カードローンで200万円を借りたいなら？借入のポイントと返済シミュレーションを解説

200万円という高額な融資を希望する場合、利息の負担なども考慮して慎重に借入先を選ぶ必要がある。

消費者金融・銀行などのカードローンを比較し、自分に合った借入先を見つけ出すことが重要だ。

本記事では、200万円の借入におすすめのカードローンを紹介し、200万円を借りる際に押さえておきたいポイントを解説する。

200万円を借りた場合の返済シミュレーションや借入時の注意点も解説するので、ぜひ本記事を参考にベストな借入先で200万円を借り入れよう。

200万円を借りるのにおすすめのカードローン5選

200万円の借入におすすめのカードローンとして、以下の5つの商品が挙げられる。

各商品の特徴や強みを紹介していくので、ぜひ参考にして自分に合う商品を選択しよう。

レイク

レイクのカードローンは金利4.5%〜18.0%、借入限度額1万円〜500万円で提供されている。

21時までにWebから申し込み手続きを完了させると、最短25分で融資を受けることが可能な商品だ。

レイクの魅力として「無利息サービスの充実度が高い」という点が挙げられる。

契約の翌日から無利息となるサービスが「借入額全額60日間」と「借入額のうち5万円まで180日間」の2つから選択できる。

通常よりも無利息期間が長いだけでなく、ニーズに応じて無利息期間を選択できることがレイクの強みだ。

200万円という高額な借入を希望する場合、利息の負担をできるだけ抑えることが重要となる。無利息サービスが充実しているレイクは借入先として非常におすすめだ。

「無利息サービスを最大限に活用したい」という方は、レイクのカードローンの利用を推奨する。

プロミス

プロミスのカードローンは金利4.5%〜17.8%、借入限度額1万円〜500万円で提供されている。

24時間いつでもWeb完結で申し込みができ、借入・返済もアプリで行えることが特徴だ。

プロミスの魅力として「Webからの申し込みで最短3分で融資を受けられる」という点が挙げられる。

融資スピードが早い消費者金融のなかでも群を抜いたスピード感となっており、すぐに借入をしたい方におすすめの商品だ。

また、プロミスアプリの利用や毎月の返済によってVポイントが貯まるところも嬉しいポイントである。

貯まったポイントは買い物に利用できるだけでなく、返済に充てることも可能だ。

「とにかくすぐに融資を受けたい」「Vポイントを普段から使っている」という方は、プロミスのカードローンの利用を推奨する。

三菱UFJ銀行カードローンバンクイック

三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は金利1.4%〜14.6%、借入限度額10万円〜800万円で提供されている。

審査結果は最短即日で回答を得られ、比較的スムーズに借入手続きを行えることが特徴だ。

バンクイックの魅力として「銀行ATMの手数料がかからない」という点が挙げられる。

三菱UFJ銀行はもちろん、セブン銀行やローソン銀行、イーネットなどのコンビニATMも無料で借入・返済を行える。

提携ATMの手数料がかかるケースが多いなか、手数料無料で取引できる点は大きな強みと言えるだろう。

また、銀行カードローンということで消費者金融よりも金利が低めに設定されている。200万円という高額な借入でも利息負担を抑えやすいことが特徴だ。

「手数料等のコストを抑えたい」「利息を抑えて借り入れたい」という方は、バンクイックの利用をおすすめする。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行が提供するカードローン「楽天銀行スーパーローン」は金利1.9%〜14.5%、借入限度額10万円〜800万円で提供されている。

審査が最短当日で完了し、速やかに手続きを進められる点が特徴だ。

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査の優遇を受けられることが魅力として挙げられる。

審査優遇の条件を公表しているケースは珍しく、審査に向けて準備を行いやすい商品だ。

また、金利半額キャンペーンを実施するなど、利息負担を軽減するサービスが行われる点もメリットだ。

200万円という高額な借入を検討している方には非常に嬉しいポイントと言えるだろう。

「楽天関連のサービスを普段から利用している」「利息負担を抑えたい」という方は、楽天銀行スーパーローンの利用がおすすめだ。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは金利2.0%〜14.0%、借入限度額10万円〜800万円で提供されている。

審査結果が最短当日に回答を得られ、スピーディーに借入手続きを行える点が特徴の商品だ。

みずほ銀行カードローンは、200万円を借りる際の金利が低く設定されている点が魅力として挙げられる。

200万円の借入限度額のときには金利9.0%が適用され、他社と比べても低い水準で借入を行えることが強みだ。

また、みずほ銀行で住宅ローンを契約中であれば0.5%の金利が引き下げられる優遇を受けられる。

住宅ローン契約中の方は有利な条件で借入を行えることが特徴だ。

「利息負担を抑えたい」「みずほ銀行で住宅ローンを契約している」という方は、みずほ銀行カードローンの利用を推奨する。

カードローンで200万円を借りる際のポイント

カードローンで200万円の借入を行う際、以下の4つのポイントを押さえておこう。

それぞれのポイントを解説していくので、最適な借入先を見つけ出すヒントとして活用してほしい。

金利の比較を行う

200万円というまとまった金額を借りる場合、利息が大きくなりやすい。

金利が高くなるほど返済の負担が重くなってしまうため、各社の商品の金利を比較しておくことが重要だ。

一般的には消費者金融よりも銀行の方が金利が低く設定される傾向があるため、200万円という高額な借入の際には銀行カードローンが推奨される。

しかし、消費者金融の場合は無利息サービスなどがあり、利息の負担を軽減できる場合もある。

適用される金利や無利息サービスの内容などを徹底的に比較し、少ない負担で借入できる商品を選択しよう。

返済期間と利息のバランスを考える

200万円という高額な借入を行うと、毎月の返済額が大きくなって家計に負担がかかりやすい。

返済期間を長く設定すると毎月の返済額は低くなるものの、その分利息が嵩んで総返済額は増えてしまう。返済期間と利息のバランスをしっかりと見極めることが重要だ。

カードローンを選ぶ際には、返済期間の設定が柔軟に行える商品を選ぶと良い。返済総額を抑えつつ、毎月無理なく返済していける期間を見極めて利用しよう。

必要な書類や条件を確認する

借入希望額が大きいほど審査は慎重に行われ、厳しい判断を下される傾向にある。申し込みを行う前に必要な書類や条件を確認しておき、不備がないように準備しておこう。

カードローンの契約の際には「本人確認書類」の提出が必要となり、ほとんどの業者では50万円以上の借入を希望する場合には追加で「収入証明書類」も提出しなければならない。

収入証明書類はすぐに準備することが難しいものもあるため、早めに手元に用意しておこう。

また、各商品で申し込み条件が異なっているため、事前に確認しておくことが大切だ。

条件に当てはまらない場合は審査を受けることもできないので、チェックした上で申し込みを行おう。

自分に合ったカードローンを選ぶ

もっとも重要となるのが「自分に合ったカードローンを選ぶ」という点だ。実際の利用者の事例などを参考にしつつ、どの商品が自分に適しているのかを判断しよう。

例えば、普段からコンビニをよく利用している場合、コンビニATMと提携しているカードローンが便利だ。

コンビニATMでの借入・返済に手数料がかからない商品であれば、取引コストを削減できる。

また、銀行で住宅ローンを契約していたり、グループの証券会社を利用していたりすることが金利優遇の条件となっている場合もある。

すでに金利優遇の条件を満たしている場合、その会社で借入を行うと良いだろう。

各社の特徴を比較や利用者の事例のチェックを行い、もっとも自分に合うカードローンを選択しよう。

カードローンで200万円を借りた場合の返済シミュレーション

次に、カードローンを利用して200万円を借りた場合の返済シミュレーションを紹介する。

一括返済のメリットや繰上返済の方法も紹介するので、ぜひ返済計画を立てる際の参考にしてほしい。

返済シミュレーション

ここでは、200万円を借りた場合の毎月の返済額を金利別・返済期間別にシミュレーションしていく。

金利は9%・12%・15%でそれぞれ設定し、返済期間は12ヶ月・36ヶ月・60ヶ月・120ヶ月で設定する。

返済シミュレーションの結果は以下の表の通りだ。

	12ヶ月	36ヶ月	60ヶ月	120ヶ月
金利9%	月191,527円（総返済額：2,106,805円）	月65,672円（総返済額：2,298,504円）	月42,390円（総返済額：2,500,965円）	月25,657円（総返済額3,053,194円）
金利12%	月194,837円（総返済額：2,143,225円）	月68,687円（総返済額：2,404,052円）	月45,490円（総返済額：2,683,938円）	月29,107円（総返済額：3,463,774円）
金利15%	月198,183円（総返済額：2,180,037円）	月71,788円（総返済額：2,512,570円）	月48,724円（総返済額：2,874,695円）	月32,789円（総返済額：3,901,748円）

金利が低いときの返済額の軽減効果が一目で分かるだろう。また、返済期間が長いほど月の返済額は軽減できる一方、総返済額が増えてしまうことも表を見て分かる。

上記のシミュレーションを参考にしつつ、返済計画を立てていくことが重要だ。

繰上返済のメリット

シミュレーション結果を見ても分かる通り、200万円の借入を行うと利息の負担が大きくなりやすい。利息負担を抑える方法として繰上返済を検討してみると良いだろう。

繰上返済とは、毎月の返済とは別に任意のタイミングで行う返済のことを指し、借入額の一部または全額を返済する。

繰上返済を行うメリットとして以下の2点が挙げられる。

繰上返済を行うことで残高が早く減るため、返済期間が短縮される。返済に対するプレッシャーやストレスを軽減できる点が大きなメリットだ。

また、繰上返済は元金の支払いに充当され、借入残高を効果的に減らせる。その分だけ利息も減るため、総返済額も軽減できる。

利息を抑え、トータルの返済負担も軽減できる点が繰上返済のメリットだ。

金銭的な余裕があるタイミングで積極的に繰上返済を行い、返済の負担を軽減していこう。

繰上返済の方法

繰上返済の方法は各商品で異なるが、以下のような方法で返済するケースが多い。

繰上返済は任意のタイミング・金額で返済を行えるため、自分に合ったやり方を選んで好きなタイミングで返済を行おう。多くの場合、繰上返済を行う事前連絡は不要だ。

なお、繰上返済を行っても毎月の約定返済は通常通り行われるため注意しておこう。

カードローンで200万円を借りる際の注意点

カードローンを利用して200万円を借りる際、以下の3つの注意点を頭に入れておこう。

それぞれの注意点を解説していく。

無理のない返済計画を立てる

200万円という大きな金額を借り入れる場合、返済が滞るリスクも高まる。事前に無理のない返済計画を立て、問題なく返済できることを確認した上で借入を実行しよう。

身の丈に合わない借入をして返済期日に遅れてしまうと、遅延損害金が上乗せされていく。

さらに催促・督促を無視し続けると、裁判所から強制執行が行われて財産の差し押さえまで発展するリスクもある。

信用情報にも滞納の記録が残るため、今後のローン審査にも影響してしまう。

返済に遅れることのリスクを正しく認識した上で、計画的に借入を利用しよう。

ほかの借入とのバランスを考慮する

すでにほかのローンを契約して借入がある場合、バランスを考慮して過剰な借入を避けることが重要となる。

無計画に借入を行ってしまうと、多重債務に陥って返済負担ばかりが重くなっていくリスクがあるためだ。

特に、カードローンの場合は金利が高めに設定されているため、すでに借入がある状態で追加の借入を行ってしまうと負担は重くなりやすい。

毎月の返済に追われてしまい、生活費の支払いなどが苦しくなってしまうリスクもある。

ほかで借入を行っているのであれば、バランスを考慮して無理なく返済していける範囲で借入を行おう。

返済に困ったときは相談する

万が一、返済に困ったときにはすぐにカードローン会社に相談しよう。

返済期日を迎える前に問い合わせダイヤルや相談窓口に連絡し、返済が苦しい事情を説明することを推奨する。

場合によっては返済期日を遅らせてもらえたり、月々の返済額を減らしてもらえたりする可能性がある。

何もアクションを起こさずに返済期日を過ぎてしまうと、滞納のペナルティが課されてしまうため、期日前に相談することが大切だ。

カードローン会社に相談しても問題が解決できそうにない場合は、弁護士への相談を検討しよう。

専門の弁護士であれば、任意整理や個人再生、自己破産などの手続きによって借金問題を解決に導いてくれる。

返済できないと分かったときには、なるべくすぐにカードローン会社や弁護士に相談を行い、対策を検討しよう。

カードローンを上手く利用して200万円を借り入れよう

200万円を借りる際は、金利や返済期間を考慮した上で無理のない計画を立てることが重要だ。

本記事で紹介した返済シミュレーションなどを参考に、具体的な返済額を把握した上で借入条件を決定しよう。

また、カードローンで200万円を借りる場合、利息の負担によって家計に大きな負担がかかるリスクがある。

ほかの借入とのバランスを考慮して無理なく返済できるプランを立て、万が一返済が難しい場合は速やかにカードローン会社に相談することが重要だ。

本記事では、200万円の借入におすすめのカードローンも紹介してきた。

ぜひ本記事で紹介した商品を比較し、自分に合ったカードローンで200万円の借入を実行しよう。