- 無利息期間のあるカードローンが知りたい
- 利息がかからないカードローンを比較したい
- カードローンの無利息期間の適用条件や利用時のポイントが知りたい
「カードローンを使って借入をしたいけれど金利が気になる」「利息を抑えて借入をしたい」などの悩みがある方は、無利息期間の活用がおすすめだ。
無利息期間サービスの特徴を理解した上で、最適な商品を選んで利息負担を軽減した借入を実行しよう。
本記事では、カードローンの無利息期間についての基本的な特徴や無利息期間があるおすすめの商品、商品選びのポイントを紹介する。
利用時のポイント・注意点も解説するので、ぜひ本記事を参考に負担を抑えて借入を行おう。
カードローンの無利息期間とは？
まず、カードローンの無利息期間に関する基本的な特徴を解説する。無利息期間の概要や一般的な適用条件を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
無利息期間とは
無利息期間とは、カードローンで「利息が発生しない期間」のことを指す。契約または初回借入から一定期間の利息が発生せず、負担をかけずに利用できることが特徴だ。
カードローン会社では利用者を増やす目的で無利息期間を設け、契約や初回借入のハードルを下げている。
利息の負担を抑えたい場合や、一時的な資金ニーズに対応するために利用すると効果的だ。
一般的な適用条件
一般的に無利息期間が適用される条件には以下のようなものがある。
- 対象商品をはじめて契約する
- 契約または初回借入から一定期間の借入が対象となる
前述の通り、無利息期間は利用者を増やす目的で導入しているサービスであるため、商品をはじめて利用する顧客が対象となっている。
過去に利用していて解約し、再契約をした場合などは対象とならないため注意が必要だ。
また、契約または初回の借入から一定期間の借入が無利息期間の適用対象となる。
初回の借入から起算される場合は借入を行うまで無利息期間は始まらないが、契約から起算される場合は借入をしていなくても無利息期間が始まってしまうため注意が必要だ。
適用条件をよく確認した上で無利息期間を活用しよう。
無利息期間のあるカードローンのおすすめ5選
無利息期間が設けられているカードローンのなかでおすすめの商品は以下の5つだ。
- レイク
- アコム
- プロミス
- アイフル
- 楽天銀行スーパーローン
それぞれの特徴や強みを紹介していくので、ぜひ参考にして最適な借入先を見極めよう。
レイク
レイクでは、金利4.5%〜18.0%、借入限度額1万円〜500万円で借入できる。
Webからの申し込みを21時までに済ませた場合、最短25分でスピーディーに融資を受けられることが特徴だ。
レイクの最大の強みとして「無利息期間の充実度が高い」という点が挙げられる。
無利息期間を「借入額全額が60日間無利息」または「借入額のうち5万円までが180日間無利息」のいずれかから選択可能だ。
他社の無利息期間は30日程度に設定されているなか、レイクでは60日間または180日間と長期間にわたって利息が発生しない。
借入内容に応じて無利息期間を選択できる点も魅力だ。
「無利息期間を選びたい」「長期の無利息期間で利息負担を抑えたい」という方は、レイクの利用をおすすめする。
アコム
アコムでは、金利3.0%〜18.0%、借入限度額1万円〜800万円で借入できる。
インターネットからの申し込みで最短20分での借入が可能となっており、すぐに手元に資金を準備できることが特徴だ。
アコムでは、契約日の翌日から30日間が利息0円となるサービスを提供している。30日間の無利息期間が提供されており、利息の負担を軽減できることが魅力だ。
また、アコムでは申し込みを行う前に借入の可能性をチェックできる「3秒診断」が提供されている。
事前に契約の可能性を簡易診断できるため、借入の可否が不安な方におすすめのサービスだ。
「30日間の無利息期間を活用したい」「事前に借入の可能性を探っておきたい」という方は、アコムの利用をおすすめする。
プロミス
プロミスでは、金利4.5%〜17.8%、借入限度額1万円〜500万円で借入できる。
Web完結申し込みなら最短3分で融資を受けられ、圧倒的なスピードで借入を行えることが魅力の商品だ。
プロミスでは、初回借入の翌日から30日間が無利息となっている。
「契約の翌日」ではなく「初回の借入の翌日」が起算日となっているため、無利息期間を無駄に消化せずに利用できる点がメリットだ。
また、プロミスアプリの利用や返済でVポイントが貯まる点も魅力である。貯まったポイントは買い物に利用できるほか、借入残高の返済にも充当可能だ。
「とにかく急ぎで借り入れたい」「Vポイントを貯めたい」という方は、プロミスの利用がおすすめだ。
アイフル
アイフルでは、金利3.0%〜18.0%、借入限度額1万円〜800万円で借入できる。最短18分融資に対応しており、スピーディーに審査を終えて借入を行いたい方におすすめだ。
アイフルでは、契約の翌日から30日間無利息となるサービスが提供されている。利息負担を軽減できる点が、アイフルを利用するメリットのひとつに挙げられる。
また、アイフルはスマホアプリを使ったカードレス取引に対応している点も強みのひとつだ。
セブン銀行・ローソン銀行でスマホアプリを利用した取引に対応しており、手元にカードがなくても借入・返済を行える。
「すぐに借入を行いたい」「スマホアプリを使ってスマートに借り入れたい」という方は、アイフルの利用がおすすめだ。
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行が提供する「楽天銀行スーパーローン」は金利1.9%〜14.5%、借入限度額10万円〜800万円で提供されている。
審査は最短当日で完了し、銀行のなかでは契約までの時間が短く済むことが特徴だ。
楽天銀行スーパーローンでは、初回借入の翌日から30日間の利息が無料となる。銀行で無利息期間を設けているケースは珍しく、他社にはない強みを有していると言えるだろう。
また、無利息期間終了後の金利は1.9%〜14.5%と消費者金融よりも低い水準となっている。
無利息期間で利息を軽減できる上に、通常金利に移行してからも負担を抑えられる点は大きな利点だ。
「銀行で借入をしたい」「通常金利を抑えたい」という方は、楽天銀行スーパーローンの利用をおすすめする。
無利息期間のあるカードローンはどう選ぶ？
ここまで無利息期間がある商品を紹介してきたが、どういったポイントを押さえて商品を選べばよいのだろうか。
商品選びのポイントとして以下の4点を基準にしておくと良い。
- 期間の起算日で選ぶ
- 期間の長さで選ぶ
- 無利息が適用される借入限度額で選ぶ
- 無利息サービス以外の条件から選ぶ
それぞれ解説していくので、ぜひ参考にして最適な借入先を検討してほしい。
期間の起算日で選ぶ
無利息期間の起算日は商品によって異なる。「契約日の翌日」を起算日とするケースもあれば、「初回の借入の翌日」が起算日となるケースもある。
期間の起算日を基準として各社の特徴を比較していくと良いだろう。
先ほども少し触れたが、初回の借入の翌日が起算日となる場合、借入を行うまでは無利息期間がスタートしない。
一方で契約日の翌日が起算日となる場合、契約後は借入をしていなくても無利息期間が始まってしまう。無利息期間が無駄に消化されてしまう恐れがあるのだ。
契約後すぐに借入を行う予定がある場合はそこまで問題にならないが、慎重に利用したい場合は起算日をよくチェックしておこう。
期間の長さで選ぶ
単純な無利息期間の長さで選ぶというのもひとつの手だ。
利息がかからない期間が長いほど返済負担は軽減しやすいため、なるべく長い無利息期間が設定された商品を選ぶと良いだろう。
無利息期間が長い商品であれば、期間中に借入を完済して一切の利息を負担せずに済む可能性もある。
また、完済後に再度借入をして無利息期間を活かすという戦略も立てられるだろう。
無利息が適用される期間を比較し、より長い期間利用できる商品を見極めよう。
無利息が適用される借入限度額で選ぶ
カードローン会社によっては、借入額の全額が無利息となるわけではない場合もある。
一定金額までが無利息となり、一定額以上は通常の金利が適用されるというパターンもあるため、比較しておくと良いだろう。
まとまった金額の借入を検討している場合、無利息が適用される限度額が設定されている商品を利用すると大きな利息負担が発生するリスクがある。
各商品の無利息サービスの条件をチェックし、借入限度額を比較しておこう。
無利息サービス以外の条件から選ぶ
無利息サービスはカードローンが提供しているサービスのひとつであり、ほかにも各社がさまざまな特徴を持って商品を提供している。
無利息期間に縛られることなく、広い視野を持って条件を比較しておこう。
例えば、ATMを利用した借入・返済の手数料が無料の商品であればコストを抑えて取引可能だ。
また、単純に通常金利が低い商品であれば、継続的に利用していく際の利息負担は小さく抑えられる。無利息サービスの適用がなくても、長期的に見ると負担を軽減できる可能性があるだろう。
無利息サービス以外の条件も含めた総合力で比較を行い、最適な借入先を見極めよう。
無利息期間を利用する際のポイントと注意点
無利息期間を利用する際、以下の5つのポイントを頭に入れておこう。
- 適用条件を確認する
- 通常金利を把握しておく
- 返済計画を立てる
- 返済に手数料が発生するケースに気を付ける
- 無利息期間終了後に他社に切り替えるのは避ける
上記5点を理解した上で、効果的に無利息期間を活用していこう。
適用条件を確認する
無利息期間が適用される条件は商品によって異なる場合があるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切だ。
適用条件を把握しないまま利用を始めてしまうと、条件を満たしていないことに気付かずに利用して通常の金利がかかってしまう可能性がある。
例えば、楽天銀行スーパーローンの無利息サービスは以下の条件を満たす人が対象となっている。
- 楽天銀行口座開設と楽天銀行スーパーローンを同時に申し込み、成約した
- 楽天銀行スーパーローンの返済口座を楽天銀行口座に指定した
楽天銀行スーパーローンの契約を行うだけでは無利息サービスは利用できない。口座開設や返済口座の指定など、一定の条件を満たす必要があるのだ。
適用条件を事前にしっかりとチェックし、満たしていることを確認の上で申し込みを行おう。
通常金利を把握しておく
無利息期間は魅力的なサービスではあるものの、ほとんどの場合は30日で期間が終了してしまう。
その後は通常金利が適用されるため、適用される金利の水準を把握しておくことが大切だ。
消費者金融の場合、無利息期間の充実度が高い反面、通常金利は高めに設定されてしまう。
金利水準を把握せずに利用してしまうと、思いのほか利息の負担が大きくなってしまう可能性がある。
無利息期間中に完済してその後は利用する予定がない場合は問題ないが、継続して使う場合は金利の把握が必須と言えるだろう。
返済計画を立てる
無利息期間中であっても返済日が訪れた場合は返済しなければならない。返済計画を立てておき、どのように無利息期間を活用していくかを考えておこう。
少額の借入や一時的な資金需要に対応するための借入の場合、無利息期間中に完済することで利息を負担せずに済む。
約定返済日が無利息期間が終了するタイミングと揃うように借入を行えば、無利息期間を最大限に活かした上で期間中の完済を目指せる。
収入・支出の見通しを立て、約定返済日や借入日のタイミングを踏まえた上で利息負担をもっとも抑えられる返済計画を立てておこう。
返済に手数料が発生するケースに気を付ける
無利息期間中は利息はかからないものの、ATMを利用して返済する場合に手数料が発生する可能性がある。
返済時の手数料を事前に確認しておき、なるべく無駄なコストが発生しない方法で利用しよう。
例えば、提携ATMに入金して返済を行う方法の場合、100円〜200円程度の手数料が発生することが多い。
一方、自社ATMやインターネットバンキング、口座振替による返済の場合は手数料が無料となるケースが多い。
コストを抑えて返済したいのであれば、自社ATMやインターネットバンキング、口座振替で返済すると良いだろう。
無利息期間終了後に他社に切り替えるのは避ける
無利息期間が終了した後、他社に乗り換えて新たに無利息期間を活用しようと考えている方も多いだろう。
しかし、無利息期間目当てで商品を乗り換えることはなるべく避けた方が良い。
カードローンへの申し込みや利用に関する情報は、信用情報機関に登録されている。
無利息期間の終了後に他社に乗り換えた場合も、短期間で複数の商品を利用した情報が残ってしまう。
短期間で複数の商品を利用していると、金融機関や保証会社の審査担当者は「相当お金に困っているのではないか」と判断する。
今後のローン・クレジットカード等の契約に影響する可能性が高くなってしまう。
基本的には商品の切り替えはせず、1社の商品に絞って利用することを推奨する。
無利息期間を活用してカードローンの負担を軽減しよう
無利息期間があるカードローンは、利息の負担を大幅に軽減できるため非常に有益だ。
無利息期間が終了した後の通常金利を事前に把握し、返済計画をしっかりと立てた上で利用することが重要となる。
また、カードローンを選ぶ際には各商品の特徴を比較し、自分に合った選択をすることが大切だ。
無利息期間の起算日や長さ、無利息適用の借入限度額を含めたさまざまな条件を比較し、最適な商品を選択しよう。
本記事では、無利息期間があるおすすめの商品を紹介した。
ぜひこの機会に各商品を比較して自分に合ったものを選び、申し込みを行ってみてはいかがだろうか。
