- セブン銀行カードローンの申し込みに必要な書類が知りたい
- 本人確認書類の具体的な種類がわからない
- 書類の提出方法や注意点が知りたい
セブン銀行カードローンは金利「12.0〜15.0%」で借り入れられるサービスであり、全国のセブン銀行ATMにて借入・返済手数料が無料だ。
本記事では、セブン銀行カードローンの申し込み時に準備すべき、提出書類について解説する。
必要書類や提出方法、提出時の注意点も解説するので、セブン銀行カードローンが気になっている人はぜひ参考にしてみてほしい。
セブン銀行カードローンの申し込みに必要な本人確認書類
それでは、セブン銀行カードローンの申し込みに必要な本人確認書類について解説する。そもそも、本人確認書類の提出がなぜ必要なのかも知っておこう。
本人確認書類の提出はなぜ必要なのか?
セブン銀行カードローンに限らず、すべてのカードローンは契約時に本人確認書類の提出を求めている。理由は以下の3つだ。
- なりすましを防止するため
- 貸し倒れのリスクを回避するため
- 犯罪資金としての利用を防止するため
申し込む人が他人の名をかたったり、架空の人物名義を利用していないかなどを確認し、間違いなく本人であることを確認するために本人確認をするのだ。
借りた資金が犯罪に使われるのを避ける目的もある。
さらに近年では、第三者によるなりすまし被害が増加しており、カードローンが標的にされることもある。
また、返済能力の低い人に必要以上の金額を貸し付けると、貸し倒れのリスクがある。
こうした理由から、カードローンでは申し込みの際に、本人確認書類の提出を必ず求めている。
セブン銀行口座を持っていない人の本人確認が必要
セブン銀行カードローンの利用を申し込むにあたって、本人確認の実施が必要になるのは「セブン銀行口座を持っていない人」だ。
すでにセブン銀行口座を持っている人に関しては、口座開設時に本人確認を実施しているため、本人確認書類の提出は必要ない。
ただし、セブン銀行口座をすでに持っている人でも、新たにセブン銀行カードローンを利用する場合は審査がある。
つまり、セブン銀行口座を持っている人でも審査に落ちる可能性は多からずあることを覚えておこう。
セブン銀行カードローン使える本人確認書類
セブン銀行カードローンの利用を申し込むにあたって、セブン銀行口座を持っていない人は「運転免許証」または「マイナンバーカード(個人番号カード)」の提出が求められる。
これらの本人確認書類を所有している人は、スマートフォンを利用すれば即時審査が可能なので、事前に用意しておこう。
一方で、これらの本人確認書類を所有していない人は、他の書類提出が必要になる。
これについては次章の「セブン銀行のローンサービスで本人確認書類を提出する方法」で詳しく解説するので、引き続き参考にしてほしい。
セブン銀行のローンサービスで本人確認書類を提出する方法
続いて、セブン銀行のローンサービスで本人確認書類を提出する方法を解説する。まずは、セブン銀行カードローンにおける二つの本人確認提出方法をチェックしよう。
2つの本人確認提出方法
セブン銀行カードローンを申し込むにあたって、本人確認書類を提出する方法は2つある。
- スマートフォンで提出
- 郵送で申込書と共に提出
どちらの提出方法が適用されるかは、運転免許証またはマイナンバーカードの有無によって変わる。
運転免許証またはマイナンバーカードを所有している人は、スマートフォンからの申し込みが可能だ。一方で、どちらの本人確認書類も所有していない人は、郵送による申し込みとなる。
運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人
運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人は、以下の流れでセブン銀行カードローンに申し込もう。
- Myセブン銀行(スマホアプリ)をインストールする
- Myセブン銀行の申し込みボタンから口座開設を申し込む
- 申し込みに必要な情報を入力する
- 本人確認書※の撮影、顔画像の撮影を行う
- セブン銀行の口座開設が完了
- Myセブン銀行のローン申し込みボタンから審査申し込みに進む
- 申し込みの翌日〜3営業日ほどで審査結果が届く
- 審査に通り契約が完了するとカードローンが利用できる
- 運転免許証またはマイナンバーカード(運転経歴証明書は利用不可)
運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人は、この方法でセブン銀行カードローンに申し込むのが最も早い。
ちなみに外国籍の人は、運転免許証またはマイナンバーカードを持っていても、在留カードまたは特別永住者証明書のコピーを提出する必要がある。
そのため、スマートフォンからの申し込みはできず、郵送での口座開設になる。
運転免許証またはマイナンバーカードを持っていない人
運転免許証またはマイナンバーカードを持っていない人は、以下の流れでセブン銀行カードローンに申し込もう。
- メールアドレスの登録、申込者情報の入力を行う
- セブン銀行口座開設の申込書が自宅に届く
- 申込書を金融し、本人確認書類2点を同封して返送する
- 口座が開設されキャッシュカードが自宅に届く
- ダイレクトバンキングサービスの利用開始登録を行う
- ダイレクトバンキングサービスの「カードローン」を選択して申し込む
- 申し込みの翌日〜3営業日ほどで審査結果が届く
- 審査に通り契約が完了するとカードローンが利用できる
郵送申し込みで利用できる本人確認書類は、次のとおりだ。
国籍 | 必要な本人確認書類 |
---|---|
日本国籍の人 | 住民票の写し(原本) 健康保険証(コピー) |
外国籍の人 | 住民票の写し(原本) 在留カード(特別永住者証明書) |
「住民票の写し(原本)」とは、住民票をコピーしたものではなく、あくまで役所等で取得した原本が必要なので注意しよう。
住所と本籍地が記載されている書類において、本籍地を塗りつぶして提出しよう。ちなみに、ここで紹介した書類以外の本人確認書類による口座開設は受け付けていない。
本人確認書類画像をアップロードする際の注意点
運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人がセブン銀行カードローンを申し込むにあたって、本人確認書類画像を提出する際は提出不備に注意してほしい。
よくある不備の例は以下の通りだ。
- 画像がぼやけている
- 光が反射している
- 画像が小さすぎる
- 書類全体が写っていない
- 影が入り込んでいる
- 画像が加工されている
これらの不備をなくすためにも、以下の点に注意しながら本人確認書類を撮影してほしい。
- カメラのピントを合わせる
- フラッシュ機能はオフにする
- 明るい場所で撮影する
- 書類の正面から撮影する
- 書類全体をしっかり写す
- 画像を加工せず提出する
ちなみに、マイナンバーカードで本人確認を実施する際は、裏面のアップロードは不要だ。
裏面には個人番号が記載されているので、誤ってアップロードしないよう注意してほしい。
セブン銀行カードローンの申し込みに収入証明書類は必要?
続いて、セブン銀行カードローンの利用を申し込むにあたって、収入証明書類の提出は必要かどうかを解説する。
借入限度額50万円までなら収入証明書類は不要
セブン銀行カードローンを含めたカードローンでは、原則として借入限度額が50万円以下の場合、収入証明書類を提出する必要はない。
また、セブン銀行カードローンを新規契約した際の、借入限度額は10万円・30万円・50万円のいずれかで決まる。
そのため、基本的に同社への収入証明書類の提出は不要だといえる。
一般的に収入証明書類の提出が必要な3つのケース
一方で、収入証明書類の提出が必要になるケースが3つある。
1つめのケースは、「カードローンの借入限度額が50万円を超える場合」だ。
カードローンでは、借入限度額(借入希望額)が1社で50万円を超える場合、そのカードローンに対して収入証明書類の提出が必要となる。
2つめのケースは、「他社借入を含めた借入限度額が100万円を超える場合」だ。
たとえば、セブン銀行カードローンの借入限度額は30万円でも、他者からの借入合計が70万円以上あれば、収入証明書類の提出が必要となる。
ちなみに他社借入というのは、カードローンだけでなくクレジットカードのキャッシングも対象となる。
3つめのケースは、「総量規制に抵触する可能性がある場合」だ。総量規制とは、年収の3分の1以上貸し付けてはいけない法的ルールである。
たとえばセブン銀行カードローンの借入限度額が50万円、他社借入が40万円の合計90万円であっても、総量規制に抵触する可能性があれば、収入証明書類の提出を求められることがある。
収入証明書類として提出できるもの
収入証明書類として提出できるのは、一般的に以下の書類だ。
- 源泉徴収票(コピー)
- 給与明細書(コピー)
- 確定申告書(コピー)
- 納税証明書(コピー)
- 所得証明書(コピー)
ただし、カードローンによっては特定の収入証明書類しか受け付けていない場合もあるので、事前に確認しておこう。
ちなみに、セブン銀行カードローンは収入証明書類(年収確認書類)について、次の書類の提出を認めている。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 市区町村が発行する課税(所得)証明書
- 確定申告を自ら行なっている人、自営業の人は「市区町村が発行する課税(所得)証明書」または「確定申告書(第一表)」
セブン銀行カードローンの増額申請で求められる必要書類と提出の流れ
それでは最後に、セブン銀行カードローンの借入限度額の増額を申請するにあたって、求められる必要書類と提出の流れを解説する。
セブン銀行カードローンは借入限度額によって金利が決まるので、利息額を少しでも下げたい人は増額申請を積極的に行おう。
借入限度額が10万円・30万円の人
セブン銀行カードローンの現時点の借入限度額が「10万円」または「30万円」の人は、収入証明書類(年収証明書類)の提出は不要だ。
セブン銀行のダイレクトバンキングサービスにログインし、トップメニューのカードローン「申込(増額)」から、借入限度額の増額申請が行える。
ただし、増額申請できる借入限度額は「50万円」のみであり、初回の借り入れから約6ヶ月以上経過した人だけが申請可能だ。
借入限度額が50万円以上の人
セブン銀行カードローンの現時点の借入限度額が「50万円以上」の人は、借入限度額100〜300万円への増額申請が可能だ。
この場合、収入証明書類(年収証明書類)の提出が必要となる。提出可能な書類は次のとおりだ。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 市区町村が発行する課税(所得)証明書
- 確定申告を自ら行なっている人、自営業の人は「市区町村が発行する課税(所得)証明書」または「確定申告書(第一表)」
- 出典:セブン銀行「年収確認書類について」
収入証明書類(年収証明書類)の提出方法
セブン銀行カードローンの借入限度額が50万円以上の人が、増額申請を行うにあたって、収入証明書類(年収証明書類)を提出する方法は2つある。
1つめは「セブン銀行ATMから提出する方法」だ。マイナンバーカードとキャッシュカードを持ち、セブン銀行ATM画面の「各種お手続き」「マイナポータルから情報提出」の手順で、年収情報を提出できる。
この方法での審査回答は「最短即日」なので、急ぎ増額したい人はセブン銀行ATMから年収情報を提出しよう。
2つめは「セブン銀行のダイレクトバンキングサービスから提出する方法」だ。
ダイレクトバンキングサービスにログインしたら、直近の収入証明書類(年収証明書類)を撮影し、画像をアップロードしよう。
この方法での審査回答は「最短翌営業日」なので、審査結果が届くまでに数日かかるケースがある。
ちなみに、アップロードした画像のピントが合っていない、書類全体が写っていないなどの不備があると、増額申請を断られるので注意してほしい。
借入限度額の増額申請が通らないケースとは
セブン銀行カードローンの借入限度額を増額申請したからといって、必ずしも申請が通るわけではない。
以下の理由によって審査に落ちる可能性があることも考慮しておこう。
- 今以上の返済能力が見込めない
- 他社カードローンの利用が多い
- 信用情報の傷がついている
- 申告した年収と確認書類の年収額が異なる
セブン銀行カードローンの必要書類を事前に用意しておこう
本記事では、セブン銀行カードローンの申し込み時に準備すべき提出書類や、増額申請に必要な収入証明書類などについて解説した。
セブン銀行口座を所有していない人がセブン銀行カードローンの利用を申し込む際は、本人確認を必ず実施する。
必要な本人確認書類を事前に準備しておこう。
また、特定のケースや借入限度額を増額申請する際は、収入証明書類(年収確認書類)の提出が必要になることがある。
これらの書類についても、事前に用意しておくことをおすすめする。
本人確認書類等の用意ができたら、セブン銀行カードローンにさっそく申し込もう。
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