三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査は何日かかる？審査にかかる時間と審査結果が遅い場合の対処法

三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」は金利が最大で14.6%と低めに設定されており、初めて利用する人にもおすすめのカードローンだ。

しかし審査にかかる時間がわからないと申込む前に不安になる人も多いだろう。

そこでこの記事では、バンクイックの審査時間や審査結果が遅れている理由、遅い場合の対処法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

バンクイックの審査時間の目安

バンクイックの審査時間は、最短で即日回答が可能だ。

審査結果や契約内容は、Eメールまたは電話で通知される。

審査回答時間は以下のとおりだ。

ただし申込受付時間や混雑状況、審査状況によっては、審査に時間を要する可能性があり、翌日以降の回答となる。

場合によっては、最長で1週間程度かかる可能性があることもあらかじめ理解しておこう。

バンクイックの審査に時間がかかる理由とは

バンクイックの審査に時間がかかる理由は、以下の6つだ。

それぞれ詳しく解説する。

必要書類が揃っていない

バンクイックの申込時に、必要書類が揃っていないと審査がストップし、時間がかかるだろう。

バンクイック申し込みの際は、以下の本人確認書類のコピー2点を提出する必要がある。

書類名	備考
運転免許証	現住所の記載必須裏面に住所表示ある場合は両面必要
健康保険証	現住所の記入必須（国民健康保険証除く）カード型は両面必要
個人番号カード	現住所記載必須表面のみ
在留カード	変更事項ある場合、裏面も必要日本国籍以外の方優先
特別永住者証明書	変更事項ある場合、裏面も必要
パスポート	日本国内発行のみ顔写真ページと所持人記入欄必要

上記の本人確認書類が2点用意できない場合は、以下のその他の書類、または補完書類から1点提出する必要がある。

必要書類の事前準備を怠ると審査に時間がかかるため、注意しよう。

また、借入希望額が50万円を超える人は、以下の収入証明書のコピー1点が必要だ。

収入証明書は役所や税務署などで入手できるが、発行に時間がかかる場合もあるため、早めの準備が借り入れまでの時間短縮につながるだろう。

• 出典：三菱UFJ銀行「カードローン「バンクイック」の本人確認種類に関するご注意点」
• 出典：三菱UFJ銀行「カードローン「バンクイック」のよくあるご質問」

申込内容に不備があり追加情報が必要

書類の不備は、審査遅れの主な原因の1つだ。よくある不備として、以下が挙げられる。

これらの不備がある場合、バンクイックの担当者から連絡があり、再度書類を提出しなくてはならない。

再度書類を準備したり、追加で情報が必要だったりする場合、審査の進行が停滞し結果が出るまでの時間が大幅に延長する可能性がある。

申込書は慎重に記入し、提出前に再確認することが重要だ。

またスマートフォンで書類を撮影する場合は、正確かつ鮮明であることを確認してから提出することで、不備を未然に防ぐことができる。

混雑する時間帯や曜日に申し込みした

審査対応時間内であっても、混雑により審査が遅れる可能性がある。

特に平日の夕方以降や土日祝日は申し込みが集中する傾向にあり、審査に時間がかかりやすい。

また、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始などの大型連休前は特に混雑するため注意が必要だ。

この時期の申し込みは審査に時間がかかり、最長で1週間程度要する場合もある。

急ぎの資金が必要な場合は、このような混雑する時期や時間、曜日を避け、余裕を持った申し込みをすることが望ましい。

在籍確認などバンクイックからの連絡に応じていない

バンクイックは審査過程で在籍確認を実施する。

自宅または勤務先への電話連絡に応じない場合、審査が停滞するため注意が必要だ。

在籍確認は申込時に記入した勤務先の電話番号に対して行われる。

勤務先の担当者が申込者の名前を認識できないと確認が完了しないため、複数の部署を持つ会社の場合、代表番号ではなく配属部署の直通電話や内線番号の記入をしよう。

またテレワークで勤務先に人がいない場合や会社側の私用電話の対応拒否など、確認に支障をきたす可能性がある場合は、カスタマーセンターへの事前相談をおすすめする。

なお、連絡は三菱UFJ銀行または個人名で行われるため、安心してほしい。

借入希望額が高い

借入希望額が年収に対して過剰な場合、審査に時間がかかったり、最終的に借り入れができない可能性が高い。

バンクイックは銀行カードローンのため総量規制の規制対象ではないが、これに準ずる独自の基準に基づき借入額を審査している。

これは過剰な借り入れを防ぐ目的で導入された制度で、借入額が利用者の年収の1/3以内であることが審査通過の目安とされている。

借入希望額が年収の1/3を超える場合や、他社からの借入金額と新たな借入希望金額の合計がこの基準を超える場合は、審査に時間がかかった上で通過できない。

審査を早くするポイントは、借入額を適切に抑えることだ。

必要最小限の金額を設定することで、審査側の懸念を減らし、スムーズな審査につながる可能性が高まる。

申し込みの時点で借入目的を明確にし、必要以上の借入希望額は避け、適切な金額設定を心がけよう。

信用情報に何かしらの問題がある

信用情報とは借入状況や返済履歴、債務不履行などの金融取引に関する記録を指す。

この記録は金融機関や信用情報機関によって収集・管理され、ローンやクレジットカードの審査などに利用される重要なデータだ。

信用情報機関には、以下のような様々な金融取引の記録が保存される。

このような取引の記録は保存期間が終了すれば、基本的に履歴が消えるが、この期間中は審査通過が難しいといえる。

さらに、返済遅延の場合、2回以上の信用情報に記録される可能性が高まる。

このような問題が信用情報に記録してあると審査に時間がかかり、場合によっては審査通過ができない。

信用情報は郵送またはインターネットで開示請求ができるため、自身の信用情報を把握し、問題がある場合は事前に対策を講じておくことが大切だ。

なお保存期間が経過しているにもかかわらず、情報が削除されていない場合は、債権者に連絡して削除の依頼を行おう。

• 出典：割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関

バンクイックの審査結果が遅い場合の対処法

バンクイックの審査結果が遅い場合は、以下の対処法を実践しよう。

それぞれ詳しくみていこう。

カスタマーサービスに問い合わせて状況を確認する

バンクイックの審査状況を確認するには、カスタマーサービスへの電話が最も確実な方法だ。

バンクイックのカスタマーサービスの電話番号と受付時間は、以下のとおりだ。

問い合わせの際は申込番号や個人情報を手元に用意しておくと、スムーズな対応が期待できるので、あらかじめ準備しておこう。

ただし、ランチタイムや夕方以降は多くの人が休憩や帰宅の時間帯と重なるため、混雑しつながりにくい可能性がある。

その場合は、午前中や比較的空いている時間帯に電話をかけてみよう。

バンクイックからの連絡の見落としがないか確認する

審査結果や契約内容の通知は、Eメールまたは電話で行われるため、見落としがないか確認しよう。

まず、着信履歴を確認し、バンクイックからの不在着信がないか確認する。

次に、メールの確認を行う。受信BOXを確認するだけでなく、迷惑メールフォルダも必ず確認しよう。

また、メールアドレスを複数使用している人は、バンクイックに登録したアドレスの受信BOXを確認することが重要だ。

さらに、メールフィルターの設定により、重要なメールが別のフォルダに振り分けられている可能性もあるため、各フォルダを丁寧に確認する。

連絡先情報に変更があった場合は、速やかにバンクイックに連絡しよう。

申込内容を確認し不備がないかチェックする

申込内容の不備は審査の遅延の原因となるため、個人情報、職業情報、収入情報などの重要事項を中心に再度確認することが重要だ。

入力ミスや記載漏れがないか、提出書類が正しく準備されているかを慎重にチェックする。

万一内容の間違いや提出書類が不足していることに気づいた場合は、速やかにカスタマーサポートに連絡し、その旨を伝えよう。

バンクイック側からの連絡を待つよりも、自ら確認して迅速に対応することで審査の円滑な進行につながる。

そのため、書類提出後であっても再度確認することが重要だ。

以上の確認で問題がなければ、他社への申し込みは控え、バンクイックの審査結果を待とう。

複数の金融機関に同時に申し込むと、信用情報に記録が残り、審査に悪影響を及ぼす可能性がある。

そのため、バンクイックの審査結果が出るまでは、他社への新たな申し込みを控え、審査結果を待つことが重要だ。

バンクイックの審査時間を短縮するためのポイント

バンクイックの審査時間を短縮するためのポイントは、以下の2つだ。

それぞれ詳しく解説する。

早い時間に申し込みをする

バンクイックへの申し込みは、インターネット・スマートフォンアプリで24時間365日可能だ。

電話申し込みは平日9時〜21時、土日祝9時〜17時（年末年始除く）で受け付けている。

しかし、審査結果の連絡は平日9時〜21時、土日祝9時〜17時に限られる。

申し込みは個人の状況によって時間がかかることもあるため、審査と借り入れを急ぐ場合、できるだけ早い時間に申し込むのがおすすめだ。

先述した必要書類を事前に準備し、早めの申し込みで審査のスピードアップを図れるだろう。

他社への申し込みや借り入れ状況を確認しておく

他社への申し込みや借り入れがある場合、自身で現在の状況を把握しておくことが重要だ。

審査では信用情報を照会し、延滞履歴や返済履歴、借入残高などを把握できるため、正確に申告する必要がある。

不明点がある場合は、各借入先のコールセンターに問い合わせて確認しておくことが重要だ。

また、過剰な借り入れを防ぐために設けられた総量規制にも注意が必要だ。

これは、年収の1/3を借入上限額とする規制だ。例えば、年収300万円の場合、借入上限は100万円だ。

他社で80万円借りていれば、新規で借りられるのは20万円までとなる。

事前に現状を正確に把握しておくことで、申告内容と信用情報の不一致を防ぎ、総量規制に抵触するリスクも回避できる。

これにより、審査がスムーズに進む可能性が高まる。

バンクイックの審査は事前の準備で時間短縮できる

バンクイックの審査時間は最短即日回答だが、状況により1週間程度かかる場合もある。

審査が遅れている主な理由は、必要書類の不足や申込内容の不備、信用情報の問題などだ。

審査が遅い場合はカスタマーサービスへの問い合わせや連絡の見落とし確認が有効だ。

スムーズな審査には必要書類の事前準備や正確な情報提供、他社借入状況などの把握が重要である。

バンクイックは24時間365日いつでも申し込める。

事前に書類準備や情報確認をしっかり行えば、審査もスムーズに進む可能性が高い。

金利も比較的低めなので、カードローンの利用を考えている人は、ぜひバンクイックを検討してみてはいかがだろうか。

金利 （実質年率）	年1.8%～年14.6%
審査時間	最短即日
融資速度	翌日以降（審査状況による）
無利息期間	なし
借入限度額	10万円～500万円
収入証明書	借入額が50万円を超える場合に必要
WEB完結	申し込みまでは可能
申込条件	満20歳から65歳未満
担保・保証人	不要