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【2024年最新】人気の銀行系カードローン12選!金利や審査について徹底比較

この記事で解決できるお悩み
  • おすすめの銀行カードローンが知りたい
  • 金利や審査などをもとに銀行カードローンを比較したい
  • 銀行カードローンを利用する際の注意点が知りたい

カードローンは大きく、「銀行カードローン」と「消費者金融カードローン」に分類される。

それぞれにメリット・デメリットが異なるので、カードローンの利用目的や状況に応じて使い分けるといい。

本記事では、おすすめの銀行カードローン12選を紹介するとともに、銀行カードローンのメリットや注意点を解説する。

消費者金融カードローンに比べて低金利などメリットが多いが、融資スピードが遅いなどの注意点もあるため、銀行カードローンへの申し込みを検討している人はぜひ参考にしてほしい。

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目次

おすすめの銀行カードローン12選

それでは早速、おすすめの銀行カードローン12選を紹介する。紹介する銀行カードローンは次のとおりだ。

  • 楽天銀行スーパーローン
  • PayPay銀行カードローン
  • 三井住友銀行 カードローン
  • バンクイック(三菱UFJ銀行)
  • オリックス銀行 カードローン
  • スターカードローンα(東京スター銀行)
  • セブン銀行カードローン
  • イオン銀行カードローン
  • 住信SBIネット銀行カードローン
  • りそな銀行 カードローン
  • みずほ銀行 カードローン
  • じぶんローン(auじぶん銀行)

各銀行カードローンの金利や審査にかかる時間、メリット・特徴を整理していこう。

楽天銀行スーパーローン

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楽天銀行スーパーローン
金利(実質年利)1.9〜14.5%
無利息期間なし
借入限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライドリボルビング返済方式
申込み条件満20歳以上62歳以下で本人または配偶者に安定した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
詳しくはこちら
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

楽天銀行スーパーローンは金利「1.9〜14.5%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

都市銀行(メガバンク)とほぼ同等の金利で借り入れできるだけでなく、楽天ユーザーにはさまざまな特典が用意されている。

たとえば、 毎月25日時点で楽天銀行スーパーローンの借入残高が1円以上あり、返済口座に楽天銀行口座を設定していると、「ハッピープログラム」の会員ステージが1ステージアップする。

これにより、楽天市場でのポイント還元率がアップするなどの特典を受けられる。

楽天経済圏を普段から利用している人なら、楽天銀行スーパーローンへの申し込みを優先的に検討すべきだろう。

PayPay銀行カードローン

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PayPay銀行カードローン
金利(実質年利)1.59〜18.0%
無利息期間30日間※1
借入限度額1〜1,000万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライド元利定額返済方式
申込み条件満20歳以上70歳未満で本人か配偶者に安定した収入がある
PayPay銀行口座を持っている
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※2
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無原則なし※3
※1 新規契約などの条件あり
※2 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要
※3 場合によって送付される可能性あり

PayPay銀行カードローンは金利「1.59〜18.0%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

30日間の無利息期間を設けているので、初回利用時の利息額を抑えられるメリットがある。

しかも、無利息期間は「契約日の翌日から30日間」ではなく、「初回借り入れから30日間」なので、どのタイミングで利用しても30日間しっかり無利息になる。

銀行カードローンとしては上限金利が高め(18.0%)だが、PayPayのQRコード決済やPayPay銀行を普段から利用している人は、サービスを一本化できるため利便性が高い。

三井住友銀行 カードローン

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三井住友銀行 カードローン
金利(実質年利)1.5〜14.5%
無利息期間※1なし
借入限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライド元利定額
申込み条件満20歳以上65歳未満で安定した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※2
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無原則なし※3
※1 新規契約などの条件あり
※2 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要
※3 場合によって送付される可能性あり

三井住友銀行 カードローンは金利「1.5〜14.5%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

銀行カードローンだが「カードレス(カード発行なし)」が選べるので、自宅に郵便物が届かず、カードローンの利用が家族にバレる心配が少ない。

銀行カードローンとしては審査時間も比較的短いので、申し込みから借り入れまで最短当日で利用できるのも大きなメリットだ。

また、三井住友銀行が提供している安心感があり、幅広いユーザーに選ばれている。

三井住友銀行口座を所有していなくても利用できるので、三井住友銀行ユーザーはもちろん、他行ユーザーにも検討してほしい銀行カードローンだ。

バンクイック(三菱UFJ銀行)

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バンクイック(三菱UFJ銀行)
金利(実質年利)1.4〜14.6%
無利息期間なし
借入限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式元利均等返済方式
申込み条件満20歳以上65歳未満で安定した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※1
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無原則なし※2
※1 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要
※2 場合によって送付される可能性あり

バンクイック(三菱UFJ銀行)は金利​​「1.4〜14.6%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

サービス内容は三井住友銀行 カードローンに類似しているが、借入限度額が大きいほど金利が優遇されやすいのが特徴となっている。

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ご利用限度額適用金利
バンクイック(三菱UFJ銀行)三井住友銀行 カードローン
100万円以下年13.6%~年14.6%年12.0%~14.5%
100万円超 200万円以下年10.6%~年13.6%年10.0%~12.0%
200万円超 300万円以下年7.6%~年10.6%年8.0%~10.0%
300万円超 400万円以下年6.1%~年7.6%年7.0%~8.0%
400万円超 500万円以下年4.6%~年6.1%年6.0%~7.0%
500万円超 600万円以下年4.1%~年4.6%年5.0%~6.0%
600万円超 700万円以下年3.6%~年4.1%年4.5%~5.0%
700万円超 800万円以下年1.4%~年3.6%年1.5%~4.5%

このように、借入限度額が300万円を超えると、バンクイック(三菱UFJ銀行)の方が上限金利が低くなる。

300万円以上の借り入れを検討しているなら、バンクイック(三菱UFJ銀行)に申し込むといいだろう。

オリックス銀行 カードローン

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オリックス銀行 カードローン
金利(実質年利)1.7〜14.8%
無利息期間30日間※1
借入限度額10〜800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライドリボルビング方式
申込み条件満20歳以上69歳未満で安定した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※2
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
※1 新規契約などの条件あり
※2 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

オリックス銀行 カードローンは金利「1.7〜14.8%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

都市銀行(メガバンク)とほぼ同等の金利で借り入れできる上に、30日間の無利息期間を提供しているのが大きなメリットだ。

ただし、無利息期間は「契約日の翌日から30日間」なので注意してほしい。

「すぐに借り入れる予定はないがカードローンに申し込んでおきたい」という人の場合、無利息期間をフルに受けられない可能性がある。

スターカードローンα(東京スター銀行)

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スターカードローンα(東京スター銀行)
金利(実質年利)1.5~14.6%
無利息期間30日間※1
借入限度額10〜1,000万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライドリボルビング方式
申込み条件満20歳以上69歳以下で定期的な収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※2
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
詳しくはこちら
※1 新規契約などの条件あり
※2 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

スターカードローンα(東京スター銀行)は金利「1.5~14.6%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

オリックス銀行 カードローンよりも低金利で、しかも同じように30日間の無利息期間が提供される。

ただし、スターカードローンα(東京スター銀行)の無利息期間も「契約日の翌日から30日間」なので注意しよう。

スターカードローンα(東京スター銀行)は借入限度額が最大1,000万円なので、800万円以上の借り入れを検討している人におすすめだ。

セブン銀行カードローン

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セブン銀行カードローン
金利(実質年利)12.0〜15.0%
無利息期間なし
借入限度額10〜300万円
審査時間最短翌日
融資スピード最短翌日
返済方式残高スライドリボルビング方式
申込条件満20歳以上満70歳未満でセブン銀行口座を持っている
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし※1
自宅・勤務先への連絡原則なし※2
郵便物の有無あり
※1 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要
※2 場合によって利用者の同意を得た上で実施する可能性あり

セブン銀行カードローンは金利「12.0〜15.0%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

上限金利は少し高いが、全国のセブン銀行ATMにて、借り入れ・返済手数料無料で利用できる銀行カードローンとなっている。

また、セブン銀行カードローンは在籍確認を実施しない可能性がある。

銀行カードローンでは在籍確認がほぼ必須だが、セブン銀行カードローンの場合は「必要と判断した場合のみ」だ。

ただし、セブン銀行カードローンはカード発行後自宅に郵送されるので、カードレスでの申し込みはできない。カードローンの利用が家族にバレたくない人は注意しよう。

イオン銀行カードローン

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イオン銀行カードローン
金利(実質年利)3.8〜13.8%
無利息期間なし
借入限度額10〜800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短5日後
返済方式残高スライド方式
申込み条件満20歳以上65歳未満で本人か配偶者に安定した収入がある(学生不可)
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

イオン銀行カードローンは金利「3.8〜13.8%」で借り入れできる銀行カードローンだ。数ある銀行カードローンの中でも、上限金利がかなり低めに設定されている。

また、本人に収入のない専業主婦(夫)でも申し込める。

また、イオン銀行カードローンの約定返済日(毎月決まった返済日)は「毎月20日」だが、毎月1〜20日に行った返済は約定返済とみなされる。

毎月1〜20日の好きなタイミングに返済すれば、返済遅延を起こさないので、返済の利便性が高い銀行カードローンだ。

住信SBIネット銀行カードローン

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住信SBIネット銀行カードローン
金利(実質年利)1.89〜14.79%
無利息期間なし
借入限度額10〜1,000万円
審査時間最短数日
融資スピード最短数日
返済方式残高スライドリボルビング返済
申込み条件満20歳以上65歳未満で安定継続した収入がある
住信SBIネット銀行口座を持っている
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

住信SBIネット銀行カードローンは金利「1.89〜14.79%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

上限金利は少し高めだが、SBI証券口座保有登録または、SBIで取り扱っている住宅ローン残高がある場合は、金利が0.5%引き下げられる。

さらに、ミライノ カード(JCBクレジットカード)を保有しかつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定していれば、金利が0.1%引き下げられる。

2つの条件を満たすと最大で0.6%金利が引き下げられるので、SBIのサービスを普段から利用している人は、住信SBIネット銀行カードローンを検討してみよう。

りそな銀行 カードローン

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りそな銀行 カードローン
金利(実質年利)1.99〜13.5%
無利息期間なし
借入限度額10~800万円
審査時間1〜2週間
融資スピード1〜2週間
返済方式残高スライド方式
申込み条件満20歳以上66歳未満で継続安定した収入がある(学生不可)
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

りそな銀行 カードローンは金利「1.99〜13.5%」で借り入れできる銀行カードローンだ。本記事で紹介している銀行カードローンの中では、上限金利が最も低い。

審査時間や、申し込みから借り入れを利用できるまでの時間は長いが、低金利で借り入れたい人はりそな銀行 カードローンを検討してみよう。

学生や専業主婦(夫)の申し込みはできないが、「継続安定した収入があればパート・アルバイトでも申し込み可能」と公式サイトで明記されている。

「パート・アルバイトだから銀行カードローンは無理」と諦めていた人も、ぜひ申し込んでみてほしい。

みずほ銀行 カードローン

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みずほ銀行 カードローン
金利(実質年利)2.0〜14.0%
無利息期間なし
借入限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資スピード最短当日
返済方式残高スライド方式
申込み条件満20歳以上満66歳未満で安定かつ継続した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
詳しくはこちら
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

みずほ銀行 カードローンは金利「2.0〜14.0%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

上限金利が比較的低く、審査時間や申し込みから借り入れまで最短当日となっているのがメリットである。

また、りそな銀行 カードローンとは異なり学生でも申し込める銀行カードローンだ(満20歳以上)

「学生だから銀行カードローンは無理」と諦めていた人は、りそな銀行 カードローンへの申し込みを検討してみよう。

ただし、アルバイトで安定かつ継続した収入があることが条件となる。

じぶんローン(auじぶん銀行)

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じぶんローン(auじぶん銀行)
金利(実質年利)1.48〜17.5%
無利息期間なし
借入限度額10~800万円
審査時間最短60分
融資スピード最短当日
返済方式残高スライド方式
申込み条件満20歳以上70歳未満で安定継続した収入がある
ネット申込み
担保・保証人不要
収入証明原則なし
自宅・勤務先への連絡あり
郵便物の有無あり
※ 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要

じぶんローン(auじぶん銀行)は金利「1.48〜17.5%」で借り入れできる銀行カードローンだ。

上限金利は高いが、銀行カードローンでありながら審査時間が「最短60分」なのがメリットだと言える。

審査時間が消費者金融カードローン並みに早く、しかも上限金利は消費者金融カードローンよりも少し低い。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの中間的なサービスと考えていいだろう。

また、au IDを持っている人や他社からの借り換えで申し込んだ人は、金利が0.1〜0.5%優遇される。

他社カードローンやクレジットカードのリボ払いを利用しており、金利を抑えたいという人はじぶんローン(auじぶん銀行)を検討してみよう。

銀行カードローンを選ぶポイント

続いて、銀行カードローンを選ぶ際のポイントを5つ紹介する。

  • メインバンクを利用できるか
  • 金利(実質年利)を比較する
  • 審査・融資までのスピード
  • 借り入れ・返済の利便性
  • 周囲へのバレにくさもチェック

自分に合った銀行カードローンを選ぶ上で欠かせないチェックポイントなので、ぜひ参考にしてほしい。

メインバンクを利用できるか

まずチェックすべきポイントは、「メインバンク(普段使用している銀行口座)」を利用できるかどうかだ。銀行カードローンによっては、他行口座の登録ができない場合がある。

他行口座を登録できない銀行カードローン
  • PayPay銀行カードローン
  • セブン銀行カードローン
  • 住信SBIネット銀行カードローン

上記の銀行カードローンは、当行口座をメインバンクとして使用している人なら問題ない。

ただし、他行口座をメインバンクとして使用しているなら、口座開設から申し込む必要があり、カードローンの利便性を下げる可能性がある。

まずは、メインバンクとして使用している銀行口座を登録できる銀行カードローンかどうかをチェックしよう。

金利(実質年利)を比較する

次に、銀行カードローンの金利(実質年利)を比較しよう。金利が低いほど利息額が少ないので、基本的には金利の低い銀行カードローンを選ぶのがおすすめだ。

たとえば、金利14.5%で借り入れるのと金利17.5%で借り入れるのでは、利息額が次のように変化する。

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50万円借り入れ・毎月2万円ずつ返済
金利(実質年利)14.5%17.5%
返済回数30回32回
利息額合計9万8,870円12万6,441円

上記の例では、金利が3.0%違うだけで利息額に2万8,000円ほどの差が生じる。

そのため、メインバンクを使用できる銀行カードローンの中で、できる限り金利の低い銀行カードローンを選ぼう。

審査・融資までのスピード

「申し込みから借り入れまで最短で利用したい」という人は、審査・融資までのスピードも重視しよう。

たとえば、りそな銀行 カードローンは本記事で紹介した銀行カードローンの中で上限金利が最も低いが、審査・融資までのスピードは最も長い。

いくら金利が低くても、借り入れたいタイミングで利用できなければ意味がない。

審査・融資までのスピードを重視するなら、以下の銀行カードローンを優先的に検討しよう。

  • 楽天銀行スーパーローン
  • PayPay銀行カードローン
  • 三井住友銀行カードローン
  • バンクイック(三菱UFJ銀行)
  • じぶんローン(auじぶん銀行)

借り入れ・返済の利便性

銀行カードローンを選ぶ際の補足的なポイントとして、借り入れ・返済の利便性もチェックしてほしい。

借り入れや返済の選択肢が多いほど利便性が高く、「使いやすい銀行カードローン」だと言える。

たとえば、セブン銀行カードローンは全国のセブン銀行ATMで借り入れ・返済ができる。

しかし、銀行ATMやその他のコンビニATMと提携していないため、借り入れ・返済の利便性は少し下がるだろう。

一方で、楽天銀行スーパーローンはセブン銀行やローソン銀行といったコンビニATMや、三井住友銀行などの銀行ATMと提携している(借入時の手数料無料)

さらに、楽天銀行口座宛ての入金なら即時反映されるので、借り入れ・返済の利便性が高い。

「自分にとって借り入れ・返済の利便性の高い銀行カードローン」を選べば、サービス利用時のストレスを軽減できるので、ぜひチェックしてほしい。

周囲へのバレにくさもチェック

家族、友人、職場の人にカードローンの利用がバレたくない人は、「周囲へのバレにくさ」もチェックしよう。

まず、家族にカードローンの利用がバレたくない人は、カードレスで申し込める銀行カードローンを選ぼう。

カードレスで申し込める銀行カードローン
  • 三井住友銀行カードローン
  • バンクイック(三菱UFJ銀行)
  • PayPay銀行カードローン

カードレスで申し込める銀行カードローンは契約時、自宅に郵便物が届かないので家族にバレる心配が少ない。

ただし、利用者の状況によって自宅に郵便物が届く可能性もあるので注意してほしい。

友人や職場の人にカードローンの利用がバレたくない人は、「カードローン機能兼用型キャッシュカード」を提供している銀行カードローンを選ぶといいだろう。

本記事で紹介した銀行カードローンの中では、りそな銀行カードローンとみずほ銀行カードローンが、カードローン機能兼用型キャッシュカードを提供している。

また、地方銀行のカードローンは、カードローン機能兼用型キャッシュカードを提供しているところが多い。

銀行カードローンの審査は厳しい?

続いて、銀行カードローンの審査について紹介する。審査にあたって不安を持っている人は、ぜひ参考にしてほしい。

銀行カードローンの審査は「厳しめ」

銀行カードローンの審査は、消費者金融カードローンと比較すると「厳しめ」だ。

これは、消費者金融カードローンよりも利用者の返済能力を厳しくチェックしているためだと考えられる。

銀行カードローンは低金利で借り入れできるのがメリットだ。利用者にとって大きなメリットだが、銀行側からするとカードローンによる収益が減ることになる。

そのため、銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも、「返済不能による貸し倒れリスク」に注意しなければならない。

審査を厳しくし、利用者に返済能力があるとしっかりと判断した上でお金を貸し出しているので、消費者金融カードローンよりも審査が「厳しめ」と言われているのだ。

銀行カードローンの審査項目とは

では、銀行カードローンの審査では、具体的に何を審査項目としているのだろうか。残念ながら審査基準を公表している銀行カードローンはないが、一般的な審査項目には次のようなものがある。

  • 職業
  • 年収
  • 勤続年数
  • 勤務先情報
  • 独身・既婚
  • 住居の種類
  • 住宅ローンの有無
  • 他社の借入残高
  • 返済延滞の有無
  • 債務整理の有無

銀行カードローンではこれらの審査項目を細かくチェックした上で、利用者に返済能力があるかどうかを判断している。

また、銀行カードローンは警視庁のデータベースに照会し、利用者が暴力団関係者であるかどうかもチェックされている。

ただしこれは、暴力団に関係のない人なら審査に影響することはないので、安心してほしい。

ブラックは銀行カードローンの審査に通らない?

カードローンにおけるブラックとは、長期的な返済延滞や債務整理歴などにより、「信用情報(※)に傷がついている状態」を意味する。

信用情報がブラックの人は、銀行カードローンの審査に通らない可能性が高い。

ブラックに対する貸し付けは、銀行カードローンにとって「貸し倒れリスク」が非常に高い。

前述のように、銀行カードローンは消費者金融カードローンに比べてローンによる収益が少ないので、「貸し倒れリスク」は徹底して排除しなければいけない。

そのため、信用情報がブラックの人は、銀行カードローンの審査に通らないと考えておこう。

信用情報がブラックの人は、銀行カードローンよりも審査に通りやすい消費者金融カードローンの利用を検討するか、信用情報のブラックが解消されてから銀行カードローンに申し込むといいだろう。

※カードローンやクレジットカードなどの利用、返済、支払いなどの履歴情報のことであり、信用情報機関によって管理されている

銀行カードローンのメリット

続いて、銀行カードローンを利用するメリットを紹介する。主なメリットは次のとおりだ。

  • 低金利で借り入れられる
  • 銀行だから安心感がある
  • ​​銀行キャッシュカードが使える
  • 借入先の選択肢が豊富
  • 金利が優遇される場合がある

それぞれ詳しく解説する。

低金利で借り入れられる

銀行カードローンは消費者金融カードローンに比べて、低金利で借り入れられるのが大きなメリットだ。

通常は上限金利が15.0%以下になっているので、消費者金融カードローンよりも約3.0%以上低い。

金利が異なると利息額がどれくらい変わるのか、同じ借入金額・返済金額で比較してみよう。

50万円借り入れ・毎月2万円ずつ返済

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銀行カードローン消費者金融カードローン
金利(実質年利)14.5%18.0%
返済回数30回32回
利息額合計9万8,870円13万1,374円

金利14.5%と金利18.0%で比較した場合、利息額合計の差は「3万2,504円」だった。

このように、銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも有利な金利で借り入れられ、利息額を抑えられる。

ただし、銀行カードローンによっては上限金利が17.0%台に設定されている場合もあるので注意してほしい。

銀行だから安心感がある

銀行カードローンは、銀行が直接提供しているカードローンだからこその「安心感」がある。

これは、全国銀行協会が2020年に実施した「銀行カードローンに関する消費者意識調査」からもわかっている。

同調査で銀行カードローンを選んだ理由に対して、次のように回答されている。

  • 信頼できるから(70.3%)
  • 安心できるから(61.4%)
  • 借入金利が低いから(23.8%)
  • 親近感があるから(15.1%)
  • 利便性が高いから(12.9%)

このように、金利の低さよりも銀行としての信頼性・安心感を重視している人が非常に多い。

「安心して借り入れられる」のは、銀行カードローンにおいて大きなメリットだと言える。

​​銀行キャッシュカードが使える

銀行カードローンの中には、「カードローン機能兼用型キャッシュカード」を提供しているケースがある。

いつもの銀行キャッシュカードをそのままローンカードとして使用できるので、メインバンクとして使用している人にとっては利便性が高い。

また、カードローン機能兼用型キャッシュカードで借り入れをしても、「カードローンを利用している」と周囲にバレにくいのも大きなメリットだ。

友人や職場の人にカードローンを利用していることがバレたくない人は、カードローン機能兼用型キャッシュカードを提供している銀行カードローンを検討してみよう。

借入先の選択肢が豊富

「消費者金融カードローン」と聞くと、以下のカードローンを想起する人が多いのではないだろうか。

  • アコム
  • アイフル
  • プロミス
  • レイク
  • SMBCモビット

いずれも全国区でテレビCMが放映されるなど、知名度の高い消費者金融カードローンだ。

消費者金融カードローンは他にもあるが、上記5社の知名度が圧倒的に高いため、他の消費者金融カードローンを検討しにくいのが実態だ。

一方で、銀行カードローンは特定のサービスの知名度が圧倒的に高いということがない。

「銀行カードローンは銀行が提供するもの」という認識が強いため、幅広い選択肢から検討しやすいのもメリットと言えるだろう。

実際のところ、銀行カードローンは都市銀行(メガバンク)や第一地方銀行、第二地方銀行、ネット銀行、信用金庫など幅広い選択肢がある。

金利が優遇される場合がある

銀行カードローンの中には、特定の条件を満たすことで金利が優遇される場合がある。たとえば、じぶんローン(auじぶん銀行)には次のような優遇金利制度が用意されている。

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借入限度額通常金利誰でもコース借り換えコース
10万円~100万円13.0%~17.5%12.9%~17.4%12.5%※
110万円~300万円7.0%~13.0%6.9%~12.9%6.5%~12.5%
310万円~500万円5.0%~7.0%4.9%~6.9%4.5%~6.5%
510万円~700万円3.5%~5.0%3.4%~4.9%3.0%~4.5%
710万円~800万円1.48%~3.5%1.38%~3.4%0.98%~3.0%
※借入限度額が100万円の場合のみ
出典:auじぶん銀行「借入金利 | カードローン」

「誰でもコース」はau IDを持っている人なら、マイナス0.1%の優遇金利が誰にでも適用される。

「借り換えコース」は、他社からの借り換えでマイナス0.5%の優遇金利が適用される制度だ。

このように、通常よりも優遇された金利で借り入れられる銀行カードローンもあり、条件を満たせば利息額を抑えられる。

銀行カードローンを利用する際の注意点

それでは最後に、銀行カードローンを利用する際の注意点を紹介する。主な注意点は次のとおりだ。

  • 即日融資可能な銀行カードローンは限られる
  • 消費者金融カードローンに比べて審査が厳しい
  • 毎月の返済日を選べる銀行カードローンは少ない
  • 無利息期間(無利息サービス)は基本的になし
  • 地方銀行は利用できるエリアが限られる
  • 事業性資金としては使用できない

それぞれ詳しく解説する。

即日融資可能な銀行カードローンは限られる

申し込みから借り入れまで当日中に完了する、「即日融資」が可能な銀行カードローンは少ない。

消費者金融カードローンに比べると審査が厳しく、時間がかかるためだ。

また、審査自体は当日中に終わっても、Webサイトやスマホアプリからの借り入れに対応していない場合もある。

そのため銀行カードローンを利用する際は、時間に余裕を持って利用するのが基本だ。

消費者金融カードローンに比べて審査が厳しい

銀行カードローンは消費者金融カードローンに比べて審査が厳しい。

理由は、金利が低めに設定されており収益が少ないため、消費者金融カードローンよりも「貸し倒れリスク」に注意しなければいけないからだ。

そのため、消費者金融カードローンの審査に通っても、銀行カードローンの審査に通らないケースは珍しくない。

銀行カードローンの審査に申し込む前に、「自分の審査通過の可能性」をしっかりと見極めておこう。

毎月の返済日を選べる銀行カードローンは少ない

毎月の返済日を選べる銀行カードローンは少ないので、消費者金融カードローンよりも利便性の低さを感じることもあるかもしれない。

ただし、次のように毎月の返済日を選べる銀行カードローンも存在する。

<毎月の返済日が選べる銀行カードローン>

スクロールできます
カードローン毎月の返済日
バンクイック(三菱UFJ銀行)希望の返済日を指定可能
PayPay銀行カードローン1~28日・月末で指定可能
三井住友銀行カードローン5日・15日・25日・月末
オリックス銀行 カードローン10日・月末

毎月の返済日を自分で選びたい人は、上記の銀行カードローンから優先的に検討しよう。

無利息期間(無利息サービス)は基本的になし

無利息期間(無利息サービス)を提供している銀行カードローンは少ない。消費者金融カードローンなら、30日間や60日間といった無利息期間が設けられているのが当たり前だ。

無利息期間を設けている銀行カードローンは少ないので、利息ゼロで借り入れらないケースが大半だ。ただし、以下の銀行カードローンについては無利息期間を設けている。

  • PayPay銀行カードローン
    • 初回借り入れから30日間無利息
  • オリックス銀行 カードローン
    • 契約日の翌日から30日間無利息
  • スターカードローンα(東京スター銀行)
    • 契約日の翌日から30日間無利息

無利息期間(無利息サービス)を利用して利息ゼロで借りれたい人は、上記の銀行カードローンを検討してみよう。

地方銀行は利用できるエリアが限られる

銀行カードローンのうち、都市銀行(メガバンク)やネット銀行が提供しているものは、全国的に利用できるサービスだ。

一方で、地方銀行が提供しているカードローンは、利用できるエリアが限られているケースが多い。

たとえば、千葉銀行のカードローン(ちばぎんカードローン)で借り入れられるのは、原則として「千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県」に在住している人だけだ。

このように、地方銀行のカードローンは利用者を営業エリア内に限定しているケースが多いので、申込前にしっかりチェックしよう。

銀行カードローンは比較検討して自分に合った物を選ぼう

本記事では、おすすめの銀行カードローン12選を紹介するとともに、銀行カードローンのメリットや注意点を解説した。

あらためて、おすすめの銀行カードローンを紹介する。

  • 楽天銀行スーパーローン
  • PayPay銀行カードローン
  • 三井住友銀行 カードローン
  • バンクイック(三菱UFJ銀行)
  • オリックス銀行 カードローン
  • スターカードローンα(東京スター銀行)
  • セブン銀行カードローン
  • イオン銀行カードローン
  • 住信SBIネット銀行カードローン
  • りそな銀行 カードローン
  • みずほ銀行 カードローン
  • じぶんローン(auじぶん銀行)

銀行カードローンを選ぶ際は、本記事で解説したポイントや注意点を参考にしながら、自分に合った銀行カードローンを選んでほしい。

利用したい銀行カードローンが決まったら、さっそく審査に申し込んでみよう。

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