- アイフルとSMBCモビットの違いが知りたい
- どちらを選ぶと良いのか知りたい
- アイフルとSMBCモビットの評判を比較したい
アイフルとSMBCモビット、どちらも大手消費者金融だが、両者にどのような違いがあるのだろうか?
この記事は、アイフルとSMBCモビットの違い、それぞれどのような方におすすめかを解説している。
また両者の良い評判・悪い評判についても紹介しているため、消費者金融の利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みいただきたい。
アイフルとSMBCモビットは何が違う?
アイフルとSMBCモビットはどちらも、消費者金融のカードローンだ。両者は無利息期間、融資スピード、借りやすさという点で異なっている。
ここでは、アイフルとSMBCモビットの違いについて解説していく。
アイフルは無利息期間がある
アイフルは、はじめて契約した日の翌日から、30日間の無利息期間がある。無利息期間とは、融資を受けても利息が発生しない期間のことだ。
もちろん無利息期間中であれば、何度でも利用できる。
ただし、あくまでも無利息期間の対象となるのは、はじめて契約した方のみである点には留意しなければならない。
一方、SMBCモビットは無利息期間がない。融資を受けて早めに返済できるのであれば、アイフルを選んだほうが良いだろう。
しかし、契約した翌日から30日が経過するまでに返済する予定がないのであれば、無利息期間にこだわる必要はない。
融資スピードはSMBCモビットのほうが早い
申し込みから融資までのスピードは、最短でアイフルが18分、SMBCモビットは15分となっている。
アイフルもSMBCモビットも、申込内容の属性や信用情報などに点数を付け、その合計基準で融資の可否を判断する「スコアリングシステム(自動与信審査システム)」を採用しているため、スピーディな審査が可能だ。
融資スピードは甲乙つけがたいが、SMBCモビットのほうがわずかに早い。
しかし両者が提示している融資スピードは、あくまでも手続きがスムーズにおこなわれたことを前提としている。
申込内容に誤りがあったり、必要書類に不備があったりすると、融資に時間がかかってしまうため、少しでも早く融資を受けたいなら、申し込む側も注意しなければならない。
振込融資はアイフルのほうが便利
アイフルとSMBCモビットの振込融資への対応は以下の通りだ。
SMBCモビット※ | アイフル※ |
---|---|
1.平日:0時~9時30分の申し込み9時以降または受付完了から最短3分で振り込み 2.9時30分~14時50分の申し込み受付完了から最短3分で振り込み 3.14時50分~23時59分、および土日祝日の申し込み翌金融機関営業日9時30分頃の振り込み または受付完了から3分で振り込み | 原則24時間365日 即時振り込み (最短10秒) |
SMBCモビットは、振込融資を依頼した時間帯によっては、振り込まれるまでにかなり時間がかかるケースがある。
例えばSMBCモビットで、平日0時30分に振込融資を依頼した場合、お金が振り込まれる時間は9時以降になる可能性がある。また土曜日に依頼した場合、翌営業日の9時30分頃の振込になる。
一方、アコムであれば、いつでも即時振り込みに対応している。
借り入れをしやすいのはSMBCモビット
SMBCモビットは、三井住友銀行のATMなら無料で借り入れができる。ちなみに返済も無料だ。
SMBCモビットとアイフルのローンカードで借り入れができる金融機関の数を比較すると、以下の通りとなる。
SMBCモビット | アイフル |
---|---|
三井住友銀行 三井住友銀行 イオン銀行 プロミス ローソン銀行など41行 その他全国の信用金庫(一部利用不可) VIEW ALTTE PatSatが利用可能 | セブン銀行 ローソン銀行 イオン銀行 三菱UFJ銀行など10行 |
アイフルとSMBCモビット共通の便利なサービスは?
ここまではアイフルとSMBCモビットの違いを紹介してきた。次に両者共通で利用できる便利なサービスについて見ていこう。
即日融資
即日融資とは申し込んだその日に審査、契約、融資まで利用できることをいう。融資スピードはSMBCモビットが若干早いものの、アイフル、SMBCモビットいずれも即日融資を受けることは可能だ。
また審査受付時間も両者、平日、土日祝日問わず9:00~21:00となっている。ただし年末年始は審査を受け付けていない期間があるため、確認が必要だ。
金利
カードローンを利用すると、金利負担が生じる。金利が低いほうが返済額は少なくて済むため、カードローンを選ぶ際、金利で比較する方も多いだろう。
アイフルで最も一般的な「キャッシングローン」とSMBCモビットカードローンの金利は、いずれも年3.0~18.0%となっている。
電話での在籍確認がない
在籍確認は、申込人が申告した勤務先に、実際に勤務しているかを確認する手続きのことだ。
多くの金融機関は、勤務先に電話をかけて在籍確認を行うため、在籍確認の工程でカードローンの利用をためらってしまう方も多い。
しかしアイフルとSMBCモビットは、在籍確認を書類で行うため、原則、勤務先に電話がかかってくることはない。
電話での在籍確認が必要と判断した場合は、電話がかかってくる可能性があるが、申込人に無断で電話をかけてくることはない。
家族にバレずに借りられる
アイフル、SMBCモビットはいずれもWEB完結で利用できる。つまり申し込みにあたり、申込書や契約書といった郵送物が送られてくることはない。
また両者は、ATMでお金を引き出して借りるときのローンカードも無しにできる。
ローンカードなしで、どのように借り入れをするのか不安に思うかもしれない。
しかし希望する口座に振込融資をしてもらったり、セブン銀行やローソン銀行ならスマホをローンカード代わりに使用したりできるため、カードがなくてもあまり不自由するケースはないだろう。
利用明細も、基本的にはメールや、スマホアプリなど電子的な方法での確認となる。
つまりアイフルとSMBCモビットは申し込みから融資まで、一切の郵便物をなしにすることができるため、家族にカードローンの利用を秘密にしておくことができる。
アイフルとSMBCモビットはどっちがおすすめ?
アイフルとSMBCモビットはどっちがおすすめなのだろうか?それぞれ、どのような方におすすめかについて解説する。
アイフルがおすすめな方
アイフルがおすすめなのは以下のような方におすすめだ。
- 短期間で返済ができる方
- 日中、家事や仕事で忙しい方
アイフルは、はじめての契約の翌日から30日間は無利息で利用できる。無利息期間中に返済できる見通しがあるなら、アイフルがおすすめだ。
またアイフルは、夜や祝祭日でも即日振込融資に対応している。
夜や祝祭日でお金が必要なのはわかっていても、日中、家事や仕事で忙しくてお金を借りる手続きが難しい方にもアイフルは向いている。
SMBCモビットがおすすめな方
一方、SMBCモビットがおすすめなのは次のような方だ。
- 一刻も早く融資を受けたい方
- ATMで融資を受けるケースが多い方
申し込みから融資までにかかる時間は、SMBCのほうが3分ほど早い。少しでも早くお金が必要なときはSMBCモビットが良いだろう。
また、借り入れをする際に利用できる提携ATMの数がSMBCモビットのほうが多いため、ATMで借りる機会が多い方は、SMBCモビットがおすすめだ。
消費者金融の選択基準
消費者金融はアイフルとSMBCモビットだけではない。消費者金融を選ぶときの基準について確認しておこう。
審査スピード
銀行や信販会社などでもカードローンを提供しているが、消費者金融はとりわけ審査スピードが早い傾向がある。
大手消費者金融は基本的に即日融資に対応しているため、選ぶときは、各社の融資スピードまで比較してみると良いだろう。
無利息期間
アイフル以外にも、無利息期間を用意している消費者金融は存在する。
無利息期間の日数など、消費者金融によってバリエーションがあるため、比較をして自身に合ったものを選ぶことをおすすめする。
利便性
消費者金融の利便性は主に以下のような項目で比較するのが一般的だ。
- 専用・提携ATMの多さ
- アプリの使いやすさ
- 申し込みのしやすさ
- 借りやすさ
急にお金が必要になったとき、ATMから借りたいときもあるだろう。利用できるATMが多ければ、あまりATMを探し回らなくてもすぐにお金が借りられる。
また実際にカードローンの利用を始めると、利用状況や利用残高などを把握しておかなければならない。
消費者金融は専用のアプリを提供しているケースが多いため、操作性や機能の豊富さで比較してみよう。借り入れや返済はもちろん、増額申請や住所変更手続きができるものもある。
申し込みやすさ・借りやすさとは、インターネット、スマホアプリ、電話など手続方法の選択肢が豊富かどうかを指す。
さまざまな手続方法があったほうが、利用する側にとっては状況に応じて使い分けができるので利便性の高さを感じるだろう。
アイフルとSMBCモビットのユーザーの評判を比べてみよう
ここでは、アイフルとSMBCモビットのユーザーの評判を良い面と悪い面の両方から比較してみよう。
アイフルの良い評判
スピーディーでスマホで銀行のアプリを使ってる人なら移動する手間なく借入できるからWebで申し込んだ。対応も丁寧でわかりやすい。
土日でも24時間好きな時間に振り込んでもらうことができるため、アイフルのWeb申込を選んだ。必要なときに直前で借りた方が、利息も安く済ませることができる。また、借り入れまでに時間があまりない場合や、次の給料日に全額返済できそうという無料利息期間を上手く使えそうな場合にはおすすめする。
自宅にいながらアプリひとつで借入することができますし、原則、即時自分の口座に振り込みがされるのでアイフルのWeb申込を利用しました。アプリ(自宅)ですべて完結するのでおすすめです。
スマホATMが1番便利で1番楽だと思いアイフルのアプリから申し込みました。借りたのが日曜日だったので通常銀行では遅いと思いました。
上記利用者の感想のとおり、アイフルはインターネットで完結するため、曜日や時間に関係なく申し込みができることが評価されているようだ。
また、審査時間の早さも利用される大きな理由になっている。
アイフルの悪い評判
審査がすんなり通るのか、どれくらいで振り込まれるのか、お金を借りたことを周りに知られることはあるのかなどが不安に感じた。
キャッシングやカードローンでの無人店舗であったたので、慣れないやり取りや手続きがあり、上手く借入れまでできるのか不安に感じた。
消費者金融にお金を借りたことが周りにバレてしまうのではないかという不安を感じた。
借入をしていることが周りにバレてしまうのではないかという不安や慣れない手続きに戸惑ったという感想はあるが、アイフルでは電話による在籍確認もなく、無人契約機の操作がわからない場合でもオペレーターに説明してもらえるため安心だ。
SMBCモビットの良い評判
もともと三井住友銀行の銀行カードを持っていて近所に銀行もあり、普段銀行カードで現金を下ろす感覚で借入がしたかったため、提携銀行ATMで申し込んだ。大手銀行のカードローンということもあり、他社と比べて信頼感はあると思った。金利も比較的安い。
近くにあるコンビニで借り入れができるのでとても手軽に感じ、振込や送金だと自分が借金している感覚があまりなさそうで怖かったから、提携コンビニATMから申し込んだ。スマホで簡単に手続きを済ませたい人、少しでも早く借入をしたいと思っている人、返済も煩わしくない方がいい人にはおすすめできる。
三井住友系だから、三井住友銀行のATMとの相性がよく安心感を考慮して提携銀行ATMを選択した。実際に使ってみても誠実で安心できる消費者金融だと思った。
コンビニは家の近くにあるため、気軽に行けて簡単に借入できるため、提携コンビニATMで申し込んだ。カスタマーセンターの方の対応も早く、簡単に借入ができた。
SMBCモビットは運営会社が三井住友銀行株式会社であるため、すでに銀行口座を持っている場合や経営基盤を背景として安心できる消費者金融を選びたい場合には高く評価されている。
また、提携コンビニATMから申し込みができる手軽さも人気の理由だ。なかには借金している意識を持ち続けるため、あえてコンビニからの借入を選択している人もいるようだ。
SMBCモビットの悪い評判
書類の記入や審査がスムーズに通るか、金利が高すぎないか、返済しきれるかなど不安でいっぱいだった。必要書類が多く、専門用語も多くて理解するのが大変であり、申込手続きが難しく感じた。金利の種類や返済方法を選ぶのに迷った。
小額ではあるものの借入に対する不安があった。返済に問題があるわけではないものの、返済できるのか不安はあった。
正直、三井銀行グループなので審査が受かるか心配だった。また、融資金額も高いと利子が不安なこともある。
運営会社が三井住友銀行株式会社であり、信頼性や安心感があることを理由に選ぶ人も多い一方で、審査の難易度が高いのではないかという心配の声もあった。
返済できるか不安という感想もあるが、大手消費者金融の金利は大きく変わらないことから、返済計画をしっかりと立てて借入を行うことが重要だ。
アイフルとSMBCモビット以外に検討するべきなのはどこ?
アイフルとSMBCモビット以外にも、検討するべき大手消費者金融を紹介する。十分比較して、自身にあった消費者金融を選ぶ際の参考にしてほしい。
上限金利が年17.8%のプロミス
プロミスは、上限金利が年17.8%と低い点が特徴だ。さらに無利息期間は初回借入日の翌日から30日間となっている。
少しでも低い金利で利用したい方はプロミスがおすすめだ。大手消費者金融から年18.0%の金利で借りているときは、借り換えに利用しても良いだろう。
ACマスターカードとセットでお得に利用できる
アコムはカードローンにショッピング機能が付帯した「ACマスターカード」を作ることができる。
ACマスターカードで買い物をすると、利用金額の0.25%がキャッシュバックされる。借り入れをしたときの利息負担をキャッシュバック分でカバーすることも可能だ。
またアコムは楽天銀行なら、0時10分~23時49分の間に振り込みを依頼すれば、受付完了から10秒でお金が振り込まれるため、楽天銀行ユーザーにもおすすめだ。
2つの無利息期間が選べるレイク
レイクの特徴は、以下の2種類の無利息期間のうち、いずれかが選べる点だ。
- はじめてのWEB申し込みなら、契約日翌日から60日間無利息
- はじめての申し込みなら、契約日翌日から5万円まで180日間無利息
レイクは借入額が大きいときは60日間無利息、少額の借り入れで長く借りる予定のときは180日間無利息を選ぶなど、自身の借入額や返済スケジュールに合ったものを選べる。
ただしWEB申し込みではない場合、60日間無利息は利用できず、契約日翌日から30日間無利息となる。
アイフルとSMBCモビットを比較して自分に合ったカードローンを選ぼう
アイフルとSMBCモビットは商品内容が似ているが、無利息期間、融資スピード、融資をする際の利便性に違いがある。
短期間で返済できる方や、日中、家事や仕事で忙しい方はアイフル、一刻も早く融資を受けたい方、ATMで融資を受けるケースが多い方は、SMBCモビットがおすすめだ。
他にも大手消費者金融は、アコム、プロミス、レイクがある。各社の審査スピードや無利息期間、利便性を確認して、自身が利用しやすいものを選ぶと良いだろう。
審査スピード、無利息期間、利便性のいずれも優れているのはアイフルだ。消費者金融を利用するときは、まずアイフルから検討してみよう。