「トイ・ストーリーデザインのイオンカード」と「ミニオンズデザインのイオンカード」の違いは何？どっちがお得？それぞれの活用法を理解しよう

シンプルなものだけではなく、人気キャラクターやスポーツチームなど、券面デザインのバリエーションが豊かなクレジットカード。

持っていることで気分が高まるため、クレジットカードを選ぶ際、デザインを最も重視している人もいるのではないだろうか。

デザインを重視する人の選択肢に入ってくるのが、トイ・ストーリーやミニオンズを選択できるイオンカードだ。

イオンカードなら、日本の人気テーマパークである東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもそれぞれエリアがあるほどの人気キャラクターを券面デザインに指定できるのだ。

ただし、同じイオンカードでもトイ・ストーリーとミニオンズで、特典や選択可能な国際ブランドに違いがある。

そのため、デザインを重視しながらも、クレジットカードを効率的に使用したいのであれば、作成前に違いを把握することが大切だ。

本記事では、トイ・ストーリーデザインとミニオンズの違いや特徴、メリットを解説する。それぞれのクレジットカードがおすすめな人の特徴を紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

トイ・ストーリーデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードの主な違い

ここでは、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の違いを見ていこう。

それぞれのクレジットカードの特徴を簡易的にまとめた比較表も掲載しているので、ぜひ確認していただきたい。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の違い

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）には、以下のような違いがある。

	イオンカード （WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）	イオンカード （ミニオンズ）
国際ブランド	JCB	VISA Mastercard
ゴールドカードへのインビテーション	あり	なし
イオンシネマの割引	通常時：300円オフの1,500円（税込）でチケットを購入可能 お客様感謝デー：700円オフの1,100円（税込）でチケットを購入可能	暮らしのマネーサイト経由の場合 ①1,000円（税込）で特別鑑賞シネマチケットを購入可能（年間購入可能枚数12枚） ②SサイズドリンクとSサイズポップコーンセット引換券付きシネマチケット を1,400円（税込）で購入可能（年間購入可能枚数18枚） 窓口購入の場合 イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）と同じ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおけるWAONポイントの還元率10倍アップ	なし	あり
	詳しくはこちら	詳しくはこちら

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）では、選択できる国際ブランドが異なる。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）は日本発の国際ブランドであるJCBしか選択できないのに対して、イオンカード（ミニオンズ）は世界的なシェアが大きいVisaとMastercardから選択可能だ。

また、ゴールドカードへのインビテーションの有無も違っており、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）は年間50万円以上の利用で、イオンゴールドカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）に申し込める。

一方で、イオンカード（ミニオンズ）はインビテーション対象カードではないため、年間いくら利用してもゴールドカードを作成できない。

なお、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）は、特典においても違いがある。

イオンカード（ミニオンズ）ユーザーは、暮らしのマネーサイトからイオンシネマの優待チケットを購入可能だ。

「トイ・ストーリーデザインのイオンカード」と「ミニオンズデザインのイオンカード」の共通スペック

その他の特徴や条件は下記の通り、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）で違いはない。

どちらもイオンカードのメリットをおさえた利便性の高いカードとなっている。

年会費	無料
利用可能なサービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード
ポイント還元率	0.5%（イオングループ店舗は2倍）
付帯保険	ショッピングセーフティ保険：年間50万円まで ※購入日から180日間
新規入会者向けキャンペーン	最大で10,000円相当を付与する （分割払い限定キャンペーンの5,000円キャッシュバック込み）
お客様感謝デー	5%オフ

トイ・ストーリーデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードのそれぞれの特徴とメリット

ここでは、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の特徴やメリットを見ていこう。

トイ・ストーリーデザインのイオンカードの特徴

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）には、以下のような特徴がある。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）は、年間50万円以上を利用すると、年会費無料のイオンゴールドカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）のインビテーションが届く。

インビテーションとは、一定の基準を満たした際に現在使用しているクレジットカードよりもグレードの高いカードに申し込めるようになる招待のことだ。

イオンゴールドカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）には、国内外の旅行傷害保険や国内主要空港のラウンジサービスが付帯している。

そのため、旅行好きにとって非常に魅力的なクレジットカードだと言えるだろう。

また、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）で選択できる国際ブランドは、日本発のJCBに限定されている。

日本発の国際ブランドということもあり、日本での使い勝手が良い。国内での使用がメインになる場合、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）は非常に便利だろう。

さらに、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）を持っていれば、イオンシネマの優待特典を受けられる。

通常時は300円オフの1,500円（税込）、20日と30日のお客様感謝デーなら700円オフの1,100円でイオンシネマのチケットを購入可能だ。

トイ・ストーリーデザインのイオンカードのメリット

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）のメリットは以下の通りだ。

イオングループ対象店舗の支払いにイオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）を使用すると、WAONポイントの還元率が2倍になる。

通常時は200円（税込）ごとにWAONポイントが1ポイント貯まるため、2倍になると200円（税込）ごとに2ポイント貯まる仕組みだ。

WAONポイントの還元率が1.0%になるイオングループ店舗の一例（2024年9月時点）は以下の表にまとめているので、ぜひ確認していただきたい。

総合スーパー スーパーマーケット ショッピングモール	イオン イオンスタイル イオンモール ダイエー マックスバリュ マルナカ ピーコックストア KOHYO カスミ マルエツ
コンビニ ディスカウントストア ドラッグストア	ミニストップ アコレ ウエルシア
ホームセンター ペット	サンデー ホームワイド ペテモ
ネットショップ	イオンスタイルオンライン イオンショップ saQwa AEONMOBILE
グルメ フーズ	四六時中 キッチンオリジン やまや イオンリカー
エンターテインメント カルチャー トラベル	イオンシネマ 未来屋書店 アシー R.O.U イオンカルチャークラブ
ファッション ビューティー スポーツ	スポーツオーソリティ イオンボディ イオンバイク ikka

また、イオンやマックスバリュ、マルナカなどで開催されているお客様感謝デーの支払いにイオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）を使用すると、買い物代金が5%オフになる。

以下のような商品を除いた日用品や食料品を割引価格で購入できるため、効率的に活用することで1年単位で見ると数万円を節約することもできるだろう。

ミニオンズデザインのイオンカードの特徴

イオンカード（ミニオンズ）には以下のような特徴がある。

イオンカード（ミニオンズ）はイオンシネマの優待が充実していて、暮らしのマネーサイトから購入すれば1,000円（税込）でチケットを購入可能だ。

また、Sサイズのドリンク（320円）とポップコーン（420円）がセットになったチケットも1,800円（税込）で取り扱っており、イオンシネマの一般料金を支払えばSサイズのドリンクとポップコーンが付いてくる。

さらに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内の決済にイオンカード（ミニオンズ）を使用すれば、WAONポイントの還元率が10倍になる。

つまり、200円（税込）ごとにWAONポイントが5ポイント付与されるわけだ。イオングループ対象店舗でも還元率は2倍になるため、効率的にWAONポイントを貯めやすいだろう。

なお、イオンカード（ミニオンズ）はゴールドカードへのインビテーションがない点に注意が必要だ。

年間50万円以上を利用した場合でも、ゴールドカードを作成できないことを覚えておいてほしい。

ミニオンズデザインのイオンカードのメリット

イオンカード（ミニオンズ）のメリットは以下の通りだ。

通常のイオンカードによるイオンシネマの優待は、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）と同じである。

そのため、1,000円で鑑賞シネマチケットを購入できるのは、イオンカード（ミニオンズ）の大きなメリットだと言えるだろう。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでポイント還元率がアップするのもイオンカード（ミニオンズ）のメリットだ。

さらに、イオンカード（ミニオンズ）ではイオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）と同様に、イオングループ対象店舗におけるWAONポイント還元率2倍、お客様感謝デーの5%オフといった特典も付帯している。

したがって、イオングループを利用する機会が多ければ、十分に選択肢に入ってくるだろう。

トイ・ストーリーデザインのイオンカードとミニオンズデザインのイオンカードはどちらを選ぶべきか

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の違いや特徴、メリットを解説してきた。

しかし、「なかなかどちらにするか決めきれない」「どちらが自分に合っているかわからない」という人もいるのではないだろうか。

ここでは、クレジットカードを選ぶ際に見るべきポイントを紹介した後、それぞれのカードがおすすめな人の特徴を説明する。

トイ・ストーリーデザインのイオンカードがおすすめな人

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）は、トイ・ストーリーシリーズが好きな人はもちろん、以下のような人にもおすすめだ。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）はJCBにしか対応していないため、すでにVisaかMastercardのクレジットカードを持っていて2枚目にJCBを考えている人におすすめだ。

海外に強いVisaもしくはMastercardに、日本国内で使い勝手の良いJCBが加われば、世界中のどこにいてもクレジットカードを使える店舗で支払いに困る可能性は低いだろう。

また、イオンカード（ミニオンズ）にはインビテーションがないため、ゴールドカードを作成したいならイオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）がおすすめだ。

ミニオンズデザインのイオンカードがおすすめな人

イオンカード（ミニオンズ）は、ミニオンズ好きだけではなく、以下のような人にもおすすめだ。

JCBは海外では使用できない可能性があるため、JCBしか持っていないならVisaかMastercardを選択できるイオンカード（ミニオンズ）が適しているだろう。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内で利用すると、WAONポイントが200円（税込）ごとに5ポイント貯まる。

したがって、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの年間パスポートを持っていて、行く機会が多い人にもおすすめだ。

トイ・ストーリーデザインとミニオンズデザインは併用も可能

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）を選択する際、国際ブランドによって決めざるを得ないケースもあるかもしれない。

もしVisaかMastercardを希望しているならイオンカード（ミニオンズ）、JCBならイオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）を発行する必要がある。

ただし、JCBを選びつつミニオンズのデザインが欲しい人、またその反対の人もいるのではないだろうか。

そのような人には、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の併用もおすすめだ。

どちらのデザインも手にできるうえに、国際ブランドの使い分けやイオンシネマの優待など、それぞれのメリットを活用できる。

ただし、併用によってクレジット払いの金額が分散すると、イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）のインビテーション条件を達成できない可能性も考慮していただきたい。

「トイ・ストーリーデザインのイオンカード」と「ミニオンズデザインのイオンカード」の違いを理解してよりお得に使おう

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の違いや特徴、メリット、向いている人の特徴について紹介してきた。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）の違いは以下の通りだ。

	イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）	イオンカード（ミニオンズ）
国際ブランド	JCB	VISA Mastercard
ゴールドカードへのインビテーション	あり	なし
イオンシネマの割引	通常時：300円オフの1,500円（税込）でチケットを購入可能 お客様感謝デー：700円オフの1,100円（税込）でチケットを購入可能	暮らしのマネーサイト経由の場合 ①1,000円（税込）で特別鑑賞シネマチケットを購入可能（年間購入可能枚数12枚） ②SサイズドリンクとSサイズポップコーンセット引換券付きシネマチケット を1,400円（税込）で購入可能（年間購入可能枚数18枚） 窓口購入の場合 イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）と同じ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおける WAONポイントの還元率10倍アップ	なし	あり
	詳しくはこちら	詳しくはこちら

その他は特に違いがなく、どちらもイオンマークのカードの特典を活用できる。

そのため、イオングループ店舗でWAONポイントの還元率が2倍になったり、お客様感謝デーでは日用品や食料品を5%オフで購入できたりする。

イオンカード（WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン）とイオンカード（ミニオンズ）では、イオンシネマの優待や選択できる国際ブランド、インビテーションの有無に違いがある。

それぞれ特徴が異なっているため、自分の重視する条件から適している方を選択しよう。なお、どちらも魅力的な場合は併用も選択肢として考えられる。

VisaもしくはMastercardとJCBを発行できるため、国内外問わずクレジットカードを使える店舗で決済に困ることはなくなるだろう。