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投資目的でもカードローンは借りられる?投資資金を借りる時の注意点とは

この記事で解決できるお悩み
  • 投資目的でカードローンを利用できるか知りたい
  • 投資資金をカードローンで借りる方法がわからない
  • 投資資金を借りる際のリスクや注意点を知りたい

カードローンはさまざまな目的で利用されているが、投資目的でも借りることはできるのか、疑問を抱いている人もいるだろう。

そこで本記事では、投資のために借入するリスクや注意点について詳しく解説する。

また、投資資金をカードローンで借りる際のリスクを最小限に抑えるためのポイントについても触れていく。

投資目的でカードローンの利用を検討している方は、借入前にこの記事を参考にしてほしい。

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目次

投資目的でもカードローンは利用できる?

カードローンは、その利便性からさまざまな目的で利用されている。では、投資目的での利用は可能なのだろうか。

結論から言えば、多くのカードローンでは使途に制限がないため、投資資金としての利用も可能だ。

本章では、カードローンの投資利用について、その可能性とリスクを詳しく解説する。投資でカードローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

使途自由なカードローンは投資資金としての利用も可能である

カードローンの特徴の一つは、その使途の自由さだ。多くのカードローン商品では、借入金の使い道に制限を設けていない。そのため、以下のような投資にも利用可能だ。

  • 株式投資
  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 投資信託
  • 仮想通貨投資
  • 不動産投資(頭金など)

この自由度の高さが、カードローンを投資目的で利用できる理由となっている。

ただし、事業目的での利用は禁止されていることが多く、投資を事業化している場合は要注意だ。

また、一部のカードローンでは、投機的な利用を禁止している場合もあるため、利用規約の確認が必要だ。

高金利のリスクを考慮した慎重な判断が求められる

カードローンを投資資金として利用する際には、リスクも存在する。

まず、カードローンの高金利が挙げられる。年利10%前後の金利は投資収益を圧迫し、収益が金利を上回らなければ経済的負担が増える可能性がある。

次に、投資本来のリスクである元本割れの可能性もある。借入金での投資は、損失が出た場合に自己資金以上の損失を被る危険性がある。

さらに、投資で大きな損失を出した場合、ローンの返済が困難になるリスクも考慮しなければならない。

最も深刻なのは、投資目的の借金が「免責不許可事由」となる可能性があり、最悪の場合、自己破産さえも認められないことだ。

これらのリスクを考慮すると、投資のために借入することはリスクがあり、慎重な判断が求められる。

カードローンを利用した投資のリスク

本章では、カードローンを利用した投資にともなう主なリスクを詳しく解説する。

投資でカードローンの利用を検討している人は、これらのリスクを十分に理解し、慎重に判断する必要がある。

投資で得た利益がローンの返済を上回るとは限らない

カードローンを利用して投資を行う際、最も注意すべき点は、利益が必ずしも保証されないことだ。

以下の要因により、投資収益がローン返済額を上回ることは簡単ではない。

  • 株式市場やFX市場は予測不可能な変動を示すことがある
  • 一時的な市場の下落で、想定以上の損失を被る可能性がある
  • カードローンの金利は年10%前後と高めで、これを上回る収益を上げるのは難しい
  • 取引手数料や管理手数料が利益を圧迫する
  • 投資収益には課税されるため、手取り額が減少する

例えば、100万円を借りて投資し、年利10%の利益を得たとしても、カードローンの金利や諸費用を考えると、実質的な利益はわずかか、場合によってはマイナスになることもある。

投資の世界では「ハイリスク・ハイリターン」という言葉がよく使われるが、借入金での投資はそのリスクをさらに増大させる。

十分な知識と経験がない限り、カードローンを利用した投資は避けるべきだろう。

投資が失敗した場合には借金が増加するリスクもある

カードローンを利用した投資には、失敗した時のリスクがとくに大きい。

カードローンの金利は年10%前後と高めに設定されており、この金利を投資収益で上回ることは容易ではない。

投資が失敗した場合、元本を失うだけでなく、高金利の借金だけが残る最悪のシナリオも考えられる。

さらに、返済が滞ると複利の仕組みにより借金が急速に膨らむ危険性がある。

また、損失を取り戻そうとして追加借入れを行い、借金が雪だるま式に増えるケースも少なくない。投資の失敗により収入が減少し、返済能力が低下する可能性も高い。

例えば、100万円を借りて投資し、50%の損失を出した場合、50万円の損失に加え、借入金100万円とその利息の返済義務が残ることになる。

このような状況は通常の生活にも大きな支障をきたすだろう。

結論として、カードローンを利用した投資は、成功時の利益よりも失敗時のリスクの方が遥かに大きいことを十分に認識する必要がある。

自己破産が難しい可能性が高い

カードローンを利用した投資で多額の借金を抱えた場合、自己破産による債務整理が難しい可能性が高い。

その主な理由として、投機的な投資目的での借入れが「免責不許可事由」と判断される可能性がある点が挙げられる。

また、借金して投資を行うことは射幸行為と見なされる恐れがある。

射幸行為とはギャンブル性の高い行為のことで、債務の免除が認められない場合が多い。

例えば、1000万円を借りて株式投資を行い全額を失った場合でも、投資目的での借入れという理由で自己破産が認められず、多額の借金を抱えたまま返済を続けなければならない事態も想定される。

このように、カードローンを利用した投資では、最後の手段である自己破産さえも選択肢として使えなくなる可能性がある。

これらのリスクを考慮すると、カードローンでの投資は非常に危険であり、軽い気持ちで挑戦するのは避けるべきだろう。

出典:破産法第252条第1項

カードローンで投資資金を借りる際のポイント

本章では、カードローンで投資資金を借りる際の重要なポイントを解説する。

これらを理解し、慎重に判断することで、リスクを最小限に抑えつつ、効果的な資金調達が可能になるだろう。

まずは余剰資金を確保する

カードローンで投資資金を借りる前に、まずは自己資金を十分に確保することが重要だ。以下の理由から、余剰資金の確保は不可欠といえる。

  • 自己資金があれば、投資で損失が出ても生活に影響が出にくい
  • 借金だけでの投資は心理的プレッシャーが大きく、冷静な判断が難しくなる
  • 自己資金があれば、借入額を最小限に抑えられる
  • 予期せぬ出費に対応できる余裕が生まれる

このように、余剰資金を確保することで、投資のリスクを大幅に軽減できる。

必要な資金を計算し最低限の借り入れ額で申し込む

投資目的でカードローンを利用する際は、必要資金を慎重に計算し、最低限の借入額で申し込むことが重要だ。

まず、投資目的を明確にし、短期的な利益か長期的な資産形成か、具体的な目標リターンやリスク許容度を定める。

次に、投資対象に応じた必要資金を正確に算出し、取引手数料や管理費用、さらには不測の事態に備えた余裕資金も考慮に入れよう。

借入額を最少額に抑えることも重要なポイントだ。自己資金でまかなえる部分を最大限活用し、借入額は必要最小限に抑える。

その際、総量規制(年収の3分の1以下)も考慮しなければならない。

例えば、100万円の投資を考えている場合、自己資金70万円、カードローン借入30万円というように、できるだけ自己資金の比率を高くすることが望ましい。

これにより返済負担を軽減し、投資失敗時のリスクも抑えることができる。慎重な計画と冷静な判断が、投資成功につながるだろう。

金利や返済期間を考慮し、自分に合ったローンを選ぶ

カードローンを選ぶ際は、金利や返済期間などさまざまな条件を比較検討し、自分の状況に最適なものを選ぶことが重要だ。以下のポイントに注目しよう。

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項目詳細
金利固定金利か変動金利か

年利何%か

金利優遇条件はあるか
返済期間最長返済期間は何年か
返済期間の変更は可能か
短期と長期のメリット・デメリットを比較
借入限度額必要額を借りられるか
増額の可能性はあるか
返済方法元利均等返済か元金均等返済か
返済日の変更は可能か
随時返済は利用できるか
手数料借入時や返済時の手数料はあるか
繰上返済時の手数料はどうか

例えば、100万円を借りる場合は以下のとおりだ。

  • A社
    • 年利5%、5年返済、毎月返済額約19,000円
  • B社
    • 年利8%、3年返済、毎月返済額約31,000円

このように、同じ借入額でも条件によって毎月の返済額が大きく変わる。自分の収入や投資計画に合わせて、最適な条件のローンを選ぼう。

慎重に比較検討して自分に合ったローンを選ぶことで、無理のない返済が可能になり、投資に集中できるだろう。

返済計画をもとに計画通りに返済できるかどうかを慎重に検討する

カードローンで投資資金を借りる際は、綿密な返済計画を立て、それが実行可能かどうかを慎重に検討する必要がある。以下のステップで進めよう。

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項目詳細
収支の把握月々の収入を正確に把握する

固定費や変動費など、支出を細かく分析する
返済シミュレーションローンの条件(金利・返済期間など)をもとに、毎月の返済額を計算する
複数のシナリオ(金利上昇、収入減少など)でシミュレーション
返済余力の確認収入から必要経費を引いたあと、返済にあてられる金額を算出
返済額が返済余力の50%を超えないことが望ましい
緊急時の対策失業や病気など、不測の事態に備えた資金を確保
返済が困難になった場合の対応策を事前に考える
投資収益の扱い投資収益は返済にあてるか、再投資するかを決める
収益が予想を下回った場合の対策も考える

月収30万円でカードローンの返済に5万円あてた場合

  • 固定費
    • 15万円
  • 変動費
    • 8万円
  • 返済額
    • 5万円
  • 余剰資金
    • 2万円

このように、返済後も生活に支障がないか、余裕があるかを確認しよう。

リスクの高い投資には使わない

カードローンで借りた資金をリスクの高い投資に使用することは、極めて危険な行為だ。ハイリスク投資では元本割れの可能性が高く、借入金を失うと二重の負担となる。

また、借金の存在が心理的プレッシャーとなり、冷静な判断を妨げる可能性もある。

投資結果に関わらず返済義務は残るため、高リスク投資で大きな損失を被れば返済不能に陥る危険性も。

さらに、カードローンの高金利を上回る収益を継続的に得ることは難しい。法的リスクも存在し、一部のカードローンでは投機的利用が禁止されている場合がある。

代わりに、安定した配当が期待できる優良株、分散投資が可能な投資信託、国債や社債などの債券、元本保証型の金融商品など、比較的安全な投資先を検討すべきだ。

例えば、10万円のカードローン資金なら、5万円を優良企業の株式に、3万円を分散型の投資信託に、2万円を国債に振り分けるなど、リスクを分散させつつ安定したリターンを狙う戦略がおすすめだ。

カードローンの資金は借金であることをつねに意識し、慎重かつ堅実な投資姿勢を保つことが、長期的な成功につながるだろう。

投資資金を借りるのに活用したいカードローン4選

カードローンを投資資金として利用する際は、慎重な選択が求められる。ここでは、投資目的での借入におすすめのカードローンを4つ紹介する。

それぞれの特徴や借入条件を詳しく解説するので、自分の状況に最適なカードローンを見つける参考にしてほしい。

アコム

アコムは大手消費者金融の一つで、迅速な審査と融資が特徴だ。申し込みから最短20分で審査が完了し、即日融資が可能となっている。

初回利用時には最大30日間の無利息期間があり、短期の資金需要に適している。また、プライバシーへの配慮も徹底しており、原則として電話での在籍確認は行われない。

借入条件
  • 20歳~72歳までの方
  • 安定した収入がある方
  • 返済能力を有する方
  • アコムの基準を満たす方
スクロールできます
審査時間最短20分
申し込み受付時間24時間
在籍確認電話は原則なし
即日融資可能
担保・連帯保証人不要
金利(実質年率)3.0%~18.0%
借入限度額1万円~800万円
返済方法定率リボルビング方式
無利息期間(※1)契約日の翌日から
30日間利息0円
手続きWebで完結
自動契約機(むじんくん)
電話
郵送
手数料提携ATM利用の場合
入金・出金
1万円以下:110円

1万円超:220円
詳しくはこちら
出典:アコム

プロミス

プロミスは、最短3分での審査完了と即日融資が可能で、急な資金需要にも対応できる。

借入条件は18歳以上74歳以下と幅広いことが特徴だ。大手消費者金融は20歳以上が申込条件であることが多いが、プロミスは18歳や19歳でも申込みできる。

また、初回借入日の翌日から30日間利息がかからないサービスもある。

借入条件
  • 18歳~74歳までの方
  • 本人に安定した収入がある方(パート・アルバイトでも可)
スクロールできます
審査時間最短3分
無利息期間初回借入日の翌日から
30日間利息0円
即日融資可能
申し込み受付時間24時間
担保・連帯保証人不要
金利(実質年率)4.5%~17.8%
借入限度額1万円~500万円
返済方法残高スライド元利定額方式
在籍確認電話は原則なし
手続きWebで完結
無人契約ルーム
電話
手数料提携ATM利用の場合
入金・出金
1万円以下:110円

1万円超:220円
詳しくはこちら
出典:プロミス

レイク

レイクは、審査が最短15秒、融資は最短25分で可能なカードローンだ。

さらに、無利息期間サービスが3種類あり、30日間・60日間・180日間から選べる。それぞれ条件や借入額などが異なるため、事前に確認してみよう。

借入条件
  • 満20歳~70歳までの方
  • 安定した収入がある方(パート・アルバイトでも可)
スクロールできます
審査時間最短15秒、最短25分融資
在籍確認電話は原則なし
申し込み受付時間24時間
即日融資可能
担保・連帯保証人不要
金利(実質年率)4.5%~17.8%
借入限度額1万円~500万円
返済方法残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式
無利息期間契約日の翌日から
【Web申し込み限定】

借り入れ額全額60日間利息0円
借り入れ額5万円まで180日間利息0円

【初めて自動契約機・電話で申し込む場合】
30日間利息0円
手続きWebで完結
電話
来店
手数料提携ATM利用の場合
入金・出金
1万円以下:110円

1万円超:220円
出典:レイク

アイフル

アイフルは、最短18分という素早い審査と、初回利用時の30日間無利息サービスが特徴のカードローンだ。

また、アイフルは女性向けのカードローンサービス「SuLaLi(スラリ)」も提供している。

借入れに不安を感じる初めての利用者や女性に配慮したサービスで、10万円という小額の限度額設定と、女性オペレーターによる専用ダイヤルを備えている。

借入条件
  • 満20歳以上69歳までの方
  • 定期的な収入と返済能力を有する方(パート・アルバイト・自営業可)
スクロールできます
審査時間最短18分
在籍確認電話は原則なし
無利息期間(※1)契約日の翌日から
30日間利息0円
申し込み受付時間24時間
即日融資可能
金利(実質年率)3.0%~18.0%
借入限度額1万円~800万円
返済方法借入後残高スライド
元利定額リボルビング返済方式
手続きWebで完結無人契約ルーム電話
手数料提携ATM利用の場合
入金・出金
1万円以下:110円

1万円超:220円
担保・連帯保証人不要
詳しくはこちら
出典:アイフル

カードローンは投資目的で利用できるが注意が必要

カードローンは使途自由なため投資目的での利用も可能だが、高金利と返済リスクに十分な注意が必要だ。

投資の失敗により借金が増加する可能性や、自己破産が難しくなるリスクもある。

投資資金をカードローンで借りる際は、まず十分な自己資金を確保し、必要最小限の借入額に抑えることが重要だ。

また、金利や返済期間を慎重に比較検討し、自分に最適なローンを選ぶべきだ。さらに、綿密な返済計画を立て、実行可能かどうかを冷静に判断する必要がある。

リスクの高い投資には使わず、安定した収益が見込める投資先を選択することも大切だ。

アコムやプロミス、レイク、アイフルなど、各社の特徴を比較し、自分の状況に合ったカードローンを選ぼう。

カードローンの利用を検討している方は、これらのリスクと注意点を十分に理解した上で、慎重に判断することが望ましい。

適切な計画を立てて冷静に判断すれば、カードローンは効果的な資金調達手段となるだろう。

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