- バンクイックの審査が厳しいのか知りたい
- バンクイックの審査基準や審査にかかる時間を知りたい
- どのような場合に審査に落ちるのか知りたい
バンクイックから借り入れしようと検討中の人は、審査が厳しいのではないかと不安な人も多いだろう。
この記事では、バンクイックの審査の難易度や基準、審査にかかる時間について詳しく解説する。
カードローンの審査で気になるバンクイックの在籍確認についても触れている。
また、どのような場合に審査に落ちてしまうのか、その主な原因も紹介する。
審査通過のためのポイントや、申し込む際の注意点も解説するので、バンクイックの審査に不安を感じている人、どうすれば審査に通過できるのか知りたい人は、ぜひこの記事を最後まで読んでほしい。
バンクイックの審査は厳しい?審査基準を紹介
バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンだが、その審査は一般的に「厳しい」と言われている。これは、大手銀行のカードローンとしての信頼性を維持するためだ。
しかし、「厳しい」と言っても、具体的にどのような基準で審査が行われているのか疑問に思う人も多いだろう。
実際のところ、審査基準は完全には公開されていない。ただ、一般的なカードローンの審査基準から、ある程度の推測は可能だ。
ここでは、公開されている情報と一般的なカードローン審査内容をもとに解説していく。
バンクイックの審査通過率
審査通過率は公表されていないが、アコムが保証会社のため、そこから推測することはできる。
アコムの審査通過率は、2023年度は約42%で、消費者金融の中でも比較的高い数字だ。
しかし、バンクイックは銀行カードローンのため、銀行と保証会社の両方の審査を通過する必要がある。そのため、実際の通過率はアコムよりも低くなると予想される。
銀行カードローンの審査は一般的に消費者金融よりも厳しいとされている。これは、銀行が貸金業者よりも慎重な姿勢を取る傾向があるためだ。
総合的に見ると、バンクイックの審査通過率は消費者金融よりは低いと推測される。
ただし、これはあくまで推測であり、個々の申込者の状況によって大きく変わる可能性がある点に注意が必要だ。
- 出典:アコム株式会社
バンクイックの審査基準
カードローンの利用条件として、バンクイックは以下の2点を公表している。
- 満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人で、保証会社(アコム㈱)の保証を受けられる人
- 原則安定した収入がある人
上記のとおり、バンクイックの審査基準は、主に「返済能力」を重点的に確認されると推測される。
返済能力は、申込者の本人属性、信用情報、借入状況の3つの要素が総合的に判断される。
本人属性では、勤務先や雇用形態、勤続年数、そして何より安定した収入があるかどうかが重要視される。
信用情報については、過去の支払い履歴や債務整理の有無が審査に影響する。信用情報機関に記録された情報は5年〜10年間保管されるため、この期間内の返済状況が重要だ。
借入状況では、他社を含めた総借入額が審査の対象となる。とくに総量規制にもとづき、年収の3分の1を超える借入は認められない点に注意しよう。
これらの要素を踏まえ、バンクイックと保証会社のアコムが審査を行う。ただし、具体的な審査基準は非公開で、審査結果の理由も開示されない。
申込資格 | 満20歳~65歳未満 アコムの保証を受けられる人 原則安定した収入がある人 |
---|---|
利用限度額 | 10万円〜800万円 |
金利 (実質年率) | 年1.4%〜年14.6%(借入額によって異なる) |
返済方法 | 自動支払い(口座引き落とし) ATM 振込み |
最小返済額 | 月1,000円~ |
担保・保証人 | 不要 |
提供銀行 | 三菱UFJ銀行 |
バンクイックの審査の流れ
ここでは、バンクイックの審査の流れを解説する。
申し込みに必要な書類や、審査にかかる時間、在籍確認について、また土日の審査についても紹介するので、バンクイックで借り入れを検討している人は、事前に流れを確認しておこう。
申し込み時に必要な書類
バンクイックの申し込み時に必要な書類は、本人確認書類と収入証明書の2種類だ。
本人確認書類は、有効期限内で現住所の記載があるものが必要で、以下のいずれか2点を用意しよう。
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 健康保険証
- パスポート
- 在留カード(外国籍の場合)
- 特別永住者証明書(外国籍の場合)
収入証明書は、50万円を超える利用限度額を希望する場合に必要で、以下のいずれか1点が必要だ。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書(個人事業者の場合)
- 確定申告書
- 直近1ヵ月分の給与明細書(可能であれば賞与明細書も)
申込内容と提出書類の内容が異なる場合、審査結果が変更される可能性があるので注意が必要だ。
申込から審査完了までの流れ
バンクイックの申し込みは、インターネットか電話の2通りがある。
手順 | 内容 |
---|---|
申し込み | パソコンやスマートフォンから24時間365日オンラインで申し込み可能 電話での申し込みも受け付けている |
書類提出 | 本人確認書類が必要 50万円超の利用限度額希望の場合は収入証明書も必要 提出方法:オンライン本人確認、Webアップロード、郵送、FAX |
審査 | 提出された書類と申込情報をもとに審査 バンクイックと保証会社(アコム)が実施 |
審査結果通知 | 電話で最短即日で通知(申し込み時間や審査状況により翌日以降の場合あり) |
契約 | 利用申込書の提出 |
カード発行の場合は、テレビ窓口か郵送のいずれかでカードを受け取れる。
バンクイックの審査にかかる時間と在籍確認の方法
審査時間については、最短で申込日当日に電話で結果連絡がある。
審査結果の連絡は、平日9〜21時、土日祝日は9〜17時の間に限られる。申込時間や審査状況によっては、翌日以降になることもある。
在籍確認に関しては、バンクイックは以下のように明記している。
勤務先の確認や、申込内容に間違いがないかなどを確認するために、ご自宅および勤務先へ連絡する場合があります。
出典:カードローン「バンクイック」のよくあるご質問
在籍確認を含め申込内容の確認が問題なく完了すれば、カードローン契約に進むことができる。申し込む場合は、電話がかかってくる可能性を前提に準備しておこう。
バンクイックの審査は土日でも受けられる
バンクイックの審査は、土日祝日でも受けられる。審査結果の連絡は平日なら9時から21時まで、土日祝日は9時から17時までの間に行われる。
ただし、土日祝日は申し込みが多いことも考えられるため、審査に時間がかかることも念頭に入れておこう。
バンクイックの審査に落ちてしまったら?
バンクイックは銀行系カードローンのため、審査は厳しいと考えられる。
ここでは、バンクイックの審査に落ちる主な原因や、落ちてしまった場合の対処法について詳しく解説する。
バンクイックの審査に落ちる主な原因
バンクイックの審査に落ちたときに考えられる主な原因は、以下の5つだ。
- 収入が安定していない
- 他社借り入れ件数や金額が多い
- 短期間で複数社に申込んでいる
- 短期間で複数社に申込んでいる
- 信用情報に問題がある
各要因について、詳しくみていこう。
収入が安定していない
審査に落ちる原因として多いのが、収入の不安定さだ。以下のような状況は、審査に不利に働く可能性が高い。
- 就職、転職したばかりで勤続年数が短い
- 収入が月によってばらつきがある
これらの状況は、返済能力が低いとみられ、審査に落ちる可能性が高い。
他社借り入れ件数や金額が多い
他社からの借入状況も重要な判断材料となる。とくに注意すべき点は以下のとおりだ。
- 総借入額が年収の3分の1を超えている
- 複数の金融機関から借入れがある
他社からの借入も多い状態で申し込むと、返済能力が低いと判断されてしまうため審査に通りにくい。
短期間で複数社に申込んでいる
申込履歴も重要な判断要素となる。短期間に複数の金融機関に申し込むと、以下のような理由で審査に不利に働く可能性が高い。
- 他社での審査落ちを繰り返している可能性がある
- 「申込ブラック」とみなされリスクがある
申込ブラックとは、短期間で何社も申し込みを行っている情報が、信用情報機関に記録されている状態である。
「〇社申し込むと申込ブラック」などの決まりはないが、申込情報は6カ月残るため、短期間で複数社に申込むのは避けよう。
信用情報に問題がある
信用情報に問題がある場合、審査に通過しにくくなる。主な問題点は以下のとおりだ。
- 過去の滞納の記録
- 債務整理(任意整理、個人再生、自己破産など)の履歴
- 複数回の審査落ちの記録
これらの情報は、信用情報機関に最長5〜10年程度記録が残る。この間は、新規の借入れが困難になる可能性が高い。
虚偽申告をした
虚偽申告も重大な問題の一つだ。虚偽の情報で申し込むと、以下のような深刻な影響がある。
- すぐに審査落ちとなる可能性が高い
- 将来の借入にも長期的な悪影響を及ぼす
- 法的な問題に発展する可能性がある
虚偽申告の例としては、収入や勤務先の偽装、他社借入れの隠蔽などがある。これらは審査の過程で発覚する可能性が高く、発覚した場合は厳しい対応を受けることになる。
バンクイックの審査に落ちた場合の対処法
バンクイックの審査に落ちた場合の対処法を、原因別に見ていこう。
収入が安定していない場合は、現在の職場での勤続年数を延ばすのが一番だ。副業で安定収入を増やすのも手だ。とにかく、収入が安定するまで申込みは控えよう。
再申込みは、収入が安定してからがいいだろう。
他社借り入れが多い場合は、まずは小額のものから返済して総額を減らそう。おまとめローンも検討し、年収の3分の1以下に抑えよう。
短期間で複数社に申し込んでいる場合は、半年ほど時間をあけるべきだ。
信用情報に問題がある場合は、滞納があれば、まずはすべて支払いを終わらせよう。信用情報は5年〜10年間残るため、この期間は再申込をしても意味がない。この間に、新たな対応をしないように注意しよう。
バンクイックの審査に通過するためのコツ
バンクイックの審査に通過するためには、借入希望額の設定が重要だ。
年収の1/3以下に抑えると、返済能力があると判断されやすい。他社からの借入も少なくし、多重債務と見られないようにしよう。
申込内容は正確に記入することが重要だ。とくに年収や勤務先情報は間違えないように書こう。安定した収入の証明も大切だ。パートやアルバイトでも、長期雇用や一定の収入があれば審査に通りやすくなる。
在籍確認の準備も忘れずに。勤務先の電話番号は正確に提供し、スムーズに行うために事前に相談しておくのもいいだろう。
バンクイックの審査は厳しいためポイントを抑えよう
バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンだが、その審査は一般的に「厳しい」と言われている。
審査基準は完全には公開されていないものの、主に「返済能力」を重視していると考えられる。
審査に落ちる主な原因は、収入が不安定、他社借入れが多い、短期間での複数社への申込み、信用情報の問題などだ。
これらのポイントにはとくに注意しよう。
審査通過のコツは、借入希望額を年収の1/3以下に抑えること、申込内容を正確に記入すること、安定した収入を証明することなどだ。
在籍確認の準備も忘れずにしておこう。
バンクイックは大手銀行のカードローンとして信頼性が高く、審査に通過すれば好条件で借入れができる可能性がある。
自身の状況をよく確認し、準備を整えてから申し込むのがおすすめだ。