- 横浜銀行カードローンの審査が厳しいのか知りたい
- 横浜銀行カードローンの審査基準や審査にかかる時間を知りたい
- どのような場合に審査に落ちるのか知りたい
地方銀行とは言え抜群の知名度を誇る横浜銀行。対象地域に住んでいる人や勤務している人は横浜銀行カードローンの利用を検討したことがあるのではないだろうか。
その際に多くの人が心配するのが「審査に通るのか?」「審査に落ちたらどうすればいいのか?」という点だ。
「銀行カードローンは審査が厳しい」という情報を鵜呑みにし、利用を思いとどまっている人もいるのではないだろうか。
そこで本記事では横浜銀行の審査基準や審査の流れについて詳しく解説する。
また、審査に落ちる要因とそれぞれの対処法にも触れるため、横浜銀行の審査について気になる人はぜひ参考にしてほしい。
横浜銀行カードローンの審査は厳しい?審査基準を紹介
横浜銀行の金利は1.5〜14.6%となっており、消費者金融と比べて低い金利で利用できるのが魅力だ。
ただし、低金利で利用できるからこそ銀行カードローンは消費者金融より審査が厳しいのが一般的である。
まずは横浜銀行カードローンの審査通過率と審査基準を解説する。これらを把握することで、横浜銀行カードローンの審査が厳しいか否かの目安がわかるだろう。
横浜銀行カードローンの審査通過率
横浜銀行カードローンのみの審査通過率としては公表されていない。しかし銀行カードローンの審査経過率は一般的に25〜30%と言われている。
三分の一以下の割合であるため「銀行カードローンの審査は甘い」とは決して言えないだろう。
一方、消費者金融の審査通過率は40%以上である。消費者金融と比べて銀行カードローンは審査通過率が低いのが現状だ。
横浜銀行カードローンの申込条件
審査基準を解説する前に、横浜銀行カードローンの申込条件を下記で確認しよう。
- 満20歳〜69歳以下
- 安定収入がある人およびその配偶者
- 対象エリア(神奈川県・東京都・群馬県(前橋市・高崎市・桐生市)に居住または勤務している人
- 保証会社の保証が受けられる人
- 横浜銀行・保証会社の個人情報取扱に同意できる人
このように明確な申込条件があるため、まずはこれらの条件をすべて満たす必要がある。
横浜銀行カードローンは正社員はもちろん、安定収入があればパートやアルバイトでも申込が可能だ。また、専業主婦であっても配偶者に安定収入があれば申し込むことができる。
横浜銀行カードローンの審査基準
横浜銀行カードローンの明確な審査基準は公表されていない。ただし、重点的に確認されると思われるポイントは必ず把握しておこう。
- 安定収入があるか
- 他社から借入をしているか
- 信用履歴にキズはないか
- 嘘の申告をしていないか
- 提出書類に不備がないか
詳しく解説するのでぜひ参考にしてほしい。
安定収入があるか
返済能力を判断する上で「安定収入があるか」はもっとも重要視される項目と言っても過言ではないだろう。
当然の話だが、銀行側は返済できる見込みがある人にのみ融資をするからだ。大企業に勤めている正社員・役員や公務員は有利に審査が進められるだろう。
借入希望額にもよるが、高収入でなくても安定性があると判断されれば審査を通過する可能性は十分ある。
パートやアルバイト、安定収入がある配偶者がいる専業主婦でも申込ができるため諦めないでほしい。
他社から借入をしているか
申込時点で他社からどれくらい借入をしているかも重視されるポイントだ。
他社から借入をしている場合、他社での借入額を考慮した上で「しっかりと返済できるのか」審査されることになる。
他社からの借入がある=審査に通らないという訳ではないが、審査に通りにくいポイントにはなることは念頭に置いておこう。
総量規制の観点で考えると「年収の三分の一を超える融資は難しい」と考えよう。ただし、住宅ローンや教育ローンなどは審査にさほど影響しない。
信用履歴にキズはないか
延滞や債務整理などで信用履歴にキズがある場合、審査通過率は低くなるだろう。
横浜銀行カードローンは信用調査を「SMBCコンシューマーファイナンス」に任せており、点数式でデータ分けをしている。
そのため、信用履歴にキズがあるとその時点ではじかれてしまう可能性が高い。横浜銀行カードローンに限らず、過去であっても金融事故を起こしていると融資は難しいだろう。
嘘の申告をしていないか
申込をする際は、本人の基本情報、勤務先情報、他社借入額などの入力が必要だ。
審査に通過しやすいように「年収を高く申告しよう」「他社借入額の金額を少なくしよう」と嘘の申告をした場合、審査通過率は低くなる。
嘘の申告をしてもバレるため絶対にやめよう。
提出書類に不備がないか
横浜銀行カードローンの申込に必要な書類は、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書だ。
また、利用限度額や申込内容によって源泉徴収票や納税証明書などの収入証明書類も必要である。
これらの提出書類に関する不備が審査通過率に影響することもあるので、十分に気をつけよう。よくある不備は下記のとおりだ。
- 文字がブレている・鮮明に写っていない
- 氏名や住所変更をしていない
- 会社名や社印がない
- 期限切れの書類を提出している
これらをチェックし、不備がないように注意しよう。
横浜銀行カードローンの審査の流れ
ここからは横浜銀行カードローンの申し込みから審査完了までの流れを解説する。
横浜銀行カードローンは、横浜銀行の口座を開設するのが必須だ。口座を持っていない人はまず口座開設をする必要があるため、時間に余裕をもって申し込むといいだろう。
申込から審査完了までの流れ
横浜銀行カードローンの申込〜契約までの流れは下記のとおりだ。
- WEBか電話で申込
- 必要書類提出
- 審査・審査結果の通知
- 契約手続き
- カード発行
WEBか電話で申込
申込はWEBと電話の2つの方法がある。WEBであれば24時間365日申込が可能なため、自分の好きなタイミングで手続きをすることができる。
電話での申込は受付時間が決まっているため注意しよう。詳細は下記のとおりだ。
- 横浜銀行カードローン受付センター
- 0120-458-014
- 電話受付時間
- 銀行窓口営業日の9:00〜19:00
仕事で忙しい人や気軽に申込をしたい人には、WEBからの申込がおすすめだ。横浜銀行の口座を持っていない人は、申し込む前に「はまぎん365」で口座開設をしておこう。
必要書類の提出
必要書類のお知らせがSMSで届くため確認しよう。本人確認書類として利用できるのは下記のとおりだ。
- 運転免許証(両面)
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 在留カード(永住権の記載があるもの)
- 特別永住者証明書
- パスポート(住所記入欄があるもの)(顔写真および住所記載のページ)
- パスポート(住所記入欄がないもの)(顔写真ページ+住民票または公共料金領収書の写し)
- 健康保険証+住民票または公共料金領収書の写し
申込の際に記入した氏名や住所と、本人確認書類に記載されている氏名や住所に相違がないか必ず確認しよう。
希望借入額が60万円以上の人は下記のいずれかの収入証明書の提出が必要だ。
- 源泉徴収票
- 納税証明書(税務署の発行印があるもの)
- 確定申告書(税務署の受付印があるもの)
- 住民税決定通知書(市区町村の発行印があるもの)
また、在籍確認を「電話」ではなく「書類」で希望する場合は下記のいずれかの書類を提出する必要がある。
- 健康保険証
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 確定申告書
- 社員証
- 確定申告書
- 納品書、発注書、請求書などの事業実態のわかる書類
上記の必要書類をアップロード・郵送・FAXのいずれかで提出する必要がある。
審査・審査結果の通知
横浜銀行独自の審査が行われ、最短で申込当日に電話で審査結果の連絡がくる。申込時間や審査状況によって数日かかることもあるため念頭に置いておこう。
契約手続き
無事審査に通過した場合は、WEB・郵送・FAXのいずれかで契約手続きを行う。WEBでの手続きがもっとも早くおすすめである。
カード発行
契約手続きが完了すると自宅にカードが郵送される。簡易書留郵便で送られてくるので、なるべく早く受け取れるよう心がけよう。
横浜銀行カードローンの審査時間と在籍確認の方法
ここからは、横浜銀行カードローンの審査時間と在籍確認の方法について解説をする。
審査にかかる時間
横浜銀行カードローンの審査にかかる時間は最短即日だ。ただし審査にかかる時間は申込内容や審査状況によって異なるため、一概には言えない。
土日祝日でも申込は可能だが、審査をするのは平日であるため、できるだけ審査結果を早く知りたい人は平日に申し込むといいだろう。
在籍確認の方法
横浜銀行カードローンの在籍確認の方法は電話で行われるのが一般的だ。
正社員、パート、アルバイトなど雇用形態に関わらず電話で確認されるため、申込時の勤務先電話番号は誤記入しないように注意しよう。
「本人が働いている」という確認がとれなければ審査通過率は低くなる。直通番号を記入するなど、電話が繋がりやすくなる工夫をしよう。
また、電話による在籍確認を希望しない場合は、上述したとおり必要書類の提出が求められる。
「電話をかけられたくない」という人や「営業や外回りでほとんど会社にいない」という人は、書類で在籍確認をするのがおすすめだ。
土日は審査が受けられない
上述したとおり、土日は申込を受け付けているが審査をするのは平日のみだ。
土日は審査を受けられないため、急いで融資を受けたい人は早めに申し込むといいだろう。
土日に審査が受けられる銀行カードローンは三菱UFJカードローン「バンクイック」のみだ。
ほとんどの銀行カードローンが土日の審査に対応していないため注意しよう。
また、消費者金融ではレイク、プロミス、アイフル、SMBCモビットが土日の審査に対応している。
横浜銀行カードローンの審査に落ちてしまったら?
ここからは横浜銀行カードローンの審査に落ちる主な原因とそれぞれの対処法を解説する。また、審査に通過するためのコツも紹介するのでぜひ参考にしてほしい。
審査に落ちる主な原因
横浜銀行カードローンに落ちる主な原因は下記のとおりだ。
- 5年以内の金融事故によって信用履歴にキズがある
- 収入に対して借入希望額が大きい
- 他社への借入が多い
- 申込内容・書類に不備がある
順番に解説する。
5年以内の金融事故によって信用履歴にキズがある
1つ目の審査に落ちる主な原因は、5年以内の金融事故によって信用履歴にキズがあることだ。
金融事故とは2〜3カ月といった長期にわたる延滞や債務整理、自己破産、クレジットカードの強制解約などである。
これらの金融事故を起こした場合は信用履歴に記録されているため、審査に落ちる大きな要因となる。
収入に対して借入希望額が大きい
横浜銀行カードローンは「年収◯◯円以上」といった申込条件はない。月に10万円、15万円のパートやアルバイトの人も審査に通過する可能性は十分ある。
ただし、収入に対して借入金額が大きい場合は落ちる可能性が高いので注意しよう。
他社への借入が多い
他社への借入が多いのも審査に落ちる大きな要因だ。例え延滞なく返済をしていたとしても、審査通過率に影響するだろう。
申込内容・書類に不備がある
申込内容や提出書類に不備がある場合も、審査に落ちる要因になる。特に氏名や電話番号、住所、勤務先情報などの重要な情報は注意が必要だ。
入力ミスや入力した内容と書類に相違がないように気をつけよう。単なるミスであっても、嘘偽申込と判断されかねない。
審査に落ちた場合の対処法
上記で解説した審査に落ちる原因別に、それぞれの対処法を解説する。また、再申込についても触れるためぜひチェックしてほしい。
【対処法】5年以内の金融事故によって信用履歴にキズがある
5年以内に金融事故を起こし信用履歴にキズがある場合の対処法は、金融事故の履歴が消えるまで年数を開けることだ。
例えば延滞料金の支払いをした日、債務整理や自己破産した日から少なくとも5年以上開けなければ、信用履歴にキズが残ったままである。
新たな金融事故を起こさず、信用履歴からマイナスな情報が消えるまで待つしかないだろう。
【対処法】収入に対して借入希望額が大きい
自分の収入とのバランスを考えながら借入希望額を申告しよう。
極端に言うと、年収100万円の人が500万円の借入を希望した場合、ほとんどの確率で審査落ちしてしまうだろう。
借入希望額は、自分の年収の三分の一以下を目安とすることをおすすめする。
【対処法】他社への借入が多い
他社の借入が多い場合は、借入残高や借入件数をできるだけ少なくしてから申し込むのがおすすめだ。
【対処法】申込内容・書類に不備がある
提出する前に不備がないかしっかり確認しよう。文字が鮮明に見えるか、書類の期限は切れていないかなどの確認も忘れずに注意してほしい。
審査に落ちてしまったら再申込を検討しよう
審査に落ちてしまったら、上記のことを意識しながら再申込を検討しよう。横浜銀行カードローンは6カ月以上間隔をあけることで再申込が可能だ。
6カ月間はデータが残り、再申込をしてもはじかれてしまうので注意しよう。また、焦って複数社に申込をするのはマイナスな印象を与えてしまうため避けるべきだ。
横浜銀行カードローンの審査に通過するためのコツ
審査基準や審査に落ちる要因から考えると、横浜銀行カードローンの審査に通過するためのコツは下記のとおりだ。
- 収入が安定していることを証明する
- 収入とのバランスがとれた借入希望額にする
- 同時に複数社へ申し込まない
- 他社の借入はできるだけ少なくしてから申し込む
- 信用履歴にキズがつかないように注意する
- 確実に在籍確認ができるように気を配る
- 正しい情報を申告する
- 書類に不備がないよう注意する
これらのことに注意し、当てはまる項目をなくすことで横浜銀行カードローンの審査に通過する可能性は高くなるだろう。
横浜銀行カードローンの審査基準と審査通過のポイントを理解して申込をしよう
横浜銀行カードローンの明確な審査基準は公開されていないためわからないが、安定した収入、他社からの借入額、信用履歴などをもとに審査される可能性が非常に高い。
また、在籍確認がとれるように心がけることや、書類に不備がないように気をつけることも重要な審査ポイントである。
本記事を参考にして審査通過のためのポイントを理解した上で、横浜銀行カードローンへ申し込もう。