- セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンの違いが知りたい
- どちらを選ぶと良いのか知りたい
- セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンの評判を比較したい
「セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンは何が違う?どちらを選んだ方が良い?」と気になる方は多いのではないだろうか。
本記事では、セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンの違いや、それぞれのサービスがおすすめな方の特徴を解説する。
弊社で実施したアンケートの結果からわかった両者の評判についても解説するので、契約するカードローンをどれにするか迷っている方は、ぜひ参考にしていただきたい。
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンは何が違う?
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンには、以下の点における違いがある。
- 審査申し込みから融資までの日数の違い
- 借入限度額の違い
- 利息の違い
- 保証会社の違い
- 登録方法の違い
両者の概要を比較すると、それぞれ以下のとおりとなる。
カードローンの名称 | セブン銀行カードローン | オリックス銀行カードローン |
---|---|---|
融資までのスピード | 最短翌日 | 1週間程度 |
借入限度額 | 300万円 ※新規申込の場合は50万円まで | 800万円 |
利息 | 12〜15% | 1.7~14.8% |
保証会社 | アコム株式会社 | オリックス・クレジット株式会社 または 新生フィナンシャル株式会社 のいずれか |
登録方法 | アプリから登録 | Webから登録 |
それぞれのステップで気をつけておくべきポイントも解説するので、必ずチェックしておこう。
審査申し込みから融資までの日数の違い
セブン銀行カードローンは、審査への申し込みから融資まで最短1日未満で完了する。
長くても3営業日ほどで審査が完了するほか、必要書類も本人確認書類だけなので準備の手間がかかりにくい。
融資の手続きが完了したら、即日でセブン銀行ATMから24時間いつでも借入を行える。
しかし、申込完了時間が審査受付時間を過ぎた場合、即日融資は受けられないので注意が必要だ。
対してオリックス銀行カードローンは、審査申し込みから融資まで約1週間の時間が必要となる。
即日融資には対応しておらず、審査に必要な書類も多いものの、契約手続き完了後すぐにローンカードを使って提携ATMで入出金を行えるようになる。
オリックス銀行カードローンの提携ATMは、セブン銀行を含む計8種類以上が存在するので様々なコンビニや銀行のATMから使えるのが大きなメリットだ。
借入限度額の違い
セブン銀行カードローンの借入限度額は、最大で300万円となっている。
少額融資に特化したカードローンのため、借入限度額は低めだが、新規登録直後でも最大50万円の借入を行える。
登録から融資までのスピードを考慮すると、すぐにでもまとまったお金を月々の返済や固定費に当てたい方にとっては嬉しいポイントだろう。
対してオリックス銀行カードローンの借入限度額は、最大800万円となっている。
借入限度額を増額するには、審査に通過する必要があるものの、契約期間内であれば何度でも借入を行うことが可能だ。
借入限度額を増額した場合、勤務先への在籍確認が行われることもあるため注意しておこう。
利息の違い
セブン銀行カードローンの利息は、利用限度額ごとに年12〜15%と定められている。
利用限度額が50万円以下の場合、最大の15%が適用されるものの、一般的なキャッシングサービスと比べても低く設定されている。
対してオリックス銀行カードローンの利息は、利用限度額に応じて年1.7〜14.8%の範囲で設定される。
大手消費者金融のアコムやプロミスにおける金利は年3.0〜18.0%と設定されており、比較してみると上限金利、下限金利ともに低い水準であることがわかる。
さらにオリックス銀行カードローンには、登録後30日間の無利息期間がある。
直近でお金が必要でありながら、30日以内には全額返済が見込める方にお勧めなローンと言えるだろう。
保証会社の違い
セブン銀行カードローンの保証会社は、アコム株式会社である。
アコム株式会社は、ローン事業やクレジットカード事業、信用保証事業などを展開する大手消費者金融会社だ。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に属しており、1978年10月の設立から今までに計45年以上の歴史を誇る企業となっている。
対してオリックス銀行カードローンの保証会社は、オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社のいずれかである。
オリックス・クレジット株式会社は、1979年6月にオリックス株式会社とフランス最大の信販会社セテレム社との合弁会社として設立された総合信販会社だ。
そして新生フィナンシャル株式会社は、SBI新生銀行グループに属する貸金サービス企業である。
消費者金融「レイクアルサ」をはじめ「新生銀行カードローン レイク」「東和銀行」などの無担保カードローンを対象とした信用保証業務や、個人向けローン事業を展開している。
契約手続きの違い
セブン銀行カードローンの契約手続きは、スマートフォンアプリ「Myセブン銀行」から行える。
セブン銀行の口座を持っていない場合、ダイレクトバンキング経由で新たに登録する必要があるものの、審査や融資のスピードが速いためストレスにはなりにくい。
オリックス銀行カードローンを契約する際も、公式サイトにて審査の申込から融資を受けるまでの手続きをオンライン上で完結できる。
どちらも店舗への来店不要で申込から融資までの流れをPCまたはスマホで行えるため、手続きが面倒な方におすすめなローンと言えるだろう。
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンはどっちがおすすめ?
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンのどちらを選ぶか迷っている方に向けて、それぞれが向いている人の特徴を解説する。
- こんな人にはセブン銀行カードローンがおすすめ
- こんな人にはオリックス銀行カードローンがおすすめ
- 銀行カードローンの選択基準
銀行カードローンを選ぶときの基準についてもチェックしておくと良いだろう。
こんな人にはセブン銀行カードローンがおすすめ
セブン銀行カードローンは、以下の特徴に当てはまる方におすすめだ。
- 1日でも早くお金を受け取りたい方
- セブン銀行の口座を持っている方
- 自宅や職場の近くにあるセブンイレブンをよく利用する方
- 借り入れたい額が50万円以下の方
セブン銀行カードローンは、申し込み後最短翌日に融資を受けることが可能だ。
申込書類の記入も不要なほか、PCまたはスマホひとつで申し込みを完了できる。
セブン銀行の口座およびセブン銀行カードローンの登録完了後は、スマホアプリ「Myセブン銀行」を使ってカードレスで借入や返済を行える。
対象となるのはセブン銀行ATMだけだが、全国に27,000台以上ものATMが存在するほか、手数料も無料で使えるのは嬉しいポイントだ。
平日によくセブンイレブンで食品やコーヒーを購入する方は、1枚持っておいて損はないだろう。
またセブン銀行カードローンは、新規登録直後でも最大50万円まで融資を受けられる。
金利も最大15%と低めに設定されており、月々の返済額も1万円未満に設定できるので、明日にでもまとまったお金が欲しい方におすすめだ。
こんな人にはオリックス銀行カードローンがおすすめ
オリックス銀行カードローンは、以下の特徴に当てはまる方におすすめだ。
- オリックス銀行以外の口座を使いたい方
- ローンカードの利用時に様々なATMを使いたい方
- 30日以内に借り入れたローンを返済できる見込みがある方
- カードローンと同時に保険にも申し込みたい方
オリックス銀行カードローンでは、引落口座をオリックス銀行以外の口座に指定できる。
提携ATMも以下など様々なため、ふと立ち寄ったコンビニや駅で見つけたATMを利用できる可能性も上がるだろう。
- ローソン銀行ATM
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- 三菱UFJ銀行ATM
- 三井住友銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- 西日本シティ銀行ATM など
またオリックス銀行カードローンには、新規登録後30日間の無利息期間が設けられている。
審査後に決められた限度額いっぱいまで借入を行っても、30日以内に全額を返済すれば、利息は1円もかからないといった仕組みだ。
無利息期間は初めて融資を受けた日ではなく、登録した日が起算日となるので注意しておこう。
さらにオリックス銀行カードローンには、申し込みと同時に加入できるガン保障特約付きプラン「Bright」がある。
ガン保障特約付きプラン「Bright」に加入すると、以下の恩恵を受けることが可能だ。
- 「死亡・高度障害」または「ガンと診断確定された」ときの借入残高が0円
- 利用者の保険料負担が0円
- 金利の上乗せなし
保険金が借入残高と同額あるいは上回る場合、利用者が死亡・高度障害またはガンと診断確定された時点から、保険金が充当され借入残高返済が不要となる仕組みだ。
保険金が借入残高を下回る場合も、保険金が充当されるため返済不要となるが、診断確定後の追加借入には通常通りの返済義務が発生するので注意しておこう。
銀行カードローンの選択基準
銀行カードローンの選択基準は以下のとおりだ。
- 金利の高さ
- 返済条件・方法
- 審査スピード
- 利便性
- 申込・新規入会特典 など
金利の高さは、利用者が実際に負担する金額を左右する最大の要素となる。
借入残高の返済条件・方法については、リボルビング(リボ払い)や元利均等返済の可否についても把握しておくのがおすすめだ。
審査のスピードについては、まず即日〜翌日の融資が可能かチェックしたうえで、審査にかかる時間や融資を受けられる具体的なタイミングを比較するとよい。
利便性や特典については、それぞれのカードローンにおける公式ページで宣伝されている特典を比較し、自分にとってメリットが大きいサービスを選ぶと良いだろう。
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンのユーザーの評判を比べてみよう
ここでは、弊社で実施したアンケート結果をもとに、セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンのユーザーの評判を以下のとおり紹介する。
- セブン銀行カードローンの良い評判
- セブン銀行カードローンの悪い評判
- オリックス銀行カードローンの良い評判
- オリックス銀行カードローンの悪い評判
両者を実際に使った経験がある方々の口コミは、貴重な一次情報として参考にするのがお勧めだ。
カードローン選びで重要視するポイントを自分の中で明確にしつつ、それぞれの評判をチェックしよう。
セブン銀行カードローンの良い評判
セブン銀行カードローンは、以下のような良い評判が見られた。
他社と比べて、セブン銀行カードローンは金利が低いからおすすめです。あとセブンイレブンが家の近くにあると便利で使いやすいです。
即日借り入れしたい場合にはセブン銀行カードローンがおすすめだと思います。またキャッシュカードが不要な点もお勧めです。
街中の至るところにあるセブンイレブンのATMで現金が引き出せるのですぐに現金が必要な場合におすすめだと思います。
スマートフォンのアプリが簡単に申し込むことができて、融資までのスピードが早いので、急ぎでお金が必要な時におすすめです。
セブン銀行カードローンの良い評判でよく見られた内容は以下のとおりだ。
- 審査のスピードが速い
- 金利が低い
- 即日借入に対応している
- キャッシュカード不要
- セブンイレブンでいつでも現金が引き出せる
- スマホアプリで簡単に申し込める
セブン銀行カードローンは、融資までのスピードや利便性を求める方に向いていると言えるだろう。
日本全国にあるセブンイレブンのATMで利用できるため、現金の引き出し場所に困りにくいのも大きなメリットだ。
セブン銀行カードローンの悪い評判
セブン銀行カードローンには、以下のような悪い評判も見られる結果となった。
セブン銀行に申し込みました。とにかく審査が早く約1時間前後で借り入れができました。ただ、セブン銀行の口座がないと利用できませんし、近くにセブンイレブンがないと不便かもしれません。 ただネットから申し込みできるのでとにかく利便性は高いと思います。
セブン銀行の口座開設時に希望した覚えもないのに偶然?ついてきたカードローンでした。最低ラインの限度額だったので何度か増額申請をしましたが、3回ほど審査通らず却下されました。今回は無事に増額でき良かったです。
私は今まで消費者金融でカードローンを持っていたのですがそれよりも金利が低くなったので良かったです。 提携ATMも充実してますし使い勝手はまあまあです。 ただ審査に2、3日かかったので、それは消費者金融のスピードにはかなわないなと思いました。
セブン銀行カードローンの悪い評判で見られた内容は以下のとおりだ。
- セブン銀行の口座がないと利用できない
- 増額審査に通りにくいと感じる人もいる
- 消費者金融よりも融資のスピードが遅い
セブン銀行カードローンの利用にはセブン銀行の口座が必要なため、わざわざ開設するのが面倒と感じる方も一定数存在する。
カードローンなので消費者金融よりも審査に時間がかかるが、最短翌日融資も可能といった点を考慮すると、そこまで大きなネックにはなりにくいだろう。
オリックス銀行カードローンの良い評判
オリックス銀行カードローンは、以下のような良い評判が多数見られた。
サポートの品質が高くてセキュリティにも安心感がありましたし、金利が低くてATMからの利用でも手数料がかからなかったので、無駄なコストも抑えられ非常に満足でした。
低い金利で借り入れができましたし、思っていたほど融資まで時間がかからなかったので、安心して利用できるカードローンです。
本当に全てネットで完結することができましたし、審査からの借り入れまでのスピードがかなり早いのでとても良かったからです。
提携ATMから利用しても手数料がかからないのが良いです。また無利息期間のサービスがあるのも魅力的です。
オリックス銀行カードローンの良い評判でよく見られた内容は以下のとおりだ。
- サポートの品質が高い
- ATMから利用しても手数料がかからない
- 手続きを全てネットで完結できる
- 30日間の無利息期間がある
登録手続きをオンラインで完結できるほか、方法次第で利息や手数料をゼロにできるのは、オリックス銀行カードローンの大きな魅力と言えるだろう。
オリックス銀行カードローンの悪い評判
オリックス銀行カードローンには、以下のような悪い評判も見られる結果となった。
長く利用してきたが、金利はずっと変わらず、高いと感じている。まとまったお金ができた時に、まとめて返したい。
1週間で借り入れ可能でした 返済の金額はほんの少しだけ高いかな、でも全然負担にはならないです 審査に不安のある人にいいと思いますよ私が物凄く審査に不安だったので。
申し込みから審査、借り入れが可能となるまでに数日要するため、急にお金が必要になったときの借り入れには向いておらず、在籍確認もあるため、職場の人に怪しまれるリスクはあるものの、金利は他社に比べてかなり低いため、借り入れ期間や返済期間が長くなりそうな場合は、総支払額が安く抑えられるから。
オリックス銀行カードローンの悪い評判で見られた内容は以下のとおりだ。
- 金利が高い
- 審査に時間がかかる
- 職場へ在籍確認が行われることがある
オリックス銀行カードローンにかかわらず、金利に関しては様々な口コミがあるため、心配な方は複数者における金利について調べておくとよい。
審査期間は1週間前後と比較的長めだが、融資スピード以上に手続きの利便性や無利息期間を重視する方なら問題ないと言えるだろう。
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローン以外に検討するべきなのはどこ?
利用するカードローンを決めきれない方には、セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローン以外の選択肢も検討するのがおすすめだ。
今回は、以下3種類のカードローンについて紹介する。
- 楽天銀行スーパーローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
- PayPay銀行カードローン
それぞれのカードローンにおける概要は以下のとおりだ。
カードローンの名称 | 審査スピード | 借入限度額 | 利息 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
楽天銀行スーパーローン | 最短即日 | 最大300万円 | 1.9%〜14.5% | 楽天会員ランクに応じて審査時に優遇される |
住信SBIネット銀行カードローン | 2週間程度 | 最大1,000万円 | 年1.99%~14.79% | 最大1,000万円までの借入が可能 |
PayPay銀行カードローン | 最短当日 | 900万円 | 年1.59%〜18.0% | 契約特典が豊富 |
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、楽天カード株式会社と三井住友カード株式会社が運営する銀行カードローンだ。
楽天関連のサービスだけあって、楽天会員ランクが高ければ高いほど審査時に優遇されやすくなる。
最大30日間の無利息期間もあるので、楽天証券や楽天モール、楽天トラベルをよく使う方におすすめなカードローンだ。
住信SBIネット銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローンは、借入限度額が最大1,000万円とかなり高い水準を誇る。
会員ランクに応じてATM利用手数料や他銀行への振込手数料が無料になる回数が増えるため、利便性に長けているカードローンである。
審査時に勤務先への電話連絡があるものの、カードローンに関する質問は行われないため、工夫次第で周りに知られずまとまったお金を調達したい方におすすめだ。
PayPay銀行カードローン
PayPay銀行カードローンは、1円単位から借入が行える便利なカードローンである。
残高不足サポート機能があり、普通預金口座の残高が不足していたとき、足りない分のお金の借り入れを自動的に行ってもらえる。
新規入会特典として1,500円を受け取れるほか、契約後の借り入れで最大10,000円がもらえるキャンペーンも実施されているので、ポイ活が好きな方にもおすすめだ。
セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンの違いを押さえておこう
今回は、セブン銀行カードローンとオリックス銀行カードローンの違いやおすすめな方の特徴を解説した。
セブン銀行カードローンは融資までのスピードや利便性に定評があるため、少額でも即日でお金を受け取りたい方や、セブンイレブンをよく利用する方におすすめだ。
対してオリックス銀行カードローンには、30日間の無利息期間があり、ATMでの利用手数料も無料なので、出来るだけ費用を押さえたい方に向いている。
どのカードローンを選ぶか迷ったら、融資スピードや利息の安さなど、自分の中で最も重要視するポイントを明確にすると良いだろう。
両者以外にも特典や借入限度額、審査スピードなど様々な強みを持つカードローンは多数存在するので、契約前に複数のサービスを比較することが大切だ。