- レイクの審査が厳しいのか知りたい
- レイクの審査基準や審査にかかる時間を知りたい
- どのような場合に審査に落ちるのか知りたい
消費者金融に申し込む際に気になるのが「審査が厳しいかどうか」という点だ。
レイクへの申し込みを検討している方のなかにも「審査は厳しいのだろうか」「どういった基準で審査が行われるのだろうか」という点を気にしている方も多いだろう。
本記事では、レイクの審査の通過率や審査基準を紹介していく。審査の流れや審査に落ちたときの対処法なども紹介していくので、ぜひ本記事を参考にしてレイクへの申し込みを検討してみよう。
レイクの審査は厳しい?審査基準を紹介
まず、レイクの審査が厳しいかどうかを判断する指標として「審査通過率」をチェックしていく。審査基準も合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてほしい。
レイクの審査通過率
SBI新生銀行グループの「2024年度第1四半期決算」によると、2024年第1四半期におけるレイクの新規顧客数は40.2千人、申込数は195.3千件となっている。
単純に審査通過率を計算すると20.6%となり、約5人に1人が審査に通過する。
2022年度の審査通過率を見ると30%前後で推移していたが、2023年度以降は審査通過率が低下しつつある状況だ。
次第に申し込み件数が増えていることもあり、審査に通過しにくい状況となっていると推測できる。
比較的審査が厳しいことを踏まえ、しっかりと準備して申し込むことが大切だ。
レイクの審査基準
レイクをはじめとした貸金業者は審査の基準を公表していない。明確な審査基準が分かってしまうと、不正に申し込もうとする人が増えてしまう可能性があるためだ。
レイクの具体的な審査基準は把握できないが、一般的にカードローンの審査でチェックされるのは以下のようなポイントである。
- 返済能力
- 信用情報
まず、申込者本人の返済能力をチェックする。
年収や勤務先、勤続年数、雇用形態などをもとに収入の安定性を確認して「貸付を行ってもきちんと返済してくれるのか」という点を調査するのだ。
返済能力があると判断された場合、審査通過の可能性が高まる。
返済能力に加え、申込者の信用情報のチェックも行う。信用情報とは、ローンやクレジットなどへの申し込みや利用、返済などの履歴情報のことだ。
信用情報機関に情報が登録されており、貸金業者は申込者の信用情報を照会して過去のローンの利用実績などを調べている。
申込者の収入が安定していても、過去に滞納をしている場合は「貸付を行っても滞納されるリスクがある」と判断されて審査に落ちる可能性が高い。
反対に、過去にローンを利用していても期日を厳守して返済していれば、審査でプラスの評価となる。
このように、カードローンでは返済能力と信用情報をもとに貸付を行うかどうかを審査している。
審査でチェックされやすいポイントを理解しておくと、審査通過の可能性を高められるだろう。
レイクの審査の流れ
次に、レイクで申し込みを行ってから審査が完了するまでの流れを解説していく。審査にかかる時間や在籍確認の方法なども併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
申し込みから審査完了までの流れ
レイクではいくつかの申し込み方法があるが、ここではもっともおすすめなWeb申し込みの手続きの流れを紹介する。
Web申し込みを利用した場合、以下の手順で手続きを進める。
- 公式サイトの申し込みフォームから必要情報を入力する
- 審査が行われる
- 画面で審査結果を確認する
- 契約手続きフォームで振込先情報などを入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- 借入を行う
なお、審査の結果が通知される時間(年末年始を除く)は以下の表の通りだ。
平日・土曜日・日曜日・祝日 | 8時10分〜21時50分 |
---|---|
毎月第三日曜日 | 8時10分〜19時 |
上記の表の時間内であれば原則として申し込んだ日のうちに審査結果が通知される。
土日や祝日も審査を受けられるため、平日忙しくて利用できない方にもおすすめだ。
レイクの審査にかかる時間
レイクでは、Webから申し込むことで最短15秒で審査結果が表示される。
申し込んだ後すぐに借りられるかどうかを把握できるため、急いで借り入れたい人にもおすすめのサービスだ。
そして、21時(日曜日は18時)までにWebから契約手続きが完了している場合、当日中に振り込める。
最短25分で融資を受けられるため「今すぐお金が必要」というニーズにも対応している。
レイクの在籍確認
カードローンを利用する際には在籍確認が行われる。在籍確認とは、申し込み時に申告された勤務先に本当に勤めていることを確認する手続きのことだ。
カードローンのなかには申告された勤務先に電話をかけ、申込者が勤務していることを確認するという在籍確認の方法を採用しているケースがある。
しかし、レイクでは原則として電話による在籍確認は行っていない。
審査の結果によっては電話連絡が必要となる場合もあるが、その場合も担当者は会社名を出さずに連絡してくれる。
プライバシーへの配慮を徹底しているため、職場の人に借入がバレる心配はないだろう。
なお、電話での連絡が難しい場合は書類の提出で代替の確認とする相談も受け付けているので、フリーダイアルに電話をかけて相談してみよう。
レイクの審査に落ちてしまったら?
前述の通り、レイクの審査通過率は20%前後となっており、比較的厳しいと言える水準である。そのため、審査に落ちてしまうリスクも想定しておかなければならない。
ここでは、審査に落ちる主な原因とその対処法、審査に通過するためのコツを紹介していく。
レイクの審査に落ちる主な原因
審査に落ちてしまう主な原因として以下のようなものが挙げられる。
- 他社からの借入額が多い
- 過去に金融事故を起こしている
- 虚偽の情報を申告している
- 就職・転職して間もない
それぞれの原因について解説していく。
他社からの借入額が多い
レイクに申し込む段階ですでに他社から借入を行っている場合、審査に落ちる可能性が高い。理由は大きく分けて以下の2つだ。
- 貸し倒れのリスクが高い
- 総量規制に抵触する可能性がある
すでに他社で借入を行っているにもかかわらず、新規で申し込むという行為はレイク側の目線だと「相当お金に困っているのではないか」という見え方になる。
新規で貸付を行っても返済されず、貸し倒れになるリスクがあると判断され、審査に落ちてしまう可能性があるのだ。
また、貸金業法で定められる「総量規制」も要因として挙げられる。総量規制とは、年収の3分の1以上の金額の借入を制限するルールのことだ。
すでに他社で年収の3分の1近く借りている場合、追加で貸付を行うと総量規制を超えてしまう。そのため、他社で借入額が多い場合には審査に落ちる可能性が高まるのだ。
ほかの消費者金融等で多額の借入がある場合は、審査に通過できない可能性があることを頭に入れておこう。
過去に金融事故を起こしている
前述の通り、カードローンの審査では申込者の信用情報をチェックしている。
信用情報に事故情報が記録されていた場合、審査に落ちる可能性が高い。
特に、以下のような情報が残っている場合は審査に通過することは極めて難しいだろう。
- ローンの延滞・長期滞納
- ローンやカードの強制解約
- 自己破産、任意整理などの債務整理
過去に上記のような金融事故を起こしている場合、審査に通過できない可能性が高い。
虚偽の情報を申告している
申し込み時の申告内容に虚偽があった場合、審査に落ちる可能性は高まる。虚偽の情報を申告する申込者に貸付を行うリスクが高いためだ。
特に、以下のような虚偽申告の場合は審査に通過できない。
- 他人へのなりすまし
- 虚偽の勤務先・年収の申告
- 本人確認書類の偽造
レイクでは慎重に本人確認を行っており、申告された情報も厳しくチェックしているため、審査の段階で見分けられる可能性が高い。
万が一、審査を通過できても利用中に虚偽が発覚した場合、強制解約されて一括返済を請求される。
「少し情報を盛るくらいならバレない」などの甘い考えは捨て、絶対に虚偽の情報の申告を避けよう。
就職・転職して間もない
就職や転職してから日が浅い場合、審査の通過が難しくなる。
勤続年数が短い段階だと「勤務先と合わずに辞めてしまうリスクがある」と判断されるためだ。
退職して収入が途絶えると貸し倒れになる危険性があるため、勤続年数が短い場合は慎重に審査が行われる。
他社での借入もなく、過去に金融事故を起こした経験もないのに審査に落ちた場合、勤続年数が短いと判断された可能性がある。
審査に落ちた場合の対処法
審査に落ちた場合、すぐに再申し込みをしても通過する可能性は低い。目安として最低でも6ヶ月以上経過してから再申し込みを行うと良い。
審査に落ちて再申し込みをする場合、以下の対処法を実践してみると良い。
- 他社の借入を返済する
- 事故情報の抹消を待つ
- 情報を正確に入力する
- 最低1年以上勤務してから申し込む
先ほど紹介した審査に落ちる原因にアプローチできる対処法であるため、それぞれ確認しておこう。
他社の借入を返済する
前述の通り、他社での借入が多い場合は審査に落ちる可能性が高まるため、少しでも返済しておくことが大切だ。
完済できればベストだが、すべて返済できなくても借入額を減らしておくことに意味はある。
レイクに再申し込みを行うまでは新規の借入も避け、借入額を減らすことを意識して返済していくことを推奨する。
事故情報の抹消を待つ
信用情報機関に登録される事故情報は、一定期間が経過すると抹消される。
事故情報が残っている間は申し込んでも審査通過の可能性は低いため、抹消されるまで待ってから申し込むと良いだろう。
情報の登録期間は情報の種類や信用情報機関によって異なるが、滞納などの事故情報は「完済から5年」が目安となる。
過去に滞納をしてしまった場合は、完済から5年経つまで待ってから申し込もう。
なお、信用情報機関には個人でも照会を行えるため、事故情報の有無を把握したい方は問い合わせて確認しておこう。
情報を正確に入力する
先ほども解説した通り、虚偽の情報を申告した場合は審査に落ちてしまう。当然のことながら申し込む際の情報は正確に入力しよう。
また、万が一「うっかり間違えた」という場合は速やかに連絡し、正しい情報に修正することが大切だ。
申し込みを行う際にはうっかりミスがないよう、何度も入力した情報を確認した上で手続きを進めよう。
最低1年以上勤務してから申し込む
前述の通り、勤続年数が短いと審査でマイナスとなってしまう。就職・転職したばかりの方は最低でも1年ほど勤めてから申し込むと良い。
ただし、パワハラなどで精神的に辛い思いをしたり、どうしても職場の人が合わなくて退職したいという場合に無理をして1年勤務する必要はない。
あくまで審査に通過する可能性を高める手段として1年を目安としているだけなので、精神的に辛い場合は違う会社を探すことを推奨する。
そこで1年以上勤務できれば、審査通過の可能性も十分にある。
レイクの審査に通過するためのコツ
繰り返しとなるが、レイクは審査基準を公表していないため、明確に「〇〇をすれば審査に通過する」とは断言できない。
しかし、審査に通過するためのコツとして以下の2点を押さえておくと良い。
- 年収に見合った借入希望額で申し込む
- 同時に複数社に申し込まない
申し込みを行う際の借入希望額が年収に対して大きいと、審査に通過することは難しい。
総量規制では借入額が年収の3分の1までというルールだが、ギリギリの金額を希望すると審査に落ちる可能性が高まる。
年収の10%〜20%程度の金額で借入希望を設定すると、審査に通過しやすくなるだろう。
また、レイク以外の業者にも同時に申し込んでしまうと、審査の際に「相当お金に困っているのでは」と判断されてしまう。
「審査に落ちても良いように他社にも申し込んでおこう」などと考えて複数社に申し込むと審査に落ちる可能性が高まるため、利用したい業者に絞り込んで申し込むことが大切だ。
もちろん上記の2点を意識したからといって必ず審査に通過するわけではないが、コツとして覚えておいて損はないだろう。
レイクの審査は厳しい傾向にあるため準備が必要
レイクの審査通過率は約20%ほどとなっており、比較的厳しい審査が行われる傾向にある。
返済能力や信用情報を厳しくチェックされている可能性があることを考慮した上で申し込みを行おう。
また、レイクの審査に落ちる原因としては「他社からの借入額が多い」「過去に金融事故を起こしている」などが考えられる。
他社の借入を返済したり、事故情報が抹消されるのを待ったり、といった対処法を実践し、最低でも6ヶ月以上経ってから再申し込みを行うと良いだろう。
そして、審査に通過しやすくなるコツとして「年収に見合った借入希望額で申し込む」「同時に複数社に申し込まない」といったポイントも重要である。
年収の10%〜20%程度の金額を目安に借入希望を設定し、利用したい業者を絞り込んで申し込みを行おう。
ぜひ本記事の内容を参考に厳しい傾向にあるレイクの審査に向けた準備を行い、申し込み手続きを進めよう。