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住信SBIネット銀行カードローンの金利はどのくらい?金利優遇の条件と利息の計算方法も解説

この記事で解決できるお悩み
  • 住信SBIネット銀行カードローンの金利の相場や金利の優遇条件が知りたい
  • 住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りた場合の具体的な利息額が知りたい
  • 住信SBIネット銀行カードローンの利息を抑える方法がわからない

「今月出費が多くてお金が足りない」「友人の結婚式までにお金を準備したい」などの理由で、カードローンを利用した借入を検討している方も多いだろう。

借入を行う際、重要となるのが金利の水準を把握することである。各社の金利を比較しつつ、なるべく利息の負担を抑えられる方法を検討することが重要だ。

本記事では、人気の住信SBIネット銀行カードローンで適用される金利や利息額の計算例、他社商品との金利比較などを紹介する。

また、利息を抑えるためのポイントも紹介するので、ぜひ本記事を参考にしてほしい。

目次

住信SBIネット銀行カードローンで適用される金利

まず、住信SBIネット銀行カードローンで適用される金利の範囲を解説していく。金利優遇の内容や利息の計算方法も紹介するので、ぜひ参考にして金利を把握しよう。

適用される金利の範囲

住信SBIネット銀行カードローンの金利は、契約時に設定された利用限度額に応じて決まる。適用される金利の範囲(2024年10月1日現在)は以下の表の通りだ。

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利用限度額基準金利(年率)
910万円〜1,000万円2.49%
710万円〜910万円2.99%
610万円〜700万円4.49%
510万円〜600万円5.49%
410万円〜500万円6.49%
310万円〜400万円7.49%
210万円〜300万円8.99%
110万円〜200万円11.99%
10万円〜100万円14.79%

審査の結果によって利用限度額が決定し、それに伴って金利も決まるという仕組みだ。なお、上記の金利は基準金利となっており、一定の条件を満たすと基準金利から0.1%〜0.6%引き下げられる金利優遇が設けられている。

住信SBIネット銀行カードローンの金利優遇

住信SBIネット銀行カードローンにおける金利優遇は以下の2種類だ。

  • 条件1
    • SBI証券口座保有登録済または、住信SBIネット銀行取り扱い住宅ローン残高がある場合に年0.5%引き下げ
  • 条件2
    • ミライノカード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引き落とし口座に設定している場合に年0.1%引き下げ

両方の条件を満たす場合、年0.6%の金利引き下げが行われる。借入限度額が10万円〜100万円の場合、通常であれば金利は年14.79%となるが、金利優遇の条件を2つとも満たしていれば年14.19%となるのだ。

なお、条件1については「SBI証券口座保有登録済であること」と「住信SBIネット銀行取り扱い住宅ローン残高があること」の条件を両方満たしている場合でも、金利の引き下げは年0.5%となる。

また、条件2を満たしていてもオリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンを契約している方は金利優遇の適用対象外となるため注意が必要だ。

利息の計算方法

利息とは、金銭を借り入れた際の手数料として返済時に支払うお金のことだ。金利は、元金に対する利息の割合を示したもののことを指す。

住信SBIネット銀行カードローンの利息計算については、商品概要説明書に「毎日の最終貸越残高について付利単位を1円とし、1年を365日とする日割り計算とします。」と記載されている。

そして、毎月1日から末日までの利息を約定返済日に貸越残高に組み入れるという仕組みとなっている。

つまり、毎日の残高に対して金利をかけて日割りの利息を算出し、1ヶ月分の利息を残高に組み入れるという流れだ。利息の計算方法を把握しておこう。

【借入金額別】住信SBIネット銀行カードローンの利息額の計算例

次に、住信SBIネット銀行カードローンを利用した場合の利息額を借入金額別にシミュレーションしていく。実際に発生する利息額を把握し、借入・返済に対するイメージを膨らませよう。

なお、ここでは2024年10月1日に借入を行い、毎月の返済日が27日であることを条件にシミュレーションを行う。

10万円借りた場合の利息額

10万円を借りた場合、適用される金利は年14.79%となる。借入期間別の総利息額は以下の表の通りだ。

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返済期間毎月の返済額総利息額
1年9,015円9,273円
2年4,838円17,192円
3年3,456円25,474円

返済期間を長く設定するほど毎月の返済額は抑えられるが、支払う利息額は増えていく。しかし、利息額を抑えるために短い期間で返済しようとすると、毎月の負担が重くなってしまう。

早く返済してトータルの利息を抑えるか、多少の利息負担を許容して毎月の返済額を抑えるかのどちらが自分に合っているのかを判断して返済期間を設定しよう。

100万円借りた場合の利息額

100万円を借りた場合の金利も10万円同様、年14.79%となる。借入期間別の総利息額は以下の表の通りだ。

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返済期間毎月の返済額総利息額
1年90,159円92,838円
2年48,386円172,202円
3年34,562円255,148円
5年23,679円431,663円
10年16,005円931,302円

借入額が100万円となると、1年で返済しようとした場合、月々約9万円を返済していかなければならない。トータルの利息額は抑え込めるものの、家計にかかる負担は重くなってしまう。

一方、10年かけて返済する場合は毎月の返済額が16,000円になるが、支払う利息額はトータルで90万円以上となる。借り入れた100万円を借り入れて190万円以上返済することになり、全体的な負担が大きくなってしまう。

10万円を借りる場合よりも慎重に計画を立てる必要があるだろう。

200万円借りた場合の利息額

200万円を借りる場合、適用される金利は11.99%まで引き下げられる。借入期間別の総利息額は以下の表の通りだ。

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返済期間毎月の返済額総利息額
1年177,688円149,986円
2年94,137円277,016円
3年66,419円408,782円
5年44,478円686,408円
10年28,682円1,459,494円

借入額が200万円の場合、3年の返済期間でも毎月6万円以上を返済しなければならない。10年かけて返済する場合でも毎月約3万円の返済となり、トータルの利息額は150万円近くなる。

金利は多少引き下げられるものの、借入額が多い分だけ返済負担も大きくなってしまう。200万円という高額な借入を検討している場合は、慎重に計画を立てた上で利用しよう。

住信SBIネット銀行カードローンの利息を抑えるための方法

先ほどのシミュレーションでも分かる通り、借入に対する利息は場合によっては非常に大きな負担となる可能性がある。利息を抑えるための方法として以下の4点を押さえておくと良いだろう。

  • 金利優遇の条件を満たす
  • 増額申請する
  • 随時返済を利用する
  • 他社の借入を一本化する

それぞれの方法について解説していく。

金利優遇の条件を満たす

前述の通り、住信SBIネット銀行では一定の条件を満たすことで金利が優遇される。金利優遇の条件を満たし、金利を引き下げることで利息の負担を抑えられる。

金利優遇の条件のうち、住宅ローンの契約についてはハードルが高いが、SBI証券の口座開設やミライノカード(JCB)の契約などは比較的達成しやすい。

条件を両方満たすだけで年0.6%引き下げられるのであれば、条件を満たさない手はないだろう。

増額申請する

住信SBIネット銀行の金利は、利用限度額によって決定される仕組みだ。利用限度額が上がるほど金利が下がっていくため、利用限度額の増額を申請するのも利息負担の軽減に効果的である。

ただし、増額申請は誰でも行えるわけではなく、利用限度額の増額が可能な人だけに通知される「カードローン増額申込みのご案内」を受け取った人のみが申請できる。

また、増額申請の際に再審査が行われるが、場合によっては減額されてしまう可能性もあるため注意が必要だ。

しかし、期日を守ってトラブルなく利用していれば減額されるリスクは低いため、増額申し込みの案内が届いた場合は申請してみると良いだろう。

随時返済を利用する

住信SBIネット銀行では、毎月の返済(約定返済)に加えて追加の返済(随時返済)も行える。余裕があるタイミングで随時返済を行うことで借入残高が減り、利息負担の軽減が可能だ。

随時返済には、借入額のすべてをまとめて返済する「全額返済」と任意の金額を指定して返済する「金額指定返済」の2種類がある。

いずれの方法で返済するにしても、早く返済する方が利息の負担を抑えられるため、余裕があるときは積極的に随時返済を活用していくと良いだろう。

他社の借入を一本化する

他社ですでに複数の借入があり、それぞれの返済が負担になっている場合は住信SBIネット銀行に一本化するというのもひとつの手だ。

借入先を一本にまとめることで、利息の負担を抑えたり、返済の管理が楽になったりといったメリットがある。

一般的にカードローンなどの借入は、利用額が少ないほど高い金利が適用される。各社で少額ずつ借り入れている場合、すべて高い金利が適用されてしまうケースがあるのだ。

他社での借入を一本化することにより、まとまった金額になって金利が引き下げられる可能性がある。借入額自体は変わらなくても、利息の負担を軽減できる場合がある。

複数の借入がある場合は一本化することも視野に入れておこう。

住信SBIネット銀行カードローンの金利・利息は高い?他社と比較

ここまで住信SBIネット銀行カードローンの金利について紹介してきたが、他社の商品と比べてどの程度の水準にあるのだろうか。

ここでは、銀行や消費者金融の商品と金利を比較していく。金利優遇の比較も紹介するので、ぜひ参考にベストな借入先を見つけ出してほしい。

他社銀行カードローンとの金利比較

以下の表は、他社の銀行と住信SBIネット銀行の金利を比較したものだ。

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三菱UFJ銀行年1.4%〜14.6%
三井住友銀行年1.5%〜14.5%
みずほ銀行年2.0%〜14.0%
楽天銀行年1.9%〜14.5%
オリックス銀行年1.7%〜14.8%
住信SBIネット銀行年2.49%〜14.79%

ほかの銀行に比べると、住信SBIネット銀行はわずかに金利が高い。しかし、金利優遇を上手く活用することで他社のローンと遜色ない水準で借入可能だ。

他社消費者金融との金利比較

以下の表は、他社の消費者金融と住信SBIネット銀行の金利を比較したものだ。

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アイフル年3.0%〜18.0%
アコム年3.0%〜18.0%
プロミス年4.5%〜17.8%
レイク年4.5%〜18.0%
SMBCモビット年3.0%〜18.0%
住信SBIネット銀行年2.49%〜14.79%

消費者金融に比べると、住信SBIネット銀行は金利の水準が低くなっており、利息負担を抑えやすい。金利のことだけを考えるのであれば、消費者金融よりも有利な条件で借りられると言えるだろう。

ただし、消費者金融は借入までのスピード感や利便性の高さが魅力となっている。金利だけを比較するのではなく、あらゆる要素を考慮して総合的にどの商品を選ぶべきか検討しよう。

他社の金利優遇との比較

以下の表は、他社で提供されている金利優遇のキャンペーン等と住信SBIネット銀行の金利優遇を比較したものだ。

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三菱UFJ銀行特になし
三井住友銀行三井住友銀行で住宅ローンを契約中であれば、
金利年1.5%〜8.0%まで引き下げ
みずほ銀行みずほ銀行で住宅ローンを利用中であれば、
基準金利より年0.5%引き下げ
楽天銀行期間限定で金利半額(2024年11月25日までの入会で適用)
オリックス銀行初めての契約で契約日の翌日から30日間利息0円
アイフル初めての契約で契約日の翌日から30日間利息0円
アコム初めての契約で契約日の翌日から30日間利息0円
プロミス初回借入の翌日から30日間利息0円
レイク「借入額全額60日間利息0円」
または
「借入額のうち5万円まで180日間利息0円」
SMBCモビット特になし
住信SBIネット銀行条件達成で金利最大年0.6%引き下げ

各社がさまざまな金利優遇を設けているため、比較しながら最適な商品を選択しよう。

住信SBIネット銀行カードローンの金利に対する理解を深めよう

住信SBIネット銀行カードローンは、利用限度額に応じて年2.49%〜14.79%の金利が適用される。一定の条件を満たすことで金利優遇を受けられることが特徴だ。

本記事では、借入金額ごとの利息額をシミュレーションして紹介した。借入金額ごとの利息額を事前に把握し、計画的に借入を行うことが重要である。

また、利息を抑えるためのポイントとして増額申請や随時返済が効果的である。そして他社商品の金利やサービスを比較検討し、最適な借入先を選んでいくことが重要だ。

ぜひ本記事を参考にし、住信SBIネット銀行カードローンに申し込んでみてはいかがだろうか。

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