楽天銀行スーパーローンの審査は遅い？審査にかかる時間と審査結果が遅い場合の対処法

この記事では、楽天銀行スーパーローンを申し込む際にかかる、審査時間について解説する。

このカードローンは、提携のATMでは24時間無料で借入や返済ができ、利用額に応じて楽天ポイントも付与されるために利用者は多い。

しかし利用できるようになるまでには、申込者へのカードローンの利用可否を判断するために、必ず審査が行われる。

審査の結果が出るまでに数日かかることもあるが、その間はカードローン会社から何も連絡がないため、不安を感じてしまうこともあるだろう。

このため審査に長い時間がかかるときの理由、そしてそのような状況になったときの対処法も解説する。

さらに審査時間を短くする方法も紹介するので、楽天銀行スーパーローンへの申し込みを考えている人は、参考にしてほしい。

楽天銀行スーパーローンの審査時間の目安

ここでは、このカードローンの審査にかかる時間の目安を解説する。

楽天銀行をはじめとする銀行が提供しているカードローンは、消費者金融と比べて金利は安い反面、審査に時間がかかる場合が多い。

これは申込者の利用可否を判断するために、さまざまなことを調べているからだ。

読者のなかには、なぜ審査には、これほど時間がかかるのだろうかと思っている人もいるのではないだろうか。

このためカードローンの審査目的や審査内容についても説明する。

カードローンでの審査の概要

カードローンの審査では、申込者の「返済能力」や「信用力」が調査される。

申込者がカードローンを利用することへの可否判断をするうえで、この二つが判断材料になるからだ。

返済能力の確認や信用力の評価が速やかに完了すれば、短時間で審査は完了するが、そうでなければ審査が完了するまでの時間もかかってしまう。

確認される返済能力とは

返済能力では、申し込みの際に申告した内容、そのなかでも年収や勤務先や勤務年数が特に重視される。

楽天銀行スーパーローンでは、申込者の勤務先に電話連絡を行い、申告通りの勤務先に勤めているかを調査する。

このような楽天銀行による在籍確認も、申込者の返済能力を確認するための活動の一環だ。

信用力の評価とは

信用力の評価とは、借り入れを着実に返済してくれるのかという点で、申込者を評価することだ。

具体的には、信用情報機関に保管されている申込者の信用情報を照会して、楽天銀行がその内容を評価する。

その信用情報のなかに申込者が債務整理を行った記録、過去の借り入れへの長期的な滞納が頻繁にあった記録などがあれば、信用力がないと評価されてしまう。

この信用情報には、これまでのカードローンの利用記録だけではなく、クレジットカードの利用記録も残されている。

審査のための所要時間と連絡方法

楽天銀行スーパーローンでは、審査が終了するまで、最短申込当日から2営業日ほどの時間がかかる。

場合によっては、審査が終わるまで数日間かかることもある。

申し込みを受けて、申込者の返済能力や信頼力の調査を開始し、詳細に調べたうえで利用可否を判断するために時間がかかってしまう。

審査結果は、申込時に登録したメールアドレス宛に、審査が終了次第メールで連絡される。

楽天銀行スーパーローンの審査に時間がかかる理由とは

楽天銀行スーパーローンの審査は、申込当日から2営業日ほどの時間がかかるが、それ以上に時間がかかる場合もあると先述した。

審査に時間がかかるときの理由は、楽天銀行側の事情によるもの、申込者側に原因がある場合のいずれかだ。

ここでは審査に時間がかかる原因を、それぞれ解説する。

楽天銀行側の事情によるもの

楽天銀行での審査が立て込んでいる場合には、審査に時間がかかることが多い。

楽天銀行では、土日祝日の審査は行っていないため、その前後は審査が立て込んでいる場合が多い。

またゴールデンウイークや年末年始などの長期連休の前後、キャンペーンなどを開催している期間中も、審査が込み合っていることがある。

また高額な借入希望額を申し込むと、楽天銀行内で慎重な審査を行うために、時間がかかる場合もある。

申込者側が原因となるもの

申込内容に不備があることで、審査が遅れる場合もある。

必要書類が揃っていない場合、申込時に申告した内容と提出書類の間で内容が一致しない場合は、本人確認に時間がかかってしまう。

申告内容と提出書類の間での内容不一致には、転居や結婚して名字が変わったことが、提出書類に反映されていない場合などがある。

また楽天銀行からの電話連絡による在籍確認が取れない状態が続くと、申込者の返済能力が確認できない状態も続いてしまう。

以上のように審査を行ううえでの判断材料が揃わないと、審査は滞ってしまう。

また信用情報機関から申込者の信用情報を照会した際に、軽微な遅延記録があったときには、信用力を判断するうえで審議が行われることもある。

これらのことがあれば、審査中に追加で時間がかかるため、審査が終了するまでの時間も長くなってしまう。

楽天銀行スーパーローンの審査結果が遅い場合の対処法

ここでは、楽天銀行からの審査結果が、なかなか来ない場合の対処法を紹介する。

またこのような場合になったときの注意点も解説する。

申し込みから4営業日以上、楽天銀行から連絡が来ない場合には、参考にしてほしい。

申込内容や受信メールなどを確認する

申込内容や提出書類に不備がないか、改めて確認しよう。

それが原因で審査が遅れているのかもしれない。

もし不備があれば、楽天銀行カードセンターのカードローン申込窓口に連絡し、オペレーターの指示に従って対処しよう。

また審査結果がメールで届いているかもしれないので、改めてメールボックスの受信メールを確認しよう。

迷惑メールボックスのなかに、メールが届いている場合もあるので、そちらも確認しておこう。

楽天銀行に問い合わせる

申込内容に不備がなく、楽天銀行からのメールも届いていなければ、上記のカードローン申込窓口に審査状況を電話で問い合わせてみよう。

移動中など電話ができない状況ならば、オペレーターへのチャットによる問い合わせも可能だ。

審査結果が遅い場合の注意点

楽天銀行から審査結果がないからといって、他社のカードローンを申し込むことは控えるべきだ。

先に述べた信用情報には、カードローンの申し込み記録も残される。

他社が審査の際に、信用情報から楽天銀行への申込記録を見つければ、複数のカードローン会社に短期間で申し込んでいることがわかる。

このことで、申込者はお金に困っていると判断され、審査に通過しない場合がある。

また楽天銀行も信用情報から他社への申込記録を確認すれば、他社と同じ判断をし、楽天銀行の審査も通過しないことになるかもしれない。

以上のことから楽天銀行から審査結果が届くまでは、他社への申し込みは行わず、楽天銀行からの連絡を待とう。

楽天銀行スーパーローンの審査時間を短縮するためのポイント

楽天銀行は審査基準を明らかにしていないため、確実に審査時間を短縮する方法はない。

このため、ここでは楽天銀行で審査を効率的に行わせるための方法を紹介する。

楽天銀行で審査が効率的に行われれば、結果的に審査時間も短縮するはずだ。

月曜日～木曜日の午前中に申し込む

楽天銀行が審査を行っていない土日に申し込んでも、審査が開始されるのは月曜日以降だ。

また金曜日に申し込んでも、申し込んだ時間帯によっては、当日中に在籍確認ができない場合もある。

このためカードローンの申し込みを行うならば、月曜日から木曜日の早い時間帯に行うべきだ。

この時間帯に申し込めば、審査が立て込んでいても、翌日には審査結果が出る可能性が高くなる。

借入希望額は必要最低限にしておく

借入希望額が高額になればなるほど、カードローン会社側の審査は慎重になるため、審査に時間がかかる場合が多い。

このためカードローンを申し込む際には、借入希望額は必要最低限の金額にして申告しておいたほうがよい。

楽天銀行スーパーローンでは、希望額が主婦（主夫）の場合50万円以下、サラリーマンや公務員では100万円以下ならば収入証明書類の提出は原則不要になる。

収入証明書類の提出が不要になれば、楽天銀行側も、その書類への審査や管理の手間がなくなる。

このように借入希望額が100万円以下であれば、楽天銀行側の手間が減る分、審査にかかる時間も短縮されるだろう。

他社のカードローンは完済しておく

他社から借り入れが残っていれば、楽天銀行スーパーローンを申し込む前に、可能であれば完済しておこう。

借り入れがある状態で、新たなカードローンから借り入れを行えば、経済的余力は縮小する。

経済的余力が小さくなれば、その分返済能力も低くなると、カードローン会社側から評価されてしまう。

つまり返済能力が低い申込者に融資すべきかどうか、楽天銀行内で審議されるために、審査が完了するまでの時間もかかってしまうことになる。

そのような時間をカードローン会社側にかけさせないため、できる限り他社の貸し付けを完済したうえで、楽天銀行スーパーローンを申し込むようにしよう。

在籍確認に備える

在籍確認が完了しなければ、申込者の返済能力が確認できず、融資可否も判断できないために審査に時間がかかってしまう。

在籍確認は電話連絡によって行われるため、電話がかかってきたら、速やかに対応しよう。

在籍確認の電話では、電話をかけてきた相手は「楽天銀行の◎◎」と名乗るため、職場の同僚にも「楽天銀行から電話がかかってくる」と事前に伝えておいた方がよい。

そうしておけば自分が電話を取れなくとも、楽天銀行からの電話を取った同僚が、申込者へ速やかに電話を転送してくれるだろう。

在籍確認の目的は、申し込みの際に申告した通りの勤務先に、申込者が勤めていることを確認することだ。

このため申込者が不在でも、電話を取った人が「××は休暇中です」や「××は外出中です」と申込者の所在を伝えてくれればよい。

そのことで申込者が申告通りの勤務先に勤めていることが確認できるため、申込者本人が不在でも、在籍確認は完了する。

楽天グループのサービスを日常的に利用するようにしておく

このカードローンでは、楽天会員のランクに応じて、審査が優遇される。

会員ランクは、ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・シルバー・レギュラーの5段階に分けられている。

この5段階のランクは、下記の楽天グループのサービスを利用することで得られる楽天ポイントの過去6ヶ月間の獲得実績で変動する。

楽天会員のランクが高い人は、審査も比較的スムーズに行われる可能性が高い。

上記サービスの利用頻度が高ければ、楽天会員のランクも高くなるので、できるだけこれらのサービスを利用して会員ランクを高めておくとよいだろう。

審査時間が短くなるように事前準備をしたうえで、楽天銀行スーパーローンを申し込もう

この記事では、楽天銀行スーパーローンの申込審査にかかる時間について解説した。

このカードローンでは審査が完了し、借入金が受け取れる状態になるまで、最短でも申込当日から2営業日ほどの時間がかかる。

場合によっては、それ以上の時間がかかることもあるが、それには理由がある。

時間がかかっている理由を把握して、適切に対処するようにしよう。

また審査をスムーズに進めるためには、申し込みに備えて、事前に準備をした方がよい場合もある。

事前準備をしたうえで申し込めば、過度に時間がかからずに、審査は完了するだろう。

短時間で審査が終わるように備えて、楽天銀行スーパーローンを申し込もう。