- 楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いが知りたい
- どちらを選ぶと良いのか知りたい
- 楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの評判を比較したい
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンは、どちらもスマートフォンから借り入れができるカードローンだ。
場所を問わずに借り入れができる利便性の高さから、利用を検討している方は多いだろう。
しかし、楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いが分からなければ、申し込みを躊躇することが考えられる。
本記事では、楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いについて解説していく。
両社の特徴や評判、おすすめポイントなどを知りたい人は、ぜひ参考にしてほしい。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンは何が違う?
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの異なるポイントを見ていこう。特にチェックしてもらいたい項目別に解説している。
金利と借入限度額
カードローンを利用する際の重要なポイントのひとつが金利だ。金利の低さを重視している人も多いだろう。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの金利を見てみよう。
楽天銀行スーパーローンの借入限度額と基準金利は、こちらの表を参考にしてほしい。
借入限度額 | 金利 |
---|---|
100,000円~1,000,000円未満 | 14.5% |
1,000,000円~2,000,000円未満 | 6.6%~14.5% |
2,000,000円~3,000,000円未満 | 3.9%~14.5% |
3,000,000円~3,500,000円未満 | 2.9%~12.5% |
3,500,000円~5,000,000円未満 | 2.9%~8.9% |
5,000,000円~6,000,000円未満 | 2.5%~7.8% |
6,000,000円~8,000,000円未満 | 2.0%~7.8% |
8,000,000円 | 1.9%~4.5% |
住信SBIネット銀行カードローンの借入限度額と基準金利はこちらだ。
借入限度額 | 金利 |
---|---|
100,000円~1,000,000円 | 14.79% |
1,100,000円~2,000,000円 | 11.99% |
2,100,000円~3,000,000円 | 8.99% |
3,100,000円~4,000,000円 | 7.49% |
4,100,000円~5,000,000円 | 6.49% |
5,100,000円~6,000,000円 | 5.49% |
6,100,000円~7,000,000円 | 4.49% |
7,100,000円~9,000,000円 | 2.99% |
9,100,000円~10,000,000円 | 2.49% |
上記の表を見ると、住信SBIネット銀行カードローンよりも楽天銀行スーパーローンのほうが低金利となっている。
しかし、住信SBIネット銀行カードローンは一定の条件を満たすことで、提示されている金利から年率0.1%~0.6%下がる。
金利の引き下げ条件はこちらだ。
- SBI証券口座を開設している、もしくは住信SBIネット銀行が取り扱う住宅ローン残高がある人
- 0.5%
- ミライノカード(JCB)を保有しており、住信SBIネット銀行を引落口座に設定している人
- 0.1%
ミライノカード(JCB)の新規発行受付は2023年11月末で終了しており、新たに発行することはできない。
現状では、年率0.5%の金利引き下げが可能だ。0.5%の金利が下がった場合、借入限度額によっては、住信SBIネット銀行カードローンのほうが低金利となる。
融資までにかかる時間
融資までにかかる時間の目安はこちらだ。
楽天銀行スーパーローン | 住信SBIネット銀行カードローン |
---|---|
最短即日 | 数日~10日程度 |
詳しくはこちら |
どちらも仮審査は最短即日で完了する。
しかし、楽天銀行スーパーローンは最短即日での融資に対応しているが、住信SBIネット銀行カードローンは数日~10日程度の時間を要する。
また、楽天銀行スーパーローンは楽天会員ランクによって、審査が優遇される。楽天グループの利用頻度が高い人に、楽天銀行スーパーローンをおすすめする。
口座開設の必要性
口座開設の必要性を見てみよう。
楽天銀行スーパーローン | 住信SBIネット銀行カードローン |
---|---|
不要 | 必要 |
詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行口座を保有していなくてもカードローンの利用が可能だ。一方の住信SBIネット銀行カードローンは、代表口座円普通預金の開設が必須となる。
なお、どちらもカードローンと口座開設の同時申込は可能だ。どちらの口座もランク(ステージ)に応じて各種手数料が無料となるため、新規で口座を開設してもよいだろう。
その他の特徴や違い
その他の特徴や違いは、こちらの表にまとめてあるので参考にしてほしい。
楽天銀行スーパーローン | 住信SBIネット銀行カードローン | |
---|---|---|
借入方法 | 振込 スマートフォンアプリ 提携ATM | PC スマートフォン スマートフォンアプリ 提携ATM |
返済方法 | 代表口座円普通預金からの引き落とし 提携ATMによる返済 インターネットバンキングによる返済 | 代表口座円普通預金からの引き落とし 提携ATMによる返済 代表口座円普通預金からの振り替え |
申込条件 | 満20歳以上62歳以下であること 日本国内に居住していること 安定した継続収入があること(パート・アルバイトの人は60歳以下) 専業主婦(主夫)であること(60歳以下) 楽天カード株式会社もしくは三井住友カード株式会社の保証を受けられること 外国籍の人は永住権または特別永住権を保有していること | 満20歳以上65歳以下であること 安定した継続収入があること 保証会社の保証を受けられること 住信SBIネット銀行の普通預金口座を開設していること(同時申込可) 外国籍の人は永住者であること |
審査に必要な書類 | 本人確認書類 収入証明書類(希望借入額が50万円を超える場合) | 本人確認書類 収入証明書類(希望借入額が50万円を超える場合) |
保証会社 | 楽天カード株式会社 三井住友カード株式会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
詳しくはこちら |
出典:住信SBIネット銀行カードローン「商品概要説明書:カードローン」
楽天銀行スーパーローンは、専業主婦(主夫)の利用が可能だ。
住信SBIネット銀行カードローンの申込条件には、安定した継続収入があると記載されており、専業主婦(主夫)の借り入れはできない。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンはどっちがおすすめ?
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンは、それぞれ特徴が異なることが分かっただろう。では、どちらのカードーローンがおすすめなのだろうか。
それぞれのカードローンをおすすめする人の特徴を解説しているので、自分が当てはまっているのはどちらなのかを確認してみるとよいだろう。
楽天銀行スーパーローンがおすすめな人の特徴
楽天銀行スーパーローンがおすすめな人の特徴はこちらだ。
- 楽天経済圏を利用している人
- コンビニを利用する機会が多い人
- できるだけ早く借り入れをしたい人
先述したように、楽天会員であれば優遇審査が受けられる。ランクの高いダイヤモンド会員やプラチナ会員は、審査に通過する可能性が高まるだろう。
楽天グループの利用頻度が高い楽天経済圏を利用している人にメリットがある点が、おすすめの理由だ。
また、楽天銀行スーパーローンは全国におよそ100,000台以上ある提携ATMでの取引に対応している。
セブン銀行ATMやローソン銀行ATMなどは手数料無料だ。コンビニに行く機会が多い人は、買い物と返済を同時に行うことも可能だ。
楽天銀行スーパーローンの審査は早い。最短即日で審査結果が分かるため、できるだけ早くカードローンを利用したい人におすすめしたい。
なお、申し込みをする際に「振込融資ご希望金額」に借入希望額を入力しておけば、ローンカードが到着する前に借り入れができる。
住信SBIネット銀行カードローンがおすすめな人の特徴
下記の特徴に該当する人は、住信SBIネット銀行カードローンをおすすめする。
- 住信SBIネット銀行の口座を所有している人
- ローンカードの発送を避けたい人
- 100万円超の借り入れを希望している人
住信SBIネット銀行カードローンを利用するためには、代表口座円普通預金を開設する必要がある。
しかし、すでに口座開設している人はすぐに審査に進めるので、利用をおすすめしたい。
また、SBI証券口座を保有している人は、年率0.5%の金利引き下げが受けられる点も魅力的だ。
住信SBIネット銀行カードローンは、スマホアプリがあればローンカードなしで借り入れや返済ができる。
そのため、カードローンの利用を周囲に知られる心配はないだろう。
楽天銀行スーパーローンで100万円を超える借り入れをした場合の上限金利は14.5%だ。
一方で、SBIネット銀行カードローンで110万円以上の借り入れをした場合の上限金利は11.99%となる。
100万円超の借り入れを検討している人は、SBIネット銀行カードローンを利用すれば、利息を抑えられる可能性が高まるだろう。
銀行カードローンの選択基準
銀行カードローンを選ぶ際は、下記の3つのポイントを重視することをおすすめする。
- 金利の低さ
- 申し込みのしやすさ
- 借入方法と返済方法
金利は低ければ低いほどよい。0.1%の金利が違うだけで、総返済額に大きな違いが生じるケースもあるからだ。
返済額シミュレーションを利用できる銀行カードローンがあるので、さまざまな条件を入力してみよう。
また、申し込みのしやすさもチェックすべきポイントだ。仕事などで忙しい人は、カードローンの申し込みに割く時間がないことが考えられる。
そこでおすすめしたいのが、Web完結に対応しているカードローンだ。Web完結であれば、店舗や窓口に行かずに申し込みができる。スキマ時間を有効活用できるだろう。
その他にも、たとえば対面で手続きをしたい人は、窓口対応をしている借入先を選ぶとよいだろう。
自分に合った申込方法を選択できる銀行カードローンを選択してほしい。
さらに、借入方法と返済方法についても利用する銀行カードローンによって手段が異なる。
例えば楽天銀行スーパーローンで借り入れをする場合、振込かスマートフォンアプリ、提携ATMのいずれかの借入方法が利用可能だ。
また、借り入れ後は返済が継続することとなる。そのため、返済しやすい方法はどれかという視点で選ぶことが重要だ。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンのユーザーの評判を比べてみよう
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの利用者は、どのような評価をしているのだろうか。
弊社で実施したアンケート結果をもとに、評価内容を見ていこう。
楽天銀行スーパーローンの良い評判と理由
楽天銀行スーパーローンの良い評判はこちらだ。
楽天経済圏でのサービスを利用している方には、利用すると楽天ポイントが加算されるので他社と比べても特にお得だと思います。
家でパソコンで完了しますし、審査も通りやすいと思います。また、審査の回答も早いので時間も要しません。
楽天銀行スーパーローンを利用することで、楽天ポイントが貯まる点が評価されていた。
楽天経済圏を利用している人にとっては、大きなメリットとなるだろう。また、審査が早い点を評価している人もいた。
審査結果が早く分かれば借り入れまでの時間を短縮できるため、便利だと感じているようだ。
楽天銀行スーパーローンの悪い評判と理由
続いて、楽天銀行スーパーローンの悪い評判も見ていこう。
金利が高いので、早く返さないといけないという不安がありました。
書類関係は自分で集めないといけないため、よく分からない書類について聞く人がいなかったから。
悪い評判には、金利が高く利息の支払いに不安を感じているとあった。また、必要書類が分からず、誰に聞けばよいのかが分からないという内容もあった。
住信SBIネット銀行カードローンの良い評判と理由
住信SBIネット銀行カードローンには、どのような評判があるのだろうか。まずは良い評判から紹介する。
住宅ローンも含めて、ネット専業の強みを活かして、金利が低水準なところがおすすめです。無駄なコストがかかっていないのは好印象です。
住信SBIネット銀行を利用している人には特におすすめですし、住信SBIネット銀行を利用している人ならスムーズにカードローンを利用できるし借入スピードも速いです。
「住信SBIネット銀行カードローンの金利は低い」という評判が複数見られた。また、借り入れのスピードが早いといった内容も多かった。
他には、スマホでスムーズに手続きができる点を評価している人もおり、満足している利用者が多いようだ。
住信SBIネット銀行カードローンの悪い評判と理由
住信SBIネット銀行カードローンの悪い評判を見ていこう。
カードローンを利用するには、住信SBIネット銀行の口座を開設しないといけないため、利用のしにくさがあるから。
100万円以上の借り入れの金利は安いと思うが、100万円未満だと少し金利があがり他社と大差ない感じがするので。
住信SBIネット銀行カードローンは口座開設が条件となっているため、利用しにくいと感じている人がいた。
また、借り入れする金額によって、金利が高めだという評判もあった。住信SBIネット銀行カードローンの特徴を把握してから、利用を検討するとよいだろう。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローン以外に検討するべきなのはどこ?
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローン以外に検討をおすすめするのは、下記の3つだ。
- セブン銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- PayPay銀行カードローン
どのような特徴があるのかを見ていこう。
在籍確認の電話が原則ない点が特徴のセブン銀行カードローン
カードローンの審査時は、電話による在籍確認が行われるケースがある。
申込者の返済能力を確認するため、申告した勤務先に在籍しているかどうかを電話にて確認するのが在籍確認だ。
勤務先に電話がかかってくると、周囲にカードローンの利用が知られてしまう可能性があるので、避けたいと考えている人はいるだろう。
セブン銀行カードローンは、在籍確認の電話が原則ないと明記している。周囲に知られることなくカードローンを利用したい人に、セブン銀行カードローンをおすすめしたい。
ガン保障特約付き生命保険に加入できるオリックス銀行カードローン
一生の間に、2人に1人はガンに罹患するといわれている。もしものときの備えとして、ガン保険に加入している人は多くいるだろう。
オリックス銀行カードローンには、ガン保障特約付きプラン「Bright」がある。
ガンと診断確定されたときや死亡・高度障害となったときは、借入残高が0円となるプランだ。保険金の支払いには条件があるが、ガン対策の心強い味方となるだろう。
30日間の無利息期間があるPayPay銀行カードローン
大手消費者金融のカードローンでは、無利息期間を利用できるケースが多い。一定期間の利息が発生しない点が魅力的だ。しかし、銀行カードローンの多くは無利息期間がない。
PayPay銀行カードローンは、銀行カードローンには珍しい30日間の無利息期間が設けられている。
無利息期間がある銀行カードローンを選びたい人は、PayPay銀行カードローンの利用を検討してみよう。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンは金利や融資までにかかる時間などに違いがある
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いには、金利や借入限度額、融資までにかかる時間などがある。
基準金利は楽天銀行スーパーローンのほうが低めに設定されている。
しかしSBI証券口座を開設している、もしくは住信SBIネット銀行が取り扱う住宅ローン残高がある人が住信SBIネット銀行カードローンを利用すると、金利が年率0.5%下がる点は覚えておこう。
楽天経済圏を利用している人や、コンビニを利用する機会が多い人は楽天銀行スーパーローンがおすすめだ。
一方でローンカードの発送を避けたい人や、100万円超の借り入れを希望している人は、住信SBIネット銀行カードローンが適している。
銀行カードローンを選ぶ際は、金利や借入限度額などをチェックしよう。
また、セブン銀行カードローンやオリックス銀行カードローンなどの銀行カードローンなどもあるので、特徴を調べてみることをおすすめする。
楽天銀行スーパーローンと住信SBIネット銀行カードローンの違いを把握して、自分に合うカードローンを利用してみてはいかがだろうか。