- おまとめローンとは何かを知りたい
- おまとめローンのメリット・デメリットが知りたい
- おまとめローンの審査に通るためのポイントが知りたい
複数の業者でカードローンを契約して借入を行っていると「A社のローンは〇〇円を返済、B社のローンは△△円を返済する」などとそれぞれの返済を管理しなければならない。
こうした負担を軽減するために活用できるのが、複数の借入を一本化できる「おまとめローン」である。
おまとめローンの特徴を正しく理解し、効果的に活用していこう。
本記事では、おまとめローンの基本的な仕組みや特徴、メリット・デメリットを紹介していく。
商品選びのポイントやおすすめの商品も併せて紹介するので、ぜひ本記事を参考におまとめローンを利用して返済負担を軽減させよう。
おまとめローンとは?基本的な仕組みと特徴
複数の業者から借入がある場合、おまとめローンの利用を検討すべきである。しかし「そもそもおまとめローンがどんな商品か知らない」という方も多いだろう。
ここでは、おまとめローンの基本的な仕組みや特徴を解説していく。
借入を一本化するサービス
おまとめローンとは、名前の通り複数の借入を一本にまとめることが目的のローン商品だ。
銀行や消費者金融などのあらゆる金融機関が提供しており、複数の借入に負担を感じている人をターゲットとしてサービスを用意している。
借入を一本にまとめることで、全体的な金利が下がって利息の支払額が軽減されたり、月々の返済額が減ったりといったメリットがある。
多重債務に悩む人におすすめのローン商品だ。
おまとめローンと似たような仕組みの商品に「借り換えローン」というものもある。
他社での借入を新しい借入先に借り換えることが目的のローンを借り換えローンと呼び、おまとめローンも借り換えローンの一種だ。
おまとめの対象となる借入
おまとめローンにおいてまとめる対象となる借入には以下のようなものがある。
- クレジットカードのリボ払い
- 消費者金融・信販会社のカードローン
- 銀行カードローン
いずれも便利に利用できるサービスであるがゆえに、借入残高が膨らんでしまいやすいという特徴がある。
金利も比較的高く設定されるため返済がなかなか終わらなかったり、毎月の返済額が家計を圧迫してしまったりというケースは少なくない。
上記のサービスを複数利用して返済負担が重くなっている場合は、おまとめローンを活用して借入の一本化を検討しよう。
通常のカードローンをおまとめ先として活用できる
借入の一本化を目的としたおまとめローン専用の商品が提供されている一方、通常のカードローンをおまとめ先として活用することも可能だ。
カードローンは資金使途が原則自由(事業性資金は除く)となっており、他社での借入の一本化を目的に利用しても問題ない。
一般的にカードローンは借入限度額が高くなるほど低い金利が適用される傾向にある。
つまり、他社での借入を一本化してまとまった金額の借入を行う場合、適用される金利が下がる可能性があるのだ。通常のカードローンでも利息の負担軽減を図れる。
ただし、通常のカードローンを利用する際は「総量規制」に注意しなければならない。
総量規制とは、貸金業者からの過剰な借入を防止するために「年収の3分の1以上」の借入を規制するルールのことだ。
通常のカードローンの場合は総量規制の対象となるため、借入希望額と他社からの借入額を合算した額が年収の3分の1を超えることはできない。
年収300万円の人が複数の借入を合わせて80万円借りている場合、新規で利用できるのは20万円までとなるため、他社での借入をまとめられない可能性があるのだ。
おまとめローン専用の商品は返済負担を軽減させることが目的の商品であるため、総量規制の対象にはならない。
総量規制に引っ掛かる可能性がある場合は、専用商品を選んだ方が良いだろう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンを利用するメリットとして以下の4点が挙げられる。
- 借入の管理が簡単になる
- 利息負担や返済総額を減らせる可能性がある
- 毎月の負担も減らせる可能性がある
- 信用情報の改善につながることもある
商品の利点を正しく理解した上で、効果的に活用しよう。
借入の管理が簡単になる
複数の借入先を利用していると「A社には20日に〇〇円を返済、B社には30日に△△円を返済」などと、複数の返済日が発生してしまう。
しかし、借入先をおまとめローンに集約することで返済日も月に1回となるため、シンプルに返済を管理できることが利点だ。
月に何度も返済日があると、その都度手続きを行うことが面倒に感じたり、うっかり返済を忘れてしまったりといったデメリットがある。
月の返済日を1回にまとめることで、手続きの負担を軽減して延滞のリスクも回避できる。
「返済管理が煩わしい」と感じている方は、おまとめローンを検討してみると良いだろう。
利息負担や返済総額を減らせる可能性がある
高金利の借入を低金利のおまとめローンに集約することで、全体的な利息負担を軽減できる可能性がある。
トータルの返済額も減らすことにつながり、家計にかかる負担を軽減できる点がおまとめローンの魅力だ。
前述の通り、カードローンは借入限度額が低いほど高い金利が適用される。
つまり、複数社から少額ずつ借りている場合、すべてのローンで高い金利が適用されてしまう可能性があるのだ。
特に、消費者金融や信販会社のカードローンは比較的金利が高い傾向にあり、利息負担が重くなるケースが多い。
例えば、50万円を金利18%で借りる場合と12%で借りる場合では、年間で発生する利息に単純計算で3万円の差が生じる。
1ヶ月単位でも2,500円の差となっており、利息の負担に違いがあることが分かるだろう。
おまとめローンは通常のカードローンよりも低い金利が設定されているケースが多く、利息負担の軽減を図りやすい。
今後の返済総額を減らしたいのであれば、おまとめローンの活用がおすすめだ。
毎月の負担も減らせる可能性がある
毎月の返済負担を減らせる可能性がある点もメリットのひとつだ。例えば、現在複数のカードローンで以下のような契約をしていると仮定しよう。
- A社から50万円の借入
- 毎月の返済額13,000円
- B社から30万円の借入
- 毎月の返済額11,000円
- C社から70万円の借入
- 毎月の返済額18,000円
上記の返済額は大手消費者金融のアイフルの返済額表を参考にしたものだ。合計150万円の借入で毎月42,000円の返済となる。
一方、東京スター銀行のおまとめローン(金利年率12.5%、返済年数10年、元利金等月賦返済)で150万円を借りた場合、毎月の返済額は21,956円となる。毎月2万円ほど返済額を減らせることになるのだ。
月々の返済負担を大幅に軽減できる可能性がある点もおまとめローンのメリットである。
信用情報の改善につながることもある
おまとめローンを活用して多重債務を解消できれば、信用情報の改善につながることもある。信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込みや利用、返済に関する情報のことだ。
信用情報は、金融機関やクレジットカード会社が申込者の信用力を確かめるためにチェックしている。
他社での借入・返済に関する状況を調査して「貸付を行っても問題なく返済してくれるか」という点を確かめているのだ。
複数のカードローンから借入がある状態は審査においてはマイナス評価をされやすく、今後住宅ローンやマイカーローンなどを契約する際にも影響する可能性がある。
しかし借入先を一本化しておけば、計画的に返済を行っているという評価を受けられる場合がある。
多重債務の状態でいるよりもプラスの評価を得られる可能性があるため、信用情報の改善を目指しておまとめローンを活用するというのもひとつの手だ。
おまとめローンのデメリット
返済負担の軽減等が魅力のおまとめローンだが、一方で以下のようなデメリットも存在する。
- 審査が必須である
- 返済期間が延びる可能性がある
- 追加借入ができない
契約後のトラブルを回避するためにも、事前にデメリットも把握しておこう。
審査が必須である
おまとめローンの契約にも審査が必須であるため、必ず借り換えを行えるとは限らない。
審査結果によっては契約できなかったり、希望する金額を借りられなかったりする可能性があるため注意しておこう。
通常、おまとめローンでは以下の2つの項目を基準にして審査を行っている。
- 返済能力
- 信用情報
おまとめローンは慈善事業ではないため、貸し付けたお金を回収できなければビジネスとして成り立たない。事前に申込者の属性を確かめ、返済能力があるかどうかをチェックしている。
返済能力は、家族構成や年収、勤務先の企業規模、勤続年数、雇用形態などのあらゆる要素を総合的に判断している。
あらゆる要素を考慮して契約の可否や借入額を決定しているのだ。
信用情報については、先ほど紹介した通りクレジットカードやローンの取引に関する情報をチェックしている。
借入件数や借入金額、返済状況などはもちろん、延滞や債務整理などのトラブルの情報まで確認した上で、申込者の信用力をチェックしているのだ。
属性をもとに返済能力を見極め、信用情報をもとに信用力を確認した上で契約の可否や借入額が決定することを頭に入れておこう。
返済期間が延びる可能性がある
先ほどメリットの部分で「毎月の返済負担を軽減できる可能性がある」と解説した。
しかし、月々の返済額を軽減するということは借入残高が減るスピードが遅くなることにつながる。返済期間が長期化する恐れがある点を頭に入れておこう。
利息は利用日数の経過に応じて加算されていくため、返済期間が長期化すると利息の負担も大きくなっていく。
利息を減らすための借り換えのつもりが、かえって利息負担を大きくする恐れがある点を理解しておかなければならない。
しかし、利息負担を抑えるために返済期間を短く設定すると、今度は月々の返済額が大きくなってしまう。
借入を一本化したのに毎月の返済負担が変わらないという事態に陥ってしまうのだ。
そのため、おまとめローンを活用する際には返済計画を立て、毎月の返済額とトータルの利息負担の適切なバランスを見極めることが重要となる。
無理なく返済を継続しつつも利息の負担も減らせるような計画を立てていこう。
追加借入ができない
カードローンの場合、契約時に設定された利用限度額の範囲内で繰り返し借入ができ、必要に応じて追加の借入を行えることが魅力だ。
一方のおまとめローンは返済専用の商品であるため、自由に追加で借入を行うことはできない。
もしおまとめローンの契約中に新たな借入が必要となった場合、勝手に他社で借入を行うと規約違反となってしまうケースもある。
最悪の場合、おまとめローンの一括返済を請求されるリスクもあるため注意が必要だ。
おまとめローンの契約中に新規で融資を受けたい場合は、おまとめローンを提供している業者に相談してみよう。場合によっては追加で融資を受けられる場合がある。
しかし基本的には借入を返済するための商品であるため、追加で融資を受けられないという認識を持った上で契約手続きを進めよう。
おまとめローンはどのように選ぶべきか
ここまでおまとめローンの特徴やメリット・デメリットを紹介してきたが、実際に利用する商品を選ぶ際にはどういったポイントをチェックすべきなのだろうか。
また、おまとめローンはどういった人に向いているのだろうか。
ここでは、商品選びのポイントやおまとめローンが向いている人の特徴について解説していく。
金利
まず、もっとも重要な要素が、適用される金利である。
金利が高いおまとめローンに乗り換えるメリットはほとんどないため、現在の金利水準と比較してどの程度の利息軽減になるのかをチェックしておこう。
一般的にカードローンやリボ払いは金利が高めに設定されているため、おまとめ後は金利が低くなるケースが多い。
しかし、稀に低金利で借入できる商品を使っているのに乗り換えを検討してしまうパターンがある。
おまとめローンを利用したからといって必ずしも金利が下がるとは限らないため、事前にしっかりと比較しておくことが大切だ。
おまとめの対象
「どの借入をまとめられるのか」という点も商品選びにおける重要な要素だ。
現在の借入がおまとめの対象とならない場合もあるため、事前に対象の借入をチェックしておくことが重要となる。
例えば、アイフルの「おまとめMAX」では貸金業者からのローンだけでなく、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いも対象となっている。
一方、SMBCモビットのおまとめローンは消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)のみが対象であり、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング利用は対象外だ。
自分自身の借入状況とおまとめの対象となる借入を照らし合わせて適切な商品を選択しよう。
毎月の返済額や返済総額
月々の返済額や返済総額の変化も事前に確認しておきたいポイントのひとつだ。
返済負担の軽減が目的のおまとめローンだが、利用したからといって必ずしも負担が減るとは限らないため、しっかりと比較しておこう。
おまとめローンの公式ページでは、月々の返済額やトータルの返済額をシミュレーションできるツールを提供しているケースがほとんどだ。
事前に借り換え後の返済シミュレーションを行い、おまとめの前後で負担がどのように変化するのかを確認しておこう。
おまとめローンはどのような人に向いているのか
ここまでの特徴を踏まえると、おまとめローンは以下のような人におすすめの商品だ。
- 月々の返済で苦しんでいる人
- 完済を目指したい人
- 今後ローンを契約する予定がある人
繰り返しとなるが、おまとめローンは返済負担の軽減を図れる商品だ。他社で複数の借入があり、毎月の返済で家計が破綻しそうな方はおまとめローンの利用を検討しよう。
また、おまとめローンは買い物や支払いのために利用する商品ではなく、あくまでも借入の返済が目的の商品だ。
現在の借入を整理し、完済を目指していきたい方が利用を検討すると良い。
そして、おまとめローンを利用して多重債務が解消された場合、信用情報の改善につながる可能性がある。
今後住宅ローンやマイカーローン、ブライダルローンなどの契約を検討している場合はおまとめローンを利用して借入を一本化し、審査でプラスの評価を得られるようにしておくと良いだろう。
おすすめのおまとめローン
次に、おすすめのおまとめローンをカテゴリ別に紹介していく。ここでは、以下の3つに分類しておすすめの商品を紹介する。
- おまとめローンの専用商品
- 消費者金融でおすすめのおまとめ先商品
- 銀行カードローンでおすすめのおまとめ先商品
自分に合ったおまとめ先を選び、返済の負担を軽減させていこう。
おまとめローンの専用商品
おまとめローンの専用商品を利用する場合、以下の3つの商品がおすすめだ。
- 東京スター銀行「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」
- アイフル「おまとめMAX」
- アスマイル「借換え・おまとめローン」
それぞれの商品の特徴やおすすめのポイントを紹介するので、ぜひ比較して最適な借入先を見つけ出そう。
東京スター銀行「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」
東京スター銀行の「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」は以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満20歳以上65歳未満の方 給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員) 年収200万円以上の方 |
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おまとめの対象 | 金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・信販会社・消費者金融等)の無担保個人向けローン |
借入金額 | 30万円以上1,000万円以下(1万円単位) |
借入利率 | 年率9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込) |
返済方式 | 元利均等月賦返済 |
本商品の大きな特徴として「借入上限額が大きい」という点が挙げられる。
最大で1,000万円まで融資を受けられるため、他社でまとまった金額を借り入れている場合でも対応可能だ。
また、銀行の商品の強みである低金利も東京スター銀行のおまとめローンの特徴として挙げられる。
借入利率は年率9.8%・12.5%・14.6%から決定され、固定金利で融資が行われる。利息負担をしっかりと軽減できる点も魅力だ。
「多額の借り換えを検討している」「利息負担を軽減させたい」という方は、東京スター銀行のおまとめローンを活用しよう。
アイフル「おまとめMAX」
アイフルの「おまとめMAX」は以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方 |
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おまとめの対象 | 銀行や貸金業者からの借入債務、クレジットカードのショッピング債務 |
借入金額 | 1万円〜800万円 |
借入利率 | 3.0%〜17.5%(実質年率) |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
おまとめMAXの特徴として「おまとめの対象となる範囲が広い」という点が挙げられる。
消費者金融等のカードローンだけでなく、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いも対応しており、幅広い借入を一本化できることが特徴だ。
また、アイフルではWebからの申し込みを24時間365日受け付けている。カード・郵送物なしで借入を行うことができ、プライバシーへの配慮が行われていることも魅力だ。
「リボ払いなどのおまとめしたい」「家族や友人に借入を知られたくない」という方は、アイフルのおまとめMAXを活用しよう。
アスマイル「借換え・おまとめローン」
アスマイルの「借換え・おまとめローン」は以下の条件で提供されている。
利用条件 | アスマイルを初めて利用する20歳〜60歳以下で安定した収入のある方(自営業の方は対象外) |
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おまとめの対象 | 貸金業者または銀行からの借入 |
借入金額 | 1万円〜300万円 |
借入利率 | 6.9%〜13.9%(実質年率) |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
本商品の大きな特徴は「契約日から30日間の無利息サービスがある」という点だ。
一般的にカードローンで提供される無利息サービスだが、おまとめローンで提供しているのは珍しい。借入直後の利息負担を軽減できる点が大きな魅力だ。
また、初回の支払日が契約日から40〜75日の範囲で設定されるため、30日間の無利息と合わせて無理なく返済をスタートできる点も強みとなっている。
借り換え直後の負担を軽減し、ゆとりを持って返済を始められるのは嬉しいポイントと言えるだろう。
「無利息サービスを活用したい」「無理なく返済を始めていきたい」という方は、アスマイルのおまとめローンを活用しよう。
消費者金融でおすすめのおまとめ先商品
消費者金融のカードローンに借入を集約する場合、以下の3つの業者の商品がおすすめだ。
- レイク
- SMBCモビット
- アコム
それぞれの商品の特徴やおすすめポイントを比較していくので、自分に合った借入先を見つけ出そう。
レイク
レイクのカードローンは以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満20歳以上70歳以下で安定した収入がある方(パート・アルバイトで収入のある方も可) |
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資金使途 | 自由 |
借入限度額 | 1万円〜500万円 |
借入利率 | 4.5%〜18.0%(実質年率) |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 元利定額リボルビング方式 |
レイクの最大の特徴として「無利息サービスの充実度が高い」という点が挙げられる。
初めての申し込みで「借入額全額60日間利息0円」と「借入額のうち5万円まで180日間利息0円」のいずれかを選択できる。
他社と比べて長期間の無利息サービスを提供しており、借入内容に応じて無利息期間を選択できることが大きな強みだ。
また、申し込みがスマホで完結でき、借入や返済もカードレスで対応できるため、自宅への郵送物なしで契約できる。
家族や友人に借入がバレる心配がない点もレイクのメリットだ。
「無利息サービスを上手く活用したい」「周囲に借入を知られたくない」という方は、レイクのカードローンへの借り換えを検討してみよう。
SMBCモビット
SMBCモビットのカードローンは以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満年齢20歳〜74歳の安定した収入のある方(収入が年金のみの方は申し込み不可) |
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資金使途 | 自由 |
借入限度額 | 1万円〜800万円 |
借入利率 | 3.00%〜18.00%(実質年率) |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
詳しくはこちら |
SMBCモビットでは「最短15分での融資に対応できる」という強みがある。
申し込みの完了後にコールセンターへ電話をかけることでスピード融資に対応してもらうことができ、早ければ15分ほどで融資を受けられることが特徴だ。
ただし、契約内容によっては融資まで時間がかかる可能性がある点は注意しておきたい。
また、SMBCモビットは、審査の際に行われる在籍確認で「原則として自宅や勤務先には電話をかけない」という基本方針を掲げている。
審査にあたって電話での確認が必要となる場合も、本人に同意を得ずに行うことはない。プライバシーに配慮して審査を進めてもらえる点が大きな魅力だ。
「スピーディーに融資を受けたい」「自宅や職場に電話をしないでほしい」という方は、SMBCモビットへの借り換えを検討してみよう。
アコム
アコムのカードローンは以下の条件で提供されている。
利用条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 |
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資金使途 | 自由 |
借入限度額 | 1万円〜800万円 |
借入利率 | 3.0%〜18.0%(実質年率) |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
詳しくはこちら |
アコムの大きな特徴として「年齢の上限が定められていない」という点が挙げられる。
「20歳以上」という条件はあるものの、上限の年齢は提示されていない。中長期的に利用を継続していける点がアコムの大きな魅力だ。
また、申し込みを行う前に借入の可能性をチェックできる「3秒診断」が提供されていることも特徴として挙げられる。
「年齢」「年収」「他社の借入状況」を入力するだけで、契約できる可能性を簡易的に診断でき、信用情報に影響することもない。気軽に借入の可能性をチェックできることが魅力だ。
「長期的に借入を利用していきたい」「事前に借入の可能性を探っておきたい」という方は、アコムのカードローンへの借り換えを検討してみよう。
銀行カードローンでおすすめのおまとめ先商品
銀行カードローンに借入を集約する場合、以下の3つの銀行の商品がおすすめだ。
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
各銀行のカードローンの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてベストな借入先を見つけ出そう。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は以下の条件で提供されている。
利用条件 | 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する方 原則安定した収入がある方 |
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資金使途 | 事業性資金を除いて自由 |
借入限度額 | 10万円〜800万円 |
借入利率 | 年1.4%〜14.6%(実質年率) |
返済方式 | 返済日時点の借入残高に応じた金額を返済 |
バンクイックの大きな特徴として「ATMの利用手数料がかからない」という点が挙げられる。
三菱UFJ銀行のATMはもちろん、セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMからの借入・返済で一切手数料がかからない。
近所のコンビニで取引したい方におすすめだ。
また、最小返済額が月1,000円からとなっており、月々の返済負担を軽減しやすい点も魅力である。
毎月の返済負担を抑えつつ、余裕があるときにまとめて返済するといった柔軟な利用が可能だ。現在の借入負担が苦しい方におすすめの借り換え先である。
「ATM取引の手数料を抑えたい」「月々の返済負担を軽減させたい」という方は、三菱UFJ銀行のバンクイックへの借り換えを推奨する。
楽天銀行
楽天銀行のカードローン「楽天銀行スーパーローン」は以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満年齢20歳以上62歳以下の方(パート・アルバイト・専業主婦は60歳以下) 日本国内に居住している方 毎月安定した定期収入のある方、または専業主婦の方 |
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資金使途 | 事業性資金を除いて自由 |
借入限度額 | 10万円以上800万円 |
借入利率 | 1.9%〜14.5%(実質年率) |
返済方式 | 残高スライドリボルビング返済方式 |
詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査の優遇が行われる。普段から楽天グループのサービスを利用している会員であれば、有利な条件で借り換えを行える可能性がある点が魅力だ。
また、ローンへの申し込みと同時に楽天銀行の口座を開設し、返済口座に設定すると初回の借入から30日間が無利息となる。借り換え直後の利息負担を軽減したい方にも向いている商品だ。
「普段から楽天グループのサービスを利用している」「利息負担を軽減させたい」という方は、楽天銀行スーパーローンを活用しよう。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行のカードローンは以下の条件で提供されている。
利用条件 | 満20歳以上65歳以下の方 安定継続した収入がある方 外国籍の場合、永住者である方 住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有している方(同時申込可) |
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資金使途 | 事業性資金を除いて自由 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 |
借入利率 | 2.49%〜14.79% |
返済方式 | 残高リボルビング返済方式 |
住信SBIネット銀行の特徴として「借入限度額が1,000万円に設定されている」という点が挙げられる。
高額な融資にも対応しているため、他社での借入が多い方にもおすすめの商品だ。
また、「SBI証券口座を保有」「住信SBIネット銀行取り扱いの住宅ローン残高がある」などの条件を満たすことで、金利が最大0.6%引き下げられる優遇特典も設けられている。
利息負担を軽減しやすい特典が設けられていることも魅力だ。
「多額の借り換えを検討している」「SBI証券口座を保有している」という方は、住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えを検討しよう。
おまとめローンで返済負担を軽減しよう
おまとめローンは、複数の借入の一本化を目的とした商品である。
返済管理がしやすくなったり、金利を抑えて返済負担を軽減できたりなどのメリットがあり、複数の借入がある場合に便利な手段だ。
ただし、返済期間が延びて利息負担が大きくなったり、追加で借入ができなくなったりといったデメリットもある。
特徴を正しく理解した上で、計画的に利用することが大切だ。
本記事では、おまとめローンの選び方やおすすめの商品を紹介してきた。ぜひ本記事を参考にベストな借り換え先を見つけ出し、申し込みを行ってみてはいかがだろうか。