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アコムの審査は厳しいの?アコムの審査基準や審査の流れ、審査にかかる時間を解説

この記事で解決できるお悩み
  • アコムの審査が厳しいのか知りたい
  • アコムの審査基準や審査にかかる時間を知りたい
  • どのような場合に審査に落ちるのか知りたい

お金を借りたいと思ったとき、審査がどの程度厳しいのか気になる方がいるだろう。

消費者金融はテレビコマーシャルなどで目にする機会も多く、手軽にお金が借りられるイメージがあるかもしれない。

だが、その審査の厳しさを知らない方は多いのではないか。

そこでこの記事では、消費者金融の一つであるアコムについて、審査の厳しさをさまざまな角度から解説する。

審査基準や審査の流れだけでなく、審査に落ちてしまう原因やその対処法についても説明しているので、審査全般について気になる方はぜひ参考にしてほしい。

目次

アコムの審査は厳しい?審査基準を紹介

まずは、アコムの審査がどの程度厳しいのか説明する。

アコムの審査通過率と、審査基準として重点的に確認される事項について見てみよう。

アコムの審査通過率はどのくらい

審査通過率とは、申込者のうち、審査を通過している人数がどのくらいの割合かを示したものだ。審査通過率を見れば、審査がどの程度厳しいのか指標になるだろう。

今回は、2023年度の審査通過率を調べてみた。

比較のために、アコム以外の消費者金融である、プロミス、アイフル、レイクの通過率も紹介する。

詳しい審査通過率は、以下の表の通りだ。

会社名審査通過率(2023年度)
アコム42.1%
プロミス37.9%
アイフル35.9%
レイク24.2%
出典:アコム株式会社マンスリーレポート 2023年9月末
出典:アコム株式会社マンスリーレポート 2024年3月末
出典:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社月次営業指標 2024年3月期
出典:アイフル株式会社アイフル月次推移(2023/4〜2024/3)
出典:SBI新生銀行グループ 2023年度 通期決算

アコムの審査通過率は40%を超えている。これは申込者10人のうち4人が審査を通過できるということだ。そう考えると高い数字とは言えず、審査は厳しいのかもしれない。

しかし、今回調べた4社の中で、アコムがその通過率は一番高い。他社と比較した場合は、通過率が比較的高いといえるだろう。

アコムの審査は申込者の属性と信用情報を基準とする

審査通過率がわかったところで、次は審査の基準についてだ。

アコムの公式サイトには、20歳以上で安定した収入と返済能力があり、アコムの基準を満たせば契約できると記載がある。

詳細な基準は不明だが、上記の記載事項から考えられるのは、申込者の属性と信用情報の信頼性だろう。

ここでその2つについて解説する。

まず、申込者の属性だ。属性とは、年齢、勤務先、職種、勤続年数、年収、雇用の形態や住居の情報などをいう。

属性についてそれぞれ見てみよう。

  • 年齢
    • 年齢が若いと収入が低いと考えられる
    • また、仕事をすぐに辞めてしまう可能性も否定できない
    • 逆に定年間近だと、今後の収入の安定性が見込めない
  • 勤務先・勤続年数・雇用形態
    • 勤務先が大きく、雇用の形態が正社員の場合は審査に有利だろう
    • さらに長年勤めていれば仕事を辞める可能性も低いと考えられる
  • 年収
    • 年収が高ければよいのはもちろんだが、高くはなくても定期的に安定した収入があることが求められる
  • 住居年数
    • 居住年数が短いと、転居を繰り返して簡単に逃げると見なされて審査が不利になる可能性はあるが、あまり重要視されている項目ではないだろう

以上から、安定した返済能力を確認するために、申込者の属性は重点的に審査される事項といえる。

次に、もう一つの要素である信用情報を見てみる。

信用情報とは、今までお金を借りた際に返済に遅れがなかったか、自己破産をしたことはないかなどの支払い状況についての情報だ。

過去に支払いに問題があった場合、返済能力に疑問を持たれるかもしれない。

申込回数も信用情報に含まれる。回数が多いと経済的に不安定であるとみなされる要素だ。

また、他での借入がある状態で申し込んだ場合、借入希望額が年収の3分の1を超えていると審査の通過は難しい。

これは、借入額は年収の3分の1までとする総量規制を超えてしまうからだ。信用情報から得られる情報は、審査に重要だ。

上記から、申込者の属性と信用情報が、審査基準における重点的な確認事項だとわかった。

アコムの審査の流れ

次は、アコムの審査の流れだ。

アコムへの借入の申込方法や審査の所要時間、申込可能な曜日や時間帯についても解説するため、参考にしてほしい。

申込から審査完了まで

まずは、申込から審査完了までの流れを説明する。

申込は、インターネット、自動契約機(むじんくん)、電話、郵送のいずれかで行う。

それぞれの流れは以下の通りだ。

インターネット
  • アプリもしくはホームページから申込む
  • 必要書類を写真で撮影し提出後、審査
  • 審査結果がメールで届く
自動契約機(むじんくん)
  • 必要書類を用意し、自動契約機へ出向く(来店前にインターネットであらかじめ申込んでおくと来店後の手続きの短縮が可能)
  • 来店後、審査結果回答
電話
  • 0120-07-1000に電話し申込む
  • 必要書類を提出し審査
  • 審査結果がメールか電話で届く
郵送
  • 0120-07-1000に電話し申込書類を請求
  • 申込書類が届いたら必要事項を記入
  • 必要書類の写しを同封し返送
  • 審査結果が電話で届く

どの方法でも、申込から審査完了までの工程は少ない。

中でもインターネットでの申込はすべてWebで完結するため、自宅での申込、審査が可能だ。24時間365日いつでもできるため、非常に便利だろう。

アコムの審査時間と在籍確認

申込から審査完了までの流れがわかったところで、審査にかかる時間と在籍確認の方法について見てみる。

まずは審査にかかる時間だ。インターネットで申し込んだ場合、最短20分で契約が完了する。非常に短時間といえるだろう。

しかし、申込時間によってはもう少し時間がかかるようだ。夜間の場合、審査の回答が翌日になる場合もある。

審査を早く完了したいときは、日中の申込がおすすめだ。次に在籍確認の方法はどうだろう。

アコムでは、原則、勤務先への在籍確認の電話は実施していない。書面もしくは申告の内容で確認を行っている。

実施するときは申込者の同意を得てからのため、勤務先に借入が知られることはない。

アコムの審査は土日も可能

では、アコムの審査は土日でも受けられるのか。申込から審査完了までの項目でも説明したが、インターネットからは24時間365日いつでも申込ができる。

土日はもちろん、祝日でも審査が受けられるため、自分の都合で審査を受けるとよいだろう。

アコムの審査に落ちてしまったら?

アコムでは必ずしも審査に通るとは限らない。それは審査通過率を見ても明らかだ。

ここでは、アコムの審査に落ちる主な原因について見てみる。

アコムの審査に落ちる主な原因とは

アコムの審査に落ちる原因として、以下の6つが挙げられる。

  • 借入希望額が総量規制を超えている
  • 借金返済の滞納や遅延など金融事故がある
  • 申込内容に虚偽があり正確でない
  • 在籍確認に対応しなかった
  • 安定収入の証明が難しい
  • 消費者金融への多重申込をしている

それぞれ解説する。

借入希望額が総量規制を超えている

貸金業法には、年収の3分の1を超えての借入を禁止するルールとして、総量規制がある。これは、消費者が過剰な債務を抱えないように決められた。

例を挙げてみよう。年収450万円の場合、借入総額は年収の3分の1にあたる150万円までだ。

すでに貸金業社X社から80万円、貸金業社Y社から50万円借りている場合、合計は130万円となる。そのため、貸金業社Z社からは20万円までしか借りられない。

これを借入希望額30万円でアコムに申込んだとしよう。これは総量規制を超えている。そのため審査には通過できない。

借金返済の滞納や遅延などの経験がある

借入の申請があったとき、金融会社はその申込者の借入状況について、信用情報の確認をする。

信用情報は、契約書や申込書にその利用についての同意が記載されている事項だ。

消費者金融では審査の際に、過去から現在までの借金の状況を調べる。これは借金の支払いに問題がないかを確認するためだ。

アコムでは、信用情報の確認に、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)を利用している。

ここで支払いの状況を調べ、今までの支払いを遅延したり、入金していなかったことがわかると、審査の通過に影響を与えるだろう。

信用情報を調べたとき、異動と記載されている場合、その支払いが返済日から61日以上または3ヶ月以上滞っている状態だ。

2ヶ月以上の遅れで信用情報に問題ありとなってしまうため、その日数は覚えておくとよいだろう。

借入だけでなく、クレジットカードで、携帯料金、光熱費や税金などの公共料金、その他の引き落としを契約している場合も注意が必要だ。

クレジットカードでの遅延も信用情報に記載される。遅延が解消されても5年ほどは記録が残るため、5年以内は審査の通過は難しいといえる。

申込内容に虚偽があり正確でない

申込内容の正確さも大切だ。

アコムへの借入を申込む際には、氏名や住所はもちろん、勤務先や現在の年収、勤続年数などを記載する。

他の消費者金融で借入がある場合は、その金額も記載しなければならない。

この記載事項に嘘や間違いがあると、審査に通るのは難しい。

審査の通過を目指し、年収を偽ったり、他社での借入金額を少なく記載すると、意図的に行っているのではと疑われる可能性がある。

たとえ注意不足で間違ったとしても、内容に偽りがあれば、アコムから信頼を得られない。

在籍確認に対応しなかった

アコムでは、原則、電話での勤務先への在籍確認は行わない。実施が必要なときも、申込者の同意を得てから行うことになっている。

在籍確認に同意したにもかかわらず、対応せずに無視をすると、審査に落ちる可能性が高まるだろう。

安定収入の証明が難しい

収入が安定していると、返済能力に問題がないと考えられる。

雇用形態が正社員でなくてもアルバイト、パート、契約社員、派遣社員などでも定期的な収入があれば審査に通りやすい。

もちろん正社員だからといって必ず審査に通るとは言えない。転職後すぐ、もしくは転職を繰り返しているときは、審査に落ちる可能性がある。

転職後すぐは、収入の安定には一定の期間が必要だろう。また、転職を繰り返していると、場合によっては転職後に収入が下がる恐れもある。

以上の理由から、アコムが申込者の収入が安定していないと判断した場合は、審査への通過は難しい。

消費者金融への多重申込をしている

アコムだけでなく他の消費者金融にも申込をしていると、お金に困り、経済的に不安定な状態だと見なされる恐れがある。

信用情報機関では、申込情報や利用記録は6ヶ月間登録される。

アコムが利用情報を確認したとき、半年以内に何社もローンの申請をしていたことがわかると、審査に不利になる。それは返済能力に問題があると思われるからだ。

消費者金融は、お金に余裕がなく困っている人に対してお金を貸すが、返済の見込みが低いと審査に通らない可能性が高い。

数社にまたがる申込は審査ではリスクにつながる。結果として、申請に落ちる要因となるだろう。

アコムの審査に落ちた場合どのように対処すればよいか

審査に落ちる主な原因がわかったところで、落ちた場合の対処法についてそれぞれ見てみる。

借入希望額が総量規制を超えている

審査に通るためには、まずは自分の年収をよく確認し、総量規制内に収まるような借入希望額を申請するとよいだろう。

借金返済の滞納や遅延などの経験がある

信用情報に問題があった場合、新規の借入は難しい。信用情報の記録が消えるまでの間、現在の借入の滞りない返済が重要だ。

そのためには、収入を増やすための努力をし、無駄遣いをせず、節約を考えた生活をしていただきたい。

信用情報が気になる場合は、自分の情報をそれぞれの機関に開示請求し、調べることをお勧めする。

申込内容に虚偽があり正確ではない

申込内容は正確に記載し、正しい情報提供が大切だ。申し込み時は嘘をつかず、記載内容については間違えないよう慎重に進めるとよい。

在籍確認に対応しなかった

在籍確認に関しては、アコムは好意的だと言える。それは、原則的に申込者の同意を得てから進めるからだ。

アコムから必要事項の確認があった場合には、真摯な対応をお勧めする。

安定収入の証明が難しい

安定した収入と認められるには、継続した収入が必要だ。アルバイト、パートでも長期の勤務で収入が安定していると審査に通る可能性は上がる。

転職後すぐの場合は、数ヶ月もしくは半年以上勤務後に申込むとよいだろう。安定した収入とみなされる。

仕事の長期継続が大切だ。

消費者金融への多重申込をしている

借入の申込は、1社に絞ることが重要だ。

審査に落ちてしまった場合、再度審査に申込むことはできる。だが、信用情報に申込情報が6ヶ月間登録されているため、申込日から6ヶ月間は申込しない方がよい。

6ヶ月以上経過したら、この章で記載した原因と対処法をよく確認して申込むことをお勧めする。

アコムの審査に通過するためのコツは何か

アコムの審査に通過するためのコツについて、いくつか紹介する。

借入申込は、アコム1社に絞ることだ。多重申込は経済状況の逼迫が予想される。だが1社に絞るとそのような懸念が生まれる恐れがない。

さらに、他社での借入額、年収など、必要事項の正確な記入も重要な要素だ。決して虚偽をしてはいけない。

借入金額も、必要最低限にしてみよう。金額が少ないと返済の見込みがあると判断される可能性は高い。また、少額の返済は、借入利用者にとっても負担が少なく、確実な返済が期待できる。

これらのポイントを意識すると、アコムの審査に通りやすくなるだろう。

アコムの審査は通過するためのポイントを意識すれば決して厳しくはない

アコムの審査における難易度は、その審査通過率が40%を超えており、決して高い数字ではなく、むしろ厳しいといえるだろう。

だが、他の消費者金融と比較した場合、一番高い通過率だ。これはアコムを選択する要素になる。それは他社より審査に通過する可能性が高いからだ。

審査の基準は、申込者の属性と信用情報から判断されることもわかった。何より安定した返済能力を有しているかが重要になる。

また、今まで返済に関して問題なく行われているかも大切だ。

アコムの審査に落ちる原因はいくつかある。信用情報に記録が残っている場合、審査の通過は厳しい。

しかしその他の原因は、自らの努力で改善可能だ。審査通過のために今からでもすぐに取り組める。

審査に通過できるか気になる方は、借入可能かすぐに判断可能な、アコムの3秒スピード診断を利用して確認していただきたい。

借入が必要なときは、審査通過のためのポイントを意識し、アコムの利用を考えてみてはいかがだろうか。

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