アイフルの返済方法には何がある？5つの返済方法と注意点を解説

アイフルで借入をする際には、返済方法をしっかり理解することが大切だ。

アイフルでは、5種類の返済方法が用意されており、それぞれに特長や注意点、手数料や手続きが異なる場合がある。

また、一括返済や分割返済の条件についても異なるため、計画的に返済するためのポイントを押さえておくことが重要だ。

本記事では、アイフルで利用可能な返済方法やその特徴、注意点について詳しく解説する。返済条件や一括返済についても触れるので、ぜひ参考にしてほしい。

アイフルの5つの返済方法

アイフルのカードローンで利用できる返済方法は、以下の5通りだ。

各返済方法の特徴について解説しよう。

インターネット返済

インターネット返済を利用すれば、24時間365日いつでも返済ができる。そのため、土日祝日や深夜時間帯でも利用可能だ。

また、振り込み手数料はアイフルが負担するため、手数料は一切かからない。

基本的に返済が完了するとリアルタイムで反映されるため、返済が遅れることも回避できるだろう。

インターネット返済はスマートフォンの操作に慣れてさえいれば、多くのメリットを享受できるおすすめの返済方法となっている。

口座振替（自動引落）による返済

口座振替を利用すると、返済代金が登録した銀行口座から毎月自動的に引き落とされる。そのため、つい返済するのを忘れてしまうということがなくなる。

また、アイフルは引落手数料を負担してくれることから手数料が一切かからない。手数料を少しでもかけたくない人にもおすすめだ。

ライフカード株式会社や三井住友カード株式会社を経由して引落しされる仕組みのため、引落名義に「アイフル」とは記載されない。

「ライフカード（カ」や「SMBCファイナンス」「SMBCファイナンス自払」と表示されるため、プライバシー面でも安心して借入と返済ができる。

振り込みによる返済

振り込みによる返済の場合、全国の金融機関の窓口やATMから返済が可能だ。自分にとって使い勝手のいい金融機関を選ぶことができる。

金融機関の窓口から返済すると、端数の入金も可能だ。

たとえば、返済金額が9,800円の場合、提携先ATMによる返済では千円単位しか入金できないので端数まで入金できない。

それに対して、金融機関の窓口の場合だと端数の800円まで入金可能だ。

スマホアプリによる返済

ローンカードがなくても、アプリをダウンロードするだけで、全国各地のセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMから返済可能である。そのため、以下のような人におすすめだ。

また、土日祝日や深夜時間帯も返済できるため、平日や日中の時間帯が忙しい人にもおすすめである。

提携ATMからの返済

最後に、提携ATMからの返済方法をご紹介しよう。

全国各地にあるコンビニやスーパー、銀行などの提携ATMから返済可能であることから、買い物や帰り道に立ち寄って利用ができる。

また、提携ATMではアイフルのローンカードが利用可能なため、操作が非常に簡単だ。振込先を間違えるようなミスも防げるだろう。

提携ATMによって営業時間は異なるものの、土日や深夜時間帯でも返済ができる。平日や日中が忙しい方にとっては便利な返済方法のひとつだ。

【返済方法別】アイフルの返済までの流れ

ここからは5つの返済方法ごとに返済までの手続きや注意点を解説しよう。

インターネット返済の流れ

インターネット返済には、スマホアプリから行う場合と会員ページから行う場合の2通りの方法がある。

スマホアプリでも会員ページでも操作方法は基本的には同じである。具体的な操作方法は以下のとおりだ。

全国1,000以上の金融機関で利用できるため、事前に手続きを済ませておこう。

口座振替（自動引落）による返済の流れ

口座振替（自動引落）による返済の主な流れは以下のとおりだ。

口座振替（自動引落）による返済を行う場合、事前に手続きをしなければいけない点に注意が必要だ。

口座振替の手続きはWebによる手続きと郵送による手続きの2通りある。

Webによる手続きの場合は会員ページにログインして登録を進めるのに対して、郵送による手続きの場合は「口座振替依頼書」に必要事項を記入・捺印したうえで返信用封筒で郵送するというのが基本的な流れだ。

口座振替の手続き完了後から自動引落が可能になるまで40日程度かかるが、自動引落が開始されるまで自分で入金する必要があるため注意しよう。

振り込みによる返済の流れ

全国の金融機関の窓口やATMから返済する場合の主な流れは以下のとおりだ。

銀行振込での返済の場合は、会員ページやアプリ、専用ダイヤルへの電話で振込先を確認しよう。

スマホアプリによる返済の流れ

スマホアプリによる返済の流れとしては、セブン銀行とローソン銀行が利用可能だ。それぞれによって少し操作方法が異なるため、確認しておこう。

以下のように手数料がかかり、提携ATM手数料は自分で負担する必要があるので要注意だ。

提携ATMからの返済の流れ

提携ATMからの返済の流れは以下のとおりだ。

アイフルのローンカードさえあれば、全国のコンビニや銀行の提携ATMで返済可能だが、利用可能時間は金融機関によって異なるため、注意が必要だ。

アイフルの返済条件とは

ここでは、アイフルの返済日や最低返済額の決まり方など返済条件について解説しよう。

アイフルの返済日

アイフルの返済日は借入申込者が以下の2つの選択肢から選択できるようになっている。

約定日制とは、毎月1回借入申込者が指定した日に返済しなければいけない制度である。

借入申込者が給料日や休日などの自分にとって都合の良い日に返済日を設定できるため、非常に便利で返済計画も立てやすいだろう。

それに対して、サイクル制とは前回支払日の翌日から35日後が返済期日となる制度である。35日間もあるため余裕を持って返済できるだろう。

最低返済額の決まり方

アイフルでは、毎月の最低返済額は借入直後の残高によって決定する。また、返済方法が約定日制なのかサイクル制なのかによっても異なる。

約定日制の返済額は以下のとおりであり、最低で4,000円からとなっている。

借入金額	返済金額
10万円以下	4,000円
10万円超～20万円以下	8,000円
20万円超～30万円以下	11,000円
30万円超～40万円以下	11,000円
40万円超～50万円以下	13,000円
50万円超～60万円以下	16,000円
60万円超～70万円以下	18,000円
70万円超～80万円以下	21,000円
80万円超～90万円以下	23,000円
90万円超～100万円以下	26,000円

サイクル制の返済額は以下のとおりであり、最低で5,000円からとなっている。

借入金額	返済金額
10万円以下	5,000円
10万円超～20万円以下	9,000円
20万円超～30万円以下	13,000円
30万円超～40万円以下	13,000円
40万円超～50万円以下	15,000円
50万円超～60万円以下	18,000円
60万円超～70万円以下	21,000円
70万円超～80万円以下	24,000円
80万円超～90万円以下	27,000円
90万円超～100万円以下	30,000円

35日後のサイクル制の方が返済金額が高くなっているのは、次回返済日までの期間が30日後の約定日制よりも比較的長いためである。

次回返済日までの期間が5日間長い分、多く利息を返済することが必要だ。

返済額シミュレーション

実際にシミュレーションしてみよう。

たとえば、以下の条件のもと30万円借入する場合、アイフルのシミュレーションツールを利用すると毎月の返済額が11,000円になることがわかる。

追加の借入をすると返済額は変わってくる。たとえば、借入残高が20万円の時点で30万円追加で借入をすると借入総額が50万円になり、毎月の返済額が13,000円になる。

このように、最後に借入した時点の残高が重要になるということだ。

アイフルで利息だけ返済することはできる？

アイフルで利息だけ返済することは、基本的にはできない。

というのも、断りもなしに設定された金額より少ない金額しか返済されなければ、契約違反に該当するからである。

了承を得たうえで利息だけ返済すると遅延扱いにもならないので、必ずアイフルに事前に電話で連絡して、利息のみの返済となる旨を伝えることが重要だ。

アイフルで活用したい一括返済とは

アイフルでは、毎月一定の金額を返済する方法以外にも、一括返済も選択可能だ。そこでここからは一括返済とはどのようなものかについて詳しくみていこう。

一括返済とは？

アイフルで利用可能な一括返済とは、借入申込者が借入残高と利息の全額を一度に返済してしまう方法だ。

一括返済を利用することによって、返済期間を短縮し、利息負担や総返済額を抑えられるというメリットがある。

ただし、一度に全額支払うことから多額の費用が必要であるため、ボーナスがある方や完済の目処がある程度たった方にはおすすめの返済方法だ。

一括返済のシミュレーション

では、一括返済した場合の返済額についてシミュレーションしてみよう。

先程計算した同条件（借入希望額：30万円、貸付利息：18.0%）で一括返済した場合、返済総額は305,000円となる。

毎月11,000円で36回に分けて支払っていた場合の総返済額は388,637円であることから、83,637円も安く抑えられることがわかる。

このように、一括返済すると利息や総返済額の負担が軽減する。

アイフルで一括返済をする際の注意点

アイフルで一括返済を行う際には、以下のような点に注意する必要がある。

コンビニATMによる一括返済では、基本的に硬貨が使えないようになっている。

多くのコンビニATMでは硬貨の取り扱いはできず、返済には紙幣のみ利用できるようになっている。

また、1,000円未満の端数の返済もできない。アイフルで引落口座の登録がされていなければ端数は無利息残高になる。

この端数は返済を求められないが、次回アイフルで借入を行う際に借入額に無利息残高が加算される。

また、ATMでの返済を行う際には、利用できる時間に制限があることを覚えておく必要がある。

コンビニや銀行のATMは、店舗によって営業時間が異なるため、注意が必要だ。返済金額を確認してもすぐに返済できない場合、日割り利息が追加されることがある。

返済費用を抑えるためには、事前にATMの利用可能時間を確認することが重要だ。

一括返済は全体の返済額を抑える効果があるが、一度に多額の支出が必要になるため、家計に大きな負担をかける可能性がある。

もし一括返済が難しい場合は、繰上返済を検討するのも良いだろう。繰上返済は、通常の返済に加えて、借入残高の一部を追加で支払う方法である。

この方法を利用すれば、家計に過度な負担をかけることなく、返済を進めることができる。

アイフルの返済方法を理解して、自分に最適な方法で返済しよう

アイフルの返済方法には、以下の5つの方法がある。

また、アイフルでは借入申込者が借入残高と利息の全額を一度に返済してしまう一括返済も可能だ。

一括返済には、返済期間を短縮し、利息負担や総返済額を抑えられるというメリットがある。

自分に合った返済方法を選ぶことができれば、返済もスムーズに進められるだろう。