- アイフルの無人契約機で何ができるか知りたい
- 無人契約機の利用手順がわからない
- アイフルの無人契約機の設置場所や営業時間が知りたい
はじめてアイフルの無人契約機を利用するときは、利用方法や営業時間など不安になることも多いだろう。
アイフルの無人契約機は誰にも会わずにカードローンの契約ができ、その場でカードを発行してもらうことも可能だ。
ただし、利用上の注意点を理解していないと、即日借入ができなかったり消費者金融の利用がバレたりするリスクもある。
今回は、アイフルの無人契約機でできることや手続きの流れ、メリットやデメリットを解説していく。はじめてアイフルで借入する人は、ぜひ参考にして欲しい。
アイフルの無人契約機でできること
アイフルの無人契約機を利用する際は、無人契約機の基本機能や利用可能時間、メリットやデメリットを理解しておくことが重要だ。
特に急ぎの融資を希望する場合は、利用可能時間に注意したい。
また、アイフルの無人契約機は比較的目立ちやすい場所に店舗があるため、バレずに借りたい人は注意が必要になるだろう。
ちなみに、アイフルの無人契約機の正式名称は「無人契約ルーム てまいらず」である。
消費者金融カードローンの契約機は、一般的に「無人契約機」「自動契約機」とも呼ばれることがあるが、すべて同じ意味である点は覚えておこう。
アイフルの無人契約機の機能
アイフルの無人契約機には、主に下記4つの機能がある。
- カードローンの新規申込受付~契約
- カード発行
- カードローンの限度額増額手続き
- 住所や勤務先などの変更手続き
ちなみに、上記の手続きはパソコンやスマートフォンなどから行う「Web手続き」でも可能だ。
しかし、カードローン利用者のなかには、パソコンやスマートフォンを持っていない人や、家族と共有しているパソコンを使いたくない人などWeb手続きができない人もいるだろう。
アイフルの利用で必要となる手続きを、Webでも無人契約機でも完結できる点は、アイフルが多くの人から支持されている理由のひとつと言える。
アイフルの無人契約機の設置場所と利用可能時間
アイフルの無人契約機を利用する際は、設置場所を事前にリサーチしておき、利用可能時間内に手続きを済ませるようにしたい。
アイフルの無人契約機の設置場所は「アイフルの公式サイト 店舗 ATM検索」のページから探すことができる。
アイフルの無人契約機は、主要ターミナル駅やロードサイドなど、全国に817箇所設置されている(※2023年3月31日現在)仕事の行き帰りや、買い物の途中でも気軽に立ち寄れるのが特徴だ。
アイフルの公式サイトからは、地名や駅名から簡単に無人契約機の場所を検索できるので、ぜひ自宅や職場近辺など便利で使いやすい店舗を探して欲しい。
無人契約機の利用可能時間は、土日祝を問わず9:00~21:00となっている。無人であるため「24時間営業しているのでは?」と思う人もいるだろう。
たしかに無人契約機のコーナーにはスタッフは居ないが、アイフルは常設しているインターフォンでオペレータと会話できるようになっている。
オペレーターは24時間勤務ではなく、さらに審査対応時間も9:00~21:00となっているため、無人契約機の営業時間も同じ時間帯に限定されているのだ。
ちなみに、21:00の営業終了直前に入店すると、先客が居たり手続きに時間がかかったりして、営業終了までに契約手続きが終わらないことがある。
無人契約ルームは一人しか入室できないため、先客がいることも想定して営業終了の1時間前くらいには入店するようにしたい。
- 出典:アイフル通信 15P 店舗数参照
アイフルの無人契約機のメリット
アイフルの無人契約機には下記4つのメリットがある
- 誰にも会わずにカードローンの契約ができる
- パソコンやスマートフォンがなくても契約ができる
- キャッシング用の専用カードをその場で発行してもらえる
- オペレーターに聞きながら手続きができる
アイフルの無人契約機にはスタッフがおらず、利用者も一人しか入室できないため、基本的には誰にも会わずにカードローンの契約が可能だ。
一部の中小消費者金融や銀行カードローンの場合、窓口契約が必須になるケースもある。内緒でカードローンの契約をしたい人にとっては、最適な申込方法といえる。
Webアイフルの申込方法には、無人契約機以外にもパソコンやスマートフォンからの「Web申込」や「郵送申込」も用意されている。
しかし、パソコンやスマートフォンがないとWeb申込はできない。また、郵送申込だと自宅にカードローンに関する書類が届いてしまい、家族にバレるかもしれない。
アイフルの無人契約機は、パソコンやスマートフォンがなくても手続きが可能で、しかもカードローンの契約が済めばその場でカードを受け取ることもできる。
自宅への郵送物を避けたい人には、アイフルの無人契約機での申込とカード受取をおすすめしたい。
なお、無人契約機の横にはインターフォンが設置されていて、手続きの流れはオペレーターが親切に案内してくれるので安心だ。
ただし、店舗内は無人でも複数のカメラで利用者の動作はチェックされている。不審な行動などをして怪しまれないように注意したい。
アイフルの無人契約機のデメリット
アイフルの無人契約機にはメリットだけではなく、下記4つのデメリットも存在する。
- 繁華街やロードサイドに設置されていることが多く人目につきやすい
- 先客が入室していると待たなければいけない
- 自宅や職場の近辺に店舗がないケースがある
- 早朝や夜中の申込手続きができない
特に注意したいのが「人目につきやすい」という点だろう。アイフルの無人契約機は、東京でいえば「新宿近辺」、大阪なら「梅田や難波」など主要ターミナル駅や繁華街近くに設置されている。
雑居ビルの2階以上なら人目につくことも少ないが、ビルの1階やアイフルの店舗だけ設置されているようなところだと、出入りを知人や家族に見られるリスクもあるだろう。
アイフルの公式サイトでは、無人契約機の住所や「ビルの何階にあるか?」ということも確認できる。
誰にも見つかりたくないなら、できるだけ人目につかない店舗を利用するよう心がけよう。
また、仕事などで忙しく夜間や早朝しか時間が取れない人にも、アイフルの無人契約機は不向きといえる。
その点、Web申込なら24時間申込を受け付けている。「夜中に申し込んでおき、翌朝9:00以降に審査と契約手続きを済ませる」といったこともできるだろう。
アイフルの無人契約機を利用する手順
アイフルの無人契約機の利用手順についても見ていこう。実際の申込方法や、申込書に記入すべき情報、審査の流れなどを事前に把握しておくと、申込当日もスムーズな手続きが可能になる。
申込の際には運転免許証やパスポートなどの本人書類が必要になるなど、必要書類についても注意が必要だ。
申込
はじめに、アイフルの無人契約機の場所を検索して申込手続きを始めよう。
無人契約機のなかにはスタッフは居ないが、カメラで入室したことがわかると、自動音声で手続き方法の案内がスタートする。
ちなみに、アイフルの無人契約機はタッチパネルがない。紙の申込用紙に記入をして、机の隣に設置してあるスキャナーで書類を読み取ってもらい手続きを進める方式だ。
手続き途中に不明な点があったら、設置してあるインターフォンでオペレーターを呼び出すこともできる。
契約ブースは内側から鍵をかけられるので、第三者に入室されることもなく安心だ。
必要情報の入力と書類提出
アイフルの申込には本人情報や勤務先情報の記入、そして本人確認書類の提出が必要となる。
まずは、どのような情報を書く必要があるのか詳しく見ていこう。
アイフルの申込に必要な情報は下記の通りだ。勤務先情報など覚えていない項目もあるため、事前にメモしておくと良いだろう。
申込に必要な情報
本人情報 | 氏名 生年月日 電話番号 性別 国籍 結婚有無 年収 |
---|---|
申込金額 | 希望限度額 利用目的(生活費or事業資金) |
居住情報 | 住所 住まいの種類(自己所有か賃貸かなど) 家賃やローンの負担額 入居年 同居内容 扶養家族 |
勤務先情報 | 勤務先名 電話番号 業種 会社規模(上場有無、従業員数など) 雇用形態 保険証種別 給料日 入社年 |
必要情報の入力が終わったら、オペレーターの指示に従ってスキャナーで読み取ってもらおう。
指定された枠のなかに書類を置かないとエラーになるため、スキャナーの取り扱いは慎重に行うよう注意したい。
また、手続き途中では必要書類の提出を求められる。申込者全員に必要となるのが、運転免許証など「本人確認書類」だ。また、定められた条件に合致する人は収入証明書類の提出も必要となる。
本人確認書類については、下記の書類が該当する。「転居をしたのに運転免許証の変更手続きをしていない」など、住所相違があると補助書類が必要になる点には注意が必要だ。
アイフルの必要書類①本人確認書類
例① | 例② | |
---|---|---|
顔写真付き本人確認書類がある場合 | 現住所が記載された運転免許証 現住所が記載されたパスポート | 旧住所が記載された運転免許証+現住所が記載された各種保険証 住所記載のないパスポート+公共料金領収書や納税証明書 |
顔写真付き本人確認書類がない場合 | 現住所が記載された各種保険証+現住所の住民票 現住所が記載された各種保険証+簡易書留送付による確認 | 旧住所が記載された各種保険証+現住所の住民票 |
収入証明書類は全員が提出するわけではない。下記の条件に合致する人のみが、給与明細や源泉徴収票などの書類を提出する必要がある。
アイフルの必要書類②収入証明書類
収入証明書類の提出必要条件 | アイフルの利用限度額が50万円を超える場合 アイフルの利用限度額+他社貸金業者からの借入額の合計が100万円を超える場合 そのほかアイフルの審査上必要となる場合 |
---|---|
提出可能な収入証明書類の例 | 源泉徴収票(最新年度分) 給与明細書(直近2ヵ月分) 確定申告書 住民税決定通知書、納税通知書 課税証明書 年金通知書 |
審査
申込書の記入と必要書類の提出が終わると、審査に進むことになる。アイフルの審査で重視されるのが「個人信用情報」だ。
アイフルはCICやJICCといった国が認めた信用情報機関に加盟しており、カードローンの申込があるとコンピューターが自動で信用情報を照会するようになっている。
信用情報を照会した結果、下記のようなネガティブな信用情報が登録されていると審査通過のハードルは高くなるだろう。
ネガティブな信用情報の例
- カードローンやクレジットカードの延滞履歴
- 2ヵ月以上の滞納履歴
- 自己破産や個人再生など債務整理をした履歴
- 保証会社が代位弁済した履歴
- クレジットカードやカードローンの強制解約履歴
なお、信用情報に登録される情報は一部を除き5年間記録が残るようになっている。
過去に、上記に該当するような金融事故を起こした覚えがあるなら、情報が消えてからアイフルに申し込むほうが良いだろう。
自分の信用情報を事前に確認したいときは、各信用情報機関の本人開示サービスを利用すると良い。
カード発行
無事審査に通過できると、キャッシング専用カードが発行される。郵送を待たずに、その場でカードが発行される点は無人契約機ならではのメリットといえる。
ちなみに、アイフルでは「カードレス契約」も可能だ。カードがあるとATMでのキャッシングに便利だが、カードを家族に見つかるとキャッシングをしていることがバレるリスクもある。
アイフルは、カードがなくても振込キャッシングやスマホATMでの借入れ、返済もインターネット返済などが利用できる。スマートに利用したい人や、まわりにバレずにアイフルを利用したい人にはカードレス契約をおすすめしたい。
ATMで借入
カードが発行されたら、提携ATMで借入ができるようになる。ATMなら1,000円単位での借入も可能だ。必要な金額だけ借りて、借り過ぎないように注意したい。
ただし、提携ATMの利用には1万円以下の利用で110円、1万円を超える利用なら220円の手数料がかかる。少額を何度も取引していると手数料がかさむため注意したい。
アイフルの提携ATM
コンビニ | セブンイレブン(セブン銀行) ローソン(ローソン銀行) ファミリーマート(E-net) |
---|---|
銀行 | イオン銀行 三菱UFJ銀行 西日本シティ銀行 十八親和銀行 ゆうちょ銀行 |
事前にインターネットから申込を済ませておくのもおすすめ
急ぎで借りたいなら、無人契約機に行く前にインターネットから申込を済ませておく方法がおすすめだ。
事前にインターネットで手続きを済ませておけば、無人契約機で申込書を記入したり審査結果を待つ必要もない。
無人契約機の場合、申込書の記入や書類提出に10分~20分程度、さらに手続き完了から審査結果が出るまでに最短18分が必要だ。
事前の申込を済ませておけば、これらの時間短縮も可能になる。
具体的な流れは下記の通りだ。
インターネットの申込から無人契約機でのカード受取までの流れ
- アイフルの公式サイト、アプリから申込む
- Web契約時に「無人契約機でカードを受け取る」を選択する
- 無人契約機に行きキャッシング専用カードを受け取る
アイフルの無人契約機を利用する際の注意点
ここまでの内容も踏まえ、アイフルの無人契約機を利用する際の注意点をおさらいしておこう。
- 無人契約機の営業時間に注意する
- 運転免許証などの本人確認書類を忘れないようにする
- 審査完了まで待機する必要がある
アイフルの無人契約機は即日融資も可能で、誰にもバレずにカードローンを契約できるメリットがある。
しかし、営業時間や必要書類に注意しないと、再契約のためもう一度無人契約機に出向く必要も出てくるだろう。
はじめてのカードローン契約で不安な点があるなら、事前にアイフルのコールセンターに連絡をいれ、相談しておくのもおすすめだ。
無人契約機の営業時間に注意する
アイフルの無人契約機は24時間営業ではない点に注意が必要だ。アイフルの無人契約機は、基本的に9:00~21:00までとなっており、営業時間外に行っても手続きはできない。
これは、アイフルの審査対応時間が9:00~21:00となっているためで、夜間や早朝はオペレーターも勤務していないため申込手続きはできない。
無人契約機の営業時間外に手続きをしたいなら、Web申込がおすすめだ。Webも24時間審査をしているわけではないが、申込手続きは24時間受け付けてくれる。
夜中に手続きを済ませて、翌朝9時以降に審査結果を待ち、契約が済んだら無人契約機でカードを受け取る方法がスムーズだろう。
運転免許証などの本人確認書類を忘れないようにする
無人契約機で申込む際は、必ず運転免許証などの本人確認書類を忘れないようにしよう。
カードローンの申込手続きには、基本的に「写真付き+現住所が記載された本人確認書類」が必要となる。
無人契約機では、提出された写真付きの本人確認書類と、カメラで確認した本人画像を照合し、本人がどうかを判断している。
もし写真付きの本人確認書類がない、または現住所とは違う住所が記載された書類しか持っていない場合は、公共料金の領収書や住民票などが必要となる。
書類を用意できない場合や書類不備があると審査手続きにも進めないため、下記の公式サイトで必要書類をチェックしておこう。
審査完了まで時間がかかるため余裕をもって申込む
アイフルはスピーディーな審査をしてくれるが、審査完了までには時間がかかる。
無人契約機に入室してから審査完了までの最短時間をまとめているので、ぜひ参考にして欲しい。
申込手続きスタートから審査完了までの目安時間
申込書の記入~書類提出まで | 10分~20分程度 |
---|---|
審査時間 | 最短18分 |
合計 | 約30分~40分程度 |
特に営業終了の21時ギリギリに入室すると、余裕をもった手続きができないため注意したい。できれば、遅くとも20時までには入室できるようにしておこう。
アイフルの無人契約機のメリットを知って便利に使いこなそう
アイフルの無人契約機は、誰にも会わず、バレずにカードローンを契約できるのが最大のメリットだ。
カードの郵送を待つ必要もないため、「即日審査回答、即日融資希望」など急ぎで借りたい人には最適な申込方法といえる。
ただし、24時間営業ではない点と、運転免許証などの必要書類が必要になる点には注意したい。
アイフルの無人契約機は全国各地に約800箇所も設置されている。手続き中もオペレーターが親切にサポートしてくれるので、スマートフォンなどの手続きが苦手な人にもおすすめだ。