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三井住友銀行カードローンに無利息サービスはある?三井住友カードローンの利息に関するきまり

この記事で解決できるお悩み
  • 三井住友銀行カードローンに無利息サービスがあるのか知りたい
  • 三井住友銀行カードローンの利息に関するきまりごとを理解したい
  • 無利息期間サービスがある会社が知りたい

三井住友銀行カードローンに無利息サービスがあるかどうか気になる方も多いのではないだろうか。

今回の記事では、三井住友銀行カードローンでの利息の決まり方や無利息サービスの有無、利息を抑えるポイントについて解説していく。

無利息サービスを提供するカードローンとの比較も行うため、なるべく利息を抑えて借りたいという方は、ぜひ本記事を参考に自分に合ったカードローンを見つけてみてほしい。

目次

三井住友銀行カードローンに無利息期間はない

カードローンにおける「無利息期間」とは、お金を借りているのに利息がかからない期間のことだ。

消費者金融系のカードローンなどでは、新規契約者向けに無利息期間を提供していることが多い。

無利息期間内であれば何度も借りられるのが一般的なので、短期的に複数回お金を借りたい場合や、一時的に資金が足りない時に適しているサービスだと言える。

三井住友銀行カードローンにこの無利息期間があるか気になる人も多いだろう。

結論から言うと、三井住友銀行カードローンに無利息期間はない。

ここでは、三井住友銀行カードローンの特徴や利息の計算方法、無利息期間を利用せずに利息を抑える方法などを解説していく。

三井住友銀行カードローンの概要

三井住友銀行カードローンの商品概要を下記の表にまとめた。

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商品名三井住友銀行カードローン
申込方法インターネット(PC・スマートフォン)
ローン契約機
電話
窓口
SMBCダイレクト(インターネットバンキング・テレホンバンキング)
申し込み対象者お申込時満20歳以上満69歳以下の方
原則安定した収入のある方
三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
発行カードローン専用カード
普通預金キャッシュカード
カードレス
使い道原則自由(事業性資金には利用不可)
利用限度額10万円〜800万円(1万円単位)
借入方法ATMでの借入れ
SMBCダイレクト(インターネットバンキング・テレホンバンキング)での借入れ、自動融資(バックアップ)での借入れ
借入利率年1.5%〜14.5%
借入期間1年ごとの自動更新
返済方式残高スライド元利定額
返済方法ATM入金
振込入金
口座振替
遅延損害金借入残高に対して年19.94%の遅延損害金がかかる
担保・保証人不要

三井住友銀行カードローンは、申し込み時20歳以上69歳以下で安定した収入がある方であれば、基本的に誰でも申し込み可能なカードローンだ。

三井住友銀行の口座がなくてもすぐに申し込みができて、来店しなくてもパソコンやスマートフォンから申し込み手続きを完結できる。

カードレスでの借入れ・返済にも対応しているため、ローンカードを持ち歩きたくない、周りになるべくバレないようにしたい、などと考えている方にもおすすめだ。

全国の提携コンビニATMを利用できて、何度利用しても手数料は0円となっているため、手数料負担が気になる方にもピッタリだ。

三井住友銀行カードローンの利息の計算方法

三井住友銀行カードローンの借入利率は、年1.5%〜14.5%の間で決定される。

審査によって契約限度額が設定され、その契約限度額によって借入利率が変動する。

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利用限度額借入利率
100万円以下年12.0%~14.5%
100万円超 200万円以下年10.0%~12.0%
200万円超 300万円以下年8.0%~10.0%
300万円超 400万円以下年7.0%~8.0%
400万円超 500万円以下年6.0%~7.0%
500万円超 600万円以下年5.0%~6.0%
600万円超 700万円以下年4.5%~5.0%
700万円超 800万円以下年1.5%~4.5%

実際に利息は利用日数分をもとに下記の式に当てはめて計算していく。

利息=借入金額×年利率÷365日×利用日数

利用日数は、初回借入日の翌日または前回返済日の翌日から返済当日までの利用日数を指す。

仮に、借入利率が14.5%の場合、10万円を30日間借りたときの利息は下記のように計算できる。

利息=借入金額10万円×年利率14.5%÷365日×利用日数30日=約1,191円

また、借入利率が4.5%の場合、同様に10万円を30日間借りた時の利息は下記の通りだ。

利息=借入金額10万円×年利率4.5%÷365日×利用日数30日=約370円

同じ金融機関でお金を借りたとしても、適用金利が異なると返済負担が大きく変わってくることがわかるだろう。

無利息期間以外で三井住友銀行カードローンの利息を抑える方法

三井住友銀行カードローンに無利息期間はないが、工夫をすれば利息を抑えることも可能だ。

利息を抑える方法としては、主に以下の3つがある。

  • 利用限度額を増額する
  • 三井住友銀行で住宅ローンを利用する
  • 追加返済・繰上げ返済を行う

利用限度額を増額する

先述の通り、三井住友銀行カードローンでは、利用限度額によって適用される利率が変わってくる。

例えば、利用限度額が100万円以下の場合、借入利率は年12.0%〜14.5%だが、利用限度額が500万円超600万円以下の場合、借入率は年5.0%〜6.0%となる。

利用限度額が大きいほど借入利率が低くなるため、限度額の増額を申し込むのも一つの手だ。

しかし、利用限度額の増額には再度審査が必要となり、必ずしも希望が通るわけではない点に注意が必要だ。

現在の年収や他社での借入れ状況、これまでの返済状況に問題がなければ、増額の申し込みを検討してみてはいかがだろうか。

三井住友銀行で住宅ローンを利用する

三井住友銀行カードローンでは、新規申し込み時や利用限度額変更申し込み時に、三井住友銀行の住宅ローンを利用していて返済遅延がない場合、規定の借入利率よりも適用利率が引き下げられる可能性があるとしている。

引き下げ後の金利は年1.5%〜年8.0%となっており、三井住友銀行で住宅ローンを借りている人は、一般的な利用者よりも安い金利でカードローンを利用できる可能性が高いだろう。

ただし、対象となる住宅ローンは、三井住友銀行指定の保証会社が保証する住宅ローンに限られ、一部除外される商品もある。

なお、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)直接融資のみ、または長期固定金利型受託ローン(フラット35)のみの場合も対象外となる。

追加返済・繰上げ返済を行う

可能な範囲で追加返済を行うことで、本来の返済スケジュールよりも早いペースで元本が減っていくため、利息を大きく削減できる。

例えば、ボーナスや昇給などで臨時収入が発生した場合、約定返済額以上の返済を行うことを検討してみよう。

三井住友銀行カードローン以外の銀行カードローンで無利息期間がある会社

三井住友銀行以外に無利息期間がある銀行カードローンにはどのようなものがあるのだろうか。

ここでは「PayPay銀行カードローン」「スターカードローンα」「オリックス銀行カードローン」の3つを紹介していく。

PayPay銀行カードローン

無利息期間初回借入日から30日間利息0円
借入利率年1.59%〜18.0%
利用限度額10万円〜1,000万円
借入方法パソコン・スマートフォン
ATM
返済方法自動引き落とし
定額自動入金サービス

PayPay銀行カードローンは、申し込みから返済まですべてネットで完結できるカードローンだ。

借入利率は年1.59%〜18.0%と、三井住友銀行カードローンよりも上限金利はやや高いものの、初回借入日から30日間の無利息期間がある。

普段からPayPayをよく利用する人は、簡単な手順で申し込めて便利に利用できるだろう。

スターカードローンα

無利息期間契約日から30日間利息0円
借入利率年1.5%〜14.6%
利用限度額10万円〜1,000万円
借入方法アプリ
インターネットバンキング
ATM
返済方法口座引き落とし
インターネットバンキング

スターカードローンαは東京スター銀行が提供するカードローンで、30日間の無利息期間が設定されている。

ただし、契約日の翌日から30日間が無利息期間となっており、借入日の翌日から30日間ではない点に注意が必要だ。

金利は年率1.5%〜14.6%で、最大1,000万円までの融資が可能となっている。

自動融資サービスを利用すれば、公共料金やクレジットカード等の引き落としなどのタイミングで口座残高が不足していても、自動的に融資が行われるというメリットがある。

オリックス銀行カードローン

無利息期間契約日の翌日から30日間利息0円
借入利率年1.7%〜14.8%
利用限度額最高800万円
借入方法振り込み融資
ATM
返済方法口座引き落とし
ATM返済
振り込み返済

オリックス銀行カードローンは、オリックス銀行が提供するカードローン商品だ。

借入利率は年1.7%〜14.8%、利用限度額は最高800万円となっている。

スターカードローンαと同様に、借入日ではなく「契約日」の翌日から30日間無利息となっている。

セブン銀行ATMやイーネットATM、ローソン銀行ATM、イオン銀行ATMなどコンビニ・スーパーで利用できる提携ATMが多く、急にお金が必要になった時もすぐに現金を手に入れやすいだろう。

三井住友銀行カードローン以外で無利息期間がある消費者金融

続いて、無利息期間がある消費者金融についても紹介していく。

ここでは「プロミス」「レイク」「アコム」の3社について解説する。

プロミス

無利息期間初回借入日の翌日から30日間無利息(メアド登録とWeb明細の利用)
借入利率4.5%〜17.8%
利用限度額500万円
借入方法インターネット振り込み
スマホATM
コンビニ・提携ATM
プロミスATM
プロミスコール
返済方法インターネット返済
口座振替
スマホATM
コンビニ・提携ATM
プロミスATM
銀行振込
ポイントによる返済

プロミスでは、初回借入日の翌日から30日間が無利息期間となっている。

無利息が適用されるためには、メールアドレスの登録とWeb明細の利用が必須となる。

借入方法と返済方法が豊富なのが特徴で、いつでもどこでも簡単に借入れ・返済ができるというメリットがある。

レイク

無利息期間借入額全額60日間利息0円
5万円まで180日間利息0円(自動契約機または電話申し込みの場合)
30日間利息0円
借入利率4.5%~18.0%
利用限度額1万円〜500万円
借入方法銀行振込
スマホATM
提携ATM
返済方法Web返済サービス
口座振替サービス
スマホATM
提携ATM
銀行振り込み

レイクでは、「借入額全額60日間利息0円」または「5万円まで180日間利息0円」という2つの無利息期間からニーズに合う方を選んで利用できるのが特徴だ。

借入金額または借入期間のどちらを重視するかによって、選ぶべき無利息期間が変わってくるだろう。

最短25分での融資も可能なので、今すぐお金が必要だという人にもおすすめだ。

アコム

無利息期間契約日の翌日から30日間金利0円
借入利率年3.0%〜18.0%
利用限度額1万円〜800万円
借入方法銀行振込
ATM
返済方法インターネット
アコムATM
提携ATM
振り込み
口座振替

アコムは、初めて利用する方向けに契約日の翌日から30日間無利息のサービスを提供している。

最短20分で融資が完了するため、急な資金需要にも対応してくれるというメリットがある。

アコムでは、カードローンにショッピング機能が付帯した「ACマスターカード」も年会費無料で発行できる。

どっちがお得?三井住友銀行カードローンの利息と他社の無利息サービスを比べよう

三井住友銀行で利息を抑える工夫をした場合、無利息サービスと比較してどのくらい利息負担を抑えられるのだろうか。

ここでは、三井住友銀行カードローンとPayPay銀行カードローン、レイクを比較して「30日間借りた場合」「6ヶ月間借りた場合」「1年間借りた場合」の3パターンでシミュレーションしていく。

三井住友銀行カードローンは、本来の上限金利14.5%、借入限度額を300万円とした場合の上限金利10.0%、住宅ローン利用時の上限金利8.0%の3パターンでシミュレーションする。

また、PayPay銀行は30日間無利息、レイクは60日間無利息サービスを利用するものとする。

なお、以下のシミュレーションはあくまでも目安であり、実際の返済額とは異なる。

30日間(1ヶ月)借りた場合

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カードローン名金利(年率)利息額
借入金額5万円借入金額10万円借入金額50万円
三井住友銀行カードローン14.5%604円1,208円6,042円
10.0%(借入限度額300万円)417円833円4,167円
8.0%(住宅ローン利用)333円667円3,333円
PayPay銀行18.0%0円0円0円
レイク18.0%0円0円0円
出典:E-LOAN カードローンのかんたん返済額シミュレーション

無利息期間が適用される1ヶ月間(30日間)だけ借りて、まとめて1ヶ月後に返済する場合、PayPay銀行とレイクでは利息が0円となる。

三井住友銀行カードローンの場合、借入金額が増えるほど適用金利による差が大きくなる。

50万円といったまとまった金額を短期間のみ借りる場合、無利息期間を活用することで大きく利息を抑えられる。

6ヶ月間借りた場合

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カードローン名金利(年率)利息額
借入金額5万円借入金額10万円借入金額50万円
三井住友銀行カードローン14.5%2,133円4,269円21,358円
10.0%(借入限度額300万円)1,468円2,936円14,686円
8.0%(住宅ローン利用)1,174円2,348円11,734円
PayPay銀行18.0%(30日間無利息)2,270円4,545円22,725円
レイク18.0%(60日間無利息)1,888円3,776円18,888円

180日間(6ヶ月間)借りた場合、PayPay銀行では実質約5ヶ月間、レイクでは実質4ヶ月間借りることになる。

なお、レイクでは5万円までの借入れなら180日間無利息を選ぶこともできるため、ニーズに合わせて選ぶと良いだろう。

借入れ金額が増えるほど、三井住友銀行カードローンとその他のカードローンとの利息差が縮まっていく。

特に、三井住友カードローンの適用金利が10%以下の場合、無利息期間がなくても他の2社よりも利息負担を抑えられる。

1年間借りた場合

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カードローン名金利(年率)利息額
借入金額5万円借入金額10万円借入金額50万円
三井住友銀行カードローン14.5%4,012円8,024円40,132円
10.0%(借入限度額300万円)2,752円5,504円27,496円
8.0%(住宅ローン利用)2,188円4,388円21,928円
PayPay銀行18.0%(30日間無利息)4,615円9,219円46,117円
レイク18.0%(60日間無利息)4,220円8,430円42,170円

1年間借りる場合、無利息期間の有無よりも借入金利の安さの方が、利息に与える影響が大きい。

長期間の借入になる場合は、借入金利の安さを重視して選ぶのがおすすめだ。

逆に、大きな金額を借り入れる場合は、なるべく返済期間を短くすることを心がけると、利息負担を抑えやすい。

三井住友銀行カードローンには無利息期間がないが工夫すれば利息を抑えられる

三井住友銀行カードローンに無利息サービスはないが、限度額を引き上げたりまとめて返済したりすることで、利息負担を抑えられる。

短期間だけお金が必要という場合は、無利息期間がある銀行カードローンや消費者金融カードローンも検討してみよう。

ただし、借入期間が長期にわたる場合、無利息期間を加味しても低い金利で借りた方がお得になるケースもある。

自分の借りたい金額や返済イメージなどを考慮して、最適なカードローンを選んでみよう。

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