご返済」または会員ページの「ご返済(振込口座照会)」ボタンを押して振込先口座を確認する
- 毎回の返済額以上の金額を振り込む
インターネットから簡単に振込を行って返済できることが特徴だ。三菱UFJダイレクトであれば、振込手数料もかからない。
カードを使わず、スピーディーに返済を行いたい方はインターネットバンキングからの返済をおすすめする。
なお、返済額の入金が15時以降となった場合、翌平日窓口営業日に返済したという扱いになるため、早めに手続きを進めておくと良い。
また、他行から振込を行う場合は振込手数料や入金日を手続きする金融機関に確認しておこう。
自動支払いを利用する返済方法
自動支払いによる返済は、三菱UFJ銀行の本人名義の普通預金口座から自動で引き落として返済を行う方法だ。
毎月自動で返済が行われるため、忘れる心配がなく安心だ。
Web新規申し込みで「口座あり」を選択した場合は自動支払いでの返済となる。希望する毎月指定日が返済期日となるため、事前に口座に入金をしておこう。
契約後に自動支払いによる返済方法を希望する場合は手続きを行う必要がある。公式サイトから「自動支払依頼書」をダウンロードし、以下の手順で手続きを進めよう。
- 依頼書に必要事項を記入・捺印して郵送する
- 自動支払依頼書到着後、1週間程度で登録が完了する
- 毎月指定日に自動で引き落としが行われる
登録が完了すると、アプリから確認を行えるため、手続きができているかどうかをチェックしておこう。また、登録が完了するまではATMまたは振込での返済が必要となる点に注意しておこう。
バンクイックのカードレス取引を上手く活用しよう
バンクイックではカードレスの取引が可能であり、振込による借入の際はカードがなくても取引できる。
三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っていれば、カード自体の発行をしないという選択も可能だ。
バンクイックでカードレスで借入を行う場合、周囲に借入がバレにくい点やどこからでも手続きを行える点がメリットとなる。
一方、借り過ぎてしまうリスクがある点や他社口座への振込に手間や時間がかかる可能性がある点もデメリットとして頭に入れておきたい。
また、バンクイックではインターネットバンキングによる振込や自動支払いを利用することでカードレスでの返済も可能である。
ATMでカードを使わなくても返済を行えることが大きな特徴だ。
ぜひこの機会にバンクイックに申し込みを行い、カードレスで借入・返済を行ってみてはいかがだろうか。