低金利でお得なカードローン12選を徹底比較！金利が安く抑えられる人気のカードローンはどれ？

カードローンの利息を安く抑えるためには、できるだけ低金利で借り入れるのがおすすめだ。

多くの消費者金融の金利は18％程度だが、銀行や信販会社のカードローンなら15％以下に抑えることもできる。

本記事では、当サイトで厳選した低金利なおすすめカードローンを12社紹介する。

利息を抑えるその他の方法や、低金利カードローンの注意点もまとめたので、ぜひ最適な借入先を探す参考にしてほしい。

おすすめの低金利カードローン12選！

当サイトがおすすめする低金利カードローンは、以下の12社だ。

通常の金利だけでなく、無利息期間や借り入れ条件についても確認しながら見ていこう。

サービス名	楽天銀行スーパーローン	イオン銀行カードローン	レイク	JCB CARD LOAN FAITH	プロミス	ソニー銀行カードローン	セブン銀行カードローン	アイフル	三井住友銀行カードローン	三菱UFJ銀行カードローン	りそな銀行カードローン	PayPay銀行カードローン
金利	1.9%～14.5%	3.8%〜13.8%	4.5％～18.0％	1.3％～12.5％	4.5%〜17.8%	2.5%〜13.8%	12.0%〜15.0%	3.0%～18.0%	1.5％〜14.5％	1.4％〜14.6％	1.99%～13.5%	1.59%～18.0%
無金利期間	ー	30日間（2024年12月末まで）	最大180日	最大2.5ヶ月 （キャンペーン期間のみ）	30日間	ー	ー	30日間	7日間	ー	ー	30日間
申し込み年齢	20歳～62歳	20歳～64歳	20歳～70歳	20歳～69歳	18歳～74歳	20歳～64歳	20歳～69歳	20歳～69歳	20歳～69歳	20歳～64歳	20歳～65歳	20歳～69歳
借入可能額	10万円～800万円	10万円～800万円	10万円～500万円	5万～900万円	1万～500万円	10万円～800万円	10万円～300万円	10万円～800万円	10万円〜800万円	10万円〜800万円	10万円～800万円	10万円～1,000万円
審査時間	最短翌日	翌日以降	最短25分	最短即日	最短3分	数日	最短翌日	最短18分	最短即日	最短即日	1週間以内	最短当日
Web完結	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯
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楽天銀行スーパーローンは審査に通りやすく金利も低い

楽天銀行スーパーローンは金利が低く、審査も通りやすいと評判のカードローンだ。

審査に楽天の会員ランクが反映されるため、楽天市場や楽天カードをよく利用する人は有利になる可能性がある。

無利息期間はないものの、入会と利用で最大31,000円相当の楽天ポイントが貯まる。

もらえた楽天ポイントを返済に充てることはできないが、楽天ポイントを買い物に利用して生活費を節約すればその分お得だろう。

楽天銀行口座がなくても入会できるが、引き落とし口座に楽天銀行を指定すれば会員ステージを上げられる。

楽天に登録した個人情報がそのまま申し込みで反映されるため、入会手続きも楽々だ。楽天のサービスをよく使う人は、楽天銀行スーパーローンで借り入れを検討してみよう。

金利	年1.9%～14.5%
借入額100万円以下の金利	年14.5%
無金利期間	なし
借入可能額	10万円～800万円
申し込み年齢	20歳～62歳
条件	毎月安定した定期収入のある人
審査時間	最短翌日
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	あり
Web完結	◯
担保・保証人	不要
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イオン銀行カードローンは銀行系カードローンの中でも低金利

イオン銀行カードローンの金利は年3.8%〜13.8%で、銀行系カードローンの中でも低めだ。

10万～90万を借り入れた時の金利は年11.80%〜13.80%、100万円〜190万円なら8.80%〜13.80%となる。

専業主婦も自分名義で借りられるので、生活費の一時的な補填としてもおすすめだ。

イオン銀行口座があれば、ローンカードが届く前の1回のみ振込で借り入れもできる。

イオンのクレジットカードである「イオンカードセレクト」ならイオン銀行口座が付帯しているので、カードローンとも相性抜群だろう。

また、イオン銀行では、借り入れ目的が決まった「目的型ローン」も用意されている。

自動車の購入や歯列矯正、教育などの用途であれば、利息は年3.8％～8.8％の低金利で借り入れ可能だ。

通常のカードローンよりやや審査が厳しめだが、目的がはっきり決まっている人は目的型ローンにも注目してみよう。

金利	年3.8%〜13.8%
借入額100万円以下の金利	年8.80%〜13.8%
無金利期間	30日間（2024年12月末まで）
借入可能額	10万円～800万円
申し込み年齢	20歳～64歳
条件	本人または配偶者に安定した収入
審査時間	翌日以降
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	あり
Web完結	◯
担保・保証人	不要

レイクは最大180日の無金利期間あり

レイクは入会から最大180日間、無利息で利用できる。詳しくは以下のとおり。

無利息期間	借入限度額	条件
180日	5万円以下	初めて申し込んだ人
60日	指定なし	初めてWebから申し込んだ人

レイクの無金利期間は2種類あり、申込み方法や借入額によってどちらが適用されるか異なる。

初めての申し込みで借入額が5万円以下の場合、最大180日間無利息となる。5万円を超えても、Web申し込みなら60日間は無利息だ。

他社と比べても無利息期間が長いので、早く返せる人はレイクで借り入れてみよう。

「来月給料が入ったら全額返済する」といった使い方なら、60日の無利息期間で十分カバーできるだろう。

ただし、60日を超えると最大18.0％の高い利息が発生する。ゆっくり返済したい人は、他の借入先を探したほうが良いだろう。

金利	年4.5％～18.0％
借入額100万円未満の金利	年15.0％～18.0％
無金利期間	最大180日
借入可能額	10万円～500万円
申し込み年齢	20歳～70歳
条件	安定した収入のある人
審査時間	最短25分
勤務先への連絡	原則なし
自宅への郵便物	なし
Web完結	◯
担保・保証人	不要

JCB CARD LOAN FAITHは5万円以下なら年利5％

JCB CARD LOAN FAITHは、キャッシング1回払いで5万円までなら年利5％で利用できる。

キャッシング1回払いとは、翌月10日に利息と借入残高を一括して返済する方法だ。

返済すれば何度でも年利5％で利用できるので、「手持ちがないから今だけ借りてすぐ返す」という使い方に最適だろう。

通常金利も年1.3％～12.5％でかなり低く、フリーローンの中では利息が格安レベルと言える。

審査は最短当日で終了し、収入証明書を提出すれば在籍確認の電話連絡を省略できることも嬉しいポイントだ。

なお、JCB CARD LOAN FAITHは、その名のとおり国際ブランドであるJCBが運営している。JCBのクレジットカードを持っている人も多いのではないだろうか。

消費者金融よりも利息が安く、銀行ほど審査が厳しくもない。バランスの取れた借入先と言えるだろう。

金利	年1.3％～12.5％
借入額100万円以下の金利	年12.5％
無金利期間	最大2.5ヶ月（キャンペーン期間のみ）
借入可能額	5万～900万円
申し込み年齢	20歳～69歳
条件	本人に毎月安定した収入
審査時間	最短即日
勤務先への連絡	審査状況によってはある
自宅への郵便物	あり
Web完結	◯
担保・保証人	不要

プロミスは初回借入日から30日間無金利で利用できる

消費者金融のプロミスは、初回借入日から30日間無利息だ。

契約日からではなく、初めて借り入れた日の翌日から30日間無利息なので、契約してしばらく経ってから借り入れても無利息期間が適用される。

「数カ月後に結婚式があるからその時に借り入れたい」といった用途なら、早めに入会して利用枠を作っておくと良いだろう。

さらにプロミスは、今回紹介するカードローンの中でも唯一18歳からの借り入れに対応している。安定的かつ継続的な的な収入があれば若者や学生（高校生除く）も利用可能だ。

審査は最短3分で終了し、アプリで当日中にセブン銀行ATMから現金を引き出せる。ローンカードなしで早く借り入れたい人は、プロミスがおすすめだ。

金利	年4.5%〜17.8%
借入額100万円未満の金利	年17.8％
無金利期間	30日間
借入可能額	1万～500万円
申し込み年齢	18歳～74歳
条件	本人に安定した収入
審査時間	最短3分
勤務先への連絡	原則無し
自宅への郵便物	なし
Web完結	◯
担保・保証人	不要
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ソニー銀行カードローンは100万円以上の借り入れが低金利

ソニー銀行カードローンは100万円以上借り入れた時の金利が年9.8％で、他社のカードローンと比べてかなり低い。

100万円以上借り入れを検討しているなら、迷わずソニー銀行カードローンを選ぼう。

また、100万円未満の借り入れでも、年13.8%でイオン銀行カードローンと同程度の低さだ。

無利息期間はないが、2024年12月末までなら3ヶ月分の利息がキャッシュバックされるキャンペーンを開催している。実質的に3ヶ月間無利息と言えるだろう。

さらに入会すれば、借り入れなしでもソニー銀行口座に1,500円がプレゼントされる。

キャンペーンを利用すればかなり負担を減らせるので、この機会を狙って申し込むのがおすすめだ。

金利	年2.5%〜13.8%
借入額100万円未満の金利	年12.8%〜13.8%
無金利期間	なし
借入可能額	10万円～800万円
申し込み年齢	20歳～64歳
条件	原則安定した収入がある人
審査時間	数日
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	あり
Web完結	◯
担保・保証人	不要

セブン銀行カードローンは専業主婦も申し込める

セブン銀行カードローンは総量規制の範囲外なので、専業主婦（主夫）も配偶者の承諾不要で申し込める。

金利は銀行系カードローンの中では一般的だが、全国のセブン銀行ATMが何度でも無料で利用可能だ。

入金も出金も無料なので余計な支払いがなく、カードローンにかかる支出を節約できる。

また、セブン-イレブンのATMなら自分の口座からお金を下ろしているようにも見えるので、周りの人にもバレにくいだろう。

収入証明書を提出すれば、原則的に在籍確認の電話連絡もない。気軽に申し込めて低金利でバレにくいカードローンを探すなら、セブン銀行カードローンが最善の選択だろう。

金利	年12.0%〜15.0%
借入額100万円以下の金利	年14.0%〜15.0%
無金利期間	なし
借入可能額	10万円～300万円
申し込み年齢	20歳～69歳
条件	セブン銀行口座を持っている人指定の保証会社の保証を受けられる人
審査時間	最短翌日
勤務先への連絡	原則無し
自宅への郵便物	なし
Web完結	◯
担保・保証人	不要

アイフルは30日間無金利で即日融資に対応

アイフルは最短当日に融資を受けられ、契約日の翌日から30日間無利息で利用できる。

融資スピードの速さが好評なので、当日に借り入れて30日以内に返すのがおすすめだ。また、30日以内であれば、返済してから再度借り入れても無利息の対象となる。

専用アプリを利用すれば、カード不要でセブン銀行・ローソン銀行から直接現金を引き出せる。

元旦と月曜日の深夜0時〜朝7時を除けば、時間を問わずいつでも利用可能だ。

夜間に急ぎで借り入れたい人も、アイフルなら満足できるだろう。

なお、利用する度にATM手数料が110円〜220円発生する。何度も入出金を繰り返すと、手数料で損するので注意しよう。

金利	年3.0%～18.0%
借入額100万円以下の金利	年18.0％
無金利期間	30日間
借入可能額	10万円～800万円
申し込み年齢	20歳～69歳
条件	定期的な収入と返済能力を有する人
審査時間	最短18分
勤務先への連絡	原則無し
自宅への郵便物	なし
Web完結	◯
担保・保証人	不要
	詳しくはこちら

三井住友銀行カードローンは銀行系カードローンの中でも審査が早い

三井住友銀行カードローンは審査が早く、早ければ申し込んだその日のうちに審査結果がわかる。

三井住友銀行の口座開設は不要で、手持ちの口座に振り込んでもらえば自分のキャッシュカードで借り入れ可能だ。

Web申込みでカードレスを選択すれば、自宅に郵送物が送られてくることはない。

ただ、ローンカードがあれば全国の三井住友銀行ATMやコンビニATMが何度でも無料なので、ATMで借り入れたい人はカードの発行がおすすめだ。

三井住友銀行が近くにある人は、店舗内のローン契約機で申し込めば最短当日にローンカードの発行まで完了する。

国内大手銀行の安心感とスピードを求めるなら、三井住友銀行カードローンが最適だろう。

金利	年1.5％〜14.5％
借入額100万円以下の金利	年12.0%～14.5%
無金利期間	7日間
借入可能額	10万円〜800万円
申し込み年齢	20歳～69歳
条件	原則安定した収入がある人
審査時間	最短即日
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	カードレスを選択すればなし
Web完結	◯
担保・保証人	不要

三菱UFJ銀行カードローンはコンビニATM手数料が無料

三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」は、三菱UFJ銀行ATMや、ローソン・セブン-イレブン・イーネットのATMが何度でも無料で利用できる。

審査スピードも早く、最短即日で審査結果がわかる。カードが送られてくるまでに1週間かかるが、全国の支店に設置しているテレビ窓口を利用すればすぐに受け取り可能だ。

カードレスでの借り入れにも対応しており、その場合は三菱ＵＦＪ銀行の普通預金口座の開設が必要となる。

金利も1.8％〜14.6％でやや低いので、三菱ＵＦＪ銀行口座を持っている人は検討してみよう。

金利	年1.4％〜14.6％
借入額100万円未満の金利	年13.6%～14.6%
無金利期間	なし
借入可能額	10万円〜800万円
申し込み年齢	20歳～64歳
条件	原則安定した収入がある人
審査時間	最短即日（融資は翌日以降）
勤務先への連絡	連絡する場合あり
自宅への郵便物	カードレスを選択すればなし
Web完結	◯
担保・保証人	不要

りそな銀行カードローンは住宅ローンで0.5％金利引き下げ

りそな銀行カードローンは、今回紹介する銀行系カードローンの中では金利が一番低く、年1.99%〜13.5%で借り入れできる。

さらに所定の住宅ローンの借り入れをしていれば、年0.5%の金利特典により年1.49%〜13.0%となる。

金利がかなり低いので、利息を抑えて借り入れたい人に向いていると言えるかもしれない。ただし、審査に1週間かかる場合もあり、勤務先へは電話での在籍確認も実施される。

しかし、通常のキャッシュカードで借り入れできるため、ふだんりそな銀行を使っている人ならバレにくいメリットもある。

金利以外の条件はあまり良くないので、りそな銀行を使っている人以外は他のカードローンを検討したほうが良いだろう。

金利	年1.99%～13.5%
借入額100万円未満の金利	年13.5％
無金利期間	なし
借入可能額	10万円～800万円
申し込み年齢	20歳～65歳
条件	継続安定した収入のある人
審査時間	1週間以内
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	あり
Web完結	◯
担保・保証人	不要

PayPay銀行カードローンは契約すると最大1,500円もらえる

PayPayカードローンは、契約した利用限度額に応じて最大1,500円がもらえる。さらに借入金額の合計に応じて、最大10,000円も受け取れる。

銀行系カードローンの中では珍しく30日間の無金利期間もあり、特典を利用すれば利息の負担が軽くなるだろう。

毎月の返済日を1〜28日の好きな日に設定できるので、入金のタイミングがバラバラなフリーランスの人も安心だ。

審査は最短当日で完了し、最大1,000万円の高額融資にも対応している。

ただし、100万円未満の借入の場合、年18.0％の高金利で割高な利息が発生する。銀行系カードローンとしてはかなり高めだ。

消費者金融と利息が変わらないため、30日以内に全額返済できない人は、他社の金利が低いカードローンを選んだほうが良いだろう。

金利	年1.59%～18.0%
借入額100万円未満の金利	年18.0％
無金利期間	30日間
借入可能額	10万円～1,000万円
申し込み年齢	20歳～69歳
条件	安定した収入のある人
審査時間	最短当日
勤務先への連絡	あり
自宅への郵便物	なし
Web完結	◯
担保・保証人	不要

カードローンの利息を抑えて借り入れする方法とは？

カードローンの利息を抑えて借り入れるためには、金利が低い借入先を探すことが大切だ。

しかし、それ以外にもいくつかコツを知っておけば利息は安く抑えられる。

返済額を安くするため、以下の4つのコツをあらかじめ押さえておこう。

キャンペーンを活用する

カードローンの中には、入会するとキャンペーン特典を受けられるものがある。

キャンペーン内容は借入先によって異なり、一定期間無利息になったり、キャッシュバックやポイント還元を受けられたりと様々だ。

大手の消費者金融や一部の銀行系カードローンでは、無利息期間が設けられていることが多い。

また、楽天銀行スーパーローンなど、借入金額に応じた還元特典が受けられるカードローンもある。

期間限定の特別なキャンペーンを開催している場合もあるので、借入先が決まったらキャンペーンも忘れずに確認しよう。

無利息期間中にできるだけ多く返済する

無利息期間が設けられているカードローンを利用する場合、無利息期間中にできるだけ多く返済するのがおすすめだ。

多めに返済すれば借入金を減らせるため、その後発生する利息を安く抑えられる。

できれば全額返済するのが一番だが、多めに返済するだけでも利息を安くする効果は十分に見込めるだろう。

なお、無利息期間はどこも同じではなく、借入先によって内容が異なる。

多くの消費者金融では契約日の翌日から30日間無利息になるが、プロミスは初めて借り入れた日から数えて30日間無利息となる。

レイクの場合、5万円までの借り入れなら180日間、5万円を超えても60日間は無利息だ。

いつ、どのくらい借り入れたいか考えて、自分の借入方法に最適な無利息期間があるカードローンを選ぼう。

繰り上げ返済（臨時返済）する

臨時収入が入った時やお金に余裕がある時は、できるだけ繰り上げ返済（臨時返済）をしよう。

繰り上げ返済とは毎月決まった金額を返済する「約定返済」とは別で、自分の好きなタイミングで自由に返済する方法のことだ。

約定返済は返済額に利息が含まれるが、繰り上げ返済なら借入金を直接減らせるため、利息の軽減に効果的だ。

利息が安くなれば、最終的な返済額を減らすことにもつながるだろう。

ただし、借入先によっては、繰り上げ返済時にATM手数料や振込手数料が発生する。その場合、小額ずつ何回も返済するのではなく、まとめて多めに返済しよう。

借り入れ限度額を増やす

借り入れ限度額を増やせば、利息が下がる可能性がある。

ほどんどのカードローンは、借入額が多いほど低い金利が適用される仕組みになっているためだ。

一例として楽天銀行スーパーローンでは100万円未満の借り入れでは年14.8％だが、100万円以上200万円未満なら年6.6%～14.5%となる。

総額申請はネットやアプリ・電話などで申し込めるため、利息を減らしたい人は挑戦してみよう。

なお、借入限度額を増やして金利が下がっても、気が緩んで多く借り入れてしまえば利息は高くなる。

借入限度額が増えても、引き続き計画的な利用を心がけよう。

低金利カードローンのメリット

低金利のカードローンを利用すれば、利息や返済総額、返済期間の面でメリットを受けられる。

ここでは低金利カードローンのメリットについて紹介していく。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていこう。

安い利息で借りられる

知っている人も多いと思うが、金利が低ければ低いほど利息は安くなる。

利息が18％と15％で、50万円を30日間借り入れた場合の比較は以下のとおり。

18％の場合→50万円✕18％✕30日÷365＝7,397円

15％の場合→50万円✕15％✕30日÷365＝6,164円

計算すると、1,233円も差が出ることがわかる。

1,000円程度なら増えても構わないと思うかもしれないが、利息は借入残高が残っている限りずっと発生する。

毎月積み重なるとどんどん高額になるため、返済期間が長ければその分利息が増え、完済できなくなる危険性も高くなる。

借り入れた後に金利を下げてもらうのは難しい場合もあるので、借り入れ前にできるだけ利息を抑えられるカードローンを選ぼう。

返済総額が安くなる

利率が下がれば利息が安くなるため、総返済額も安くなる。

一例として、金利が年18.0％と年15.0％の借入先で、50万円を10年かけて返済した時の総返済額の差は以下のとおり。

金利	総返済額	支払利息
年18.0％	1,091,169円	591,169円
年15.0％	975,275円	475,275円
差額	115,894円	115,894円

金額と返済期間が同じでも、金利が3％違うだけで返済総額に115,894円も差が出ることがわかる。

10万円以上も損するなら、最初から金利が低いところで借りた方が良いだろう。

このように金利がたった3％違うだけでも、借入金額と返済期間によっては総返済額にかなりの差が出る。

借入額が多かったり返済期間が長かったりすれば、さらに差は大きくなる。

金利が低いほど借り入れるのが難しくなる傾向があるが、可能であれば低金利のカードローンの申し込みに挑戦するのがおすすめだ。

返済期間を短くできる

金利が低いと利息が安くなるため、多くの場合毎月の返済額が少なくなる。

返済額が安くなった分上乗せして多く返済すれば、借入残高が早く減り、完済するまでの期間を短くすることが可能だ。

借入金が残っていると気が重くなる人も多いと思うが、金利を安く押さえれば早めに完済できる。

早く返済を終わらせるためにも、金利が低いカードローンを選ぶことが大切だ。

低金利カードローンで借り入れするときの注意点

低金利のカードローンはメリットが多いが、低金利な借入先さえ選べば全てがうまくいくわけではない。いくつか注意するべき点もある。

低金利カードローンを利用する時の注意点を3つ紹介するので、借り入れる前に押さえておこう。

審査が厳しい場合がある

低金利のカードローンは金利での収入が少ない分、貸し倒れのリスクを防ぐため審査を厳しくする傾向がある。

一般的に金利が低い銀行系カードローンは、審査に時間がかかり、申込者の職場に在籍確認の電話連絡が入ることが多い。

これは一人ひとりをしっかり審査し、返済能力があるかどうかを確認するためだ。

一方で消費者金融は金利が高いが、審査が即日完了する場合が多く、在籍確認も電話連絡ではなく書類で済ませる場合が多い。

低金利なカードローンは金利が高いカードローンに比べて、審査を通過できない可能性が高くなることを覚えておこう。

一番安い金利が適用されるとは限らない

多くのカードローンは「年1.9%〜14.5%」といった感じで、最低金利と最高金利がそれぞれ設定されている。

借入額と契約者の状況によって適用される金利が異なるため、誰でも最低金利で借り入れられるわけではない。

一例として楽天銀行スーパーローンでは、利用限度額に応じて以下の金利が適用される。

利用限度額	金利
10万円以上100万円未満	年14.5%
100万円以上200万円未満	年6.6%～14.5%
200万円以上300万円未満	年3.9%～14.5%
300万円以上350万円未満	年2.9%～12.5%
350万円以上500万円未満	年2.9%～8.9%
500万円以上600万円未満	年2.5%～7.8%
600万円以上800万円未満	年2.0%～7.8%
800万円	年1.9%～4.5%

800万円借り入れた場合は年1.9%～4.5%だが、100万円未満の場合は年14.5%となる。

100万円未満の借り入れを検討している人は、カードローンの公式サイトに書かれている最低金利ではなく、最高の金利を目安にした方が良いだろう。

返済期間が長いと総返済額は多くなる

利息は金利と借入期間に応じて計算されるため、返済期間が長いと総返済額が多くなる。

わざわざ低金利で借りたとしても、小額ずつゆっくり返していると低金利のメリットが半減してしまう。

一例として、年15.0％の金利で50万円を借り入れ、5年かけて返済した場合と10年かけて返済した場合の差は以下のとおり。

返済期間	総返済額	支払利息
5年	718,611円	218,611円
10年	975,275円	475,275円
差額	256,664円	256,664円

5年で返済した場合と10年かけて返済した場合の差額は256,664円で、支払い利息に2倍以上の差が出ることがわかる。

利息を減らすためには、できるだけ早く返済することが大切だ。

カードローンを利用する際は、金利が安いところで借りて早めに返すのが最善と言えるだろう。

低金利カードローンで利息を安く抑えよう

おすすめの低金利カードローンランキングを紹介した。

カードローンの利息を抑えるため、借り入れ前に金利を必ず確認しよう。金利が低いと支払う利息が減り、総返済額も少なくなる。

もし金利が高くても、無利息期間やキャンペーンを上手く活用すれば、利息の支払いなしで借りることも可能だ。

ただし、金利が低いカードローンは審査が厳しい場合が多いため、できるだけ収入を安定させてから申し込むほうが良いだろう。

また、いくら金利が低くても、返済期間が長いと利息は高くなる。定期的に繰り上げ返済をして、早めの返済を心がけよう。

様々なカードローンの特徴を比較して、ぜひ自分に最適な低金利カードローンを見つけてほしい。