- みずほ銀行カードローンの審査が甘いのか知りたい
- みずほ銀行カードローンの審査基準や審査にかかる時間を知りたい
- どのような場合に審査に落ちるのか知りたい
みずほ銀行カードローンは、大手銀行カードローンの中でも金利負担を抑えやすく、24時間申し込めるのが特徴だ。
申し込みを検討している方の中には「みずほ銀行カードローンの審査が甘いのか気になる」「みずほ銀行カードローンの審査で重視されるポイントや審査時間を知りたい」「みずほ銀行カードローンの在籍確認はどんな方法なのか」などと考えている方もいるだろう。
本記事では、みずほ銀行カードローンの審査基準や審査難易度、どのような場合に審査に落ちてしまうかなどを解説する。
これから申し込みを検討している方や、審査に通るか不安な方は、ぜひ本記事を参考にしてみてほしい。
みずほ銀行カードローンの審査は甘い?審査基準を紹介
みずほ銀行カードローンの審査は甘いのだろうか。
審査通過率や審査基準から、審査難易度について考えていこう。
みずほ銀行カードローンの審査通過率
みずほ銀行カードローンの審査通過率は公表されていない。
参考までに、大手消費者金融の新規貸付率から、どのくらい審査に通過するかをチェックしていこう。
会社名 | 審査通過率 | |
---|---|---|
プロミス | 37.8% | 詳しくはこちら |
アイフル | 35.9% | 詳しくはこちら |
アコム | 42.0% | 詳しくはこちら |
レイク | 24.0% |
出典:プロミス 2024年3月期決算資料 P5新規顧客数・成約率(2024/3)
出典:アイフル 月次推移 P1無担保新規成約率(通期計)
出典:アコム Monthly Report2024年3月末 P2新規貸付率(期累計)
出典:SBI新生銀行グループ 2023年度通期決算 P43無担保ローン 新規獲得状況(レイク)グラフよりFY2023Q1~Q4の数値を用いて平均通過率を算出
上記の通り、大手消費者金融の審査通過率は20%台〜40%台とばらつきがある。
どの消費者金融でも、契約にあたっては審査をしっかりと行うため、誰もが借りられるわけではないのだ。
さらに、銀行が提供するカードローンの場合、消費者金融よりも厳格な審査が行われると言われている。
上記から推測すると、みずほ銀行カードローンでの審査通過率は、10%台〜30%台程度に止まると考えられる。
みずほ銀行カードローンの審査基準
カードローンの契約の際は、それぞれの会社が決めた審査基準に従って審査が実施される。
具体的な審査基準については基本的にどの会社も公表しておらず、「収入が〇円以上あれば通る」「すでにお金を〇円借りていたら審査に落ちる」など、明確な基準があるわけではない。
申込者の属性情報や信用情報、返済能力などを総合的にチェックして、お金を貸しても大丈夫かを判断するのだ。
そのため、審査に確実に通るための方法を知ることはできず、銀行や消費者金融などの業者間で審査基準を比較することも難しい。
みずほ銀行カードローンでも、審査基準は明らかにされておらず、具体的にどのような条件を満たせば審査に通るのかを知ることはできない。
ただし、カードローンで審査される主なポイントが「返済能力があるか」ということを踏まえると、ある程度審査項目を推測したり対策したりすることは可能だろう。
みずほ銀行カードローンの審査項目
みずほ銀行カードローンの審査について、一般的なカードローンの審査項目を元に、どのようなポイントが確認されやすいかについて考えていこう。
カードローンの審査では、主に利用者本人の「属性情報」と「信用情報」がチェックされる。
属性情報
属性情報とは、申込者本人に関する情報で、申し込み時に申告する以下のような情報が該当する。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 勤務先
- 年収
- 雇用形態
- 勤続年数
- 居住形態
一つの属性情報だけで審査結果が判断されるわけではなく、これらの情報を総合的に鑑みて審査に通過するかが決定される。
信用情報
信用情報は、ローンやクレジットカードなどの金融サービスの申し込みや契約などにおける取引情報を登録したものだ。
信用情報は信用情報機関で管理されており、カードローンの申し込み時には各会社が信用情報機関に申込者の信用情報を紹介し、貸し出しを行っても問題ないか判断するという流れだ。
過去にクレジットカードやローンの返済でトラブルがないかや、現時点でどのくらいの借入を行っているかなどがチェックされる。
みずほ銀行カードローンの審査の流れ
続いて、みずほ銀行カードローンの審査の流れを確認していこう。
すぐに審査を完了したい場合などは、流れを事前に把握しておくことでスムーズに手続きを進めることが肝心だ。
みずほ銀行カードローンの申込から審査完了までの流れ
申し込みから審査完了までの流れは、以下の通りだ。
- 申し込み
- メールにて仮審査の回答
- 必要書類の登録
- みずほダイレクトご利用カードの受け取り
インターネットから申し込みを行えば、24時間いつでも自分の都合の良いタイミングで申し込めて便利だ。
ただし、インターネットからの申し込みは「キャッシュカード兼用型」での借入に限られ、「カードローン専用型」を希望する場合は、近隣の店舗から申し込む必要がある。
申し込み後、必要に応じて在籍確認が実施され、問題がなければ仮審査の回答がメールで送付される。
メールの「必要書類登録用URL」から書類の登録を行い、みずほダイレクトご利用カードを受けとれば、カードローン口座の開設が完了する。
なお、みずほ銀行の預金口座をすでに保有していて、「キャッシュカード兼用型」での借入を希望する場合、みずほダイレクトご利用カードの受け取りは省略できる。
また、カードローンの契約前には本審査が改めて行われる。
審査にかかる時間と在籍確認の方法
カードローン申し込みの審査時間は、申し込み方法によって下記のように異なる。
申し込み方法 | 申し込み可能時間 | 審査結果回答タイミング |
---|---|---|
インターネット (PC・スマートフォン) | 24時間 | 最短当日 |
店舗 | 店舗の営業時間に準ずる | 翌々営業日以降 |
電話 | 平日9:00〜20:00(12月31日〜1月3日、土・日曜日、祝日・振替休日は申し込み不可) | 申し込み受付後、翌々営業日以降 |
なお、みずほ銀行カードローンの申し込みは土日でも可能だが、申し込むタイミングや方法によっては、数日〜1週間程度時間がかかる場合もあるため注意しよう。
また、みずほ銀行および保証会社から電話での在籍確認が実施される場合もある。
電話連絡では、担当者が勤め先に電話して、申込者が在籍しているかを確認する。
「個人名で電話してほしい」「自分のいる時間帯にかけてほしい」など希望がある場合は、事前に相談してみよう。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちてしまったら?
みずほ銀行カードローンの審査に落ちてしまったら、どのように対処すれば良いのだろうか。
ここでは、審査に落ちる主な原因とその対策方法、通過するためのポイントを解説する。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる主な原因
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる主な原因としては、下記のようなことが考えられる。
- 申し込み条件を満たしていない
- 信用情報に傷がついている
- 同時期に複数のカードローンに申し込んだ
- 在籍確認ができなかった
- 他社での借入金額や借入件数が多い
- 転職・独立してすぐに申し込んだ
それぞれ詳しく確認していこう。
申し込み条件を満たしていない
まずは、カードローン会社が定める申し込み条件を満たしているかが重要だ。
みずほ銀行カードローンの申し込み対象者は、以下のように定められている。
- カードローン契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の方
- 安定かつ継続した収入の見込める方
- 保証会社の保証を受けられる方
みずほ銀行では、カードローンの申し込みにあたって「年齢」「収入」「保証」の3つを条件に掲げている。
「年齢」は、満20歳以上66歳未満でないと申し込めないため、法的に成人した年齢である18歳や19歳も申し込みはできない。
「収入」については、安定かつ継続した収入があるかどうかがポイントとなり、収入の金額に関する条件は規定されていない。
雇用形態や勤続年数についての条件も明記されていないため、アルバイトやパートなどでも申し込みは可能だ。
「保証」については、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーションで保証を受けられるかどうかが重要となる。
自ら保証人を準備する必要がない代わりに、保証会社で保証を受けることが借入の条件となるのだ。
上記のいずれかでも条件を満たしていない場合、申し込み条件に適さないとして審査に落ちてしまうだろう。
信用情報に傷がついている
「信用情報に傷がある」とは、信用情報機関で保管されている個人の信用情報に事故情報が記録されているということだ。
いわゆるブラックリストに載っている状態とも言われ、例としては、債務整理や代位弁済、強制解約、3ヶ月以上の返済遅延などが挙げられる。
カードローン会社は、貸したお金をしっかりと返してもらわないと困るため、信用情報に傷があると「また自己破産してしまうのでないか」「また返済できずに滞納するのではないか」と判断され、審査に落ちる可能性が高まるのだ。
同時期に複数のカードローンに申し込んだ
短期間に複数のカードローンに申し込むと、「申し込みブラック」という状態になり、審査に通過できなくなる。
短期間に「あれもこれも」とカードローンを申し込む人は、無計画にお金を借りようとしている人だと判断されやすくなるためだ。
在籍確認ができなかった
みずほ銀行カードローンでは、基本的に電話による在籍確認を実施している。
在籍確認の電話を無視したり、何らかの理由で在籍確認が実施できなかったりする場合、申告した勤務先に勤めていると確認できず、審査に落ちてしまうこととなる。
他社での借入金額や借入件数が多い
すでに他社でローンを組んでいる人も注意が必要だ。
銀行カードローンは、消費者金融カードローンのように「借入金額の合計は年収の3分の1まで」と定める総量規制の対象ではない。
しかし、総量規制に準じた自主規制に基づき、借入金額や件数に対する基準を設定していることがほとんどだ。
属性情報や信用情報などから見込まれる返済能力に対して借入件数・借入金額が多いと判断されると、審査落ちの原因となる。
転職・独立してすぐに申し込んだ
転職や独立など、勤務先が変わってすぐにカードローンを申し込むと、勤続年数が短いために返済能力が低いと判断される可能性がある。
勤続年数が短い場合、将来的に収入を安定して得られるかの判断が難しく、審査に通らないかもしれない。
また、休職期間や無職期間が長かったり、毎月の収入が大きく変動したりする場合も、収入の安定性が低いと判断されやすくなる。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法
それでは、仮に審査に落ちてしまった場合はどのように対処すれば良いのだろうか。
対処法としては、以下のような方法が挙げられる。
- 申し込み条件を満たしてから再度申し込む
- 信用情報の履歴が消えてから申し込む
- 申し込むカードローンは1社に絞る
- 在籍確認を行うタイミングについて相談する
- 借入金額・借入件数を減らす
- ある程度勤続年数が経過してから申し込む
申し込み条件を満たしてから再度申し込む
申し込み条件を満たしていなかった場合は、まずは申し込み条件を満たしてから再度申し込みを行おう。
申し込み条件を改めてチェックして、一つでも条件に当てはまらないところはないか事前に確認しておくことが重要だ。
信用情報の履歴が消えてから申し込む
信用情報に傷がある人は、信用情報機関に記録された事故情報が消されてから再度申し込むようにしよう。
事故情報が抹消されるまでの期間は信用情報機関によっても異なるが、概ね5年以上経過している場合、ブラックリストからは外されていることがほとんどだ。
申し込むカードローンは1社に絞る
複数のカードローンを同時に申し込むのではなく、なるべく1社に絞って申し込みを行うようにしよう。
返済先を1社にまとめた方が、自分が毎月返済を続ける上でも管理が楽になるだろう。
信用情報機関にはカードローンの申し込み記録が6ヶ月間保管されているため、複数のカードローンに申し込みたいという場合は、6ヶ月以上経過してから新たな会社に申し込むようにしよう。
在籍確認を行うタイミングについて相談する
在籍確認をきちんと行えるか不安な場合や同僚にカードローンの利用がバレたくない場合などは、連絡する曜日や時間帯などを事前に相談してみよう。
必ずしも自分の希望通りのタイミングに連絡してくれるわけではないが、なるべく希望に沿って配慮してくれることが多い。
自分が会社にいるタイミングに電話をかけてもらうようにして、なるべく直通の電話番号を申告するようにすると、スムーズに在籍確認を終えられるだろう。
借入金額・借入件数を減らす
すでに他社で複数の借入を行っていたり、借入金額が多額であったりする場合は、なるべく借入金額・借入件数を減らすようにしよう。
みずほ銀行カードローンは複数社の借入を一本化する「おまとめ」にも利用できるため、カードローンの申し込みを機に返済を一本化したいと考えている方は、ぜひ検討してみよう。
ある程度勤続年数が経過してから申し込む
勤続年数の短さが審査落ちの原因だと考えられる場合は、ある程度勤続年数を積み上げてから再度申し込むようにしよう。
ただし、どのくらいの勤務実績があれば良いかという基準は勤務形態や勤務先によっても異なる。
また、自営業者やフリーランスなどの場合は、毎年の収入が安定していた方が望ましいだろう。
みずほ銀行カードローンの審査に通過するためのコツ
みずほ銀行カードローンの審査に通過するためには、いくつか押さえておきたいポイントもある。
スムーズに審査を完了できるよう、以下の点には注意しよう。
書類不備に注意する
まずは、しっかりと必要書類を揃えておくことが重要だ。みずほ銀行カードローンの申し込みには、本人確認書類が必要となる。
みずほ銀行の預金口座を持っているか否かで、利用できる書類が異なるため、あらかじめチェックしておこう。
また、仮審査の結果で利用限度額が50万円超となった場合、本人の年収が確認できる書類も必要となる。
これらの書類について不備があると審査までに時間がかかったり、最悪の場合は審査に落ちてしまったりするので注意しよう。
申し込み内容は正直に申告する
審査に通過したいからといって、勤務先や年収、勤続年数などで虚偽の内容を申告してはいけない。
仮に虚偽の内容であることがバレた場合、審査に落ちてしまったり、突然利用が停止されたりしてしまう。
申し込み内容は必ず正直に申告し、間違いがないように申し込み前に何度も確認しよう。
信用情報を確認しておく
過去に延滞があった場合など、自分の信用情報が不安な方は、信用情報機関に問い合わせてみるのも良いだろう。
個人の信用情報は、信用情報機関に情報開示申請を行うことで確認できる。
あらかじめ信用情報をチェックしておくことで、安心して申し込みやすくなるだろう。
みずほ銀行カードローンの審査は甘いわけではないため事前準備が大切
みずほ銀行カードローンの審査は決して甘くない。
個人の属性情報や信用情報などさまざまな項目を総合的に判断した上で、申込できるかどうかが決まる。
審査に落ちる理由としては、信用情報に傷があることや収入の安定性が低いと判断されること、他社での借入件数・金額が多いことなどが挙げられる。
審査に落ちてしまうか不安な方や、審査に落ちた後の対処法について知りたい方や、本記事の内容を参考にして審査に備えてほしい。
みずほ銀行カードローンは、24時間いつでもWEBから申し込みできて、低い金利で借りやすいカードローンだ。
興味のある方は、ぜひこの機会に申し込みを検討してみよう。