- イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードはどちらも、イオン系列のカードだ。どちらもイオン系列の店舗でお得に使えるカードである。
そのため2つのカードに違いはあるのか、どちらの方が自分に適しているのか迷っている人もいるだろう。
そこでこの記事では、両者の違いやそれぞれのメリット、おすすめできる人について解説する。
\ Web限定!最大5,000ポイントキャッシュバック/
イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードの主な違い
イオンカード(WAON一体型)とは、クレジットカード機能と電子マネーWAONが1枚で使用できるカードだ。
つまりこのカードを1枚所有するだけで、クレジットカードまたはWAONどちらでも支払いができる。
KASUMIカードとは、スーパーマーケットKASUMIの買い物金額が、毎週水曜日と金曜日に5%OFFになるカードだ。他にもイオンカードならではの特典も付帯している。
2つのカードの主な違いと共通点は、下記の表にまとめてあるので参考にしてほしい。
イオンカード(WAON一体型) | KASUMIカード | ||
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | ||
国際ブランド | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB | |
ポイント還元 | 0.5%〜1.0%※イオン系列店舗の利用は1.0%、それ以外の利用は0.5% | ||
使える機能 | クレジットカード | 使える | |
電子マネーWAON | 使える | ||
WAON POINTカード | 貯まる・使える※基本2倍 | 貯まる・使える※毎週火曜日はポイント3倍 | |
G.Gマーク | 付与できる | 付与できない | |
スマホ決済 | イオンiD | 使える | 使える |
Apple Pay | 使える | 使える | |
付帯サービス | 家族カード | 年会費無料 | |
ETCカード | 年会費無料 | ||
保険・保障 | ショッピング保険 | 1品5,000円以上の商品かつ購入日から180日以内のもの年間50万円まで保障 | |
盗難保険 | 紛失・盗難による被害を補填※紛失の届出が受理された日を含めて61日前に遡り、発生した損失を補填 | ||
優待 | イオンシネマ | 通常:1,500円(300円値引き) | |
お客様感謝デー:1,100円(700円値引き)※毎月20日と30日 | |||
イオンマーク優待施設 | 対象 | ||
ゴールドカード | 発行できる | 発行できない | |
WAONチャージによるポイント還元 | なし | あり | |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードのそれぞれの特徴とメリット
2つのカードの特徴とメリットをそれぞれ解説する。
- イオンカード(WAON一体型)の特徴
- イオンカード(WAON一体型)のメリット
- KASUMIカードの特徴
- KASUMIカードのメリット
一つずつ確認していこう。
イオンカード(WAON一体型)の特徴
このカードの特徴は以下の4つだ。
- 年会費が無料
- クレジットカードとWAONが集約されている
- 貯まるWAON POINTが基本2倍
- ゴールドカードを発行できる
順番に見ていこう。
年会費が無料
年会費が無料のため、カードの維持費が一切かからない。加えて年間◯◯万円使用しないと、翌年の年会費が無料にならないと言った条件もなく、非常に使いやすいカードだ。
さらに発行手数料もかからないため、余分な出費をしたくない人に極めておすすめできる。
クレジットカードとWAONが集約されている
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカード機能と電子マネーWAONが一体となっている。そのためこの1枚を所有していれば、そのときの状況に合わせて支払い方法を選択できる。
たとえば月末で来月のカードの支払いを減らすために、WAONで決済するということが簡単に行える。
貯まるWAON POINTが基本2倍
このカードはイオン系列店舗で決済すると、WAON POINTがいつでも基本の2倍貯まる。※基本とは税込200円ごとに1ポイントを指す。
つまりこのカードを使えば、税込200円につき2ポイント貯まるというわけだ。
ゴールドカードを発行できる
比較的厳しくない条件でゴールドカード発行をできる。条件は年間税込で50万円、月額およそ42,000円使用することだ。メインカードとして使っていれば、決して難しくはない水準である。
ゴールドカードも入会金や年会費が無料で、利用できるのも嬉しいポイントだ。さらにカード番号は変わらないため、カード変更による面倒な手続きが発生しない。
さらにイオンネットスーパーの決済に利用すると、ポイント還元が基本の4倍となる。さらにグリーンビーンズでは5倍となり、ポイント還元が手厚い。
また無料で空港ラウンジの利用が可能で、旅行好きや出張の多い人にもおすすめができる。また海外旅行と国内旅行の損害保険も付帯するため、万が一の事態にも安心だ。
イオンカード(WAON一体型)のメリット
イオンカード(WAON一体型)のメリットは下記の5つだ。
- WAON POINTが貯まりやすい
- 審査に通りやすい
- 定年後でもカードを作成できる可能性がある
- G.Gマークを付けられる
- 財布の中を整理しやすい
とくに高齢になってもカードの審査に通過できるのはメリットであるため、定年後にカードを作りたいという人は参考にしてほしい。
WAON POINTが貯まりやすい
このカードは年会費が無料なのにもかかわらず、WAON POINTが貯まりやすい。イオン系列の店舗で利用すると、通常の2倍のポイントが付与される。
イオン系列の店舗で月に5万円イオン系列の店舗で買い物する場合、通常は250ポイントしかもらえない。しかし、このカードで決済するだけで、500ポイントも付与される。年間では3,000ポイントもの差となる。
審査に通りやすい
イオンカードは、他の銀行系カードよりも審査が柔軟と言われている。そのため、審査を無事突破できるか不安な人は、優先的に申し込んでみる価値のあるカードだ。
参考までに、クレジットカードの審査で主に見られるポイントについて解説する。審査で主に見られるのは「属性(勤務先・年収)」と「クレジットヒストリー」である。
属性とは勤務先や年収のことだ。基本的に勤務先が公務員や大企業で安定性が高い、または高収入で返済余力が大きい人を属性が良いと表現する。
一方で中小企業や個人事業主は安定性が低いと見られ、審査に通りにくい。
また転職直後も属性が低いと見られやすい。すぐに転職されると収入が不安定と捉えられ、審査に通りにくくなる。
次に見られるのはクレジットヒストリー(クレヒス)だ。クレジットヒストリーとは、クレジットカードやカードローンの利用履歴や滞納履歴のことである。
クレジットヒストリーは全社で共有されており、一度悪化してしまうとカードの作成が難しくなる。とくに延滞や自己破産を起こしてしまうと、審査に落ちてしまいやすい。
またある程度社会人として経験があるにもかかわらず、クレジットカードの利用履歴がないことも、マイナスに働く。利用履歴が全くないことを「スーパーホワイト」と呼ぶ。
年齢が高くスーパーホワイトの状態だと、カードが作成しにくくなる。そのため早めにカードを作っておくのがおすすめだ。
定年後でもカードを作成できる可能性がある
イオンカードは定年後でもカードを作成できる可能性がある。イオンカードの作成が可能な年齢は18歳以上だ。
上限の年齢は定められていないため、年金をはじめとした安定収入があれば、定年後であってもカードを作れる。
G.Gマークを付けられる
イオンカード(WAON一体型)は、G.Gマークをつけられる。G.Gマークとは、グランドジェネレーションマークのことで、日本語では「人生で最も輝いている世代」と訳す。
このマークの付与条件は、55歳以上かつカード会員であることだ。55歳の誕生日を迎える月の1日から申し込みが可能だ。たとえば8月が誕生日の人であれば、8月1日に申し込みができる。
G.Gマークがついていると、イオンモール内に出店している専門店のさまざまなサービスが受けられる。
たとえば割引やドリンク一杯無料などがある。費用はかからないため、イオンモールを頻繁に利用する人であれば、G.Gマークの付与をおすすめしている。
財布の中を整理しやすい
イオンカード(WAON一体型)は、2つの機能が1枚にまとまっているため、財布の中を整理しやすい。
近年はお店やサービスが、クレジットカードやポイントカードの作成を促してくるため、財布がカードでいっぱいという人もいるだろう。
このカードはクレジットカードとポイントカードが一体になっているため、1枚の財布の中に入れるカードが少なくなる。
そのため財布の中が整理できないと悩んでいる人にもおすすめできる。
KASUMIカードの特徴
KASUMIカードの特徴は以下の2つだ。
- 毎週火曜日は3倍ポイントが貯まる
- 電子マネーWAONのオートチャージでポイントが貯まる
順番に見ていこう。
毎週火曜日は3倍ポイントが貯まる
毎週火曜日はKASUMI店舗でカードすると、WAON POINTが基本の3倍貯まる。つまり税込200円につき3ポイント受け取れることになる。
月10万円買い物するケースで、受け取れるポイントの違いをシミュレーションしてみよう。
基本のポイント倍率では10万円の買い物で500ポイント付与される。一方で毎週火曜日にKASUMIカードを使って決済すると、1,500ポイントも受け取れる。
1か月では1,000ポイントの差だが、年間では12,000ポイントの差になる。
電子マネーWAONのオートチャージでポイントが貯まる
このカードは、電子マネーWAONのオートチャージを活用したポイントの二重取りができる。
KASUMIカードは、イオンカード(WAON一体型)とは異なり、WAONのオートチャージでポイントが貯まる。
WAONオートチャージ設定にすると、200円につき1ポイントが付与される。
KASUMIカードは税込200円につき1ポイント付与されるため、オートチャージ設定を活用すればポイントの二重取りが可能だ。
その他のカードでは税込200円につき1ポイントしかもらえないところ、KASUMIカードを最大限活用すると2ポイント付与される。つまりポイントが2倍貯まる。
KASUMIカードのメリット
KASUMIカードのメリットは、以下の2つだ。
- KASUMハッピーデーはKASUMI店舗の買い物金額が5%OFFになる
- ポイントを貯めやすい
1つずつ見ていこう。
KASUMハッピーデーはKASUMI店舗の買い物金額が5%OFFになる
毎週水曜日と金曜日はKASUMIハッピーデーだ。KASUMIハッピーデーにKASUMI各店舗で買い物すると、買い物金額が5%OFFになる。
月に10万円買い物する人であれば、5,000円も得ができる。年間では6万円もの支出の削減になるため、節約の効果は非常に大きい。
ポイントを貯めやすい
先述したようにKASUMIカードは非常にポイントが貯めやすい。
- 毎週火曜日はKASUMI各店舗での買い物で基本の3倍ポイントが貯める
- いつでも各イオン店舗の買い物は基本の2倍ポイントが貯まる
- ポイントの二重取りが可能
これらを活用するだけで、効率良くポイントが貯められる。
\ Web限定!最大5,000ポイントキャッシュバック/
イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードはどちらを選ぶべきか
2つのカードはそれぞれメリットがあり、どちらを選べば良いか迷ってしまう人も多いだろう。そのような人に向けて、ここでは以下3つの視点で解説する。
- クレジットカードを選ぶポイント
- イオンカード(WAON一体型)がおすすめな人
- KASUMIカードがおすすめな人
結論だけを知りたい人は、それぞれのカードをおすすめする人だけでもチェックしてほしい。
クレジットカードを選ぶポイント
まずは最適なクレジットカードを選ぶための以下3つのポイントを理解しよう。
- 年会費
- ポイント還元率
- 最もお得に使えるか
とくに見落としがちなのが、そのカードを最もお得に使えるかどうかだ。クレジットカード選びで後悔しないためにも、しっかりと理解してほしい。
年会費
この記事で紹介している2つのクレジットカードの年会費は無料だが、中には有料のものもある。
また無料とうたっていても、初年度のみ無料や、◯◯万円以上の利用で翌年度も無料など条件がついているケースもある。
基本的には年会費が有料のカードの方が、ポイント還元率が高かったり、優待サービスが充実していたりする。
ただし基本的な機能に違いはないため、サービス内容にこだわらない場合は、無料のカードでも問題ない。
ポイント還元率
クレジットカードごとに付与されるポイントは異なる。お得さを重視する人は、ポイント還元率に注目しよう。
そもそもポイント還元率とは決済代金に対して、いくらのポイントがプレゼントされるのかを割合で示したものだ。
たとえば決済代金200円につき1ポイント貯まるカードのポイント還元率は0.5%と表現する。
ポイント還元率が高いほど、効率的にポイントを貯められる。貯めたポイントは支払いに充てることができ、支出を削減できるカードも多い。
そのため節約の意識が高い人も、ポイント還元率の高いカードを選ぶのがおすすめだ。
最もお得に使えるか
カードによっては、店舗ごとに還元率を変えているケースもある。イオンカード(WAON一体型)であれば、イオン系列の店舗の還元率は通常の2倍になる。
またKASUMIカードは、毎週火曜日にKASUMI店舗で利用すると、還元率が3倍になる。
そのため、これらのカードは、近くにイオン系列の店舗やKASUMI店舗のある人であればお得に使える。しかし上記の店舗がない場合はお得に使うことは難しい。
クレジットカードを選ぶ際は、選ぼうとしているカードが最もお得に使えるかを事前にチェックしよう。
イオンカード(WAON一体型)がおすすめな人
イオンカード(WAON一体型)がおすすめできるのは、イオン系列の店舗で日常的に買い物している人である。
このカードの還元率は通常0.5%だが、イオン系列の店舗で利用すると1%に上昇するためだ。
またゴールドカードを作りたい人にもおすすめしている。ゴールドカードにすると、ポイント還元率が増えるだけでなく、さらに旅行時の損害保険が付帯するなどの特典がある。
KASUMIカードがおすすめな人
KASUMIカードをおすすめするのは、KASUMI店舗を日常的に使っている人だ。KASUMIは、茨城県を中心に東京・埼玉・千葉・栃木・群馬に店舗を構えている。
近くにお店があるのか気になる方は、公式サイトから確認してほしい。
イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードの違いを理解しよう
この記事では、イオンカード(WAON一体型)とKASUMIカードの違いやそれぞれのメリット、おすすめできる人について解説した。
2つのカードの最も大きな違いは、ポイント還元率が最大化する店舗だ。イオンカード(WAON一体型)は、イオン系列の各店舗、KASUMIカードはスーパーマーケットKASUMIである。
2つのカードで迷っている人は、どちらのお店の方が通いやすいかで決めるのがおすすめだ。
またどちらの店舗も利用できるという人は、この記事を参考によりメリットが感じられるカードを選んでほしい。
\ Web限定!最大5,000ポイントキャッシュバック/