- 三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンの違いが知りたい
- どちらを選ぶと良いのか知りたい
- 三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンの評判を比較したい
カードローンを検討する際、三井住友銀行と横浜銀行の商品が候補に挙がることが多いだろう。
しかし、両行の違いや自分に適しているのはどちらなのか、判断に迷う人も少なくない。
本記事では、三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンの違いを詳しく解説する。
また、それぞれのカードローンがどのような人におすすめなのか、実際の利用者の評判や口コミも合わせて紹介。
バンクイックやみずほ銀行カードローンなど、他の選択肢についても触れ、銀行カードローンを選ぶ際の基準についても解説する。
この記事を読むことで、三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンの違いがわかり、自分に合ったカードローンを選べるようになるだろう。
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンは何が違う?
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンは、いずれも信頼性の高い金融機関が提供するサービスだが、さまざまな違いがある。
ここでは、両行の主な違いについて、以下の観点から比較していく。
- 申込条件
- 借入限度額
- 返済日
- 配偶者貸付制度
- カードレス対応
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったカードローンを選ぼう。
申込条件
まずは、両行の申込条件をみてみよう。
- 申込時に満20歳~満69歳以下の人
- 原則安定した収入がある人
- 三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる人
- 申込は本人に限る
- 契約時に満20歳~69歳以下の人
- 安定した収入がある人、およびその配偶者
- (パート・アルバイトの人も可。学生は不可。年収には年金を含む。)
- 次の地域に居住またはお勤めの人
- 神奈川県内全地域
- 東京都内全地域
- 群馬県内の以下の市
- 前橋市、高崎市、桐生市
- 保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス(株))の保証が受けられる人
- 横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意する人
三井住友銀行カードローンの場合、収入については、原則として安定した収入のある人が対象となる。
対象地域は全国となっており、どこに住んでいても申し込むことができる。
一方、横浜銀行カードローンは安定した収入がある人に加え、その配偶者も申し込むことができるのだ。
つまり、専業主婦でも配偶者の収入があれば申し込み可能という点が特徴だ。
対象地域については、横浜銀行カードローンは神奈川県内全地域、東京都内全地域などの一部地域に限定されている。
借入限度額
三井住住銀行カードローンの借入限度額は、10万円から800万円までだ。
一方、横浜銀行カードローンの借入限度額は、10万円から1,000万円までとなっている。
つまり、横浜銀行カードローンの方が、借入限度額が200万円高く設定されているのだ。
これは、大きな資金需要がある利用者にとっては重要なポイントとなるだろう。
しかし、借入限度額が高いからといって、必ずしも希望する金額を借り入れできるとは限らない。
両行とも、利用者の年収や返済能力を考慮して実際の借入限度額を決定する。
返済日
三井住友銀行カードローンの場合、返済日は5日、15日、25日、月末の4つの選択肢から選ぶことができる。
そのため給料日や資金繰りに合わせて柔軟に設定できるというメリットがある。
一方、横浜銀行カードローンの返済日は毎月10日に固定されている。
毎月の返済日が決まっているためわかりやすいが、給料日と返済日にずれがある場合、資金管理に注意が必要となるだろう。
配偶者貸付制度
配偶者貸付制度とは、専業主婦や収入が少ない人が、配偶者の収入をもとにして融資を受けることができる制度だ。
この制度は、貸金業法の総量規制の例外として認められており、申込者本人に収入がない場合でも、配偶者の年収の3分の1まで借入れができる。
三井住友銀行カードローンは、配偶者貸付制度に対応していない。
公式サイトに専業主婦や配偶者の収入での申し込みに関する記載がないため、安定した収入のある本人のみが申し込み対象となる。
一方、横浜銀行カードローンは配偶者貸付制度に対応している。「安定収入のある方の配偶者」、すなわち専業主婦(主夫)の方も利用可能だ。
- 出典:日本賃金業協会
カードレス対応
三井住友銀行カードローンは、カードレス契約に対応している。
契約時にカードレスを選択すると、ローン専用カードの郵送なしで契約でき、SMBCダイレクト(インターネットバンキング)で借入れができる。
一方、横浜銀行カードローンは、カードレス契約には対応していない。
その他の違い
その他の違いは以下の表のとおりである。
比較項目 | 三井住友銀行カードローン | 横浜銀行カードローン |
---|---|---|
金利 (実質年率) | 1.5%~14.5% | 1.5%~14.6% |
借入限度額 | 10万円~800万円 | 10万円~1,000万円 |
申し込み年齢 | 満20歳以上満69歳以下 | 満20歳以上69歳以下 |
口座開設 | 不要 | 必要 |
在籍確認 | あり | あり |
郵送物 | カードレス契約の場合なし | あり |
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンはどっちがおすすめ?
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローン、どちらを選ぶべきか迷っている人も多いだろう。
ここでは、両行はどのような人におすすめなのかを解説する。
利便性の良さを重視する人は三井住友銀行カードローンがおすすめ
三井住友銀行カードローンは全国どこからでも申し込みが可能だ。
一方、横浜銀行カードローンは神奈川県、東京都、群馬県の一部に限定されている。このため、対象地域外に住んでいる人は、三井住友銀行カードローンを選ぼう。
さらに、三井住友銀行カードローンは返済日の選択肢が多く、カードレス契約にも対応しているため、生活スタイルに合わせて利用できる。
高額な借り入れを希望する人には横浜銀行カードローンがおすすめ
横浜銀行カードローンは、借入限度額が最大1,000万円に設定されている。そのため、まとまった資金が必要な場合に便利だ。
ただし、希望した金額すべてを借り入れできるわけではない。また、大きな金額を借り入れする場合は、事前に返済計画を立てることが大切だ。
銀行カードローンの選び方
銀行カードローンの選び方には、いくつかのポイントがある。
まずは返済方法を確認して、口座引き落としやATM返済など、多様な返済方法が用意されているかチェックしよう。
繰上げ返済のオプションがあれば、利息負担を軽減できる可能性もある。
借入限度額も考慮すべき点だ。銀行カードローンは高額な借入が可能で、最大1,000万円に達することもある。
ただし、限度額は審査によって決定されるため、自身の年収や信用情報にもとづいて適切な額が設定される。
これらのポイントを比較し、自分のニーズに合ったカードローンを選ぼう。
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンのユーザーの評判を比べてみよう
ここでは、当社で実施したアンケート結果を参考に、両行の口コミ・評判を比べてみよう。
三井住友銀行カードローンの良い評判
誰もが知っている銀行なので知名度があり、初めての方には安心できると思います。金利も良心的なので金利を気にする方にも良いと思います。
他社よりも限度額の上限を上げてくれて、少しでも金利を安く出来たので、借り換えをするときは特にオススメです。
どこのATMでも引き出し、返済ができるのでその点が特にいいと私は思います。金利は高くもなく安くもなく安心できる金額なところです。
これらの評判から、三井住友銀行カードローンの大手銀行としての知名度と信頼性が高く評価されていることがわかる。
また、金利の良心的な設定も複数の利用者から支持を得ている。さらに、高い借入限度額や利便性が高いことも、利用者の満足度を高めている要因だろう。
三井住友銀行カードローンの悪い評判
必要事項や契約内容を確認するのに大変だった。もう少し簡略にすれはいいかも。
上記の評判のように、銀行カードローンならではの手続きが、一部の利用者にとっては煩わしく感じられているようだ。
手続きに不安がある人は電話で申し込むと、その場でオペレーターが対応してくれるためスムーズに進むだろう。
横浜銀行カードローンの良い評判
銀行系カードローンの中でも金利が比較的低い設定になっているので、特にまとまったお金が必要な場合にはおすすめです。
比較的他のカードローンより金利が低いところがとてもいいと思いました。そして借り入れまでのスピードがわりと早かったです。
横浜に根ざしており、横浜エリアなら割とどこでも店舗があって便利なため、生活がその辺りで完結する人におすすめです。
横浜銀行カードローンは、金利の低さが複数の利用者から評価されている。また、審査から借入までのスピードの速さもメリットとして挙げられている。
さらに、横浜地域に密着したサービス展開が特徴で、地元の利用者にとっては利便性が高いことがわかる。
横浜銀行カードローンの悪い評判
当社で行った横浜銀行カードローンのアンケートでは、横浜銀行カードローンの悪い評判はなかった。
「不安だった点や難しかった点があったか」という質問に対し、回答者39名全員が「いいえ」と回答した。
サンプル数が限られていることや、調査方法によっては回答にバイアスがかかる可能性もあるが、全体的にみて横浜銀行カードローンは利用者の満足度が高いことがわかる。
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローン以外に検討するべきなのはどこ?
ここでは、バンクイック、みずほ銀行カードローン、楽天銀行スーパーローン、東京スター銀行カードローンについて紹介する。
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローン以外にも比較したい人は、ぜひ参考にしてほしい。
最低返済額が低いのが特徴のバンクイック
バンクイックは、三菱UFJ銀行が提供するカードローンで、最大の特徴は最低返済額の低さにある。
具体的には、借入利率が年8.1%以下の場合、借入残高が10万円以下であれば最低返済額はわずか1,000円だ。
借入残高が10万円を超えると、10万円ごとに1,000円ずつ増加する。
一方、借入利率が年8.1%を超える場合は、借入残高10万円以下で最低返済額は2,000円となり、10万円ごとに2,000円ずつ増加する。
バンクイックは、毎月の返済額を出来るだけ抑えたい人におすすめだ。
上限金利が低めなのが特徴のみずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、上限金利が年14.0%に設定されており、他の銀行カードローンと比べて低いことがわかる。
利用額が10万円〜100万円未満の場合に実質年率14.0%が適用されるため、借入希望額が100万円以下の場合は、みずほ銀行カードローンがおすすめだ。
また、みずほ銀行で住宅ローンを利用している場合は、金利がさらに0.5%引き下げられる特典もある。
そのため、800万円借りる場合、金利は年1.5%まで下がる可能性がある。
カードローン | 金利範囲 | |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% | 詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%〜14.5% | 詳しくはこちら |
バンクイック | 1.8%〜14.6% | |
東京スター銀行カードローン | 1.5%〜14.6% | 詳しくはこちら |
楽天会員ランク特典があるのが特徴の楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行が提供するカードローンで、最大の特徴は楽天会員ランクに応じた特典にある。
楽天会員ランクはダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー、レギュラーの5段階があり、過去6ヶ月間のポイント獲得数や利用回数によって決定される。
ランクが高いほど、審査が優遇される仕組みだ。
さらに、入会だけで1,000ポイント、利用残高に応じて最大30,000ポイントが獲得できるキャンペーンも実施されている。
これは、楽天経済圏を活用している人にとって魅力的な特典だ。
また、楽天銀行口座を返済口座に設定することで、ハッピープログラムの会員ステージが1つアップするなど、楽天のサービスを総合的に利用する人ほどメリットが大きくなる設計になっている。
- 出典:楽天銀行スーパーローン
自動融資サービスが特徴の東京スター銀行カードローン
東京スター銀行カードローンの注目すべき特徴の一つが、自動融資サービスだ。
このサービスにより、返済用預金口座の残高が不足している場合でも、自動的に融資が行われる。
具体的には、公共料金や税金の引き落とし、クレジットカード等の引き落とし、デビットカード決済、ATMでの出金などが自動融資の対象となる。
これにより、急な出費や予期せぬ残高不足の際も、スムーズに支払いを続けることができる。
ただし、このサービスにも一定の制限がある。東京スター銀行カードローンの約定返済や自動つみたて定期預金への自動振替などは対象外だ。
利用にあたっては、申し込み時に自動融資機能を付帯するかどうかを選択できる。付帯しない場合は「スターカードローンβ」という商品名称になる。
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンの違いを理解しよう
三井住友銀行カードローンと横浜銀行カードローンは、申込条件や借入限度額、返済日、配偶者貸付制度、カードレス対応などで違いがある。
三井住友銀行カードローンは全国対応で返済日の選択肢が多く、カードレス契約に対応している。
一方、横浜銀行カードローンは対象地域が限定されるが、借入限度額が高く、配偶者貸付制度に対応している。
利便性を重視する人や全国で利用したい人には三井住友銀行カードローンが、高額借入れを希望する人や横浜エリアで生活する人には横浜銀行カードローンがおすすめだ。
他の選択肢として、バンクイックやみずほ銀行カードローン、楽天銀行スーパーローン、東京スター銀行カードローンなどがある。
銀行カードローンを選ぶ際は、金利や借入限度額、返済方法、審査スピードなどをもとに検討しよう。カードレス契約には対応していない
自分のニーズに合った銀行カードローンを見極めて、申込もう。