- 楽天銀行スーパーローンへの借り換えのメリットとデメリットが知りたい
- 借り換えの具体的な手続きについて知りたい
- 楽天銀行スーパーローンに借り換えした人の口コミが知りたい
現時点でカードローンの契約を行っていて返済の負担が苦しい場合、他社に借り換えを行うというのもひとつの手だ。
楽天銀行スーパーローンは借り換え先の選択肢のひとつに挙げられるおすすめの商品である。
借り換えを行うことのメリット・デメリットを理解した上で借り換えるべきかどうかを検討しよう。
本記事では、楽天銀行スーパーローンに借り換えを行うメリット・デメリットを解説し、実際に借り換えをしたユーザーの声も紹介していく。
手続きを行う際の注意点や審査のポイントなども紹介するので、ぜひ本記事を参考にして楽天銀行スーパーローンを効果的に活用しよう。
楽天銀行スーパーローンへの借り換えのメリット
楽天銀行スーパーローンに借り換えを行うメリットとして以下の4点が挙げられる。
借り換えを行うメリット
- 金利を下げられる可能性がある
- 毎月の返済額を軽減できる可能性がある
- 返済の管理が楽になる
- 楽天会員は審査の優遇を受けられる可能性がある
メリットを認識した上で借り換えを行うべきかどうかを判断しよう。
金利を下げられる可能性がある
現在契約中のローンよりも楽天銀行スーパーローンの方が低金利である場合、利息の負担を軽減できる。トータルの返済負担を抑えられる可能性がある点は大きなメリットだ。
楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9%〜14.5%となっている。上限金利が18.0%前後となる消費者金融に比べるとかなり低く設定されている。弊社が実施したアンケートでも、楽天銀行スーパーローンへ借り換えを行った回答者の多くは「金利の低減」を目的としていた。借り換えは返済負担を減らす有効な手段の一つなのである。
また、2024年9月現在では金利半額キャンペーンを実施しており、年0.95%〜7.25%という極めて低い金利が適用されている。今後も金利を引き下げるキャンペーンを行う可能性もあり、利息負担の軽減を期待できる借り換え先だといえる。
契約中のローンが高金利で困っている場合は、楽天銀行スーパーローンへの借り換えを検討しよう。
毎月の返済額を軽減できる可能性がある
カードローンの毎月の返済額は借入先によって異なるため、借り換えの実施によって月の返済額が減少する可能性もある。
月々の返済負担を軽減できる場合がある点も借り換えの利点である。
楽天銀行カードローンにおける利用残高ごとの毎月返済額は以下の表の通りだ。
利用残高 | 毎月返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2,000円 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 10,000円 |
50万円超100万円以内 | 15,000円 |
100万円超150万円以内 | 20,000円 |
150万円超200万円以内 | 30,000円 |
例えば借入残高が100万円の場合、楽天銀行スーパーローンでは15,000円だが、他社の場合は月々20,000円、25,000円となる場合もある。
借り換えを行うことで家計にかかる負担を軽減できる可能性がある点も大きなメリットだ。
返済の管理が楽になる
複数の借入がある場合、それぞれの返済日・返済額を管理する手間がかかってしまう。
しかし借り換えによって借入先を一本化できれば、月に一度の返済日に同じ金額の返済を行うだけになるので管理が楽になるだろう。
複数の借入先に返済を行っていると返済日や金額を混同し、うっかり忘れてしまう可能性もある。
返済の遅延によって遅延損害金が発生するリスクもある。
返済先を一本化できる点は借り換えの大きなメリットだ。
楽天会員は審査の優遇を受けられる可能性がある
楽天銀行スーパーローンは、楽天会員のランクに応じて審査が優遇されると公式サイトに明示されている。
普段から楽天関連のサービスを利用している会員の方にとっては大きな利点と言えるだろう。
通常、カードローンの審査において優遇する条件が公表されることはほとんどない。
しかし楽天銀行であれば審査に通過しやすくなるポイントが分かっているため、対策を講じやすい点もメリットだ。
もちろん楽天会員だからといって必ず審査に通過できるわけではなく、有利な条件で借りられるとも限らない。
しかし、審査で有利になりやすいポイントが事前に分かっている点は大きなメリットと言えるだろう。
楽天銀行スーパーローンへの借り換えのデメリット
楽天銀行スーパーローンへの借り換えはさまざまな利点があるが、以下のようなデメリットもあることを頭に入れておきたい。
- 審査の通過が難しい場合がある
- 返済長期化のリスクがある
- 慣れない返済方法に戸惑う可能性がある
それぞれ解説していくので、注意点も理解しておこう。
審査の通過が難しい場合がある
借り換えを行う際、審査の通過自体が難しくなるというデメリットがある。借り換え審査の難易度が高い理由として以下の2点が挙げられる。
- 他社での借入があるため
- 借入をまとめると借入希望額が大きくなるため
借り換えを行うということはすでに他社で借り入れている状態になる。
他社での借入があるときにカードローンの申し込みを行うと「よほどお金に困っているのではないか」と判断され、厳しい目で審査されてしまうのだ。
また、複数の借入を一本化する目的で申し込みを行う場合、借入希望額が大きくなってしまう。
希望額が大きいと貸し倒れとなったときのダメージが大きくなるため、審査が慎重に行われて通過する難易度が上がってしまう。
上記の2点によって審査に落ちてしまう可能性があることを頭に入れておこう。
返済長期化のリスクがある
先ほど「毎月の返済額を軽減できる可能性がある」という利点を解説したが、月の返済額が少ない分だけ借入残高が減る速度も遅くなってしまう。
完済までの時間が延びてしまい、長期にわたって返済し続けなければならないリスクがある点に注意しよう。
また、利息は利用日数に応じて加算される仕組みであるため、返済期間が長期化するとトータルの返済負担が大きくなる可能性もある。
負担を減らす目的で借り換えをしたはずが、かえって利息の負担が重くなって本末転倒になってしまうケースが考えられる。
楽天銀行スーパーローンでは追加で返済を行うこともできるので、月々の返済負担とトータルの支払額のバランスを考慮した上で返済していこう。
慣れない返済方法に戸惑う可能性がある
借り換えを行うことで、これまでの慣れ親しんだ返済方法が変わってしまう可能性がある。慣れない返済方法に戸惑う場合があるため注意が必要だ。
楽天銀行スーパーローンでは、毎月の返済方法が口座振替のみとなっている。
ATMやインターネットバンキングでの返済も可能だが、毎月の返済ではなく随時返済として扱われてしまう。
これまで毎月ATMで返済するルーティンができていた場合、返済のリズムが狂ってしまうかもしれない。
借り換え後の返済方法が自分に合っているかどうかをチェックした上で申し込みを行おう。
楽天銀行スーパーローンに借り換えした利用者の口コミを紹介!
次に、楽天銀行スーパーローンに借り換えを行った人の口コミを紹介していく。弊社アンケート調査に寄せられた実際の声を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
利用者の口コミ
弊社調査にて楽天銀行スーパーローンへの借り換えを行ったことがある人に対して「楽天銀行スーパーローンに借り換えた体験談を詳しく教えてください。」と質問をしたところ、以下のような回答結果が得られた。
- 同じ金額の借入でも金利が低いので利子含めての返済額が減るので借り換えをすることで返済額が減額されるメリットがある
- 他社の借り入れを楽天銀行スーパーローンにまとめようと思って、借り換えを行いました。楽天ポイントがすごく貯まる点が好かったです
- 元々楽天を使っていて、どうせだったら自分が日常的に利用しているもの全部を楽天にしてしまえば、楽天ポイントなどで得ができるのではないかと考えたから
- 金利が安くなるかと思いましたがあまり変わりませんでした。借入額により金利が変わるのは知りませんでしたがそうなんですね
低金利で借り入れを行える点や楽天ポイントが貯まる点などに魅力を感じて借り換えを行った人が多い。
普段楽天関連のサービスを使っていて借入先も楽天に変更したという声も多く寄せられた。
一方、金利が思ったよりも下がらなかった点に不満を抱いている利用者もいた。
借り換え後の金額でどの程度の金利が適用されるのかを把握した上で、借り換えをすべきかどうかを判断しよう。
こんな人には楽天銀行スーパーローンへの借り換えがおすすめ
ユーザーからの評判などを総合的に考慮すると、楽天銀行スーパーローンは以下のような人が借り換えに利用すべきだろう。
- 利息の負担を抑えたい人
- 楽天会員の人
楽天銀行スーパーローンは消費者金融などに比べて金利の水準が低く、借り換えを行うことで利息の負担を抑えられる可能性がある。
利息が膨れ上がっていくのを防ぎたいという方は、楽天銀行スーパーローンへの借り換えを検討しよう。
また、楽天会員はランクに応じて審査で優遇され、有利な条件で借入を行える可能性もある。
日常的に楽天関連のサービスを利用している方も借り換えを検討すべきだろう。
楽天銀行スーパーローンへの借り換え手続きと審査のポイント
実際に借り換えを行う場合、どういった手順で手続きが進んでいくのだろうか。
ここでは、申し込みから借り換えまでの流れや審査のポイント、借り換えを行う際の注意点を紹介していく。
申し込みから借り換えまでの流れ
申し込みから借り換えまでの流れは以下の通りだ。
- 他社での借入残高の合計額を計算する
- 借入残高の合計額を完済できる金額で楽天銀行スーパーローンに申し込む
- 必要書類(本人確認書類・収入証明書)を提出する
- 審査結果の回答を受ける
- 契約手続きを行う
- 借り換え資金を振込またはATMで借りる
- 他社の借入を完済する
上記の流れで借入先が楽天銀行に一本化されるため、あとは毎月楽天銀行に返済を行っていくことになる。
毎月の口座振替による返済やATM・インターネットバンキングを利用した随時返済で計画的にお金を返していこう。
なお、借り換え後の希望額が50万円以下の場合、収入証明書の提出は原則不要である。
しかし審査の結果、収入証明書の提出を求められる場合があるため、事前に準備しておくと確実だろう。
楽天銀行スーパーローンの審査のポイント
楽天銀行スーパーローンに申し込む際の審査では、主に以下の2つの項目がチェックされる。
- 返済能力
- 信用情報
返済能力は、申込者の収入の安定性をもとに評価している。年収や勤務先、勤続年数などの要素を総合的に判断し、返済能力の高さをチェックしているのだ。
返済能力が高いと判断されれば、審査に無事通過できる。そして、返済能力とともに確認されるのが信用情報である。
他社でのローンの契約状況や過去の利用履歴などをチェックし、申込者がきちんと返済してくれるかどうかを確かめているのだ。
他社での借入が多かったり、過去に返済遅延・滞納があったりすると、厳しく審査が行われる。
借り換えのときはすでに他社での借入がある状況なので、マイナスな評価をされやすいことを頭に入れておく必要がある。
せめて滞納などの金融事故がないよう、計画的に返済しておくことが大切だ。
楽天銀行スーパーローンに借り換える場合の注意点
楽天銀行スーパーローンに借り換えを行う際、以下の2点に注意しておきたい。
- 年収の3分の1以上の金額を申し込むと審査に落ちるリスクが高い
- 返済の見通しを立てた上で計画的に利用する
消費者金融のカードローンなどには「総量規制」と呼ばれるルールが設けられており、年収の3分の1以上の貸付が禁じられている。
総量規制は銀行に適用されないルールではあるが、銀行カードローンでも総量規制に準じたルールで貸付の制限を行っている場合がある。
借り換え後の金額が年収の3分の1以上となるような高額である場合、審査に通過できない可能性があるため注意が必要だ。
特に、複数の業者から借入を行っている場合、借入をまとめると高額になってしまうケースは少なくない。事前に借入残高の合計額と年収を照らし合わせておこう。
また、借り換えを無計画に行うと、利息や毎月の返済額の負担が軽くなるどころか、かえって負担が大きくなってしまうリスクもある。
借入状況が必ず改善できるとは限らないため、返済計画を構築して見通しを立てた上で借り換えを行うことが重要だ。
上記2つの注意点を頭に入れた上で、楽天銀行スーパーローンへの借り換えを実施しよう。
楽天銀行スーパーローンへの借り換えで返済負担を軽減しよう
楽天銀行スーパーローンへの借り換えは、金利を下げられたり、毎月の返済負担を軽減できたりといったメリットが期待できる。
また、楽天会員は審査で優遇を受けられる可能性があることも利点だ。
一方、審査の通過が難しくなる点や返済長期化のリスクがある点などのデメリットに注意しておきたい。
実際に借り換えをしたユーザーからは、低金利で借り換えられる点や楽天ポイントが貯まる点などが評価されている。
利息負担を抑えたい人や楽天会員の人は借り換えを検討すると良いだろう。
また、本記事では申し込みから借り換えまでの流れや審査のポイントなどを紹介してきた。
ぜひ本記事の内容を参考にし、楽天銀行スーパーローンへの借り換えを行ってみてはいかがだろうか。