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みずほ銀行カードローンはおまとめローンにも使える?利用方法と注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • みずほ銀行カードローンをおまとめローンとして利用したい
  • みずほ銀行でおまとめローンとして利用できる商品について詳しく知りたい
  • 審査のポイントや利用時の注意点を理解したい

複数社から借入をしていることで「すべて最上金利が適用されていて利息が高い」「返済額や返済期日を間違えてしまう」「借入残高の把握が難しい」と悩んでいる人も多いのではないだろうか。

そんな悩みを解決できる方法としておすすめなのが「おまとめローン」だ。

本記事ではみずほ銀行カードローンのおまとめローン商品の特徴や金利、おまとめローンを利用する注意点について詳しく解説する。

また、おまとめローンの審査のポイントにも触れるため「借入を1本化したい」「おまとめローンについて詳しく知りたい」という人はぜひ参考にしてほしい。

目次

みずほ銀行カードローンはおまとめローンとしても使える

みずほ銀行カードローンに「おまとめローン」という名の商品はないが、使い道が原則自由である商品のため、おまとめローンとして利用することが可能だ。

ここからはみずほ銀行カードローンのおまとめローンについて、下記のとおり解説する。

  • みずほ銀行カードローンでおまとめローンとして利用できる商品
  • おまとめのメリット
  • みずほ銀行カードローンのおまとめと他社のおまとめの違い

ぜひ参考にしてほしい。

みずほ銀行カードローンでおまとめローンとして利用できる商品

みずほ銀行カードローンでおまとめローンとして利用できる商品は「みずほ銀行カードローン」と「みずほ銀行多目的ローン」の2つだ。

どちらも資金の使い道が自由であるため、おまとめローンとして利用することができる。

おまとめのメリット

申込をする前に、おまとめのメリットを理解しよう。おまとめをする具体的なメリットは下記のとおりだ。

おまとめのメリット
  • 金利が下がり返済金額が低くなる可能性がある
  • 返済先が1つになるから管理しやすい
  • 総量規制に関係なく申込ができる

1つずつ解説する。

金利が下がり返済金額が低くなる可能性がある

金利が下がり返済額が低くなることは、おまとめの最大のメリットと言えるだろう。

銀行カードローンまたは消費者金融に共通しているのが、利用限度額が高いほど金利が下がるということだ。

例えばみずほ銀行で50万円を借りると、金利14.0%が適用となる。月々の返済額を10,000円にした場合の返済総額は768,852円となり、268,852円の利息を払う必要がある。

同じ条件で4つの借入先から合計200万円を借りた場合、268,852×4で1,075,408円もの利息がかかる計算だ。

一方、みずほ銀行で1本化し200万円の借入をする場合、金利は9.0%が適用され、月々の返済額は34,216円、返済総額は2,668,797円、利息の合計額は668,797円となる。

4つの借入先に返済するより406,611円も利息が抑えられることになる。おまとめをすることによって金利を下げることができれば、返済総額に大きな差が生まれることがわかるだろう。

なお、年14.0%・月々の返済額を10,000円・返済回数79回に設定した場合のシミュレーションであるため、返済条件によって利息の合計額が変わることを念頭に置いた上で参考にしていただきたい。

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借入金額毎月の返済額返済総額利息合計額
4社から借入
200万円
10,000×4=合計40,000円3,075,408円1,075,408円
おまとめ34,216円2,668,797円668,797円

返済先が1つになるから管理しやすい

おまとめの2つ目のメリットは、返済先を1つにまとめることで管理がしやすくなることである。

例えば上記の例のように、4社に対して10,000円ずつ返済を行う場合、返済期日が異なり入金し忘れてしまうことが考えられる。

また、返済金額も異なる場合、どの借入先が何日の返済で返済金額はいくらなのか混同してしまい、把握するのが難しいだろう。

万が一延滞してしまった場合は、ペナルティとしてさらなる利息を支払わなければならず、返済実績にもマイナスの影響を与えてしまうだろう。

おまとめをすることによって、返済管理がしやすくなるのは大きなメリットである。

総量規制に関係なく申込ができる

新規で銀行カードローンに申し込む際に重要なポイントになるのが、総量規制である。

総量規制とは、利用者保護の観点から、年収の三分の一を超える借入ができないルールである。

しかし、おまとめローンの場合は条件を満たすことによって、総量規制に関係なく借入をすることが可能だ。

「総量規制を超えてしまうため、借入はできないだろう」と悩んでいる人もいるのではないだろうか。

おまとめローンであれば、総量規制を超えても借入できる可能性が十分にあるのがメリットだ。

みずほ銀行カードローンのおまとめと他社のおまとめローンの違い

ここからはみずほ銀行カードローンのおまとめと他社のおまとめの違いについて解説する。

みずほ銀行以外にも下記のように多数の銀行カードローンがおまとめローンを提供している。

  • 東京スター銀行
  • 横浜銀行
  • 楽天銀行
  • 千葉銀行
  • りそな銀行
  • イオン銀行
  • ソニー銀行
  • auじぶん銀行
  • 北海道銀行
  • オリックス銀行
  • 栃木銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • 愛媛銀行
  • みちのく銀行
  • 宮崎銀行
  • 足利銀行

みずほ銀行カードローン、東京スター銀行カードローン、楽天銀行スーパーローンの3つを取り上げ解説する。

みずほ銀行カードローンのおまとめ

みずほ銀行カードローンの利用限度額は10〜800万円である。資金の使い道が自由であるため、おまとめローンとして利用することができる。金利は下記のとおりだ。

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利用限度額基準金利
10万円以上100万円未満年14.0%
100万円以上200万円未満年12.0%
200万円以上300万円未満年9.0%
300万円以上400万円未満年7.0%
400万円以上500万円未満年6.0%
500万円以上600万円未満年5.0%
600万円以上800万円未満年4.5%
800万円年2.0%

満20歳〜満66歳未満の安定した収入がある人であれば、パートやアルバイトの人でも申込が可能だ。

東京スター銀行カードローン「スターワン乗り換えローン」

東京スター銀行カードローンは、おまとめローン専用の商品がある点がみずほ銀行カードローンとの違いだ。

また、金利は年9.8%、12.5%、14.6%の3つから審査によって決定される。

おまとめ借入額は30〜1,000万円と幅広いのが特徴で、他社の借入だけでなくリボ払いのおまとめにも対応している。

また、申込条件もみずほ銀行カードローンと大きく異なる。年齢は20歳〜満65歳未満で、正社員・契約社員・派遣社員のいずれかに属していることが条件だ。

愛媛銀行「ひめぎんおまとめローン」

愛媛銀行もおまとめローン専用の商品がある。おまとめ借入額は10〜500万円となっており、みずほ銀行カードローンに比べて最上限度額がやや低い。

年齢条件は満20歳〜満69歳以下・完済時年齢が75歳以下の人となっておりみずほ銀行カードローンに比べて幅広いが、営業管轄内に住んでいる人、または勤務している人限定の商品である。

また、専業主婦や年金収入の人は申し込むことができない。ひめぎんおまとめローンの金利は年5.8〜14.5%である。

西日本シティ銀行「NCBおまとめローン」

西日本シティ銀行のおまとめローンは、年齢条件が満20歳〜75歳・完済時年齢が80歳以下と幅広いのがみずほ銀行カードローンとの違いだ。

おまとめ借入額は10〜500万円であるが、パートやアルバイト、配偶者が安定収入を得ている専業主婦の場合、借入額の上限は50万円である。

金利は年4.5〜15.0%となっているため、みずほ銀行カードローンと比べるとやや高いのが特徴だ。

ただし取り扱い店舗の近くに住んでいる人、または勤務している人に限定されるため、みずほ銀行カードローンよりも申し込む条件が狭いと言えるだろう。

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みずほ銀行カードローン東京スター銀行カードローン愛媛銀行西日本シティ銀行
金利年2.0〜年14.0%年9.8%・12.5%・14.6%年5.8〜年14.5%年4.5〜年15.0%
おまとめ借入額10〜800万円30〜1,000万円10〜500万円10〜500万円(パート・アルバイト・安定収入がある配偶者がいる専業主婦の場合50万円まで)
申込条件満20歳〜満66歳未満・安定収入がある人(パート・アルバイト)
収入がある(配偶者がいる専業主婦でも可能)
保証会社の保証が受けられる人
満20歳〜満65歳未満
正社員、契約社員、派遣社員の人
年収200万円以上の人
保証会社の保証が受けられる人
満20歳〜満69歳以下
完済時年齢が75歳以下の人
安定収入がある人(専業主婦・年金収入のみの人は除く)
営業管轄に居住、または勤務する人
保証会社の保証を受けられる人
満20歳〜75歳以下
完済時年齢が80歳以下
取り扱い店舗の近くに居住、または勤務している人
保証会社の保証を受けられる人

みずほ銀行のおまとめ先に使える「みずほ銀行多目的ローン」とは?

ここからはおまとめローンとして利用可能な「みずほ銀行多目的ローン」について下記のとおり解説する。

  • 商品概要と特徴
  • 適用金利と特典内容
  • 申込から借入までの流れ

みずほ銀行多目的ローンについて、しっかり理解していこう。

商品概要と特徴

みずほ銀行多目的ローンは「多目的」の名前のとおり、資金の使い道が自由なローンだ。

おまとめ、リフォーム資金、車の購入費、結婚費用、旅行費用などさまざまな用途で利用することが可能である。

最大限度額は300万円、借入期間は6ヶ月〜7年だ。申し込む際には、下記の条件をすべて満たす必要がある。

  • 借入時年齢満18歳〜満66歳未満・最終返済時年齢が満71歳未満の人
  • 勤続年数または営業年数2年以上の人
  • 前年度税込年収(個人事業主の人は申告所得)が200万円以上かつ安定収入の見込める人
  • 保証会社の保証を受けられる人

上記で紹介した「みずほ銀行カードローン」よりも申込条件の範囲がやや狭いことがわかる。

適用金利と特典内容

みずほ銀行多目的ローンの金利は「変動金利方式」と「固定金利方式」の2つから選択することができる。

後から変更はできないため慎重に検討しよう。それぞれの適用金利は下記のとおりだ。

変動金利方式固定金利方式
5.875%7.00%

他社と比べてかなり低い金利で利用できるのが魅力である。

また、みずほ銀行で証書貸付ローンを利用したことのある人や利用中の人は、上記の金利から年0.1%引き下げられるという特典がある。

現在高い金利で支払いをしている人は、前向きに検討してほしい。

申込から借入までの流れ

申込方法はインターネットによる申込と店舗による申込の2つだ。申込から借入までの流れをそれぞれ解説する。

インターネットによる申込

  1. 申込
  2. 審査開始
  3. 審査結果の回答(電話または文書)
  4. ローン契約書類提出(店舗へ持参または郵送)
  5. 金利の適用

インターネットによる申込は、パソコンやスマホから24時間対応しているので忙しい人や店舗に出向くのが難しい人におすすめだ。

審査が通った場合、ローン契約書類を店舗で記入するか、店舗に郵送するか選択し、契約完了となる。

店舗による申込

便利なインターネット申込がある一方で「職員に相談して申込をしたい」という人もいるだろう。

みずほ銀行多目的ローンの申込は店舗でも可能だ。店舗での申込から借入までの流れは下記のとおりである。

  1. 最寄りのみずほ銀行にて申込
  2. 審査開始
  3. 審査結果の回答(電話または文書)
  4. ローン契約書類提出(店舗へ持参または郵送)
  5. 金利の適用

申込後の流れは、インターネットと同様である。

みずほ銀行カードローンをおまとめ先として利用する際の注意点

みずほ銀行カードローンは金利も比較的低く、資金の使い道も自由であるため、おまとめ先として適していると言えるだろう。

ただし、下記の注意点について理解した上で申込をしよう。

  • すべての借入をおまとめできるとは限らない
  • みずほ銀行多目的ローン利用後に新たな借入はできない
  • 返済期間が延びる可能性がある
  • 滞納や規則違反は一括請求のおそれがあるため絶対NG!

すべての借入をおまとめできるとは限らない

銀行カードローン、消費者金融、クレジットカードのリボ払いなどおまとめしたい種類も数も人それぞれ違うだろう。

申込内容や審査結果によっては、すべての借入をおまとめできるとは限らないことに注意が必要だ。

希望金額を下回ることを念頭に置き、優先すべき返済先を考えておくなどの対策をしておくのがおすすめである。

みずほ銀行多目的ローン利用後に新たな借入はできない

2つ目の注意点は、みずほ銀行多目的ローン利用後はみずほ銀行で新たな借入ができない点だ。

将来的にまとまった資金の借入を検討している場合は、慎重に検討した方がいいだろう。

他の銀行カードローンや消費者金融を検討する、おまとめすを先送りにするなどの対策が必要だ。

返済期間が延びる可能性がある

おまとめをすることで低い金利が適用され、利息の支払いが減る反面、返済期間が延びる可能性があることを忘れてはならない。

自分のライフプランと照らし合わせ、仮に返済期間が延びたとしても支障がないかよく検討しよう。

利息総額も大事であるが、返済期間のことも念頭に置いてしっかり計画を立てることをおすすめする。

滞納や規則違反は一括請求のおそれがあるため絶対NG!

無事に審査に通り入金された後、滞納や規則違反などをしないように十分注意しよう。

「返済能力がない」「延滞が続き信用できない」と判断された場合は一括請求されるおそれがある。

借りた後はしっかりと返済期日を守り、返済実績を着実に積み上げるのがおすすめだ。

みずほ銀行カードローンのおまとめローンの審査のポイント

ここまで読んだ人は「みずほ銀行カードローンでおまとめしたい」と思ったのではないだろうか。

それと同時に気になるのは、おまとめローンの審査のポイントだと推測する。

「どのような状態だと審査に通りやすいの?」「審査はどこを見ているの?」と疑問に思う人に向けて、最後にみずほ銀行カードローンのおまとめローンの審査ポイントについて解説する。

ぜひ参考にしてほしい。

返済能力とこれまでの返済実績

審査で重要なポイントになるのが、返済能力とこれまでの返済実績である。

返済能力は年収や勤続年数、安定した収入があるかどうかなどで判断される。また、これまでの返済実績が良好であるかも重要視されるだろう。

毎月返済期日を守って返済している実績があれば審査に通る可能性は高くなる。反対に延滞が多い場合は審査において不利になるだろう。

現在の借入状況

現在の借入状況も重要な審査ポイントだ。

どんなに収入が高く安定していたとしても、それに伴って借入額が多かったり複数社から借入をしたりしている場合、審査において不利になる。

可能であれば、借入額をなるべく減らしたり借入先を少なくしたりしてから申し込んだ方が審査は通りやすくなるだろう。

適用金利

現在の適用金利も審査において見られるポイントだ。

「それぞれの金利を把握していない」という人も多いのではないだろうか。申し込む際に、現在どれくらいの金利が適用されているのか把握しておこう。

みずほ銀行カードローンでおまとめはできる!1本化して完済を目指そう

「返済先がたくさんあって面倒」「なかなか残高が減らない」といった悩みを解決できるおまとめローン。

みずほ銀行カードローンはおまとめ先として利用できる柔軟性の高いローンである。

みずほ銀行多目的ローンのように低金利が魅力の商品を利用して、複数ある借入を1本化しよう。

みずほ銀行のローンをおまとめ先として利用する際は、新たな借入ができない、返済期間が延びる可能性がある、返済実績によっては一括請求がくるなどの注意点もある。

また、すべての借入をおまとめできるかは審査によって決まることを念頭におかなければならない。

おまとめローンの審査ポイントとして重要なのは、返済能力・返済実績・現在の借入状況や適用金利である。

注意すべき点はいくつかあるが、おまとめローンをすることによって得られる恩恵も非常に大きい。

「利息を減らしたい」「返済管理を楽にしたい」と思う人はみずほ銀行カードローン、みずほ銀行多目的ローンへ申し込もう。

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