【2024年9月調査】おすすめのカードローンに関するアンケート調査

アドバイザーナビ株式会社（本社：東京都中央区日本橋兜町8-1、代表取締役社長：平行秀）は、ユーザーの実体験を元にした資産運用や保険、カードローンなど、金融の様々なカテゴリーにおける情報を発信するサイトを運営しています。本記事では、2024年9月に行ったおすすめのカードローンに関する調査結果をご紹介いたします。

調査会社：アドバイザーナビ株式会社

調査方法：インターネットによるアンケート調査

調査期間：2024年9月3日　〜　2024年9月17日

調査母集団：179人

アンケート回答者の詳細データ：末尾に記載

カードローンの種類に関するアンケート

まずは、アンケート回答者が利用したカードローンの種類と選んだ理由に関するアンケート結果について取り上げる。

どのカードローンを使ったことがありますか？

アンケートによれば、「銀行系カードローン（65.9%）」の方が「消費者金融（53.1%）」よりも利用率が高いことが明らかとなった。また、「その他（2.2%)」としてはJCB等クレジットカード会社のカードローンが選ばれている。

銀行系カードローンは、消費者金融と比較して金利が低めに設定される傾向にある。また、銀行口座を保有していると申し込み時の記入事項を省略できる等優遇措置が受けられることもあり、過半数を超える回答者が利用しているのだろう。

ただ、消費者金融には銀行系カードローンよりも審査スピードが早い特性がある。このように、利用者の状況によって最適な商品は異なるため、利用率にそこまで差が出ていないと考えられる。

消費者金融を選んだ決め手を教えてください。

アンケートによれば、最も多く挙げられた理由は「借入までのスピードの早さ」であり、64.2%の回答者がこれを選んだ。

消費者金融には30分以内に審査が完了することを謳っている企業が多い。中には、プロミスのように最短3分で審査完了する場合もあり、即日融資を受けたい人にとって消費者金融は最適なのである。

また、21.1%の回答者は「審査に通りやすいから」と回答しており、一定数の利用者は消費者金融の審査基準が相対的に緩いと考えているようだ。

その他には、「手続きの簡易性」と「無利息期間」がそれぞれ7.4%となった。

これらの結果から、消費者金融を選ぶ利用者の多くが、その借入スピードを魅力として捉えていることが明らかとなった。

銀行系カードローンを選んだ決め手を教えてください。

アンケートによれば、全体の61.9%が「すでに銀行口座を持っていたから」と答えており、手続きが省略できる点が決め手になっていることがわかる。

また、「金利の低さ」を重視している回答者も一定数（30.5%）おり、銀行系カードローンの低金利も魅力的な要素の一つとなっているようだ。

アンケート結果から、手続きの簡易性や金利の低さが重要な判断基準となっていることが読み取れる。

おすすめのカードローンに関するアンケート

カードローンの種類に続いては、実際に借入を行った会社と会社毎のおすすめポイント・改善点に関するアンケート結果について取り上げる。

どのカードローンで借入したか、具体的な会社名を教えてください。

アンケートによれば、最も多く利用されたカードローンは「アコム」であり、32.4%の回答者が選択している。アコムは大手消費者金融であり、24時間365日いつでも申し込み可能な点や最短20分で融資が受けられる点が評価されていると推測される。

次いで選ばれているのは「楽天銀行スーパーローン（25.7%)」であり、銀行系ならではの金利の低さに加えて、楽天会員であれば審査が優遇される可能性がある点でも魅力的な商品となっている。

また、「プロミス(21.2%)」や「アイフル（20.1%)」も多くの回答者が利用しており、このような大手の金融機関が優先される傾向にあることが読み取れる。

なお、「その他（10.1%)」としては千葉銀行や西日本シティ銀行といった各種地方銀行が選ばれており、前述した銀行系カードローンの利用率の高さに繋がっていると考えられる。

借入した中でおすすめのカードローンはどれですか？

アンケートによれば、おすすめのカードローンとしては「アコム」と「楽天銀行スーパーローン」がそれぞれ18.4%の回答者から選ばれた。

また、注目すべきなのは次点で「三井住友銀行カードローン」と「三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』」が支持されている点だ。プロミスやアイフルといった大手消費者金融と比べて利用率は低いものの、推奨度ではこの2社を上回っている。

これには、金利の低さや銀行口座との連携しやすさが、利用者のニーズを満たしていることが考えられる。

どのカードローンを選ぶべきか悩んでいる場合は、上記の結果を判断材料とするのも一つの手であろう。

おすすめの理由を教えてください。

アンケートによれば、利用者がそれぞれのカードローンをおすすめする理由としては「借入までのスピードが早い（48.6%）」点が最も多く挙がった。

また、「審査に通りやすいから」が39.1%、「手続きが簡単だから」が28.5%となっており、迅速かつ手軽に利用できるカードローンの評価が高いことがわかる。

また、「既に銀行口座を持っていたから（26.3%)」や「金利が低いから（21.8%)」といった銀行系カードローン独自の特徴を挙げた回答者も一定数いた。

全体として、各社のカードローンはそれぞれメリットが異なり、利用者もそのニーズに応じて適切な借入先を選んでいると推測される。

なお、前述の「おすすめのカードローン」として人気の高かったアコムで即日融資を受ける方法や楽天銀行スーパーローンの審査基準については、それぞれ以下のコラムで詳細に解説している。検討する際には合わせて参考にしてもらいたい。

借入した中で、改善点があったカードローンがあれば教えてください。

アンケートによれば、「特に改善してほしい点はなかった」と述べた回答者が69.3%で最も多く、各カードローン会社が顧客に対して十分なサービスを提供していることが示されている。

ただ、改善要望が全くないわけではなく、利用率の高い「アコム（8.9%)」を中心に「楽天銀行スーパーローン（3.9%)」や「プロミス（3.4%)」といった大手企業への不満が一部寄せられている。

具体的な理由については次項目で説明するため、利用を検討している場合は参考にしてもらいたい。

改善点を具体的に教えてください。

アンケートによれば、改善要望には「金利を下げて欲しい（29.2%)」と答えた利用者が最も多かった。

具体的には、「借入額が低額の時の金利を下げて欲しい（バンクイック）」「借入スピードは申し分ないので、上限金利を18％から下げて欲しい（アコム）」といった意見が寄せられている。金利が下がれば返済負担を抑えることができるため、少しでも低金利を適用して欲しいと思う利用者が多いのだろう。

また、「サポートを充実させてほしい（20.8%)」や「電話やメールによる連絡を減らしてほしい（14.6%)」といった指摘もあった。

具体的には、「サポートの対応がそっけなかったので、丁寧に教えてもらいたい（アコム）」「リボ払いへの変更を促す連絡が頻繁に来て嫌になる（三井住友銀行カードローン）」といった声が見られた。

これらのアンケート結果から、カードローンを選ぶ際は金利やサポート体制を確認しておくことが重要だといえるだろう。

カードローン利用時のポイントに関するアンケート

最後に、カードローンを選ぶ際に重視するべき点や審査に通るコツ、便利な借入・返済方法に関するアンケート結果を分析していく。

カードローンを選ぶ時に最も重視するべき点は何だと思いますか？

アンケートによれば、最も多く挙げられたのが「借入までのスピード（40.8%）」であった。そこから「金利の低さ（27.9%)」と「申し込み手続きの簡易さ（12.8%)」が続く形となり、「無利息期間の有無（6.1%)」や「審査時の電話連絡の有無（3.9%)」はそこまで重視されていないことがわかった。

カードローンの利用者には緊急で資金を用意したいという人も多い。そのため、借入スピードや手続きの簡易性が求められていると推測される。

また、金利は返済時の負担を軽減するために重要な観点であり、カードローンを選ぶ際にはこれらの要素を総合的に勘案して選ぶことが重要だといえるだろう。

なぜその要素を重視するべきだと考えていますか。

アンケートによれば、それぞれの要素を重視するべき理由は利用者によってはっきりと分かれていることが明らかとなった。

まず、「借入までのスピード」を重視する理由としては、以下のように「切羽詰まった場面に対応するため」が挙げられている。

また、「金利」や「申し込み手続きの簡易さ」を重視する理由については、以下のように「返済遅延を防ぐため」「手続きが大変だと利便性が下がるため」といったものが挙げられている。

アンケート結果から、カードローンを選ぶ際は自分の置かれている状況や将来の返済負担を見据えておくことが大切になるといえるだろう。

カードローンの審査に通るためには何に気をつけるべきですか？

アンケートによれば、カードローンの審査に通るために気をつけるべき点として、最も多くの回答者が挙げたのは「借入希望額を高くしすぎないこと」（52.0%）であった。

カードローンには、年収の3分の1を超える金額の借入を禁止する総量規制というルールが定められており、無理に高額借入を希望すると、審査に通らなくなってしまうのだ。総量規制は消費者金融にのみ適用される規定ではあるが、銀行系カードローンでも総量規制に準じた独自のルールが定められている場合が多い。

アンケート回答者はこの原則を理解し、借入希望額を適切に調整することを推奨していると考えられる。

また、「クレジットカードなどの支払いを期日通りに行うこと」も50.8%の回答者が挙げており、信用情報における返済実績の管理が大切とされている。信用情報とは、クレジットカードやカードローンの利用記録が記録されたものだ。期日通りに返済していると良い信用情報が残り、カードローンの審査に通りやすくなる。

他にも、「虚偽申告をしない」（37.4%）や「他社からの借入を事前に返済する」（22.3%）といった点が挙げられており、誠実に申告することや計画的に返済を進めることも審査に通るための鍵となっている。

カードローンの借入や返済はどちらの方法が便利だと思いますか？

アンケートによれば、カードローンの借入や返済においては「口座振込やアプリからの取引」を推奨する人が68.7%で過半数を超える結果となった。

これらの手法が選ばれた理由としては、以下のように「自宅にいながら取引が可能で、忙しいときでも簡単に借入や返済ができる」点が主に挙げられている。

また、「アプリから取引状況の管理がしやすい」点や「自分が必要な時に振り込んでもらえる」点も高く評価されており、アプリの利便性の高さが示されている。

その他にも、「ATMでの取引」という回答も31.3%にのぼり、以下のように操作方法の分かりやすさを重視している傾向にあった。

また、「アプリの初期設定が面倒くさい」「情報漏洩リスクが怖い」といった意見も見られ、心理的障壁がある回答者も一定数存在した。

これらの結果から、利用者は自分のライフスタイルや使いやすさを基準に、利便性の高い方法を選んでいることが明らかである​​。

今回のアンケートを通じて

今回のアンケートを通じて、カードローンを選ぶ上で重視すべきポイントやおすすめの商品が明確になった。

消費者金融は借入スピードの早さを、銀行系カードローンは口座保有によって手続きが簡素化する点を主に評価されて選ばれていた。また、借入先としてはアコムや楽天銀行スーパーローンなど、消費者金融や銀行の大手企業の人気が高かった。

そして、カードローンの審査に通るポイントとして、適切な借入希望額の設定やクレジットカード等各種支払の期日厳守が挙げられた。

総じて、カードローンの利用者は迅速さや利便性の高さを求めており、これらの要素を満たしている商品が高い評価を受けていることがわかった。

アンケート回答者の詳細データ

回答者の性別

回答者の年齢